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新得町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月16日

ふるさと納税のさらなる取り組み強化を

2015年6月16日、新得町議会の一般質問で、髙橋浩一議員が「ふるさと納税のさらなる取り組み強化を」について質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
髙橋浩一 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 髙橋浩一

私は1項目、ふるさと納税のさらなる取り組み強化について、質問します。1.ふるさと納税のさらなる取り組み強化をふるさと納税は4月からの制度拡充により、寄付額のうち自己負担の2,000円を除き、全額が減免される納税枠が約2倍に、5自治体まで寄付後の確定申告が不要になった「ワンストップ特例制度」が新設されるなど、今後もさらなる寄付の増加が見込まれています。6月6日付けの北海道新聞によると、2014年度の十勝管内19市町村への寄付額は約16億円と、13年度の3億7,000万円に比べ4.3倍になっています。新得町においても、13年度に76万円、15件だった寄付額が、14年度には7,466万円、5,087件と大幅に増え、管内でも全国的に有名な上士幌町の9億7,000万円を筆頭に、新得の寄付額は、音更1億8,700万円、鹿追1億1,800万円、浦幌8,200万円に続き、5番目となっており、15年度には13町村が特典贈呈を始めたり、特典品目の追加などを行っています。本来、ふるさと納税は、地方で生まれ育った人が都会に出て働き、都会に税金を納めるところを、税金を使って子育てをしてきた地方自治体に、その人たちが少しでもふるさとに還元してもらおうと始まった制度ですが、今や地方の自治体間の特典競争ばかりが激しくなっているとの批判もあり、総務省も自治体に高額商品などの提供を自粛するよう要請しています。しかし、この制度により、今まで税金で賄えなかった住民サービスができるようになったり、地域の産業が発展したり、新たな雇用が生まれることもあり、この制度をいかに上手に使っていくことが地方自治体の今後の方向性にもつながっていくと思っています。ふるさと納税が一過性のブームに終わることなく、今後も寄付してくれた人に継続してもらうため、またさらなる寄付を集めるために、以下のことについて町長に伺います。1点目、ふるさと納税専門部署の設置について。ふるさと納税は、民間企業の営業と同じように、寄付が来るのを待っていてはならず、積極的に獲得していく姿勢がなくてはならないと言われています。自分の生まれ育った故郷に寄付が向かうのはもちろん、今は特典品が目的でも、ふるさと納税に関心を持っている人に対して、「この自治体に寄付したい」と、行動に移してもらえるように取り組んでいくことが重要だと思います。特産品の少ない自治体の中には、寄付金よりも住民が町外に寄付した控除金が上回るケースも出てきています。いかにして情報発信するか、いかにして寄付をしたいと思わせるか、いかにして寄付してくれた人に満足してもらうかなどを考えて、効果的な行動ができる専門的な部署が必要であり、14年度の5,000件以上の件数を一元管理するためには、専門部署の設置は必須と考えますが、いかがでしょうか。2点目、特典品目の拡充について。現在、ソバやチーズ、鹿肉、焼酎など14品目が特典品となっていますが、町内には、生産者や製造販売業者がまだまだいます。地域のピーアールや産業振興のためにも、行政側から事業者に積極的に声をかけ、お互いの協力で特典品目の拡充を図るべきと考えますが、いかがでしょうか。3点目、寄付金の使い道の選択肢について。現在、新得のホームページの寄付金の活用については、5つの選択肢から選んでもらうようになっていますが、これは、当初見たときと今朝見たときとは若干変わっておりまして、5つの項目が、今6項目になっているんですね。ただ、「5つから選んでください」とおきながら6項目になっていて、変な括弧も付いているので、これは早急に直してください。森林、水資源等環境保全に係る事業ですとか、街並みの美化、景観の形成等に係る事業等々ちょっとお堅い言葉が並んでいるんですけれども、この中から「この事業にぜひ使ってくれ」と思って寄付している人は果たしてどのくらいいるのかが疑問です。今のふるさと納税は、特典品の獲得が寄付の目的になっているので、寄付金の活用については、あまり関心を持たれていないのではないでしょうか。1点目の質問と若干矛盾しますが、最初の入口としては、もっと分かりやすく、町も使いやすいもの、あるいは町民が要望しているが、なかなか予算化できないものに対して、優先的に使えるようにしてはいかがでしょうか。以上3点について伺います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

髙橋議員にお答えいたします。ふるさと納税に関しては、議員からもお話しがあったとおり、さまざまな意見がありますが、新得町においては、ふるさと納税のこの制度を有効に活用していくという立場で答弁をさせていただきます。まず1点目の専門部署の設置でありますが、現在は、制度のピーアールなど総括的な業務については総務課で行う一方、寄付者からの申し込み受付から特典発注までの業務については、寄付の使い道によってそれぞれの担当課が行っているところであります。ピーアールを含めた一連の業務を一括して行うことにより、寄付者の利便性を向上させるためにも、ご提案の専門部署を設置することは望ましいというふうに考えておりますので、外部への委託も含めて対応をしていきたいと考えております。次に2点目の特典品目の拡充についてでありますが、現在8事業所から22品目の地場産品を1万円以上の寄付をいただいた町外のかたに贈呈しております。その際の地場産品の取り扱いにあたっては、昨年度、商工会および農協において説明会を開催するとともに、町広報紙を通じて各事業所に周知しているところであります。地場産品の拡充は必要と考えておりますので、各事業所が地場産品の条件などを理解していただけるよう周知を図るとともに、われわれとしても必要な地場産品というものを、ぜひ提案していただけるよう積極的な対応をしていきたいというふうに思っております。3点目の分かりやすい使い道の選択肢についてですが、現在は、寄付申し込みの際に、寄付金の使い道について6項目の中から選択していただいているところでありますが、ご指摘ありましたように、内容について記載が分かりにくいということでありますので、今以上に分かるように最大限努力をしていきたいというふうに思っております。特に先進的な他の自治体というものは、非常に参考になるかなというふうに思っておりますので、その辺も踏まえて対応していきたいというふうに思います。以上であります。[浜田正利町長 降壇]

質問 髙橋浩一

1点目の専門部署の設置については、その方向で検討していくということですので、早急に取り組んでいってほしいと思います。上士幌町はNPO法人がふるさと納税の管理運営を行っているそうですが、ホームページを拝見しますと、専門部署ならではのきめ細やかさが表れています。よくある質問としてというところでは、ふるさと納税に関して、問い合わせの多かった質問に丁寧に説明していますし、ふるさと納税の使い道として、平成27年度の実施の事業名、事業概要、基金充当額が一覧できますし、寄付実績としてどこから何件、いくらもらったのかが、都道府県別で一目で分かるようになっています。特産品の写真も新得町のものよりはるかにきれいで、そういう部分でもやはり専門部署は必要だなと思っていますので、早急にお願いいたします。2点目の特典品目の拡充についても取り組んでいくということですので、こちらも早急にやってほしいと思います。テレビでもふるさと納税の番組がよく放送されていますが、特典品目の拡充で、新得でも検討してみてはと思ったのが、千葉県大多喜町のふるさと感謝券です。1万円以上の寄付で、寄付金額の7割相当のふるさと感謝券がもらえ、町内の宿泊施設、飲食店、商店で利用できるというものです。現在、新得町に寄付してくださるかたの多くは、関東近辺に住んでおられると思いますが、町外から新得に働きに来ているかた、気楽に新得に来ることができる道内のかたにも寄付をしていただき、大多喜町のようなふるさと感謝券で町内で買い物をしてもらう取り組みも検討すべきだと思いますが、いかがでしょうか。3点目につきましても、町民が要望しているなかなか予算化できないものに対して、優先的に使えるということについての回答もお願いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

さきほどお話ししたとおり、ふるさと納税の制度というものを有効利用していこうという立場で、先進自治体等の事例について十分参考にしながら、少しでも寄付が増えるよう努力をしていきたいなと思っております。ちょっとプライベートな話になるかもしれませんけれども、土曜日にプライベートな集まりがありました。そのときに地元の出身のかたで、今現在、江別に住んでいらっしゃるかたなんですけれども、「新得町のふるさと納税は魅力がない」と、はっきり言わっておりまして、そのかたにも期待に応えるよう努力をしていきたいという、そういうお話しをさせていただいたところであります。それから最後の、寄付の使い方の問題でありますけれども、提案につきまして、十分理解をしておりますので、その辺についても対応していきたいというふうに思っております。以上であります。

質問 髙橋浩一

もともと東京から地方にお金を移そうと始まったふるさと納税が、地方同士の税金の取り合いになってきていると危惧されていますが、現実問題としては何もしなければ、確実に税収が減っていくと思います。ふるさと納税をきっかけに、最終的には移住といった人口対策につながれば最高ですが、それはかなり難易度が高いと思いますので、この制度をいかに利用して町の産業振興をしていくか、行政と民間が一体となってお互いに知恵を出し合い取り組んでいかなければならないと思っています。来月7月17日に上士幌町が主催する、ふるさと納税北海道サミット in 札幌が開かれるのは町長もご存じでしょうし、当然、職員を派遣すると思いますが、ふるさと納税の出身地の自治体から学んで、新得でもできることはどんどんまねをすべきだと思いますので、これからの取り組みに生かしていってほしいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

さきほどもお話ししたとおり、さまざまな意見があるというのを十分承知した上で、この制度というのを有効活用するということをさきほど明言させていただきました。あらためて積極的な対応をしていくということで答弁とさせていただきます。以上であります。(「サミットは」の声あり)

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

出席させます。[髙橋浩一議員 降壇]

出典:新得町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月16日 議事録 PDF(40ページ) 間違いを知らせる