新得町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月20日
子育て支援について
2023年9月20日、新得町議会の一般質問で、大澤一文議員が「子育て支援について」質問し、町長 浜田正利、児童保育課長 岡田徳彦が答弁しました。
- 質問者
- 大澤一文 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利、児童保育課長 岡田徳彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 大澤一文
1項目、子育て支援について質問いたします。1.子育て支援について保育園、保育所の入所要件には、保護者の就労・病気・妊娠・出産など保育の必要性の認定が必要であることは認識しています。町内には、入所要件を満たさず、保育所(園)に入所できないという話を聞きます。新得地区には幼稚園と保育所があり、屈足地区には保育園しかないため、必要なときには、新得の幼稚園に通うしかありません。親が安心して休んだり、病院に通院したりできる、子育て支援が必要と考えます。町にも、一時的に預かる制度はありますがこれを拡大し、保育士の体制、対応も大変かもしれませんが、まず、屈足地区の保育園を親が在宅の場合でも保育園に入園できないかをお聞きします。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
お答えいたします。屈足地区の保育施設につきましては、昭和49年に4歳、5歳児を対象として、幼稚園教育要領に基づいた保育を行う「屈足東へき地保育所」と、乳幼児を保育する常設の「柏保育所」の2施設を町立として開所した経過があります。その後、それぞれの施設の入所条件、保育時間、保育料などが異なることから、地域の意見として統一された保育所の開設を望む声が高まり、昭和54年に2つの施設を統合し、現在の「屈足保育園」を開設するに至っております。その上で、「屈足地区の保育園に親が在宅の場合でも入園できないか」との質問でありますが、屈足保育園は、児童福祉施設である「保育所」として位置付けられており、法律で定められている「保育の必要性」の認定を受けた場合にのみしか入園できない施設となっております。そのため、入園の対象者は、保護者の就労、妊娠・出産、疾病や障害など、一定の要件を満たしている場合に限られますので、現状では要望にお応えできる状況にはありません。なお、在宅で保育されている世帯につきましては、家庭での保育が困難な際、保育園において時間単位で保育を行う「一時預かり保育」を利用することができます。この場合、就労状況に関係なく、入院や通院、趣味やサークル活動などの理由でも利用することができますので、ぜひ保育園のほうにご相談いただきたいというふうに思っております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
質問 大澤一文
ありがとうございます。法律に壁があるのは分かります。ただ、現在、国の施策の少子化対策でこども誰でも通園制度のモデル事業が31の市や区、町で、道内では白老町のみですが、施行が順次始まって、親が在宅でも子どもを預けることができます。仕事をしていない親の孤立化を防ぐ狙いで各自治体の一時預かりの事業を参考に2023年施行、24年検証し、あらためてモデル事業の実施、25年以降、全国展開を目指すとあります。町内でも少子化が進み、子育ての環境は変化しています。1人目が生まれ仕事を辞め、2人目が生まれ仕事ができず、入園もできず、母親1人で2人の子どもを育てる、周りには子育てしている家庭もなく、相談できず、子育てしている親にとっては厳しい環境下にあると考えます。町として、一時預かりを含め、いろいろ取り組みをされているのは分かりますが、保育士の体制等、大変になりますが、保育士の数を増やしていただき、物資の支援だけではなくて、心の子育て支援として、屈足の1つしかない保育園を誰でも入れる保育園に町としての力量でできないのか、再度、伺います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
町としての力量でできるかできないかといったら、私、担当から聞いている現状ではできない。その上で、やはり子育ての環境は、私も子どもを2人育てましたけれども、当時とだんだん世の中が変わってきているという、そういう認識は十分理解しています。とりわけ地元に親がいる人もいれば、もう全然いらっしゃらない、そういう方も私自身も知っていますし、親同士がなかなか交流できないというお話しも聞いたことがあります。保健福祉センターのほうでも子育てについていろんなことを悩みながら今、いろんなことを努力しています。その上で、議員の質問に真正面からどれだけ答えられるか、先ほど言ったように、今の段階ではできないと私も思っていますけれども、そこをどう悪知恵も含めていろんなことを考えたときに、少しでもそういう子育ての状況に寄り添った施策というのが可能かどうかというのは、担当者も苦労していますので、ぜひその辺、もうちょっと悩みながら物事というのを対応していきたいなというふうに思っていまして、今、私の立場で答えられるのは、申し訳ないですけれども、それが限界かなというふうに思っています。担当課長、もっと踏み込んだ答えがもしできれば、担当課長のほうから言っていただいてもいいと思いますけれども、いずれにしても、認識、やはり子育てというものについては本当にたいへん重要なものだと認識していますので、少しでも寄り添えるようなものを考えられるかどうかも含めて、悩んでみたいと思っています。以上であります。
答弁 児童保育課長 岡田徳彦(児童保育課長は2023年9月まで)
私のほうからですけれども、議員がお話しを聞かれたご家庭の具体的な状況は分かりませんので一般的な話になりますけれども、子育ては決して楽なことではないというふうに思っておりますし、子どもを育ててきた誰もがその大変さを経験し、子育てを通じて親も一緒に育っていくものじゃないかなというふうに思っております。子育ての第一義的責任は保護者であります。子育てが大変だから保育園に預けるという考え方ではなく、まずは行政が行うさまざまな子育て支援サービスを含めて、地域のさまざまな資源を活用しながら、まずは保護者としての子育ての責任を全うしていただきたいなというふうに考えております。先ほど町長の答弁にも触れておりましたけれども、在宅で子育てをされている世帯の支援といたしまして、就労状況に関係なく、時間単位で保育園の一時預かりを利用することができます。また、子育て支援センターにおきまして、子育て支援室の一般開放のほか、地域ぐるみで子育てのサポートを行うファミリーサポート事業、また、親子の交流などを目的とした親子遊び広場のほか、子育て相談日などを設けて育児の孤立化を防ぐため、関係機関と連携してさまざまな事業を行っておりますので、必要に応じてご相談をいただきたいというふうに思っております。その上で、屈足保育園ですけれども、町長の答弁にありましたとおり、現状ではご要望にお応えする状況にありませんので、ご理解いただきたいと思います。以上です。
質問 大澤一文
ありがとうございます。この質問事項から外れるかもしれないですけれども、やはり屈足には1つしかないということで、幼稚園に通うとなると、屈足から車で送り迎えをしないといけない状況になった中で、親が屈足から離れて新得の本庁に実際に住めば近くに行けるということになります。実は、私は子育て支援も考えていますけれども、子育て支援で、屈足保育園に子どもが誰でも入れるようになれば、少しは屈足の高齢化、そして、子どもが少なかったり、過疎化に歯止めがかかるんじゃないかなと。自分は違う意味で子どもたちを集めて屈足をもう少し発展できないかなという感じで思っています。3回目ですから、これで終わりですけれども、先ほど町長が言われたとおり、いろんな手を使って考えていただけるというのでしたら、ぜひ、なるべくそういう方向性で誰でも預けられる屈足保育園でありますようお願いして、終わりとさせていただきます。ありがとうございました。[大澤一文議員 降壇]