新十津川町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日
かぜのびを活用したまちの活性化について
2021年3月11日、新十津川町議会の一般質問で、小玉博崇議員が「かぜのびを活用したまちの活性化について」質問し、教育長 久保田純史が答弁しました。
- 質問者
- 小玉博崇 議員
- 答弁者
- 教育長 久保田純史
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 小玉博崇
二つ目の質問に入らさせていただきます。かぜのびを活用したまちの活性化について、教育長に質問をさせていただきます。風の美術館かぜのびがオープンして10年目を迎えます。彫刻家でデザイナーとして世界的に活躍している五十嵐威暢さんのアトリエ兼ギャラリーとして旧吉野小学校をリノベーションして活用した美術館で毎年約600人の方が訪問し、芸術に触れる機会となっています。しかし、10年を経過していても町民の中には行ったことがないという声も聞かれ、全体一年間の来館者を見ても、開拓記念館との比較で見ますとその3分の1に満たない状況であります。美術館を作品鑑賞する場にとどまらず、体験や癒しを提供する場として美術館を活かした町づくりの事例も各所で見られるなか、本町の町づくりにおいて、かぜのびをどのように活用しようと考えているのかを伺いたいと思います。
答弁 教育長 久保田純史
おはようございます。それでは、5番議員のご質問にお答えいたします。かぜのびは、新十津川アートの森整備構想の一環として旧吉野小学校を改修し、現代彫刻と触れあうことができ、貴重な体験の場となる彫刻体験交流促進施設として、平成23年6月2日にオープンし、今年で10周年を迎えます。この間、かぜのびは、指定管理者の一般社団法人風の美術館によって運営されまして、世界的に活躍する彫刻家五十嵐威暢氏の作品を展示し、ゆったりとした時間とアートを楽しむ空間として、新たな文化の薫りを発信し、本町の芸術文化振興の一翼を担ってまいりました。この10年を振り返りますと、優れた芸術作品が鑑賞できる場の提供とともに、体育館の展示作品ゆ・ふ・る・じから差し込む光と、音楽の融合によるこもれびコンサートなどの自主事業の実施ですとか、本町の小学生に総合学習の時間で創作活動の指導をしていただくなど、意欲的に事業の展開をいただいているところでございます。昨年8月のこもれびコンサートにつきましては、コロナ禍であったことから入場に制限がございましたけれども、総勢70人のご来場をいただき、そのうち24人の方が町民の方のご来場でありました。教育委員会といたしましても、このコンサートをバックアップし、会場までの足の確保ということで送迎バスをご用意いたしまして運行を行ったところでございます。五十嵐先生の作品は、役場新庁舎に「輝きの大地」、また、ゆめりあには「ム・ム・メ・モ」、さらにスポーツセンターにおきましては「る・る・る」という作品が展示されており、スポーツセンターにおきましては、多摩美術大学の学長に就任された際の繋がりから、学生の版画作品を道内の5か所の市町村が連携して巡回するということで、北海道版画の巡回ギャラリーとして展示を行っております。これまで10年の実績を踏まえ、令和2年第4回定例会におきまして、令和3年度から引き続き風の美術館が指定管理者としてかぜのびを運営することに対しまして、議会の同意をいただいたところでございます。昨日の教育行政執行方針でも述べさせていただきましたが、令和3年度には、さらにかぜのびの魅力を向上するため、10周年記念作品の展示を含め展示作品の充実や施設周辺の環境整備を行うとともに、新庁舎をはじめ町内に点在する五十嵐先生の作品を紹介するパンフレットを刷新いたしまして、かぜのびを広くPRすることと考えているところでございます。風の美術館は今後の事業展開として、こもれびコンサートや小学生の創作活動の指導を継続していくほか、五十嵐先生が関わられている学校ですとか芸術家との繋がりを生かしたイベントの開催、また、交流の機会を作りたいとの構想も持っておられますので、これからも風の美術館と連携をしながら効果的な事業を展開してまいりたいと考えるところでございます。世界的デザイナーの優れた芸術作品を身近に鑑賞できる機会があることは、大変貴重なことであると思います。かぜのび10周年を契機として、施設の充実を図り魅力を高めるとともに、道内の類似する彫刻施設等との連携を進めてまいりたいと思います。また、閉校した学校活用の事例としてもかぜのびをPRしていきたいと考えておりまして、かぜのびの情報を全国に発信してまいりたいと考えているところでもございます。これまでも、女性団体連絡協議会ですとか、老人クラブ連合会の方が研修の機会としてかぜのびを訪れて見学していただいておりますけれども、今後も町内で行われる会議ですとか、研修会、団体のイベント等の機会に利用していただき、一人でも多くの方にかぜのびに足を運んでいただけるよう努めてまいりたいと考えているところでございます。以上申し上げまして、5番議員のご質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 5番 小玉博崇
