新得町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月18日
病児保育の充実を
2019年9月18日、新得町議会の一般質問で、長野章議員が「病児保育の充実を」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 長野章 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 長野章
私は今回の一般質問で2項目について質問しますが、項目内容が違いますが、私は大きくこの2つの項目は人口問題に尽きるというふうに思いますので、本町の人口問題について町長と議論をさせていただき、町長が人口問題についてどう考えているのか、後ほど、お話しをお聞きしたいというふうに思います。まず、1項目の病児保育の充実ですけれども。1.病児保育の充実を子どもの病気は、親にとっては最大の難関と言えるでしょう。病気中の子どもは、保育所に預けることはできませんし、保育中であっても発病すると預かってもらえない場合がほとんどと思われます。病気が治るまでの間、子どものそばで世話をしなければならない状況となりますが、親も仕事をしなければなりません。親が就労しているなどで保育所に通っている子どもが病気になったときには、親に代わって病気の子どもを世話する施設の設置が保護者等から望まれていると思います。このような状況の中で、本町では、子育て短期支援などいろいろな子育て支援事業を行っておりますが、病児保育は遠方まで預けるというふうになると困難があると思いますので、ぜひ町内の医療機関等の協力を得て、町内で病児保育を充実できるよう提案したいと思いますので、町長のお考えをお伺いします。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
長野議員のご質問にお答えいたします。ご質問の病児保育につきましては、病院や保育所などにおいて、病気の児童を看護する看護師、准看護師、保健師または助産師および保育士を配置し、一時的に保育をする事業となっております。令和2年度から運用を開始します「第2期子ども・子育て支援事業計画」を策定するため、昨年度、アンケート調査を就学前児童および小学生の児童を持つ保護者の方に実施しております。設問の中で、病児保育については、実際に子どもの病気やけがで幼稚園、保育所、小学校の利用ができず、両親のどちらかが仕事を休んで看護したと回答のあった方に、「できれば病児や病後児保育を利用したいか」との設問に対し、「利用したい」が32パーセント、「利用したいと思わない」が66パーセントでありました。「利用したいと思わない」と回答した方の理由として、「親が仕事を休んで対応する」が71パーセント、「病児や病後児を他人に看護してもらうのは不安」が40パーセントと多く、記述欄には「子どものそばにいてあげたい」、「病中や病後のときは、親や祖父母などの安心できる人がそばにいてあげた方が、子どもの心によいと考えるから」などの回答がありました。同じく、「親族、知人等が看護した」と回答した保護者の方に、「できれば父母のいずれかが仕事を休んで看護したいと思われたか」の設問に対しては、「できれば仕事を休んで看護したい」が59パーセントで、「休んで看護することは非常に難しい」が28パーセントとなっております。記述欄では「職場の人員不足」との回答がありました。アンケートの結果を踏まえ、さまざまな意見や要望等がありますので、病児保育の必要性も含めた中で、今後も行政の役割、保護者の方の役割の整理、さらには、職場の人員確保対策などの検討も行いながら、子育て支援の充実を図ってまいりたいと考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
質問 長野章
答弁をいただきました。アンケート結果からいくと、新得では必要ないというふうなことなのかなというふうに思ったわけですけれども。しかし、一定程度アンケートの中でもあれですけれども、これは私もそうなんですけれども、やはり自分が見られれば一番いいわけですよね。ただ、やはりそういう状況にない人もいますし、よそからというか、遠方より新得に来られた方については、なかなか親族というか、その人たちの親もいないというような状況で、やはりどこかに預かってもらわないとならないというのと。やはり雇用する企業も、そういうところがあれば預けていただいて仕事をしていただくという、こういう保育所に預けている方は福祉職場なり、介護職場なりにやはり多く勤めている方がいるという中では、この人たちが休むのには一定程度人も確保しながら、スケジュール調整も必要だというようなことから、子どもというのは急に発病するわけですよね。そういった中では制度が必要だというようなことで、管内でも、士幌、音更ですか、それから本別でしたか、それぞれの制度をもって行っているところもあります。ただ、町内でというのはなかなか難しいのかなと。音更あたりは近いということから委託して、そこに預けた場合に、保護者に対して掛かる費用を助成するというような形を取っているみたいですけれども、新得であればやはり新得の医療機関と、先ほどもお話ししましたけれども、よく協議をして、その中に設置していきながら、当然看護師さんも必要ですし、医療のそばというのがいいのかなというふうに思いますけれども。町としても、サホロクリニックという施設を持っているわけですから、そこの運営は管理していただいていますけれども、そういうところと協議しながらやることは可能ではないかなというふうに。例えばこれ、音更みたく帯広近郊で預かってもらうというふうになると、やはり1時間以上も掛けて、親はそこに送り迎えをしないとならないという状況ですから、ただ、アンケートでは、そういう制度がないからそういう結果になったのではないかなと、私は思うんですよね。だから、それだと帯広までとても預けられないというような状況でないかなというふうに思いますので、今後もやはり仕事がきちっとできるような体制を組めば、先ほどもお話ししましたけれども、新得に来ていただける、雇用の確保にもなる、それから人口増にもなる。住んでいただければきちっとあれだというようなことから、私はこの人口問題にやはり関係してくるのではないかなというふうに思うんですよね。全部が全部とは言いませんけれども、そういうのはあるのではないかなというふうに思いますので。町長に言わせたら、それは企業の責任だろうという話になろうかと思いますけれども、確かにそうかもしれない。企業と本人の責任というふうになるかと思いますけれども、行政として人口問題、子育て問題をどう考えていくかといったときには、私はこういう制度を取り入れていきながら、やはり考えていくべきでないかなというふうに思いますので、その辺の考えは先ほどもお伺いしましたけれども、再度お伺いしたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
お答えいたします。長野議員の切り口は人口問題ということでありますけれども、私、人口問題、否定はしません。しかし、不安な子どもをどういう状態に置いてどうするのかといったときに、私は親の責任だと思っています。まず、職場環境の中で、きちんとその子どもが病気のときに休めるような状態、努力をしていただく、それがまず第一歩だと私、思います。しかし、保育にかける子を預かる理由というのは、やはり家庭環境によって経済の問題も含めて私、いろいろあると思っている。そういった中で、こういう病後児保育というのは否定はしません。では、どこまでわれわれが今後できるか、こうなるんですけれども、現実にやはり医療機関との連携がなかったら前に進まないという、こういう現実もありますので、そういう悩み担当者も抱えて、次どうするか今、一生懸命悩んでいるところであります。先ほど話した、来年度からの計画づくりもあって、実効性の高まった計画ができるかどうかというのを、今度われわれの課題かなというふうに思っていますけれども、いずれにしても、人口問題だけで物事を議論されたら、ちょっと私、違う部分もあるかなというふうに思っていますけれども。しかし、戻りますけれども、現実にやはり見たくても見られない親もいらっしゃるということも認識しておりますので、その辺どういうふうにバランスを取った中で、そういった方々に対応できるか、これからも内部でも議論して悩んでいきたいなというふうに思っています。以上であります。
再々質問 長野章
再々質問をさせていただきます。今、お話しを伺いました。私も基本的にそうかなというふうに思います。ただ、町長も最後に言われていましたとおり、見たくてもどうしても見られないという、アンケートでは二十数パーセントぐらいかもしれませんけれども、現実的にそういう方がいるということですよね。それと、やはり雇用する側が、例えば小さい子どもがいて、いざというときにそういう仕事から抜けられてしまうというふうになると、なかなか雇用するほうも考えてしまうというようなところもあるので、こういうことを考えると、私はこれができたからみんながみんな預けるとは思いませんけれども、しかし、そういう対策としてあってもいいのではないかなというふうに思いますので、ぜひ今後も検討していただければというふうに思いますし、第2期子ども・子育て支援事業計画の中で、そういったことがぜひ議論されるように進めていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。いずれにしても、一番最初に申し上げましたとおり、町だけでもできませんし、やはり医療機関ですとか、そういったところとよく相談しないとなりませんし、どういうふうにするのか。私、制度をつくって、帯広に預けるというのはやはりいただけないのかなというふうに思いますので、できれば町内の、親が仕事しながら近くにいて、安心して預けられるというような方法がいいのかなというふうに思いますので、これだけ申し上げて終わりたいと思います。