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新得町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月15日

随意契約のありかたについて

2018年6月15日、新得町議会の一般質問で、湯浅真希議員が「随意契約のありかたについて」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
湯浅真希 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 湯浅真希

それでは、私からは通告いたしました随意契約のありかたについてお伺いしてまいりたいと思います。1.随意契約のありかたについて地方公共団体等が公共事業や物品調達等において競争によらず、任意に特定の相手方を選択して契約ができるのが、随意契約でございます。本町におきましては、新得町財務規則第3節において随意契約の規定がございます。その中の1つでは、なるべく2人以上のものから見積りを取らなければならないとされています。平成27年度から始まりました、狩勝高原園地内の鉄道プログラムの業務委託において、平成27年度、平成28年度と高齢者就労の場でもあります狩勝寿事業団さんに委託をされておりました。しかし、平成29年度には新しいできたばかりの違う会社に高い価格で委託されております。このときは見積りを取るなどはされておらず、理由の説明もなかったと伺っております。このような例もみられますが、次の3点についてお伺いいたします。まず1点目に各課で行われる随意契約でございますが、誰がどのように業者選定をされているのでしょうか。2点目、随意契約における情報公開の現状は。最後に本町における狩勝寿事業団の役割と今後の方向性をお伺いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

湯浅真希議員のご質問にお答えいたします。随意契約のありかたについてでありますが、町が実施をしています契約の基本的な考えについて、ご説明させていただきます。地方自治法の規定により、売買、賃借、請負その他の契約は、一般競争入札、その上で次に出てくるのが指名競争入札、随意契約またはせり売りの方法によって締結するものとされており、これにより契約の公正に努めているところであります。具体的なご質問の1点目でございます。随意契約による業者選定につきましては、事業を実施する所管課において、町の財務規則の規定により、見積り合わせに参加いただく業者を選定し、予定価格の設定や見積書を徴収しているところであります。2点目の随意契約によります情報公開の現状につきましては、特に結果の公開はしておりませんが、随意契約に限らず公開が求められた場合は、情報公開条例に基づいて公開することとしております。3点目の狩勝寿事業団の役割と今後の方向性についてでありますが、狩勝寿事業団は昭和53年に、お年寄りの生きがい対策として働く場所を作ってほしいとの強い要望が住民より出されたことを発端に、高齢者の仲間が自主運営を主体とした生きがいの場を目指す組織として設立されたところでございます。その具体的な役割として、それぞれのライフスタイルに合わせた仕事に従事するなど、それぞれのかたが健康で生きがいのある生活の実現と地域社会の福祉の向上、および活性化に貢献することとしておりますことから、今後も、本町においてはますます重要な団体であると認識しているところであります。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 湯浅真希

例にあげさせていただいた狩勝高原園地の件でございますけれども、狩勝公園園地魅力発信事業として町で補助金を出して、実行委員会が事業を行っていると。そのサポートを観光協会がされているというかたちのようでございますけれども、観光協会等は任意団体のため、行政と同じ随意契約をあてはめるのはなかなか難しいということを事前に伺っておりました。しかし、この実行委員会が行った事業経過報告書には専任理事、事務局長、事務局次長、事務局、これらの欄に当時の産業課の職員のかたがたの判というものも押されております。この報告書を町民から見たときにどう見えるのかということだと思うんです。観光協会の運営というのは補助金、みなさんの税金が8割から9割を運営に使っております。このような現状で任意団体がとか、実行委員会がというふうに言われたのは、私自身は違和感を感じたということは一言申し添えておきます。高齢者就労の場でもあります、寿事業団さんも、たいへん苦労しながら頑張っていると聞いています。生きがいづくりであったり、少ない年金の足しにしたりといろいろな環境のかたがいらっしゃると伺っております。これは事業者の甘えになるかもしれませんけど、続けて委託されていたものですから人を用意して待っていたのかもしれません。事業内容の変更があった等の理由があれば、見積りを取るなどしても良かったのではないかというふうに思います。行政側から見た任意団体だからというのも確かなんですけれども、では一方で町民から見たらどのように写るのか、そういったことも契約という場においては十分意識しながら進めていく必要があったのかというふうに思います。今後、補助団体や任意団体等においても、すべてとは申しませんけれども、一定の補助額等に応じて町の財務規則に準ずるようなものを適用してはいかがかと思いますが、どのようにお考えになりますでしょうか。本町においては随意契約は財務規則で2ページくらいでしょうか、示されておりますけれども、さまざまな地方自治体では10ページ以上あるような詳細なガイドラインを定めているところも多くなってきています。さきほどご答弁いただきましたが、随意契約において情報の公表というのはされておりません。もちろんすべて公表していては事務が繁雑になりすぎますので、すべてを求めるものではありません。しかし、少額であっても契約というものに関しては税金を使う以上、説明責任もともなうわけですから、職員によってばらつきが出るということがないように、統一的、総合的な指針になるようなものを本町でも作っていく必要があると考えますが、いかがでしょうか。最後ですけれども、今回、寿事業団さんを例にあげさせていただきましたけれども、さきほど町長からご答弁いただいた中にもありました、高齢者の健康で生きがいのある生活の実現と、地域社会の福祉の向上、活性化に貢献するという観点からも今後ますます重要になってくるとのことです。高齢者の就労の場や、障がい者の就労の場というのはたいへん重要であり、福祉のまち新得においては政策的契約も考えられるであろうと思います。実際、新得町障がい者就労施設等優先調達方針も制定されております。こういった福祉向上等の観点から、一定の政策目的のための契約についてもあわせて指針になるようなものに載せていく必要があるかと思います。そして、その際の透明性の確保も同時にお考えいただきたいと思いますが、どのようにお考えになりますでしょうか。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