私たち議員で町民の方といろいろと話を聞く機会の中で、一度かぜのびを訪れた方のお話を聞くとですね、やはりそこはすごくすばらしくて、もっと町としてPRすべきではないかという声も多く聞かれているところです。先ほど教育長のお話にも出てきましたが、昨日の教育行政執行方針でもですね、役場、ゆめりあ、スポーツセンターに展示されている五十嵐威暢さんの作品を紹介し、アートの巡回鑑賞をPRするというふうにありました。町の各所でそういった世界的な芸術に作品に触れるっていう、そういった芸術を身近に感じていただくようなまちづくりというのは、とてもすばらしいことだなというふうに感じております。ただ、かぜのびは、どうしても町場からかなり離れている所、吉野地区という所にありますし、ちょっと訪れるっていう部分においては、足を運ぶっていうことに関して、結構困難なところもあるかなというふうに思っております。そこで、この町から距離のあるかぜのびに多くの方が足を運んでいただく、また、訪れていただくためには、かぜのびまでやっぱり行きたいというような、そういった思わせるような工夫というのが必要になってくるかなというふうに思っております。町として、この工夫をどのように行うことを考えているのか、それを質問したいと思います。
答弁 教育長 久保田純史
5番議員さんの再質問にお答えいたします。今の先ほどの私の答弁させていただきましたけども、かぜのびにつきましては、こもれびコンサートなどにつきましては4回開催しておりまして、そのような中で彫刻と音楽が出あうときというようなコンセプトで、風の美術館の指定管理者の方で活発な活動をしていただいております。そのような中で、先ほど答弁いたしましたように、町民の方が昨年のコンサート24人観られておりまして、毎年のように楽しんで鑑賞に来ていただいております。そのような中で、かぜのびがですね、今、芸術はもちろんなんですけども、札幌の音楽関係者にも広く知れ渡っておりまして、多くの演奏者がこのこもれびの中で演奏を望んでいらっしゃっております。そのようなことから事例で申し上げますと、先月に新十津川中学校の50周年、校歌を収録していただいた札幌の岩崎さんという方も、令和元年度にかぜのびでコンサートをしていただいた縁ですとか、あるいは、昨年のコンサートをしていただきました世界旅行音楽団、「つきのさんぽ」さんにおかれましては、8月16日にコンサートを開いて、さらに、この空間がすばらしいということで、引き続きかぜのびに訪れていただいて、自分達の音楽を収録していただいたり、そういうPR、すごく効果が出ておりますので、こういうコンサートも含めてですね、すばらしいイベントを町としてPRしていただきたいし、リピーターの拡大に努めていきたいとそのように考えているとこでございますし、併せて、交通手段等についても引き続き教育委員会で対応して、PRについてもしていきたいと思っているところでございます。そのような中で考えているところでございます。以上、5番議員の再質問の答弁とさせていただきます。
質問 5番 小玉博崇
やはりこの10年間で着実にこのかぜのびの良さというのは広まってきているんだなというのが、今のお話を聞いてすごく実感したんですけども、先ほどちょっとご質問した内容の意図というのは、せっかく新十津川町の各所にすばらしいそういった彫刻だとかが観れる、今度は新庁舎にもすばらしい彫刻が観れるわけなんですけども、それを観た方が、やっぱりちょっと、かぜのびまで行ってみたいなって思えるような工夫というんでしょうかね、やはりかぜのびが拠点となって、あそこに行ったらすごい、やっぱりすごいねって言えるような、そういったような工夫がないと、もちろんイベントをたくさんするっていうのは、その時は足は向くのですけれども、日頃からやはり町に訪れた方がその作品に触れて、それを触れることによって、やっぱりかぜのびまで足を運んで行ってみたいなって思わせるような工夫が、私は大事なんじゃないかなっていうふうに思って質問させていただきました。それで、今このアートでまちづくりっていうのをちょっと調べてみると、さまざまな行政や町でいろんな取り組みがなされていました。特に、それぞれの地域がその地域の特性を生かしてこういったアートのまちづくりを行っているんですけれども、本町の場合は、町の中あるいはちょっとしたら足を運べる場所ではなくて、やっぱりわざわざ足を運ぶというかですね、そして、その吉野地区という山あいの自然豊かな地域にある廃校を利用しているからこそ造れる空間をやはり演出をして、町内外から多くの方が訪れて、また、一度訪れた方がもう一回行ってみたいと思えるような、そういったような、どっちかというともう社会教育資源というよりも、町の観光の目玉というような場所を目指してはいかがかなというふうに私は考えております。その辺に関して最後、教育長のお考えをお聞かせいただければなというふうに思います。
答弁 教育長 久保田純史
5番議員の再々質問にお答えいたします。私もですね、今ほど議員さんからご指摘をいただきましたように、観光的な要素としてかぜのびは更に付加価値を高めるべきだという思いからですね、今年度のリーフレットを作成するとか、また、役場内の産業振興課とも横の連携を深めながら、この新十津川に訪れた方が、役場からまたいろんな公共施設に寄っていただいて、そのような中でかぜのびに行っていただくということを連携しながら進めていきたいと思っているところでございますし、スポーツセンターの作品展示の所にも、あそこに、かぜのびの紹介をして、さらに、ふるさと公園には大勢の方がみえられますので、スポーツセンターからかぜのびへ行っていただくと、そういうような意図で進めているところでございますので、さらにかぜのびが貴重な芸術文化、また、観光的な資源でありますように、いろいろ横の連携を深めながらPRに努めてまいりたいということを申し上げ、5番議員の再々質問の答弁に代えさせていただきます。