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新得町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日

屈足地域の活性化について

2024年6月19日、新得町議会の一般質問で、大澤一文議員が「屈足地域の活性化について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
大澤一文 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 大澤一文

私のほうから、屈足地域の活性化についてお伺いいたします。1.屈足地域の活性化について本町では現在、駅前再整備、新庁舎、公園、道の駅等、多くの事業が計画・実行されております。一方で、屈足地域の住民からは、新得地域だけ整備され、屈足地域には何もないねという声も現実に聞こえてきています。現在、屈足地域では、高齢化、過疎化が進んでおり、これ以上の過疎化を防がなければなりません。そこで、町として、屈足地域に何かのアクションを起こして、地域に人を集める施策が必要と考えております。これは例えばですけれども、町が購入した拓鉄の土地を活用した、新得地域、清水町・鹿追町にある公園よりもスケールの大きい公園を作り、屈足地域に人を呼ぶとか、また、1年中作物が栽培できる大型ハウスを建設し、未利用排熱を利用した冬季農産物のブランド化など、屈足地域に新しい産業を作り出せると考えておりますが、町長の考えをお伺いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

大澤議員のご質問にお答えいたします。屈足地域は木材関連産業の撤退や営林署の統廃合などもあり、人口の減少や高齢化率も高まっていることは認識をしており、議員が懸念されていることは、私も同じ思いであります。しかし、本町における少子高齢化、人口減少は屈足地域にかかわらず、町全体の大きな課題であり、先ほどの青柳議員のご質問にお答えしたとおり、誰もが安心して住み続けられる持続可能なまちづくりに最大限努力をしてまいりたいと考えております。その上で、地域の活性化は1つはやはり既存の産業の活性化が大きな要素と考えており、産業振興を図るため、地域振興事業や商工業活性化事業、農林業の各種支援策などさまざまな産業振興施策に取り組んでおり、近年、屈足地区においても家畜用サプリメントの製造やくったり温泉レイク・インではオートキャンプ場の整備のほか、グランピング施設の整備など民間の新たな投資も見られるところであります。新たな産業という面では、自然エネルギーである地熱エネルギーの調査や、木材関連として種苗の苗畑の整備による林福連携事業などの検討を進めているところであります。いずれにいたしましても、新たな産業の創設は一朝一夕にいかないものであることも現実でありまして、引き続き努力をしていきますが、地域の方々との協力も欠かせないものでありますので、例えば「屈足を考える会」を含めた地域の皆さんとの議論も深めることも必要というふうに思っておりまして、議員からも地域を変えていく視点を持ってご提言をいただければありがたいというふうに思っております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 大澤一文

ありがとうございます。私も地域を変えていく視点を持って、建設的な意見を言ったつもりなんですけれども。私も新得町全体の人口減少、高齢化は自分でも認識しております。ただ、今、屈足地域の高齢化・少子化はかなり進んでいて、商店を見ても何店舗もなく、また、店主も高齢化でいつ廃業するか分からない状態にあります。店がなくなれば地域で生活している住民、特に高齢者は不安が募る一方だと思います。やはり屈足地域に人が集まり、住んでもらえる地域にする取り組みが必要であると考えております。そこで、やはり公営住宅の件でいえば、国の予算を使って公営住宅を造るために所得制限で入れない人もいますし、そういう国の制限が多くあって、利用したい人ができないような状態である中で、やはりひとつ公営住宅にしてみれば、トムラウシの教員住宅みたく、町が全面的にお金を出して、町が管理している店の近くの土地に建てる、誰でも入れるようにしていただく、そういう方法もあるのではないかと考えております。いずれにしても、先ほど言った民間の新たな投資、これはやはり協力していかなければなりません。まして、7月に屈足の若い人たちが何年か前からガンケフェスティバルをしています。こういうのにも町として、参加、協力していかなければならないかなと考えております。最後にですけれども、例えばの中に1年中作物が栽培できる大型ハウスと言いましたが、これは新得町が令和5年2月に環境基本計画の中に、冬季作物栽培ブランド化が書かれております。これは、将来的に今後、道の駅の野菜の供給とか雇用にもつながりますので、ぜひ、早急に検討していただきたいと思いますし、拓鉄の土地だけではなくて、まだまだ屈足には町が抱えている土地はあると思いますので、苗畑事業も考えておられるのであれば、拓鉄の土地だけではなく、ほかの土地も利用しながら、屈足地域の活性化に向けて取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

まず議員、産業の振興というのは行政が全てやるという認識を持っていらっしゃるとしたら、私とちょっと距離がある。行政が自らやる、これは私は否定しない。だけれども、産業は持続を考えたら、私、民間の人たちが腹を据えてやはり努力していかなくてはならないというふうに私は思っている。そういう人たちをわれわれは応援すると。これが基本。その上で、どうしてもやはりどうしようもないものは第3セクターになるかもしれませんけれども、それはそれで腹をくくってやります。これが1つ。それから、あえて私の頭の中に入っている産業というものを、かみ合うかどうかこれからも議論があるので、あえてお話しをさせていただくのですけれども、まず基本は、持続できる産業とは何かと、やはりどうしても私、考えます。目先のところといいますか、近いところで私、やはり農業しか浮かばない。それから、環境問題を考えると、持続を含めて両方いくのは私、林業しか浮かばない。それから、地域の問題を考えたときに何かといったら、屈足はやはりエネルギーが私、重要だというふうに思っています。水もある、木質もある、畜産系もある。あと、地熱、先ほど言ったように、これは私、努力して姿、形にしていくのがわれわれ行政の1つの役割かなと今、思っています。それから、さっき、新得、新得と話しましたけれども、確かに新得駅前やっている、高速やっている。しかし、全てとは言わないですけれども、屈足は必ず通り道に私、なると思っていますから、そういう意味で、出口と入口を整備した結果、道路を使うお客さまをどう捉えていくかと、私、屈足これからの1つのポイントかなというふうに思っています。具体的な提案がありました。住宅問題、私もこの住宅問題というのは公住に限らないのですけれども、大切な要件だというふうに思っていますので、民の方々とも相談しながらどういうことができるか、悩んでいきたいなというふうに思っています。それから、公園の話、頭に私、入れています。ただし、現状の中で本当にそういう合意形成ということを考えたときに、われわれ行政側としてどこまで進むのかというのは不安な部分もありますけれども、提案は提案として受けていきたいなというふうに思っています。それからもう1つ、商店街の話がありました。商店街の自らの次の承継を考えてどうするかという動きと、やはりどうしてもそこには購買力というのがないと、店は私、持続しないというふうに思っていますので、その辺をどう考えていくか、口で言うのは簡単なのは十分分かっています。その上で、現実の厳しさというのを身に染みている部分もありますので、そういったことをお互い知恵を出しながら進めていきたいなというふうに思っています。それから、1年中の作物というのも、それはそれで分かりました。頭に入れていきたいと思っています。くどいですけれども、われわれやはりトータルとして、町全体をどう底上げしていくかというのが基本でありまして、あとは、地域、地域によるそれぞれの持っている宝をどう磨き上げるかというのが私たちの使命だというふうに思っていますので、決して屈足をないがしろにしているわけでもないし、トムラウシをないがしろにしているわけではないし、佐幌、上佐幌もないがしろにしているわけではないと。その辺だけ誤解のないようにこれからも共に町政という中で前に進めていければいいかなと思っています。私からは以上であります。

質問 大澤一文

ありがとうございます。私も町長とは考え方は一緒なんですけれども、ただ、産業というのはやはり屈足でいえば農業と林業は欠かせないと思っていますけれども、苗畑を持ってくるにしても、やはり町がかなり関わらないと、そこに個人的にやろうかなという方はなかなかいないかなと思っています。そういう意味で私は言ったつもりなので、ぜひ、待っているんじゃなくて、こういうことがあるから、もしかしたら森林組合があるなら森林組合のところに行って、こういうことをやってくれないかという話を進めたり、率直に現実として農家がいっぱいあるのですから、変な話ですけれども、農家にレディースファームスクールの方が働きに行っても、仕事が冬の間ないんですよね。そうすると、やはりどっちかというと、生き物を飼っている方のほうに行きやすくなるような傾向もあると思うんです。だから、そういうのも含めて、一年中、屈足地域で作物が栽培できるような環境を作っていただければなと思っていますけれども、最終的には待っていないで、町も含めて、いろんなことをやっていただきたいなということで。最後にもう1点だけ、地熱の関係ですけれども、やはり屈足地域といってもあそこはトムラウシ地域というのもありまして、そこの意見を十分に聞いてから決断しないと。私が言っている屈足地域はトムラウシは申し訳ないですけれども含まれていなかったので、屈足の街の中をといったイメージでしゃべっていました。申し訳ございません、説明不足でした。それはともかく、やはり屈足に私は人を集める施策を、何でも町が一緒にやっていただきたいなということと、それもぜひ、われわれも協力していきたいなと考えておりますので、よろしくお願いします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

ぜひ、トムラウシ地区も屈足地域に入れていただくようにお願いしたいなと思います。その上で、議員からの見た目では、われわれの動きが鈍いというのは何となく分かりました。そういう強い思いというのが分かりました。それで、あえて言いますけれども、リスク管理は私、たいへん大切というか、大変なことなので、では、全部民間で、普通は民間なんですけれども、そこにどうしてもやはり背中を押す1つの材料としてリスク管理の中で行政も分散してくれと、これはこれで私、ひとつあり得るかなと思っています。ただ、あと、程度と限度が今の段階まだ言えませんけれども。それから、苗畑だけの問題、話しますけれども、森林組合と私、組合長と直接、今、やり合っているのですけれども、どうしてもやはり1年の流れの中でこの人をどう雇用していくかという、そこが今、1つ大きな問題と、実際、苗畑として種苗を支援できる人が本当にいるのだろうかというのは、現実問題としていろいろあるようでありまして、ただ、そうは言いながらも苗は足りないというふうに聞いていますので、その辺、需要と供給も含めて誰が受け皿になって前に進めるかというのは、あらためて私自身も直接今、動いている部分もありますので、組合のほうとも努力をしていきたいなというふうに思っています。あらためて言います。われわれの動きが悪いというのは分かりましたけれども、最大限、あまり言わないほうがいいかもしれませんけれども、汗をかくように努力します。以上であります。[大澤一文議員 降壇]

出典:新得町議会 令和6年第2回定例会 2024年6月19日 議事録 PDF(53ページ) 間違いを知らせる