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新十津川町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月7日

安心すまいる助成事業の充実展開について

2017年6月7日、新十津川町議会の一般質問で、西内陽美議員が「安心すまいる助成事業の充実展開について」質問し、町長 熊田義信が答弁しました。

質問者
西内陽美 議員
答弁者
町長 熊田義信

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 西内陽美

議長のご指示がありましたので、通告に基づき2点、一般質問をいたします。1点目は、安心すまいる助成事業の充実展開について、町長にお伺いいたします。新十津川町まち、ひと、しごと、創生総合戦略の一施策として、平成28年4月1日から実施されております安心すまいる助成事業の28年度の実績は、助成金交付件数71件、対象工事費の合計は1億1,880万1,996円、それに対する助成金交付額は2,044万1,000円となりました。安心すまいる助成事業の利用が順調に伸びておりますことは、個人住宅のリフォームへの支援を待ち望んでいた町民の皆様に、大変喜ばれている施策であることを実証するもので、午前中の行政報告では、年度が変わった今年4月から5月31日の時点わずか2か月で、既に27件の申請があると町長からご報告をいただいたところでございます。定住の促進や町内経済の活性化に対し、即効性があり、インパクトのある事業だと評価するところです。一方、ご高齢者の方からは、大掛かりなリフォームが難しく、工事がなかなか助成対象にまで至らない。小規模な工事でも発注しやすい仕組みの方が、利用する住民と町内業者の両方に喜ばれて良いのではないかとのご意見がありました。そこで、昨年度助成金の交付を受けた世帯の年齢構成と1件当たりの工事代金、また、その支払い状況など、どのような実態があるのかをお伺いしたいと思います。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

それでは、ただ今6番議員さんからのご質問にお答えをいたします。まず、安心すまいる助成事業は、平成27年度に策定いたしました総合戦略に掲げた、住み慣れた場所で継続して生活できる暮らしの確保を支援する助成事業として、平成28年度からスタートし平成31年度までの4年間の事業でありますが、今ほど6番議員さんからありましたとおり、昨年度は71件もの利用をいただき、総合戦略の重要業績評価指標に掲げましたリフォーム助成件数の目標100件をを大きく上回る状況にあり、改めて需要の多さを実感をしているところであります。ご質問の内容は3点と思われますが、1点目の助成金の交付を受けた世帯の年齢構成については、30代から90代までと幅広い世代にご利用いただいておりまして、一番多い世帯は60代であり、件数は26件、全体の37パーセントを占めております。30代から50代は20件で全体の28パーセント、70代以上は25件で全体の35パーセントという分布状況で、特に60代以上になりますと、件数で51件、全体の72パーセントを占めており、高齢者世帯の方が多い結果となってございます。2点目の一件当たりの工事代金につきましては、最大工事費が554万1千円、最小工事費が30万円、平均工事費は167万3千円となっておりまして、100万円以下が32件で、全体の45パーセントを占めており、上限助成額50万円の対象となります250万円以上の工事は18件ありました。また、大まかな工種別に分けてみますと、屋根や外壁などの塗装改修が18件、床や壁の張替えや建具取替えの内部改修が7件、屋根及び外壁の張替えや窓サッシ取替えなどの外部改修が19件、ユニットバスや給湯設備取替えなどの設備改修が12件、複合的な改修が15件となっておりまして、当然ではありますが、改修項目が多くなれば工事費も高額となっております。3点目の支払い状況について把握しているのかという質問でありますけれども、支払い状況は助成金の交付条件とはしておらず、申請者と請負業者間のお話になると思いますので、町としては支払い状況までは把握はしておりません。ただし、工事が完了し助成金交付申請時に関係書類を添付していただいておりますが、領収書を添付された方は7件ございました。推測ではありますが、助成金を受けてから支払っている方が多いのではないかと思います。以上、6番議員さんの質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 6番 西内陽美

再質問では、対象とする工事費の最低額と対象工事の内容、そして、申請の回数の3点について伺います。手すりの設置や玄関段差の解消をしたいが、比較的軽微な工事を複数合わせても30万円以上という助成の対象工事金額に達しないとのご意見がありました。助成の対象となる工事費用の最低額30万円とする根拠は、何にあるのでしょうか。また、安心すまいる事業に、なぜ安心して暮らすための居住性の向上として、門から玄関前までのセンサーライトやカメラ付ドアホンが対象にならないのか。省エネルギー性向上のための照明器具のLED化が対象工事に該当されないのかが不思議だとのご意見もあります。町長は、このようなご意見をどうお受けとめになられますでしょうか。そして、申請回数について伺います。28年度の助成金交付実績は71件と、先ほどの質問の際に申し上げました。そのうち交付金額の上限50万円を助成したのは18件と伺っております。限度額の50万円の助成を受けるのは250万円以上の改修工事になります。一度に250万円の改修工事をするというのは、現役の一般のサラリーマン家庭では大きな出費です。ましてや現役を引退した60代以上の世帯ならなおさらです。現在の事業では申請は1人1回ですが、これを複数回に分けることができれば、例えば、1回目は浴室ユニットバスや洗面所などの水回り、2回目は屋根の塗装など複数回に分けることの方が、町民の皆様にとってはリフォームしやすくなるため、工事の発注機会が増え、町内の住宅関連業者の工事受け入れの平準化が図られたり、小規模建設業者にも仕事が行き渡るのではないかと考えます。以上3点、対象とする工事費の最低額の引き下げ、対象工事の内容の緩和、そして申請の回数についての町長のお考えをお伺いいたします。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

それでは6番議員さんの再質問、3点についてお答えをさせていだきます。1点目の対象工事費の最低額の引き下げということから、お答えをさせていただきたいというふうに思います。現在、税込みで30万円以上と定めておりますのは、ある程度の住宅改修等を行うには、最低限必要な額というようなことを考えておりまして、また、条例制定時にも、リフォーム助成等の実施をしている近隣の市町村の状況をいろいろ調べさせていただきました。その結果、下限額を50万円以上としている自治体が多かったわけでありますが、この事業を効果的に、また、うまく活用していただきたいということなどから、できる限り広く助成制度を活用していただきたいということを、町ではいろいろ考えをさせていただきました。そして、今、住んでいる方が新十津川に長く住み続けてもらいたい。その思いから、現在の下限額を通常の自治体の50万ではなく、30万という金額で定めをさせていただいたということでございますので、一般の自治体とは違って、そういったことも考慮をして30万にさせてもらったということを、まずはご理解をしていただきたいというふうに思います。2点目の助成事業の対象工事の内容の緩和、見直しということでございます。この事業の目的としては、今ほども説明した、本町に長く住んでもらいたい、そのためには住宅の耐久性、居住性、省エネ性の向上を図ることとしておりますので、目的達成に向けた対象工事の項目とさせていただいております。今ほど例を挙げておりましたセンサー付きライトだとか、インターホンということがありましたが、やはりこの事業の耐久性だとか居住性という形にはならなく、事業対象とはそぐわないということから外させていただいているところでございます。3点目の助成金の限度額に達するまで、助成回数ですか、助成の回数を複数回にしてもらえないかという質問かというふうに思いますが、冒頭の答弁で説明をしたとおり、この事業は平成31年度までの時限立法という形の中で、4年間でこの事業を進めるということでございます。この4年間の中でできる限り、住宅の耐震性、さらには居住性を整えていただくために、この事業を有効かつそして最大限うまく活用をしていただきたいということで考えておりまして、これを1回にすることによって住宅の建物全体の改修、この4年間を見据えた、いわゆる4年間の期間中で、将来この建物を長く住んでもらうと、そういうことを考えていただき、そういった事業を円滑にこの事業を活用していただきたいということでございます。それで、何回かに分けるということも今、ご指摘がありましたけれども、工事費を分けてやるということは、1回当たりの金額は分ける金額に当然なっていくわけでありますけども、これを1回にまとめることによって、やはり工事費も、工事経費というんですかね、いろいろ一括してできることから工事も安価に済むことが一般的でありますので、そういったことをこの4年間の中でお互いに良いように、そして、受けた業者も4年間に相当数、最初100件という目標で考えておりましたから、100件の事業をスムーズにできるように、町内の業者も円滑にできることを考え合わせていくと、やはり1回にすることによって業者も効率よく、そして、住宅を持ってる方も安価にできる。そして例えば、1年やった工事がまた次2年目、3年目になってくると、どうしても無駄なものだとか、そういったものも出てくるかもしれないので、それを1回でやることによって効率的な工事にもつながっていくものというふうに考えておりまして、4年間のうち1回というふうに限度を区切らさせていただいているところであります。いずれにしましても、この安心すまいる事業は今年度が2年目でございますから、制度設計を見直す考えはございませんので、ご理解を願うところでございます。以上を申し上げ、再質問に対する答弁とさせていただきます。

再々質問 6番 西内陽美

再々質問では、今後の事業展開について伺います。安心すまいる助成事業は、ただ今町長がおっしゃいましたように4年間の時限立法ということでございます。ですが、新十津川町まち、ひと、しごと、創生総合戦略で掲げた基本目標4つのうち、安定した雇用の創出、人を引き寄せる魅力の創生、時代に合った地域の確立の3点を同時に満たす大変すぐれた施策だと思います。この計画期間を過ぎても、本町らしい取り組みをしながらの継続を望みますが、この事業により一定の効果が認められた場合の対応について、町長はどのようにお考えになられるかお伺いして、町長への一般質問を終わらせていただきます。

答弁 町長 熊田義信(町長は2023年3月まで)

この事業は4年間の時限立法の中で今、2年目を迎えておりまして、この目標を今、超えようとしてございますから、もうこの段階で一定の成果はあるというふうに、私どもは判断をさせていただいております。そういった中で、次のことを今、質問にあったのではないかなというふうに思ってございます。今は31年度までの時限立法でありますから、32年度以降もこの事業などについてどう考えるかというふうな質問の要点かというふうに伺ったところでありますが、今後の事業の展開という部分では、今、この4年のうちの2年目ということでございますから、やはり3年目、そして4年目の状況をしっかり鑑みて、助成実績の状況だとかを考えた中で、そういった次の時の検討ということでございますから、今の段階で次をどうするかという、まだ、検討ということの段階ではない。ただ、一定の成果はあるということは認識をしているということだけ申し述べさせていただき、答弁とさせていただきます。

出典:新十津川町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月7日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる