新得町議会 令和6年第4回定例会 2024年12月17日
小中学校の修学旅行費の全額助成を
2024年12月17日、新得町議会の一般質問で、若杉政敏議員が「小中学校の修学旅行費の全額助成を」について質問し、教育長 渡會崇善、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 若杉政敏 議員
- 答弁者
- 教育長 渡會崇善、町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 若杉政敏
ちょっと体調が悪くて、聞き取りづらいかもしれませんけれども、よろしくお願いいたします。本日は、たくさんの応援団が後ろに来ていますので、タイムリーな質問でございますので、前進できますように期待しておりますので、よろしくお願い申し上げます。それでは、通告に従いまして、小中学校の修学旅行費の全額助成をということで。1.小中学校の修学旅行費の全額助成を修学旅行は、平素とは異なる生活環境で過ごすことで、普段の教育では味わえない体験をすることが主な学習の一環であります。新型コロナウイルスの影響で、修学旅行を取り巻く環境にも変化が起き、特色ある内容へと変わりつつあります。その上で物価高はもとより、生徒数減少による割引率の低さから旅行に係る費用が高くなっております。子どもを育てやすい環境づくりを目的として、保護者の経済的負担軽減や義務教育の円滑な運営を図るため、管内でも一部助成または全額助成を取り入れている自治体があります。本町におかれましても、定住の観点から小中学校の修学旅行費無償化の実施を要望し、教育長の見解をお伺いいたします。
答弁 教育長 渡會崇善
若杉議員のご質問にお答えいたします。修学旅行費の助成についてのご質問でありますが、まず、修学旅行の目的は、議員のご質問にありますとおり、普段とは異なる生活環境において、知識や経験を広め、自然や文化などに親しむとともに、集団生活や社会的規範について望ましい体験を積むことなどとされています。町内の小中学校の修学旅行は、基本的に小学校は6学年が1泊2日、中学校は3学年が2泊3日から3泊4日の行程で実施されており、義務教育9年間の中では、保護者の金銭的負担が大きい学校行事であることは認識しております。近年の物価高騰などにより、修学旅行の費用においても、貸切バス代金や宿泊料金などで、少なからず影響が出ていると思われますが、過去5年間の保護者負担額を比較してみますと、参加人数により金額の増減はあるものの、急激な負担増とはなってはいないと考えております。現在、保護者負担軽減策といたしまして、経済的困窮世帯を対象とした就学援助制度を適用しており、修学旅行費相当分の補助を行うなど、必要な世帯に対して支援を行っております。また、学校側も、各家庭への負担増をできるだけ抑えるよう、研修先や行程の見直しを行っているほか、教育委員会からも、団体としての人数確保のため、できるだけ町内合同で修学旅行を実施していただくよう各学校に検討するよう求めているところであります。十勝管内の一部町村において、修学旅行費の助成制度を設け、保護者負担の軽減を図っていることは承知しておりますが、旅行費用の負担は、基本的に保護者負担と考えており、引き続き、各学校とも相談しながら、保護者負担額を少しでも抑えられるよう努めてまいります。以上です。[渡會崇善教育長 降壇]
質問 若杉政敏
ご答弁ありがとうございます。3年前になりますか、青柳議員が子どもへの投資は未来への投資、隣町の清水町が全額助成に踏み切ったと。本町もぜひとのことで一般質問しておりますが、今回も相変わらずの答弁ということで、随分研究期間が長い割には淡白な内容だったかなと。少なからず前向きの判断だったとしますが、教育長が変わったことを期待しての私からの再質問だったのですけれども、もう一掘りということでよろしくお願いいたします。国の税制改正で、地方税の減収が気になるところでございますけれども、本町も特に大型事業山積の中において、ソフト事業である支援充実策となると、どうしても足踏みしてしまうのが本音でしょうが、確かに、人口減対策において、各自治体がそれぞれの立案で特色ある施策を行っていますが、当案件の子育て支援策は、未来への投資と本町においての新たな支援策の格付けであることを望むものであります。これだけ社会的変化が目まぐるしく変わる昨今、平和歴史学習等はもとより、新たな価値を創造するための企画であることが本来の目的ではないだろうか。確かに、直近の旅行費の推移は、極端な高騰にはなっておりませんけれども、答弁にあった行程の見直し町内合同での実施ということは、修学旅行の意義にかけ離れた検討の進めであり、費用制限での減泊、単なる恒例行事となり得る固定化であってはならない。軽減策として、困窮世帯等への支援は、どの施策においても充実とまではいかなくとも、福祉のまちとして積極的な取り組みは見られますが、準要保護基準値ぎりぎりの世帯を含め、中間層の現状は厳しい環境であることは把握していると思われますが、例えば学校給食費、本日の通告にはありませんけれども、今、国はまだまだ先の話とはいえ、無償化へと動きがあるようでございますけれども、本町で一部のお母さんたちが、給食制度があるだけでもありがたいという人たちもいます。町長の望みどおりになっているみたいですけれども。行程内容が希望の場所へとどこへでもとはなりませんけれども、子どもたちが新たな視野を広げるための後押しと踏まえ、将来への重大な財源負担にはならないのかなと。カンフル剤的な定住への1つのメインアピールとして、全額無償化を求めるものであります。ぜひとも、さらなる前向きな検討をあらためてよろしくお願いいたします。
答弁 教育長 渡會崇善
再度、若杉議員のご質問にお答えさせていただきます。3年前のこの修学旅行については、貧困に対する対応というふうに伺っております。内容的には同じように全額無償化をというお話しだったかと思いますけれども、3年前の質問された当時とさほど変わっていない現状で、ここで、では行いますというお話しをするのが果たして妥当なのかというようなことを内部でも検討してまいりました。確かに物価は高騰してきております。今後もどうなってくるか分かりません。そういった部分も国であるとか、道であるとかの動きも見ながら、物価の動向なども引き続き注視してまいりたいと思っておりますし、こちらとしては、合同で行うことイコール各学校の自主性がなくなるというふうには考えておりませんし、修学旅行本来の目的を各学校でどのように理解し、達成するかというところにお願いをしているところでありますので、固定化をするという意図ではございませんので、その点だけはご理解いただきたいと思います。また、これまでも、先ほどおっしゃった学校給食費についても、全ての費用を保護者の負担にしているわけでないのはご存じのとおりと思いますし、修学旅行費についても、3年前の前教育長の答弁では、距離は限られますけれども、町のバスを利用して保護者負担軽減を図っているということをご説明差し上げていたかと思いますし、この部分は継続してまいりたいと思いますので、そういった部分で、町としても支援しているということでご理解いただければと思います。また、今後の状況の変化等を注視しながら、各学校とも連携を取りながら対応を検討してまいりたいと考えております。以上です。
質問 若杉政敏
ご答弁ありがとうございます。直近の物価高がということがどうしても出てきてしまうのですけれども、ここ何年かの修学旅行の中で、そんなに値上がりしていないという取り方はちょっと違うかなと思うんです。例えば減泊して、行き先も決められないとか、たぶんその辺にあると思うんです。この3年間、上がらないはずがないんです。これからの方向性はやはりもうまず上がるだろうと。上がったものは下がらない。その中で少しでも町として支援策があってもいいんじゃないかということで、私の再度の質問だったのですけれども。その辺、1点だけ、教育長、教えてほしいのだけれども。あと最後に、受益と負担、よく町長が言われます。この在り方、これは基本でございます。予算執行継続の上ではついて回ることは認識しつつも、町長がいつも言う生きたお金の使い方、その1つにこれを加えていただきまして、繰り返しになりますけれども、この案が将来、未来への投資へと捉えた最後の実行に向けた、財源元である町長から答弁をひとつ伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
お答えいたします。職員にはいつも言うんですけれども、われわれの仕事というのは町民の生活を支えるという、そういう切り口の中で、大ざっぱに物事を進めた上で、この政策は必要か必要でないかと。それで、大型事業の話あったのですけれども、大型事業の投資は初期投資ですから、気にはしますけれども、問題はその後のランニングコストだとか含めて、いわゆる経常経費となるものがやはり頭を横切る大きな要因の1つ。その上で、今回のほうに戻るんですけれども、今回は切り口は修学旅行で、トータルとしては子育て支援ということで、提案の内容、十分分かりました。なかなか教育委員会だけで答弁するというのは限界あるかなと思っていますので、どういうふうにこれからわれわれの中で交通整理ができるか、まだ明言できないんですけれども、先ほど言った受益と負担までいきなりいけるかどうかも含めて、子どもにかかる費用というのをいま一度見て、全体の生活の中でどういうウエートを占めているのかも含めて実態を見極めた上で、負担軽減という観点から、もう少しもんでみたいなというふうに今、思いました。その上で、修学旅行、私も興味があったので、ある旅行会社の方と懇談させていただきました。修学旅行にあたって、新得がそうなっているかどうか分かりませんけれども、相当の年数積み立てをしているというふうに聞きました。ところが、積み立てをしたときの、こういう金額になったというのと、旅行会社とのやり取りしたらどうしてもやはり差が今は出てきている部分もあるようです。結果として、今までAというところに行っていたのが、近距離のBに変えるとかという、そういうことも学校では選択しているという話をしていましたので、お金の問題を切り口に行き先を変えるというのが本当にいいことかどうかまで、私、判断できないんですけれども、いずれにしても、必要な教育の中でどう処理をしていくかという、そういった中で、それも含めて、先ほど言ったように、トータルとしてどうあるべきかというのは、1回内部で勉強させていただきたいなというふうに思っています。極めて曖昧な答弁になってしまいましたが、少しでも今後どうするかという中では、内部で情報共有しながら、少し議論をさせていただきたいなというふうに思っています。よろしいでございましょうか。[若杉政敏議員 降壇]