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新十津川町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月9日

ICTを活用した今後のまちづくりについて

2020年9月9日、新十津川町議会の一般質問で、小玉博崇議員が「ICTを活用した今後のまちづくりについて」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。

質問者
小玉博崇 議員
答弁者
町長 熊田義信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 小玉博崇

皆さん、おはようございます。議長の指示がございましたので、一般質問をさせていただきます。ICTを活用した今後のまちづくりについて、町長に質問をさせていただきます。この質問については、昨日の安中議員の質問でもありました高速無線環境整備推進事業の運用についてでもありましたように、今後本町において、こういった高速通信網光ファイバーの環境整備が行われる中、今後、このICTを活用したまちづくりは、本町のまちづくりに大きな影響を与えることから、私もこの件について質問をさせていただきたいと思います。昨日の質問の中で町長の答弁があり、ICTを活用した具体的な事業展開は、今後、総合計画または総合戦略の中でしっかり考え策定していくというお話がありました。ICTの活用は、人口減少、少子高齢化、防災、地域コミュニティーの再生など、町が抱える様々な課題を解決するツールになります。全国各地で様々なアイデアを駆使したICTを活用した独自のまちづくりが実践されております。しかし、多くの自治体は可能な部分から少しずつデジタル化していく傾向にありますが、このICT、目的意識をはっきりさせたデジタル技術やICTの効果的な活用は、町のブランドイメージの向上につながります。本町も、ほかの町にない本町独自のICT活用によるまちづくりをしっかり目指していくのか、町長の考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

皆さん、おはようございます。それでは、5番議員さんからの質問にお答えをさせていただきます。今ほど5番議員さんからの質問の趣旨の中に触れられておりましたとおり、昨日10番議員からも同様の趣旨での質問をいただき、お答えをさせていただきましたが、基本的な考え方は変わるところがございませんので、重複する部分が多いことをお許しいただきたいと思います。ICTの利活用は、私たちが抱える地域課題の解決や地域経済の活性化に大きく役立つものと各方面から期待され、その役割はますます重要になっていくものと考えております。今回の光ファイバーの整備によって、誰もがICTを使える環境を構築され、より日常生活に溶け込んだICTの利活用というものが進んでいくであろうと想像しておりますし、また、そうなるよう進めていかなければならないものと考えております。ICTの推進につきましては、今回整備を進める光ファイバーのみならず、スマートフォンとの連携が非常に重要であると考えております。スマートフォンはGPS機能による位置情報や写真、映像などを即時に送信し、共有することができるといった機能を持ち合わせており、安定的かつ大容量通信を可能とする光ファイバーとの組み合わせにより、まちづくりへの活用の可能性は限りなく広がっていくものと考えております。とりわけスマートフォンの持つGPS機能は、活用性が高いものであると感じており、本町でもすでに行政内部の利用ではありますが、冬期間の除雪オペレーターにシステムを搭載したスマートフォンを持たせ、現在どこを除雪しているのかを地図上に一括表示できるようにして活用をしております。除雪作業のない夏の期間には、この仕組みを災害対応に生かすべく、現地調査に出向く職員にスマートフォンを持たせ、現地の災害情報を一元化するといった取組も既に進めているところであり、こういった仕組は様々な応用が可能ですので、ますます広がりを見せていくものと思いますし、大いに活用していきたいと考えております。また、光ファイバーという情報基盤が全町隈なく整備されることによって、公衆用Wi-Fi環境の整備も容易になるでしょうから、住民の方、ご来町の方問わず、多くの方々の利便性が向上していくものと考えております。コロナ禍の新しい働き方としても、仕事と休暇を組み合わせたワーケーションといったライフスタイルが脚光を浴びており、こういった展開にも期待を寄せるところであります。いずれにいたしましても、この光ファイバー網は、今の段階では来年度末まで、できるだけ早い時期に全町を一斉整備をしたいというふうに考えていることもあり、今の段階においては、どの時点でどのような取組をするということは決まっておりませんが、これからの時代を考えていくとICTの活用により、いろいろ無限大に町民も行政の機能も広がっていくということは間違いない事実であるというふうに受け止めているところであります。したがいまして、町が置かれている状況、そして、課題をしっかりと見つめ、昨日の答弁と繰り返しになりますけれども、次期総合計画の策定作業などに合わせて、積極的にその検討を進めて参りたいことを申し上げ、5番議員さんの質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 5番 小玉博崇

昨日の質問でもありましたとおり、今回、新型コロナの関係で多くの自治体がこの光回線を整備する方向性になっているというお話がありました。これまでは、このブロードバンドが整備されてる町というのは少なかったものですから、それがすごくポイントとなって移住者が増えたりだとかっていうところがありましたが、これからは多くの自治体でこのような整備がなされるということであれば、本町の今後のまちづくりについてはブロードバンドがほかの町にあるけれども、それをやはり独自にしっかり活用して、ほかの町にない良い魅力あるまちづくりに発展させてほしいと思っております。そこで、このICTを活用する上で大きな課題になっていることがあります。それは活用する方の二極化であります。積極的に活用する方もいれば、やはりこういったデジタル技術に消極的な方もいます。昨日の答弁で、できるだけ多くの方に光ファイバーに加入して欲しいとのこと、また、加入を促進するために申込み時の費用の一部を助成すること、その辺を検討していくというふうな答弁がありました。これは、積極的に活用したい、また、そういった光ファイバーに入りたいという方にとってはとても良い支援なんですが、やはり入ろうとしない方、また、入っても活用できないと思っている方に関しては、こういった助成があってもなかなかそういったデジタルの世界の方には入ってこないというのがあります。ICTのまちづくりを進める中で、こうした二極化は今後均等な行政サービスを提供するに当たって、非常に不具合が生じる可能性があります。ICTのまちづくりを行う上で、住民マインドを変える必要性があり、この二極化に対してどのような対応をされるか、お考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

それでは、再質問にお答えをさせていただきます。魅力あるまちづくりを進めるために、このICTは有効に活用していきたいということは、先ほどもその趣旨も踏まえてのお答えであります。そういった中で、活用される方の二極化ということのご質問であるというふうに受けとめております。情報通信技術の進展に伴って、誰もがパソコンやスマートフォンを使うようになってきた今日、本町のみならず社会的な問題として、その利用できる方とできない方との間には格差、デジタルデバイトというものが生じております。パソコンというものが我々の生活に入り込み始めたときから継続してその問題が取り上げられてきており、時代の流れとともにその数は大幅に減ってきているようでありますけども、やはり高齢者の方が最後まで取り残されているように見受けられます。この度のコロナ禍において、人と人との接触が大きく制限され、インターネットを介しての会話や面談というものが大きく取り上げられるようになりましたが、高齢者の方の利用には、機材、スキルともに難があるようでありますので、社会福祉協議会との連携のもとに、高齢者ICT学習事業に取り組むこととしたところであります。スマイルアップや老人クラブ、ゆめりあ部会など高齢者の方が多数集まる場所において、タブレット等に触れてみる、インターネットの基本を学ぶ、オンラインでお互いの顔を見ながら会話を体験するといった学習の機会を提供するといった内容でございまして、今定例会の補正予算に必要となる事業費を計上させていただいているところであります。このことは、5番議員の質問の趣旨を進めていくというきっかけ作りになっていくものというふうに考えておりますし、このことによって、高齢者の方々には、興味本位だとか好奇心からでも結構ですので、ぜひとも触れてみて、そのことが今コロナ禍によって一人で家にいると会話ができない、電話をするということは可能であっても、やはり顔を見てお互いにコミュニケーションがとれることがお互い気持ち良く、気持ちが通じ合う、そういう会話につながっていくわけであります。本来であれば面と面と向かって会話することが一番望ましいんですけども、コロナ禍の場合はできない場合もありますから、そういったときには、今、スマートフォンのテレビ電話だとか、いろんなことが可能になってまいりますから、その良さを高齢者が集まる場所で感じてもらう。更には、前回の補正でも上げたように、病院での面会が不可能になっているときに、そういう家族の方が入院されている方との面会を、そういうスマートフォンだとかタブレットでできる、そういったことも町内の福祉医療関係にも協力をしていただきながら、今進め始めようとしております。そういったことも含めながら高齢者、今、団塊の世代が75歳になるのは2025年というふうに言われております。今まさにその時代を迎えようとするときに、そういう年代の方でも数多くの方がスマートフォンだとかタブレットをお持ちの方もいますから、そういった方々の協力、今使って良かったという協力もいただいて、今使ってない方にそのことを広めていただいたり、社会福祉協議会の事業としても、そのスマートフォンだとかタブレットの良さを広めていただいて、そういったタブレットを少しでも触れて、そのことが浸透するように進めていきたいということを考えております。以上申し上げて、5番議員さんの再質問の答弁とさせていただきます。

質問 5番 小玉博崇

是非、この辺をしっかり進めていってですね、皆さんがこの光ファイバーを有効に活用できるようにというふうに思いますので、よろしくお願いします。一方、こういったICT、先ほどもスマートフォンとの連携でというお話がありましたが、子供たちのGIGAスクール構想等で、子供たちもやはりこういったICTを活用したという段階に入ってくると思いますが、一方ではやはり、親の心としては、あまりスマートフォンを持たせたくないなと、やはりこういったインターネットを活用すると、悪い情報というか、もちろんそういった情報の活用の仕方っていうのが、もちろん子供たちにしっかり力として持っていなければですね、やっぱり悪影響という部分もあります。その辺の対応はどのように考えているかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

再々質問にお答えをいたします。これから子供から高齢者まで、すべての方にそういうICT、特にスマートフォン、タブレットを活用していただくような、そういった時代になっていくというふうに思います。今10年先がもう5年先、3年先になるような、10年先のことがもう早い進度で前倒しをして新たな時代に浸透をしていくというふうに思っています。行政の内容も大幅に変わってきますし、もうペーパーレスを目論んだ、そういった時代にもなっていく。そして、スマートフォンのラインの活用も大幅に前進をしていく、そういったことも、いろんな行政機能の中でも使っていかねばならないのではないかということも考えているところであります。そういった中において、安全安心に使っていく、そういったものは大切であり、ちょっと良い機能が間違った使い方をすると、よく言われるのが、スマートフォンを持たせると、子供たちが、すすきののど真ん中にいるのと同じだっていう表現をするように、非常に危ないこともあります。そういったことにおいては、教育委員会が子供たち、学校を通じながら子供たちにふさわしい使い方をしっかり教える、そして、保護者の協力もいただく、そういうことをしていかないと、そのタブレットなりが有効に生かされないことになりますし、子供たちの部分については、特に学力向上のために必要な知識を習得しやすい環境を自宅でできる、そういうことを積極に進めるためにやるわけでありますから、そのことを間違いなくできるように、それは教育委員会と学校現場がうまく適切に話して、タブレットの使い方をきちんとやっていくというふうに考えているところでございます。いずれにいたしましても、このスマートフォンなりタブレットは、今後、幅広い活用になっていく。そのためには、安全で、そして、有効な手だてとして、高齢者の方も今いろんなオレオレ詐欺なり、いろんなことが起きる時代になっておりますから、高齢者の方においても安全に使える、そのことも使い方を習得していただかなければならない事項だというふうに考えておりますから、すべての方が安全に、そして、その機能を生かしてコミュニケーションだとかいろんな情報がスムーズに相互に行き交う、そういうことを想定して、今後、必要なアイテムなり先進地の事業だとかありますから、どういった形で活用していくのかということは十分検討して、良い使い方をしっかりしていきたいというふうに考えてることを再度申し上げ、お答えといたします。

出典:新十津川町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月9日 議事録 PDF(66ページ) 間違いを知らせる