みんなの議会

新得町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月16日

中心商店街と周辺におけるガの駆除対策について

2011年9月16日、新得町議会の一般質問で、齊藤美代子議員が「中心商店街と周辺におけるガの駆除対策について」質問し、町長 浜田正利が答弁しました。

質問者
齊藤美代子 議員
答弁者
町長 浜田正利

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 齊藤美代子

強力なご意見の後なので、私は簡素にさせていただきたいと思います。1.中心商店街と周辺におけるガの駆除対策について項目といたしましては1項目で、6点について質問させていただきます。「中心商店街と周辺におけるガの駆除対策について」という項目です。暑かった夏も過ぎまして初秋の候となりましたが、今年は中心商店街に明かりを求めて、たいへん多いガの発生がありまして、このごろは気温が低くなりまして終息の時期となったと思いますけれども、今年だけはなくて、今後における駆除対策についてお伺いしたいと思います。1点目、建物の壁や窓に付着しているガの駆除対策をどう考えているか。2点目、照明点灯場所を特定のところに集中させることができないものか。3点目、専門家も含めた対策チームを設置すべきではないか。4点目、駆除用器具、薬品などの共同購入のあっせんができないか。5点目、来年の羽化期における対策をどう考えているか。6点目、他町村との連携による駆除対策が必要ではないかという点です。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

齊藤議員のご質問にお答えいたします。ガの駆除対策についてでありますが、平成21年8月に十勝管内各町村で大発生したマイマイガは、本町でも対応に追われたところであります。昨年は7月のウィルス発生により幼虫の大量死が樹木などで見られ、成虫、いわゆるガの発生が大幅に減少いたしました。本年度に入りまして、5月にマイマイガの幼虫が住宅地で見られ、薬剤散布による駆除を広報で呼びかけましたが、一昨年のような大量な発生とはなりませんでした。しかし、7月に入りまして、マイマイガとは違う種類の幼虫も多数見られまして、道立林業試験場道東支場に問い合わせをいたしました。結果、カシワマイマイという種類で、幼虫は毛が長いのが特徴であり、毒性も強く、樹木の枝葉で生活をし、樹皮の裂け目などでさなぎとなり、成虫はマイマイガより大きく、メスは照明に集まるが、生態はよく分からないとの説明をいただきました。その後、8月に入りまして、高い気温の影響もあったのか一斉に羽化し、成虫の発生が市街地の街灯で見られるようになり、8日ごろより大量発生となったところであります。中心商店街においても看板などの照明を消して対応されておりましたが、店内の明かりで成虫が集まり、駆除・清掃に苦慮されておられたというふうに思っております。例年でありますと8月末には終息しておりますが、本年度はガの種類が変わったこと、また気温の高い日が9月に入ってからも続いたことが原因かなというふうに思いますけれども、今月の8日以降、再びガの発生が見られました。しかし今週に入りまして、終息を感じられるという、そういう状況かなというふうに思っております。そこで、各質問のお答えをさせていただきますけれども、1点目の建物の壁等に付着しているガの駆除対策についてでありますが、建物を管理されている方の協力がなければ、現実除去することができないというのが現状かなというふうに思っておりまして、しかし公共施設につきましては、それぞれ管理する担当課で対応を進めてきているところであります。2点目の照明点灯場所を特定のところに集中させ、駆除する方法についてですが、他町の対応事例を参考に検討してきておりますが、設置する場所、周囲の照明などの消灯対策、集まった成虫の除去清掃方法など課題も何点かありまして、効果を含め、今後も対策につきまして研究をしていかなければならないかなというふうに考えているところであります。3点目の専門家も含めた対策チームでありますが、現在は、さきほどもお話をしたとおり、道立林業試験場道東支場の職員の方に相談をいたしました。対策等の助言を受けているところであり、その結果、関係課で連携しながら取り組んでいるところであります。議員のお話にありますように、今後どうするかということも含めて、状況を判断しながら体制というものも考えていかなければならないかなというふうに今認識をしているところであります。4点目の駆除用器具、薬品などの共同購入のあっせんでありますが、駆除用器具につきましては、昨年より噴霧器を町で用意しまして、薬剤付きで貸し出しを行っております。来年の発生に対応できるよう、貸付機器台数の増も図っていきたいというふうに考えております。なお、薬品等のあっせんにつきましては、市販の安価な殺虫剤でも幼虫発生時には十分効果があるというふうに思っておりますので、特にあっせんについては現状では考えておりません。5点目の来年の羽化期における対策でありますが、道路の照明は防犯上消さないということで今年まで対応してきました。しかし発生の状況によっては、やはり緊急的に照明を消す以外、対策はないという、そういう実践例もあります。そのことから、新得町においても、今後は状況に応じて街路灯の消灯ということも選択肢に入れて進めていきたいというふうに考えております。6点目の他町との連携でありますが、情報交換をしながら、それぞれの町で対策をとっているのが現状でありますが、今後につきましても同じような状況で進むというふうに思っておりますけれども、状況に応じては他町との相談もしながら、どういうことが結果として大きな効果にあらわれるか、それらを見極めながら対応を考えていきたいというふうに思っております。以上、質問の回答でありますが、このマイマイガ対策、生態もよく分からないということも現状でありまして、なかなか決定的な対応策が見いだせていません。今後も地域や皆さんのご理解を得ながら少しずつ解決していく方法しか今はないのかなというのが正直なところでありますけれども、われわれはわれわれとしても相談できる方がいれば相談を進めながら、対応につきましても考えていきたいというふうに思っております。以上であります。〔浜田正利町長 降壇〕

質問 齊藤美代子

ご答弁ありがとうございました。1回目の質問なんですけれども、最近、温暖化現象で、生物、海の生物もそうなんですけど、すべてが北上しているというのが、まあ皆さんもそう思っていると思うんですけれども。ガが出るということ自体が自然発生なので、やむを得ないかなとも思うんですけれども、やはり衛生面につきましても、皆さんマスクをしてマイマイガを壁から外すように取っていらっしゃるんですね。私は街の中にいるものですから、皆さん何も言わないんですけれども、もくもくと朝掃除をしたり、夜、電灯の近くにものすごい、すさまじい数のガ、ガといいましても、虫偏に我と書いて蛾(ガ)という漢字があるんですけれども、コンピューター上には出てない機械もあるみたいですね。それで私はカタカナのガということにしたんですけれども。例えば、具体的に言いますと駅、列車から降りますと、雨の降った日なんかは死骸(しがい)がひっくり返って、べたべた落ちてますね。それから、フクハラさんの正面には新得町で一番付いているんじゃないかと思うくらい。それにパチンコ屋さん、鳥せいさんの壁もすごいですし、北川畳屋さんのところは、あそこが一番ガが好きみたいで、毎日すごいんですね。かく大さん(ゆあさ)もそうですし、植村土建さんの壁もそうですけど、なんかその辺が集中的に襲われてるという、ヒッチコックの映画の「鳥」(The Birds)というのが思い出されるんですけど、なんかホラーだと言って私たちは騒いでいるんですけど。朝、高校生さんが通るにしても、いっぱい落ちているものですから、キャーキャー言って通るんですね。だから、みんなであの辺の町内会の人はそれぞれ、このあいだ広報にも出していただきましたので、皆さん協力はしているんですけれども、一番出たときは、私は富山課長に日中も来てもらって、夜も来ていただいて、御足労願いました。現状というものは、もう本当にどうしようもないくらいひどかったと思うんですけれども。それらについても、あれまであの位置に集中しなくても、例えば鹿追町は、私毎日ちょっと用事があって行くんですが、あまりいないんですね、あそこの街灯の回りには。ちょっとお聞きしましたら、役場の前に集中的に集めてるとか、消防署でなんかライトの強力なのを置いているとかって、それで対策しているんだけど、その割にいないんですねという話でした。新得の場合は神社山がありますので、住み家があるという面もありまして、繁殖のためにたぶん夜に出るんだと思うんですね。それで、普通キンチョールとか、ああいう物でも大丈夫だよと言うんですけど、それだけではちょっと違うかなという思いがあるものですから、「お薬のほうは自分たちで」とさきほど町長はおっしゃったんですけど、今後やはりそういう面でも対応の仕方を教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

私自身、たまに朝散歩をするんですけれども、皆さん朝から壁に付いたガ、街灯に付いたガ、落ちたガ、清掃されている方が多々見られました。あらためてこのガの発生というものにつきまして、本当になんとかならないのかなというのが皆さん思っていることだというふうに思っております。その上で、薬剤の話をちょっとさせていただきます。殺す薬はというか、一部効く薬はあるというふうに教えてくれる方がいました。しかし、その薬は住宅地では使えないというお話もいただきました。また、樹木には適さない薬もあるというふうに聞いておりまして、その辺、制約のある中でどういう薬剤がいいのかと、これはこれで今、担当のほうも頭を悩ましているところでありまして、幼虫のうちにしか効かないかもしれない、成虫には無理かもしれない、そういったことも含めて悩んでいるということをあらためてちょっとお話をさせていただきます。その上で、あと鹿追町の話をされてまして、担当のほうでも事例を把握しておりまして、どういったことが新得においても効果のある方法なのか、それはそれでまた、さきほどの答弁のとおり、これからも努力をしていかなければならないかなというふうに思っております。また、街灯の問題をちょっとお話しさせていただきますけれども、今の街灯を違う街灯にすることによってガが多少は寄りづらくなるという、そういうお話もありましたので、それらも頭に入れながら対応していかなければならないかなというふうに思っております。しかし、いずれにしてもこの自然界というもの、われわれどこまで対応できるか正直なところ、なかなか明確な答弁できないんですけれども、知り得る範囲で対応していきたいというふうに思っております。以上であります。

質問 齊藤美代子

開拓当時ですね、バッタが集中して、新得の新内にはバッタ塚もあります。そういう自然発生の昆虫災害というのは過去にも新得町にあったわけですから、当時はどういう対応をして、あそこにつくるぐらいのバッタを集めたのかなと思いますけれども。現代においては、いろんな機種もありますし薬品もあるわけですから、例えば新得町にあれだけ街の中に明かりを求めてくるのであったら、明かりが大好きな昆虫であるということは間違いないので、その生態を重視して、どこにその明かりをつけるかというのは私はちょっと分かりませんけれども、そういう場所を何か所か新得町に確定して、やはりネットを敷いて、この明かりの下に落ちるような状況があってもいいんじゃないかなと私は思うんですね。そんなまちの声もちょっと聞かれましたので、その点についてお知らせ願いたいと思います。

答弁 町長 浜田正利(町長は2025年6月まで)

今、議員からのお話もあったことも含めまして、それから他町の状況も含めまして、いろんなことを考えながら、想定できるものついては想定をした上で、対応できるものについては対応していくように努力をしていきたいというふうに思っておりまして、担当課のほうでも、あらためて申しますけれども、相当頭を痛めているのだけはあらためてお話しさせていただきますけれども、今はもうやはり努力するしかないということで答弁とさせていただきたいなというふうに思っています。以上であります。

質問 齊藤美代子

どうもありがとうございました。よろしくお願いいたします。〔齊藤美代子議員 降壇〕

出典:新得町議会 平成23年第3回定例会 2011年9月16日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる