洞爺湖町議会 令和5年6月会議 2023年6月15日
投票率向上の取組と主権者教育について
2023年6月15日、洞爺湖町議会の一般質問で、小林真奈美議員が「投票率向上の取組と主権者教育について」質問し、総務課長 野呂圭一、管理課長 高橋謙介、町長 下道英明、教育長 渋川賢一が答えました。
- 聞いた人
- 小林真奈美 議員
- 答えた人
- 総務課長 野呂圭一、管理課長 高橋謙介、町長 下道英明、教育長 渋川賢一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 小林真奈美
おはようございます。2番、日本共産党の小林真奈美でございます。初めての一般質問になります。本日は、この洞爺湖町議会にわざわざ直接足を運んで傍聴に来られている方、また動画配信で視聴されている方もいらっしゃると思いますが、ありがとうございます。町民の代表として通告書に従い質問させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。最初に、投票率向上の取組と主権者教育についての質問をいたします。国民の意思を政治に反映させる選挙は、民主主義体制を支える重要な制度です。4月23日に行われました洞爺湖町議会議員選挙での投票率、64.28%でした。その前の前回2019年の際は69.8%、また遡りまして2015年には70.27%となっております。全国的な投票率の低下傾向の中で、洞爺湖町も確実に低下傾向にある状況です。今後、この状況が続きますと、投票率は50%前後になることも危惧されるかと思います。投票率の低下傾向については、様々な要因が考えられると思います。選挙結果が予想しやすい場合など、自分1人ぐらい投票に行かなくてもいいのではないかと思う有権者が多く出るかもしれません。選挙の競争環境というものですけれども、また自宅から投票所までの距離が遠かったり、投票日当日の天候なども投票率に影響するかもしれません。投票参加コストと言うそうです。また、選挙にはいかなくてはいけない、選挙は国民としての権利など、有権者の選挙に対する思い、投票義務感とも言うかもしれません。このことも投票率に影響することになると思います。洞爺湖町としても過去の投票率について結果を分析し、投票率向上の取組がされているかと思います。そこで、4月に行われた洞爺湖町議会議員選挙において、男女別の投票率、投票所ごとの投票率が投票日当日と期日前投票でデータがホームページでも公開されています。この数値を見ると、八つの投票所で投票率が一番高いのは、第8投票所の57.07%です。逆に一番低いのが第4投票所の33.1%です。投票所によって最大24ポイントほどの差があるのですが、この差に対してどのような理由があると町は考えておられるでしょうか。また、虻田地区の投票率が低い傾向にある理由は何か、まず最初にお聞かせください。
町の答え 総務課長 野呂圭一(総務課長は2023年9月まで)
香川・大原地区を対象といたしました第8投票区と第4投票区は、泉・入江・高砂町地区が対象となってございますが、この差が最大24ポイントあるということでのご質問でございます。まず、議員ご質問の投票率につきましては、選挙当日の投票率を比較した数字となっております。実際の投票率につきましては、期日前投票の投票率も加算されますので、第8投票区につきましては71.2%、第4投票区につきましては62.3%となってございます。実際の投票率の差につきましては、期日前投票と選挙当日の投票率を比較した約9ポイントとなってございます。こちらをまずはお含みおきいただければと思います。これを踏まえまして、第4投票所の投票率が低い要因といたしましては、年齢構成と有権者数の違いによるものと考えてございます。年齢構成割合につきましては、第8投票所は、統計的にも投票率の高い60歳以上の方が第4投票所と比べて10ポイントほど高いと。投票区内の投票率を引き上げている一方で、統計的にも投票率の低い10代、10歳代と20歳代の方が第8投票所は17人に対しまして第4投票所は148人と、約10倍近い違いがございます。さらに投票者数は、第4投票所1,828人に対しまして、第8投票所は191人となっており、おおむね10倍の差が生じております。つまり、1人の有権者が投票した場合に、第4投票所と比較して第8投票所では約10倍の差が生じてくると、10倍投票率が上がるということになってございます。また、期日前投票を含めますと、虻田地区が63.98%、洞爺地区は69.82%で、約6ポイントの差となってございまして、虻田地区全体では期日前投票を行われた方の割合が多いと、投票日当日の投票率が低い傾向となってございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。期日前と言うのですね、期日前投票の割合も含めると、投票率については、第8投票所は71.2%、それから第4投票所が62.3%になるというお話でした。また、年齢構成の違いもこの差に影響しているということなどもありました。ありがとうございます。次の質問なのですけれども、ホームページでは公開されてないのですけれども、年代別の投票率を教えていただけるでしょうか。お願いします。
町の答え 総務課長 野呂圭一(総務課長は2023年9月まで)
年代別の投票率につきましては、町議会議員選挙におきましては、年齢別の投票者数につきましては集計しておりませんが、国政選挙実施後に年齢別投票者数に関する調べという調査が国から求められます。集計対象につきましては、事務作業が膨大で時間がかかりますことから、全ての有権者についてではなく、第1投票区内に限った調査となってございますが、令和4年度の参議員選挙の結果から申し上げますと、10歳代が26.32%、20歳代が28.81%、30歳代が46.15%、40歳は55.14%、50歳代が59.12%、60歳代が69.93%、70歳代が67.48%、80代以上が51.82%となってございます。次に、公表できないかというご質問でございます。国から求められております年齢別投票者数に関する調べの数字につきましては、公表は可能かとは思うのですが、選挙管理委員会とも協議をしながら進めてまいりたいということでございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。年代別について、第1投票所のみの結果ということで、ほかの投票所も同じような傾向にあるのかなということで聞いていましたが、やはり若い世代、10代、20代の投票率が少ないなというふうに思います。この低い理由としては、いろいろ考えられると思います。仕事の状況とか、または若者世代は、住民票は洞爺湖町にあるけれども、学校とか、それから仕事とか、ほかの町外で在住しているかどうか、されている、働らいていたり、学校に通ってたりする住民もいるのかもしれません。公表については選管と検討していくというお話ですけれども、ぜひこの人数も公表されて、そしてその要因は何なのかということを考えて、今後の対策につなげていく必要があるのではないかなと思いますので、よろしくお願いいたします。次に、同じく今回の町議会議員選挙までに、投票率向上に向けて有権者の投票コストを減らすために、今までどのような取組がなされてきたのか教えてください。また、その投票所までの移動支援なども行われているのですが、その利用数も分かれば教えてください。お願いします。
町の答え 総務課長 野呂圭一(総務課長は2023年9月まで)
町議会議員選挙におきます投票コストの削減についての取組といたしましては、投票所までの送迎車両を用意いたしまして、体の不自由な方や交通手段がない方など、選挙機会を確保してございます。内容といたしましては、投票日当日にマイクロバスとワゴン車計6台によりまして、投票区ごとに3便程度、町内全域を対象に運行してございます。また、利用実績につきましては、平成28年の衆議院選挙から運行を開始してございまして、今まで11回の選挙が行われた中で延べ189人、平均17人の利用がございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。送迎車両、選挙の機会を確保するということで行われているということなのですけれども、その中でもやはりそれだけでいいのかなというふうなことも考えているのですが、これまでの選挙の評価踏まえて、今後、町としては投票率向上に向けてどのような方策を考えているのか、これもお聞きしたいと思います。お願いします。
町の答え 総務課長 野呂圭一(総務課長は2023年9月まで)
投票率の向上に向けましては、ホームページや広報紙、町内回覧、新聞折り込みなど、従来の取組を継続するほかに、若年層への周知につきましては、スマートフォンを活用したSNS等を活用して広報を強化してまいりたいと考えてございます。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。従来の取組にプラス若年層、やはり広報とか、いろいろな紙媒体で配布しても、なかなかそれに目を通す時間もないのか、なかなか浸透しないということで、SNSを活用するということも、それも一つの有効的な取組につながってほしいなというふうに思います。投票所への移動支援などもひとつ町としてはやっているのですけれども、これさっき聞きましたら、送迎車両、マイクロバスとワゴン車6台ですか、それを使ってやっているということなのですけれども、いろいろな資料も、私、一般質問の前に調べますと、投票所への移動支援よりも、マンパワー的に巡回型移動期日前投票所というのを実施することも考えてみてはどうかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。
町の答え 総務課長 野呂圭一(総務課長は2023年9月まで)
マンパワー的に巡回型移動期日前投票所を実施してはどうかという質問でございます。現在、期日前投票につきましては、役場本庁舎と洞爺総合支所におきまして実施しておりまして、期間中は選挙管理委員会の事務局であります総務課職員だけでは人員的に対応が難しいので、各課からの協力によって事務を進めている状況でございます。このような中、巡回型移動期日前投票所を設置する場合、大きな事務的な事務内容の見直しを変更を図っていることが必要だと。また、人員的な配置につきましても、見直さなければ対応が難しいのかなと考えてございます。ただ、今後投票率を上げていくためには、効果的な取組と認識しております。巡回型移動期日前投票所、こちらにつきまして効果的だとは認識してございますので、選挙管理委員会におきまして、当町で実施可能かどうか、こちら調査研究を図ってまいりたいと考えております。また、現在行っています投票所への移動支援につきましては、利用者も一定程度ございますので、効果もございますので、今後も引き続き取り組んでまいりたいと考えております。以上です。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございました。巡回型移動期日前投票所につきましては、実は昨年3月に総務省が出した移動期日前投票所の取組事例集というのが出ているのです。それを見ましたら、移動期日前投票所の取組、結構されているのです、各地で。北海道はその取組事例には、石狩市と標茶町の取組事例が出ていました。どんな内容かと言いますと、石狩市、人口5万7,774人の市なのですけれども、概要としましては、投票所の統廃合に伴い、車を使った移動式の投票所を運行し、廃止した投票所の地域を基本とした選挙人への投票機会を確保するというふうな概要で、選挙人の投票環境に配慮した取組としては、地域の町内会等の会合に、役場の担当だと思うのですが、そこに参加し、移動期日前投票所の開設等を周知し、廃止した投票所と同じ場所に会場を設置したことで、違和感なく投票に迎えるという、そういう取組がなされています。令和3年の衆議院選挙から始められまして、対象地域の有権者数が2,228人。その中で利用したのは80名というふうになっています。もう一つ、標茶町における取組。人口が7,081人の町なのですけれども、この概要としましては、一つの投票所の閉鎖により特に交通手段がない高齢者の投票率の低下に懸念があるため、救済措置して移動期日前を設置したというふうになっております。選挙人の投票環境に配慮した取組としては、長距離移動が困難な方でも投票所を利用できるよう、高齢者福祉施設前で実施した。車椅子の方でも利用できるよう、記載台は車椅子用を使用したとなっています。対象地域における有権者数51人のうち13名が利用したというふうになっています。そのほかにも、結構この取組はいいなと思ったので、ちょっと紹介させてください。秋田県大仙市です。人口は7万3,989人となっています。これは、路線バスを借り上げし、移動期日前投票所として使用することで、投票所まで距離があり、交通手段の確保が難しい選挙人の投票機会の確保及び選挙権年齢に達した高校生が気軽に投票できる環境づくりを行ったというふうになっています。選挙人の投票環境に配慮した取組としては、公共交通空白地域においては、出入口の段差解消のスロープを設置、車椅子を利用する方や立っての記載が困難な方などの来場を想定し、専用記載台を準備した。高等学校、市内に2校あるようなのですけれども、生徒が比較的投票しやすい昼休み、または放課後を含む時間帯に巡回したというふうになっています。投票者数、令和3年の衆議院選挙、これにおいては、この高校での実施については、有権者数には教職員も含まれているということなのですが、2校合わせて大体170名、そのうち利用したのが50名というふうになっています。こういう取組事例もあります。また、もう一つだけ紹介させてください。高知県なのですけれども、高知県の北川村なのです。人口1,207人のところです。概要としては、高知県北川村は面積が広く、過去には7投票区を有していた。しかし、人口減少や高齢化により、立合人への負担が大きくなったので、有権者数が20人以下となった投票区を別の投票区と合併した。このことにより、かかる有権者への負担を軽減するため、平成31年度執行の高知県知事選挙より移動期日前投票所を設置しているというふうになっています。選挙人の投票環境に配慮した取組としては、投票者に負担がかからないよう地区ごとに投票所を設定している、移動期日前投票所についてのチラシを作成し、郵便にて配布した。前日や当日にも、村内放送にて投票の啓発を行っているというふうになっています。投票者数、令和3年衆議院選挙では、対象地域による有権者数が18人で7名が実施したというふうになっているのです。こういう全国でのいろいろな取組、洞爺湖町と環境が似たところもあるし、または違うところもあるのですけれども、ぜひここに載っている事例をぜひ参考にしていただいて、選管と実施の方向について考えていただきたいなと思います。選挙権というのは、基本的な権利だと思うのです。選挙は最も重要な政治参加の機会であります。民主主義の根幹をなすもの、この権利を守り、保証することは、行政、そして選挙管理委員会としての責任があると思います。有権者の中には、様々な方がいらっしゃいます。高齢者、障害者も含めて、全ての有権者が投票できる環境を整えることを要望したいと思います。次に、洞爺湖町の主権者教育の現状について質問させていただきます。日本では公職選挙法が改定され、2016年から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられました。投票率については、全国的に見ると、若年層の投票率が特に低くなっている傾向にあり、洞爺湖町も同様だと思います。若年層の政治や選挙への関心が低くなってきているということも言われています。先ほど年代別の投票率のことを質問した際、質問したのですが、学校教育においての主権者教育というのがとても大事になってきていると考えます。そこで、小中学校での主権者教育の取組の現状と課題についてお聞かせください。
町の答え 管理課長 高橋謙介
小中学校での主権者教育の取組状況でございます。主権者教育につきましては、小中学校では学習指導要領に基づきまして、社会や公民を通じて指導を行っております。具体的な例といたしましては、小学校6年生では、「私たちの暮らしを支える政治」という単元で、政治の仕組みや民主主義の在り方について学んだり、租税教育を実施して、税金の使い道の学習をするなど、自分たちの生活と政治が密接に関わっていることを理解し、政治への意識を段階的に高めております。中学校では、社会や公民分野で選挙の仕組みや国民生活と政府の役割、財政、租税、憲法と人権など、主権者としての政治参加などの内容を学んでおります。また、選挙を身近に感じてもらえるよう、生徒会選挙の際に、実際の投票箱や記載台を使用するなど工夫をしていることも実施しております。高校では、2年生において共通必修科目の公共を設置し、現代社会における諸課題の解決に向けて、社会参画の意義を捉え、自立した社会の形成者として意識を醸成するよう努めております。共通的な課題といたしましては、政治は分からないことだらけ、自分たちにとってはまだ先の話など、自分たちの行動が政治に影響を与えられているという効果感が薄いという課題があるというふうに認識しております。以上でございます。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。そうですね、小中学校、高校と教科を通してやっている、そのほかにも生徒会選挙などでも実際の投票箱とか記載台をやっているということで、それぞれの学校で取組がなされていると思いますが、本当に生徒会選挙もそうですけれども、教科だけではなくて、学校教育全般にわたってそういう主権者教育というものが各学校で取り組まれていくといいなというふうに思います。主権者教育を実施する際には、発達段階、先ほどもちらっとお話しされましたけれども、段階的にという言葉、発達段階を意識しての取組がやはり大事だと思います。また、中学生、高校生になると、生徒会活動ありますが、生徒が自ら話し合って、例えば校則を決める、そんな自分たちが要求を話合いで実現させていくということも主権者教育の在り方、これを実際に経験する場にもなると思うのです。そういうものも大事だと思います。学校教育だけではなくて、また若者世代が実際に、例えば投票立会人や期日前投票の選挙事務などに携わる、選挙に関わる場を町としても積極的に提供することも、若い人たちの選挙に対する関心を高めるために有意義ではないか、有効な取組になるのではないかなと思います。先ほど紹介した移動期日前投票所の取組事例では、高校で昼休みや放課後巡回している事例もありました。ここでは虻田高校になるのですが、対象の人数は少ないかもしれません。けれども、やはりそういうことを町がやっているということで、直にこの選挙、投票という、投票行動を目の前で、例えば対象になる生徒だけではなくて、ほかの生徒も見ることが、やはりこの選挙に関わろうとする、そういう意識を育てるいい機会にもなるのではないかなというふうに思います。次に、若い世代の選挙に対する関心を高めるための取組についてお聞かせください。
町の答え 管理課長 高橋謙介
若者世代の選挙への関心について、教育委員会としての取組の考え方でございます。基本的には、まずは学習指導要領に踏まえた社会科、公民科分野において、民主主義の推進と選挙など、国民の政治参加につながる力を養うことができるよう、選挙管理委員会とも連携しながら、小中学校や高校における主権者教育の一層の充実に努めてまいりたいと考えております。具体的な取組については、現在、虻田高校と連携いたしまして、地域の課題解決に向けた提案を受け、生徒と一緒に考えながら、何らかの解決策を導くといったような取組ができないか検討しているところでございます。そのようなことができれば、少しでも政治参加というようなことにもつながるかと思ってございます。その際には、議員各位のご協力をお願いする場合もございますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございます。虻田高校でのそのような取組、ぜひやっていただきたいなというふうに思います。そのときには、ぜひ協力させてください。また、中学校ややはり小学校でも、まちづくりに自分たちが関わるという意識を育てるためにも、同じような取組にはならないかもしれませんけれども、地域では子供議会ですか、などもやっているところもあると思いますので、そういうことも一つの手だてになるのではないのかなと思いますし、子供たちの意見はとっても柔軟な発想で、大人が思いもつかないような発想をします。なので、そういうのをやはり町が真摯に子供たちの声を聞いて、町政に反映させる、そういうこともやはり子供たちに自分が町に関わっていこうとする気持ちを育てることにもつながるのではないかな。やはり若い力がまちづくりに、世代が関心を持ち関わっていくということは、洞爺湖町の活性化にもつながると思います。なので、洞爺湖町としても、ぜひ中長期的な取組で投票率向上、主権者教育の充実、これを要望していきたいと思います。このことについて、最後に下道町長の考えをお聞かせください。
町の答え 町長 下道英明
今、小林議員から初質問ということでお聞かせいただいて、僕も昔、10年前ですけれども、2010年のときに、初議会のときに一般質問したときのこと覚えています。何か足ががたがたして、やはりいろいろな面で、すごく何かそういった点、思い出させていただきました。今回、投票率向上、あるいは主権者教育ということでございました。選挙というのは、やはり町民が主権者として政治に参加する最も重要な基本的な機会であると承知をしているところでございます。また、投票率につきましては、やはり天候ですとか、選挙の争点など、様々な事情が総合的に影響するということもございます。例えば、先般行われました青森県知事なんかは、青森市とむつ市ということで、エリアが違いながら、初めて相当数の投票率が上がったという経緯もございますし、やはり争点は一つの大事なのかなと思っているところでございますが、そういった観点も含めまして、しかしながら、やはり近年少子化が加速する中、若者の政治・選挙離れなどによる、今ご説明ありましたように、やはり低投票率によって、政治の中に若者の声がなかなか反映されにくいという状況も一方ではあろうかと思っております。そういった点では、大変懸念をしているところでございます。弱者層・若者層の投票率の理由としては、先ほどございましたけれども、やはり投票所へ行くことが面倒だったとか、あるいは仕事が忙しくて時間がない、選挙に関心がない、そういった政治や選挙に対する消極的な意見が多いように思います。また、海外も含めまして、学校における政治教育というのが、諸外国と比較して必ずしも積極的に行われていないという面がございます。そういった点で、さらには社会に出ると、政治や選挙に関する学習の機会がほとんどないということも課題として挙げられているところでございます。町といたしましても、これを踏まえながら、投票率の向上に向けた取組を強化してまいりたいと考えているところでございます。主権者教育は、単に政治の仕組みについて必要な知識を習得するだけではなく、やはり主権者としての社会の中で自立して、他者と連携、協働しながら、社会を生き抜く力、また地域の課題解決を社会の構成員の1人として主体的に担う力を発達段階に応じて身につけさせるというのも認識しているところでございます。洞爺湖町の子供たちにこの力をつけさせるためにも、教育委員会や選挙管理委員会とも連携して、主権者教育の一層の充実に努めていきたいと思います。また、先ほどございました子供たちの視点をということで、私も議員のときにすごくそういうのを思いまして、壮瞥なんかは子ども議会ですとか、高校生の模擬議会ということで今動いておりますけれども、今、これから教育長のほうからも答弁あると思いますが、そういった動きもひとつ一旦として、今取組始めているところ、経過だけでもご報告をさせていただきたいと思います。以上でございます。
町の答え 教育長 渋川賢一
ただいま町長のほうからの答弁の中にもございましたが、現在、実は6月の頭、虻田高校に行きまして、私のほうから「洞爺湖町の魅力と課題」といったことで1時間ほどちょっとお時間をいただいた中で少しお話をさせていただきました。探究的な学習の時間ということで、2年生の生徒にそのお話をさせていただいたのですが、そういった中から、子供たちが洞爺湖町の課題はこんなところにあるのかなとか、魅力はこういうところなのだなと、自分たちで考えて、この町をよくするためにこういったことはできないだろうかといったことを考えてもらう一つの素材として、今回お話をさせていただきました。秋口をめどに2年生のほうで今学習をまとめて、できれば提案したいといったようなお話も伺っているところでございます。また、その際には、議員各位の皆様のお力添えもいただきたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。
議員の質問 2番 小林真奈美
ありがとうございました。虻田高校での取組、楽しみです。ぜひ議員としても協力させていただければというふうに思います。
議員の質問 2番 小林真奈美
はい。
議員の質問 2番 小林真奈美
それでは、次の項目に移らさせていただきます。