お答えいたします。まず基本的な考えかたの方からいきます。どんな団体であろうと、われわれも当然でありますけど、公費というものを執行する以上、不信を招かないような対応をしなければいけないのは当然、当たり前だと思っております。そういった中で、議員の方からそういう発言があるということを重く受け止めております。それを踏まえた上で答弁させていただきたいと思いますけど、金額の多少に関わらず、団体の予算が適正に執行されているか、これはこれからも徹底させていきたいと思っております。ただ団体の予算規模の中で、町の補助金を占める割合によってはちょっと対応が違う場合も出てくるかもしれませんけども、ここら辺についても透明性の高いきちんとした執行ができるようにやっていきたいというふうに思っております。その上で、現在、所管課が補助団体の事務事業を毎年監査する、自己監査を実施しております。しかしその自己監査の中で指摘のあった契約については十分になされていないということで、あらためて自己監査というものを徹底させ、また総務課が特別監査というものを実施しておりますので、ここら辺についても十分、誤解を招かないような対応が取れるように望んでいきたいと思っております。次にガイドラインの問題です。現在も法律や町の財務規則で定めております。しかし、結果としてそれが職員に十分理解されない中で取り扱っていることによって、契約事務全般について各課でばらつきがあるとすれば、これはやはりきちんとしたことができるように、ガイドラインというものを徹底していかなければならないと認識しておりますので、その辺も十分内部で検討させていただきたいと思います。次に高齢者、これは障がいのあるかたも含めるということになるかもしれませんけど、やはり特別な状態という中で、どう生きがいも含めて就労というものを支援していくかということは、やはり必要な部分かと思っています。しかし反面、株式会社を含めてそれぞれの会社の中で高齢者のかたを雇用されている会社も現実にあります。それらの住み分けがきちんとできるような対応が今まで以上に配慮できるかどうかも含めて、内部で検討していきたいと思っております。いずれにしても疑念を持たれるような執行という発言がありました。あらためてそういうことのないように徹底していきたいと思っております。以上であります。

質問 湯浅真希

今回このことに当たりまして、いろいろなところの随意契約のガイドラインを拝見しました。共通するところは公平性、公正性、透明性、経済性これらを確保すること、さらに職員の恣意で契約されることがないということです。これはどの自治体も共通するところであります。本町の条例や方針、そして経済性と透明性、こういったバランスを取りながら契約は行われていると思います。この契約における説明責任をこれからも果たしながら、円滑に職員が業務に当たれるように本町においても標準的な解釈や指針を示しながら、いま一度規則の確認と徹底というものをお願いしたいと思います。私からは以上です。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

同じような答弁になってしまうかもしれませんけども、やはり不信を抱かせるような、そういう行政事務を含めて団体事務というのはあってはらならないと思っておりますので、そういったことがないようにわれわれ職員、そして各団体ともきちんと協議をしながら、今後も適正に執行ができるように努力をしていきたいと思います。以上であります。[湯浅真希議員 降壇]

出典:新得町議会 平成30年第2回定例会 2018年6月15日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる