新十津川町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月9日
ふるさと応援寄附金について
2013年9月9日、新十津川町議会の一般質問で、西内陽美議員が「ふるさと応援寄附金について」質問し、町長 植田満が答弁しました。
- 質問者
- 西内陽美 議員
- 答弁者
- 町長 植田満
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 2番 西内陽美
それでは3点目の質問をいたします。ふるさと応援寄附金に関してでございます。現在、本町にふるさと応援寄附金を寄せてくださった方々への謝意は、どのような形で示されているのでしょうか。謝意として、町内施設の優待利用券や本町の特産物を贈り、本町のPRを兼ねる事業を始めて、観光、商業、農業などの産業振興に結び付けてはいかがと考えますが、町長のご意見をお伺いいたします。
答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)
それでは、ふるさと応援寄附金について、3つ目の質問にお答えをいたしたいと思います。まず、ふるさと応援寄付者に対するお礼の謝意ということで、どのようにやっているのかということと、併せまして、町内施設の利用券や特産品を贈ってはどうかということでございます。まず前段に、この制度の経緯をご説明させていただきたいと思います。ふるさと寄附金は、ふるさとに対する個人からの寄附金について、その寄附金額の一定額を超える額を住所地の住民税や所得税から控除をすることになり、納税者のみなさんが希望する自治体へ納税することと同じ効果が得られる制度として、平成20年度にスタートしたものでございます。本町では、国の制度に先駆けまして、平成18年度にふるさと応援基金を創設しまして、積み立て、寄附金の使途を、まず一つ目は、環境保全とまち並み景観対策、二つ目は、子供の健全育成、三つ目は、終着駅周辺の整備、四つ目は、観光振興の四つの項目を指定した上で、基金に積み立てております。実績を申し上げますと、これまでに道内外延べ50名の方から総額1,082万円に上る寄附金をいただいているところでもございます。まず、ご寄附をいただいた皆様に対しましては、その都度、感謝の意と住みよいまちづくりへの取組みの決意を文章にしたためまして、応援、寄附をしていただいた方に対しまして、お届けをしているところでもございます。今回のご質問の内容は、寄附をされた方に対して、町内施設の優待利用券や特産品などを贈り、まちのPRや産業振興に結び付けてはどうかという内容でございます。本町の制度導入時には、先進事例なども参考にして、それらの点も検討いたしましたが、その際には、ふるさとを応援するという意味合いからも、本町出身者などの縁のある方からのご寄附を想定しており、事実1,082万円のほとんどは、そのような方からのご寄附によるものでございまして、子供たちの健全育成やまちづくりに活用をさせていただいております。平成23年度に税制改正が行われまして、税額控除の引き下げがあったことから、ご提案されたメリットを持たせることで、ふるさと応援というよりも、むしろ経済的な利益を求める寄附が全国的に増加したものと考えてございます。現在、北海道内では24の市町村が、ふるさと応援寄附金制度において、一定額以上寄附をされた方々に、そのまちの自慢の特産品を贈っているようでございます。例えば、空知管内のあるまちでは、平成20年度から23年度までの4年間で40件、362万円だったものが、平成24年度に特産品を特典としたところ、1年間で何と171件ということで、160万円の寄附金が集まったということでございます。4年間の実績を4倍も超えるという方々から寄附をいただいたことは、まちにとっても多くの効果があったものと推測するところでもございます。一方、知床は世界遺産になって、ご承知のとおりでございますけれども、知床世界遺産で全国的にも有名になった道東のあるまちでは、寄附金に特典を付けることなく、平成24年度までに1億8千万円余りの寄附金を受けております。特産品を特典とすることが寄附金の額に直結するとは、これらの事例を踏まえますと一概には言えませんが、まちのPRや産業振興上の効果も期待できるもので、前向きに検討してまいりたいというふうに考えます。ただ、総務省からの文書もまいってございます。ふるさと寄附金制度ができた際に、総務省が、制度の乱用を懸念し、地方自治体の良識ある行動を期待する旨の報告も出されていることから、町内に及ぼす経済効果に期待をしつつ、関係機関ともいろいろと研究を進めながら、前段申し上げましたように、前向きに対処してまいりたいというふうに考えておりますので、そのようなことでご理解を願えればというふうに思っております。以上で、三つ目の質問にお答えをさせていただきます。
再質問 2番 西内陽美
再質問というわけではないのですが、今現在ですね、特産品をインターネット上の画面でもって掲載して、選んでいただくという面白い企画が出ております。実際に、ふるさと納税特産物ランキングというようなものも存在しておりまして、まちを応援したいという気持ちの一方では、お買い物の気分で、そのまちの特産品を離れたまちで手に入れることができるということで、大変喜ばれているということがあります。経済的利益を求めるのではなくて、特産品を差し上げますから寄附お願いしますという視点ではなくて、各自治体がふるさと納税制度をまちの産業振興に使えるのではないかというふうに、知恵を絞った素晴らしい着眼点のたまものではないかなというふうに考えております。8月28日に開かれました経済文教常任委員会の中では、計画期間を25年度から29年までの5年間とした、新十津川町観光振興計画の中間案が示されました。その中で、観光情報発信評価案というところには、担当課の職員の皆さん方が、よく苦労されているというところが見えてきます。ですから、産業振興の発展振興というところは産業振興課ではなくて、いろんな担当の課が横断的に取り組まなければいけないというふうに考えておりますので、是非、このふるさと応援寄附金事業も、その一役をかっていただきたいということを強くお願いを申し上げまして、私からの質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 植田満(町長は2015年3月まで)
十分に参考にさせていただきながら、先ほど前段申し上げましたように、前向きに取り組んでいくということでございますから、今ほどお話あったようなことを参考にさせていただきながら、また進めてまいりたいというふうに思っております。以上です。