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新十津川町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月10日

主権者教育の推進について

2018年9月10日、新十津川町議会の一般質問で、小玉博崇議員が「主権者教育の推進について」質問し、教育長 久保田純史が答弁しました。

質問者
小玉博崇 議員
答弁者
教育長 久保田純史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 4番 小玉博崇

それでは議長のご指示がございましたので、一般質問をさせていただきたいと思います。まず一つ目として、主権者教育の推進についてを教育長に質問させていただきます。昨今、若者の政治離れが全国的に課題となる中、平成27年に公職選挙法が改正されて、選挙権年齢が満18歳以上となりました。子供達が18歳で選挙権を持ち、1人の主権者としての認識をしっかり持つためには、小中学校からの主権者教育が大切だと考えます。学校教育における主権者教育の現状と今後の取組みについて、教育長に伺いたいと思います。

答弁 教育長 久保田純史

それでは4番議員さんの質問にお答えいたします。まず初めに、主権者教育について簡単に申し上げますと、主権者教育とは、単に政治の仕組みについて必要な知識の習得のみならず、主権者として社会の中で自立し、他者と連携、協働しながら、社会を生き抜く力や地域の課題解決を社会の構成員の一員として主体的に担うことができる力を身につけることとなってございます。これを踏まえ、小中学校での主権者教育における選挙権の学習につきましては、小学校では6年生の社会、中学校におきましては3年生の公民で行っており、その授業では公職選挙法の改正により選挙権が18歳に引き下げられたことを学習しております。また、児童会や生徒会での選挙時においても、選挙法の改正についての説明を行っているなど、それぞれの機会を通じて理解を深めているところでございます。今後の取り組みといたしましては、町の選挙管理委員会のご協力の下、児童会ですとか、生徒会の選挙を実物の投票箱や記載台を使うなど臨場感をもって体験することも大切ではないかな、検討してみたいなと考えているところでございます。また、町議会の傍聴見学につきましては、一昨年、小学6年生が実施しておりますし、模擬議会については、9年ほど前に中学3年生が行ったりしております。そのような機会も大変有益だと考えておりますので、そのようなことも可能であれば受け入れを現実に変えていきたいと、そのようなことで考えているところでございます。以上を申し上げ、4番議員さんの質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 4番 小玉博崇

今、教育長の方から主権者教育とはという説明がありました。正に学校教育において、選挙の仕組みだとか模擬投票だとか、そういうことを取り組んでいる多くの学校はあります。ただ、先ほど教育長がお話があったとおり、主権者教育というのは、町の課題を見つけ、その課題解決に向けてどう実践していくかということを体感する。また、ボランティア活動だとか、奉仕活動に取り組んで、地域の方々と一緒に自発的に活動したりとか、また、福祉、防災活動を通じて地域の方達と一緒に、誰もが住みやすい地域づくりに向けて実践体験をするとか、いろいろなそういう意味で子供達が仕組みを理解するというよりは、自分達がこの政治という主権者として動くことによって、自分達でこの町の課題を解決していかなければいけない、政治というのは大事なものなんだよということを、本当に心で理解する、そういった教育が大切だというふうに感じております。今、子供達の話題で今こうして質問させていただいておりますが、実はその子供達が政治離れをする大きな要因としては、まずはその大人達も、今はどちらかというとその政治に対して、あまり積極的ではないと。例えば、なかなか政治に期待していない。投票に行っても何も変わらないというような大人の声を子供達が聞くと、恐らく子供達はもうその時点で、政治っていうのはそれほど私達の生活に対してあまり重要じゃないんじゃないかというような認識を持たせてしまう。これは大きな課題かなというふうに思ってます。ただ、先ほど言った主権者教育、要は学校の中で地域と関わりながら様々な課題に対しての取り組みを行うという意味では、今年度よりスタートしたコミュニティ・スクール、これは地域が学校運営に係わると同時に、逆に言えば、学校が地域を教育の場としていく良い取り組みではないかなというふうに感じております。という意味では、私はこのコミュニティ・スクールに、この主権者教育に対しては相当大きな期待をしていくべきかなというふうに思っておりますが、今年度からスタートしたコミュニティ・スクール、主権者教育という視点から、教育長の考えをお聞きしたいなというふうに思っております。

答弁 教育長 久保田純史

4番議員さんの再質問にお答えいたします。今、大人の方が政治離れしていると、そういうようなこともありましたし、また、社会でいろいろ地域の要望にいろいろ取り組んでいくというようなこともありますが、今ほど議員さんから意見ございましたように、コミュニティ・スクールにつきましては、学校としていろいろ教育する面、学校の教職員だけでは限られてきますので、いろいろ地域社会で協力してもらいたいことを、学校長がコミュニティ・スクールにいろいろ相談するという組織でもございますし、地域の方がこういうことをしたら良いんでないかというようなことを申し述べる組織でもございますので、今の主権者教育、いろんな面でそのような中で地域のご協力もいただければなというふうに考えているところでございます。また、授業の中では、小学5年生が通学学習を実施したり、あるいは、中学1年生が札幌の方に出向いて、新十津川町のいろいろな特産物や何かを販売したり、そういうようなことで自分達が主権者であるというようなことを札幌の地下歩行空間ですとか、あるいは大通、狸小路で新十津川町の特産品を販売したり、自分達が主権者ということで、まちづくりを担っているというような教育の一環で、いろいろそういう学校でも授業のカリキュラムで取り組んでおります。そのような中で、主権者は自分であるというような教育をいろんな学校の授業面、また、選挙法の改正の面を含めて、学校と地域とコミュニティ・スクールという機能も活用しながら推進していきたいと、そのように考えていることを申し上げ、再質問の答弁とさせていただきます。

質問 4番 小玉博崇

今、皆さんご存じのとおり、子供達は部活や塾等でかなり忙しい時間を過ごしていますので、先ほど言った地域のボランティア活動だとか、奉仕活動、また、少子化によって子ども会がなかなか活動できないということから、子供達が地域の大人達と一緒に何か活動するという機会というのが、とても減ってるように感じているんですね。そういったことから、このコミュニティ・スクールという、今、大きな仕組みを変える中で、ぜひ、そういった地域、その主権者意識を醸成する取り組みを、ぜひ、このコミュニティ・スクールに取り入れていただきたいという期待を込めて再質問させていただきました。そして、再々質問につきましてなんですけれども、今、私達議会においてもなり手不足という中から、本町議会のあるべき姿というのを議論してきております。その中で昨年の講演会でも、その投票率の減少となり手不足というのは、大きな関係性があるというふうにも言われております。そういったことから、子供達がこれから大きくなってこの町を担っていく中には、こういった政治への参加意識の醸成というのはとても大事になってくると思っております。そういったことから、現在、学校教育方針の中には特に主権者教育という言葉は出てきておりません。その中で、今後、学校教育の教育方針の一つとして、この主権者教育に力を入れていくということを考えてはいかがかというふうに考えますが、教育長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 教育長 久保田純史

4番議員の再々質問にお答えいたします。私も主権者教育、今ほど委員さんからご意見ありました投票率の減少、あるいは、なり手不足というなことで、政治への参加意識を子供の頃から醸成するのは大切だというふうに考えております。そのような中で、主権者教育については重要であるということ認識しつつ、また、全国の他市町村の取組み等も勘案して、その中で本町として有益と、事例となるものを取り入れて、学校とも検討しながら推進していきたいというふうに考えていることを申し述べ、答弁とさせていただきます。

出典:新十津川町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月10日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる