みんなの議会

新得町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月11日

広域処理に向けた生ごみ減量化について

2020年3月11日、新得町議会の一般質問で、菊地康雄議員が「広域処理に向けた生ごみ減量化について」質問し、町長 浜田正利、町民課長 中村勝志、産業課長 河津祐二が答弁しました。

質問者
菊地康雄 議員
答弁者
町長 浜田正利、町民課長 中村勝志、産業課長 河津祐二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 菊地康雄

9年前の本日も一般質問の日でありました。地震が起きたのが午後2時46分ということなので、午後まで一般質問をやっていたんだなという思いを持ちながら、ここに立たせていただいております。質問者が気付かないぐらいのゆっくりと左右に揺れる中で一般質問が行われました。質問後、テレビに迫り来る津波に驚がくしたことを昨日のように思い出しております。復旧復興に涙と汗で頑張ってこられた被災地の様子を見るにつけ、ただただ、頭が下がるばかりであります。いまだ2,500人以上の不明者、そして1万6,000人を超える犠牲者に対し、冒頭、黙とうをささげたわけですけれども、あらためてご冥福を祈りながら質問をさせていただきたいと思います。先ほど青柳議員が質問されましたけれども、それに比べれば今回の私の質問、たいへん小粒であります。それ故に実現しやすいのかなという思いを持ちながら質問させていただきたいと思います。まず最初に、広域処理に向けた生ごみ減量化についてということであります。1.広域処理に向けた生ごみ減量化について来年4月からの廃棄物処理広域化に向け、いよいよ新年度から持込料が値上げされます。それに伴い、各家庭・事業所も減量化に積極的に取り組んでいくことと思われます。広域化に対して町長は日頃、生ごみの減量化が課題であると言及しておられますが、くりりんセンターに運ぶ際にも生ごみのほとんどを占める水分を減らすことができれば、経費負担の軽減につながるとの意味であるように理解をしております。そこで、この1年をかけて生ごみ分別に取り組むことを提言したいと思います。管内の他の町村でも、先ほどの話にもありましたけれども、取り組む例はあります。鹿追をはじめとして、池北3町など、生ごみ分別に取り組んでいるんですけれども、農業のバイオマス施設併用のほかは堆肥化処理であります。しかし今、機械任せで100パーセント減容できる方法というのがございます。導入することによって、維持コストを掛けることなく解決できるのではないかと考えております。分別の種類が増えること、それから気温対策、収集方法など、課題はあるとは思いますが、経費削減のために必要なことではないかなというふうに思っております。加えて、そこに事業系の生ごみも持ち込んでもらい同時処理することによって、経費増で経営の意欲減退が心配な小規模事業者にも朗報となると期待するところでありますけれども、前向きなご検討をお願いしたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

菊地議員のご質問にお答えいたします。生ごみの減量化については、先ほどの青柳議員のご質問でもお答えしたとおりですが、生ごみを分別するには、議員ご指摘のとおり、各家庭での負担が増え、町としても収集回数を増やさなければならないなど、経費が増加する課題があるかなというふうに思っております。議員からご提案のあった生ごみを発酵、分解させて、水に変える業務用生ごみ処理機を含め、考えられるあらゆる選択肢の検討を進め、少しでも生ごみを減らす工夫というものを考えていきたいなというふうに思っております。一般論になるかもしれませんけれども、いずれにいたしましても、ごみ全体の減量というのは重要な課題と考えており、ごみそのものの排出を減らすことがごみ処理費用の削減にも直結します。出されたごみをいかに経費を掛けずに適切に処理するかを追求し、今よりも経費を掛けずに処理できる方法がないか、研究させていただきたいというふうに思っております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 菊地康雄

先ほどの質問の中でも話されておりましたけれども、12月の質問でも話しましたが、道内の市町村でも生ごみの資源化というのは、実施率が40パーセントというふうに言われております。ただ、これも経費が掛かることなので、徐々にやめていく町村もあるというふうに聞いておりますので、喫緊、どれくらいまで減っているのかというところまでは調べておりませんけれども、このリサイクル、再利用、そして減容ということで、考え方は全く違うんですけれども、どの方法が今に一番あったものになるのか、これも検討課題の1つだと思いますけれども、私としてはできるだけ経費を掛けないように、堆肥化をすれば堆肥の後処理というのもありますので、掛けないという方法がこれからのごみ処理の方法でもあるのかなという気にもなっております。ちなみにあらためて生ごみとして回収するというふうにした場合に、1日に新得では一体どの程度、何トンぐらい出るのか。そして、例えば大規模な量として出てくるだろう給食センター等はそのうちの何割ぐらいになるのか、ぜひお聞きしてみたいなというふうに思います。ちなみに分別で生ごみだけを集めたときに、費用とすればどのくらい掛かるのかということも知りたいと思います。それと、今までもこの生ごみ対策というのには、ずっと町としても気を配ってきたのではないかなと思いますけれども、最近あまり聞かなくなりました。各家庭でのコンポスト処理というのと、電気で乾燥させてからからにするという2つの方法があって、それぞれに補助を出していたと思うんですけれども、この処理の仕方というのは最近、町としてどのように取り組んでいるのでしょうか。ずっといろんな町のごみの処理の仕方を見てみると、やはり出てきた生ごみというのは大半が水分ですので、その重さを減らす、あるいはその衛生上からも出たその場所で処理するのがいいというのが、やはりどう考えても一番、手っ取り早いし、経費は掛からないし、作った後で菜園に入れれば肥料にもなるしという、八方丸く収まるような気がするんですけれども、最近、コンポスト処理というのはあまり聞かなくなって、コンポストそのものも少なくなったかなという気がするんですけれども、この辺については、町としてどのような取り組みをしているか、お聞きしたいと思います。

答弁 町民課長 中村勝志(町民課長は2020年9月まで)

菊地議員にお答えします。今、質問がありました1日当たりの生ごみの収集量というか、生ごみだけでは計量はしていません。収集も計量もしていないものですから、1日平均して推計でいくと、事業系、家庭系合わせて1.67トン、家庭系が0.94トン、事業系が約0.73トンと推計しております。給食センターの割合がどのくらいかと、割合というより、今、給食センターのほうも毎日集計はしているのですが、1日当たり40キログラムから70キログラム、給食センターの分の生ごみとしてうちのほうでは把握しております。また、生ごみを分別収集するとどのくらい掛かるかということなんですが、現状では今、可燃ごみとして収集しておりますが、可燃ごみを市街地では週2回今、収集しております。農村地区は月2回。これを市街地、可燃ごみを週1回、生ごみを週2回回収する。それと農村地区、可燃ごみを月2回、これは変わらないですが、生ごみを月2回別に回収すると、概算ですが今より1,280万円ぐらい増額するような計算になっております。それと、町として、来年の広域処理まで1年間あるんですが、今後、コンポストと冬場の段ボールコンポスト、それから家庭用の生ごみ処理機、広報誌だとかホームページなどで紹介して、少しでも生ごみを減らす工夫を紹介していきたいなとは考えております。以上です。

