新得町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月22日
ゴミゼロの取り組みは
2017年6月22日、新得町議会の一般質問で、長野章議員が「ゴミゼロの取り組みは」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。
- 質問者
- 長野章 議員
- 答弁者
- 町長 浜田正利
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 長野章
それでは、一般質問のお許しをいただきましたので、私は今回の一般質問で1項目について、提案をもって町長と議論させていただきたいと思います。項目はゴミゼロの取り組みについてでありますけれども、この間私も2回ほど、ゴミに関して町長とお話しをさせていただいていますので、今回も、何年かたちましたので、また少し議論させていただきたいと思います。1.ゴミゼロの取り組みは浜田町政3期目の公約の中に「生活環境の整備を進めます」、この中で「ゴミゼロ、資源化の推進」とありますが、取り組み状況についてお伺いをしたいと思います。私はこの間、さきほどもお話ししましたけれども、2008年6月には環境問題でゴミの広域連携についてお伺いをいたしました。また、2010年9月にはゴミゼロの対策について議論させていただいたところであります。その際、町長はゴミの処理問題はいかに適正に処理するかを重点に置き、焼却時の二酸化炭素(CO2)の地球温暖化に及ぼす影響から、ゴミの減量化を進めるとの答弁をいただいたところであります。それにより、ゴミの徹底した分別が行われ、減量化が進んでいると思いますが、しかし、他町のようにというふうに書いてありますけれども、新得が一番安いのかもしれませんけれども、ゴミ処理にかかる費用を軽減するまでにはなかなか至っていないというふうに思っていますけれども、これらについてどのようにお考えか、お伺いをしたいと思います。現状でのさらなるゴミの減量対策についてどう取り組んでおられるか、また今後の対策について、以下3点についてお伺いしたいと思います。まず1点目として、一般廃棄物中間処理施設の焼却施設の使用可能な期間はということでお伺いをしたいと思います。それから2点目として、最終処分場において、この間の補正予算でかさ上げの計画が示されたわけですけれども、それによると4年ぐらいは延命するのではないかということですけれども、その後はどうするのかということもお伺いしておきたいと思います。それから、この間新聞で報道されましたけれども、池北3町のゴミの処理問題で、広域で考えているということで、本別の高橋町長が答弁していますけれども、これらについてどういうふうに。かなり、今、広域でやっておられるところがあると思うんですけれども、本町はどうするのかということもお伺いをしたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
長野議員のご質問にお答えいたします。ゴミゼロの取り組みについてでありますが、現在までの取り組みについて、まずご説明をさせていただきます。平成7年度に一般廃棄物埋立処分場を建設しました。平成9年度には清掃センター、平成11年度にはリサイクルセンターの建設ということで、本町のゴミ全体のリサイクル、減量化の促進、向上を図ってきたところであります。また平成15年度からは、ゴミの有料化によりましてゴミの減量化が進みました。1人あたりの年間の家庭用ゴミは、平成28年度で約185キログラムでゴミの有料化が始まった平成15年度と比較して、14パーセント減になっております。同時に、電動生ゴミ処理機導入補助や町内会集団回収の推進のための奨励金の交付や、小型家電や繊維リサイクルの回収、新得モータースクールの協力による廃食用油の回収など、さらなるリサイクル、減量化に努めてきたところであります。この処理のために新得町は平成27年度でありますけれども、ゴミ処理にかかる費用は総額で1億4,800万円であります。そのうち皆さんに負担していただくということで、有料のゴミ袋、それから資源ゴミなどの売り払いなどを含めて、2,800万円お金が入ってきていることになりまして、差し引き約1億2,000万円を税金で負担しております。単純計算ですけれども、町民1人あたりで年間1万9,231円を負担したことになりまして、平成15年度と比較しまして、当時は1万4,428円でありまして、33パーセント増えて、金額的には4,800円の増という、そういう状況にあり、町の大きな負担というふうになっております。さて、ご質問の1点目であります。一般廃棄物中間処理施設であります清掃センターでありますけれども、これの使用可能な期間の問題ですけれども、建設後、現状で20年経過しておりまして、施設の基幹的な設備が更新時期を迎えております。選択肢の1つとして、大規模な改修、定期的な整備を実施することにより、延命化を図ることができます。現状での考え方の中の1つであって、その上で、それにかかる費用というのは、13億円を見込んでおりまして、これを投資することによって、10年間、延命を図ることが可能というふうに考えております。なお、13億円の財源対策は、また別途出てくるというふうに思っております。次に2点目の最終埋立処分場の延命ですが、今回の6月9日の補正予算でもお認めいただきました埋立変更計画業務委託によりまして、今後、利用期間を算出していきますが、あくまでも予想の段階ですが、平成33年から34年までの利用延長が可能というふうに見込んでおります。その後でありますけれども、新設する場合であります。計画着手から完成まで5年を必要としております。清掃センターを含めて、利用者の利便性、それから総体的な経費など、比較、検討した上で、今後の対応についても早期に判断していかなければならないと考えております。3点目の広域でのゴミ処理の考えについてでありますが、現在の十勝環境複合事務組合には、帯広市のほかに8つの町村が加入しております。今後のことでありますが、平成31年度には、池北3町の行政組合、本別町と足寄町、陸別町、この3町が、清水町とともに新たに加入するというふうに決まっております。結果、13の市町村が組合を結成するという状況になります。その上で、本町の今後の広域についての対応でありますが、さっき2点目のお答えでも触れましたが、最終埋立処分場を新設する場合や清掃センターを改修した場合の総費用と財源対策、ならびに利用をいただいている町民の皆さんの利便性などを比較、検討を進めた上で、早い時期に判断してまいりたいと考えております。以上であります。[浜田正利町長 降壇]
質問 長野章
答弁をいただきました。ゴミ処理費用のことを考えますと、広域で処理するほうが安くあがるのかなという思いもするわけですけれども、この辺、これからぜひ検討していただければなというふうに思いますけれども。ただ、やはり広域で処理するとなると、昨年の災害の発生時というか、そういうふうになると、なかなかゴミの処理がスムーズにいかなくなるのでないかというふうな懸念も1つ、時間が掛かるという懸念もしています。それから、町民がやはり直接今も持ち込んでいるわけですけれども、そういった場合には、持ち込みができなくなりますから、当然一時的に置く場所ですとか、ストックヤードというのですか、そういったものがどうしても必要になってくるのかなということも考えられます。そうすると、ゴミの受け入れですとか、施設の管理ですとか、一定程度の費用というか、人員の配置も必要ですし、そうなったときの広域と、お金ばかりではありませんけれども、お金がどうなのかということをやはり考えていかないとならないというふうに思いますし、特に不燃ゴミだと、私も勉強不足なんですけれども、各町村が破砕して持ち込むというふうになるのかなと。その辺がどうなのか、分かりませんけれども、たぶんそうだろうというふうに思っているんですけれども。そうすると、やはりそこにかかる機械ですとか、さっき言いました人も当然必要になってくるのかなというふうに思うので、その辺分かればお聞かせ願いたいなというふうに思っています。いずれにしても、じかで処理するのか、それから広域で処理するかについては、さっき町長の答弁にもありましたけれども、早い時期に結論を出さないとならないのではないかなというふうに思います。最低でも5年ぐらいはやはり計画から実施まで掛かるわけですから、そういった中では早い処理がいいかなというふうに思っています。ゴミの処理については、住民にとってはやはり近いところで処理されるのが利便性がよいと、私は認識しているわけですけれども、町長の公約はゴミゼロと言ってはいるんですけれども、本当にゼロになるのかというのは、これはなかなか難しい限りなのかなと思いますけれども。将来的にもう少し減量できるのかどうなのかというふうに考えていただきたいと思いますけれども、ぜひ減量することによって環境にも優しい町というか、まちづくり、ゴミ処理にかかる住民負担の軽減に、これはつながると思うんですけれども。こういったことを考えていただいて、減量に取り組む現在の、処理場ですることを考えて、私はやはり今ので考えたらどうかなというふうに思うんですけれども、これはさきほども言いましたとおり、いろいろ議論があると思うんです、広域のほうが安いと。自分のところでやると、機械を直してまた10年。それでは10年後にどうすると。それだったら広域にお願いして、お金だけを負担していくというのも1つの手かなというふうに思いますので、こういったことをぜひ。ただ、私これからやはり、どこもそうですけれども、高齢化になってくるというふうになると、ゴミの処理問題、ゴミが減ってもなかなかゼロにはならないと思うんですけれども、住民の利便性とかそういうことを考えると、やはりじか処理がいいのかなというふうに考えますので、その辺、町長の考えをお聞きしておきたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
まずゴミゼロの考え方、あらためてお話し申し上げます。この間も、長野議員の質問に答えております。これはこれでもちろんなんですけれども、その上で、一番大きいのは、ゴミを処理するのに多額の費用が現実掛かっています。皆さんの負担もあるんです。それをお金を掛けないでなんとか処理できないのかというのが、ゴミゼロの切り口の1つでありまして、全てが資源になる、資源にするにもまたお金掛かるような今、そういうシステムになっているんですけれども、いずれにしても、今よりも少しでも負担が減ればいいというのが、ゴミゼロの1つの根本の考え方であります。その上で、いろんな課題、今回、抱えています。1つは限られた時間の中で、やはり判断をしなくてはならないというのが一番大きいところなんですけれども、事務担当のほうでも昨年から論点整理ということで作業進めています。その作業を進めた結果、さきほど言ったように早い時期というのは、今、何月というのを明言できないのがたいへん申し訳ないんですけれども、今までの方針、在り方をやはり根本的に変えざるを得ない、そういう選択肢も現実出てくるかもしれないなというふうに思っておりますので、そういったことを念頭に置きながら、長野議員から言われたように利便性も含めて、考えられること全てきちんと整理して、同じことの答弁になってしまうんですけれども、なるべく早い時期に皆さんのほうとまた議論をさせていただきたいなというふうに思っております。以上であります。
質問 長野章
ぜひ早い時期に考えていただきたいなというふうに思います。いずれにしても、ゴミの処理はなかなかなくならないというか、あとはどういうふうに経費を掛けないでやっていくか。それにはどう減量していくかというのが必要かなというふうに思っています。今、普通というか、一般家庭のゴミもそうですけれども、なかなかまだきちっと分別が行き届いていないところもありますので、ぜひ町としても、もう少しピーアールもやはり必要かなというふうに。個人攻撃ではありませんけれども、どうしてもアパートですとかそういったところの、私の町内会にもあるんですけれども、そこばかりとは言いませんけれども、なかなかきちっと分別をしてくれないとかというのもあって、それらがやはり最終的にはいろんなゴミの処理の費用につながっていくのでないかなというふうに思いますので、公営住宅に入るときには町内会に加入をしていただいて、ゴミもきちっとというお話しもしていただいているみたいですけれども、なかなかやはりいざ現場に入ると捨てられるというか、そういう状況もありますので、そういった減量化に向けた積み重ねも当然必要かなというふうに思っています。さきほどもご答弁いただきましたけれども、町民1人あたり年間1万9,231円、これは総体の金額からいったらわずかなのかもしれませんけれども、しかし、利用する町民にとっては決して安い金額では私はないというふうに思うんですよね。ですから、減量していきながら、負担も少し軽くなるような、2回目でもお話しをさせていただきましたけれども、高齢化がどんどん進んでいく中で、やはりゴミ処理1つ取っても年金だけで生活していく人とかそういったことを考えると、きついものがあるのではないかなというふうに思いますので、町としてもぜひこういった減量と、少しでもコストが下がるようなことを考えていただいて、ゴミをきちんと処理していくというようなことで対応していただければなということで、質問を終わりたいと思います。
答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)
まず、きちんとルールを守ったゴミの出し方、これについては担当のほうもいろいろ悩みながらどうしていくのかと。結論からいうと、地道な啓もうしか今は思い付かないという、そういう状況にあります。どこかでもしかしたら何か違う考え方が出ることによって、そういった懸念がなくなる場合もあるかもしれませんけれども、それはそれでこれからまた考えていきたいなと思っております。それからもう1点、今、お金の話されましたけれども、私、答弁した1万9,231円というのは、皆さんから負担をいただいた、残った町の税金の総額を人口で割ったということでありまして、間接的にはやはり皆さんの負担であるのはこれは間違いないわけで、いかにこれを少なくしていくかというのは、私もそう思っておりますので、それはそれでまた努力をしていきたいなと思っています。その上で、生活に直接関係のあるゴミ処理でありますので、いろんな考え方を含めて整理をさせていただいて、長野議員から言われたことも十分頭に入れた上で、早めに皆さんのほうに議論できるようにお返しをしたいなと思っております。以上であります。[長野章議員 降壇]