質問 菊地康雄

コンポストもたいへん手軽でいいのですけれども、上手に処理しないとやはり臭いが出るんですよね。何で臭いが出るかというと、日の当たるところに置くからです。日の当たるところに置くと中が数十度の温度になって、中の発酵菌が死んでしまうということがあって、また再度、菌を増やさないと発酵できないというので、臭いが出てくるというのがあるので、もしこれからまた再度、コンポスターについての普及を図るとすれば、その辺の使用方法も含めて一緒にお話しされたらいいのかなというふうにも思います。それと、新得町でできるかどうか分かりませんけれども、コンポストのもう1つの問題として、菜園のある人は使えるけれども、菜園のない人は使えないというのがあって、極力率先して出したところで処理してもらって、できた堆肥を町が回収して、そして国道沿いの花壇だとかそういうところに入れる方法もあるんですよね。そんなことも普及の度合いにもよるし、今すでにやっている人は自分の菜園で使っているということもあるでしょうから、あらためて普及するときに、そんなことも考えながらやっていただくと、スムーズにいくのかなというふうに考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。それと、ついでといったらなんなんですけれども、前回、12月にも事業者向けの、自分で処理しなければならない、自分で持ち込むことも難しいという事業者向けになんとかならないかという話もしたんですけれども、この処理機、もし、各お店が自分で導入しようとしたときに、補助できる要綱というのが新得町であるでしょうか。今、商工業活性化事業補助条例というのがあるんですけれども、そういう中にもし、こういう処理機についての対応する項目がなければ、その辺を追加していただくなりして、率先して生ごみを処理する。そうすると、先ほどの話にもありましたように、約半分は減容するわけですので、とても大事なことかなと。それだけ事業者に掛かる負担も少なくなるかなというふうに思います。事業者の経営意欲の減退というのを一番心配しているものですから、その辺も含めて前向きに検討をお願いしたいなと思いますけれども、よろしくお願いします。

答弁 町民課長 中村勝志(町民課長は2020年9月まで)

お答えします。合わせてコンポストの使用方法も周知してほしいということでありますので、この分も合わせて周知していきたいなと思っております。また、家庭菜園がある方はそこで使えるのですが、菜園がない方についてはその後の処理ということで、38号線の環境美化活動といいますか、花壇のところで使えないだろうかということもありますので、その点について、今年考えたいと思っております。

答弁 産業課長 河津祐二(産業課長は2021年12月まで)

現状におけます商工業活性化事業補助金の交付要綱の中におきましては、いわゆる商店の方々が自分の事業を展開するということに対する補助という形で行ってございますので、そういう事業ではない、自分の処理という部分については、今のこの中では該当する部分はございません。今の要望については、今後の課題として受け止めたいなと思ってございます。以上でございます。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

くどいようですけれども、ごみ、本当にどう減らすか、先ほど言ったように、あらゆる選択肢という中で、いろんなことを考えていきたいなというふうに思っています。それで、皆さんに本当に協力をしてもらわなくてはならないんですけれども、家庭の中でやはりどう減らすか、極端なことを言えば、自分の家庭の話をしても笑われるかもしれませんけれども、食べ残しはあります。その食べ残し、やはりごみにしないで処理をする。それから、料理を作るにあたっての残った出るもの、これもやはりいかに少なくするかと、当然お願いするところであります。その上で、この事業系の方、これも直接お願いするような形になるのかもしれませんけれども、結構、今、場所によっては持ち帰りというのがなかなか認めていただけないという現実があるようなので、衛生上の問題だとかいろいろきっとあるのかもしれませんけれども、なんとか町民の方が利用する場合については持ち帰りができるとか、何か少しでも減らす方法を排出される側も、また努力をしていっていただきたいなという思いはあります。その上で戻るんですけれども、コンポストを含めて、この間もきっとやってきていると思っています。なかなか普及していかない理由はきっとあるなというふうに思っていますので、先ほど菊地議員の話もありましたけれども、やはり水分をどう減らしていくかというのを、私も大きなポイントかなというふうに思っていますので、議員から提案のあったことを含めて、くどいようですけれども、あらためていろんなことを考えながら、努力していきたいというふうに思っています。なおかつ、来年の4月がスタートですけれども、4月に間に合うものと、それから4月にどうしても間に合わないものがやはり出てくるというふうに思っていますけれども、いずれにしても、間に合わない中でもいかに減らすかということを念頭に置きながら、努力していきたいなというふうに思っています。以上であります。

出典:新得町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月11日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる