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新ひだか町議会 令和7年第4回定例会 2025年6月18日

議事録に件名の記載なし

2025年6月18日、新ひだか町議会の一般質問で、橋本靖史議員が質問し、企画課長 樋爪旬、農政課長補佐 太田康紀、農政課長 木村研一、まちづくり推進課長 森勝利、保健福祉部長 柴田隆、教育部長 藤沢克彦が答弁しました。

質問者
橋本靖史 議員
答弁者
企画課長 樋爪旬、農政課長補佐 太田康紀、農政課長 木村研一、まちづくり推進課長 森勝利、保健福祉部長 柴田隆、教育部長 藤沢克彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 14番 橋本靖史

通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。人口減少、少子高齢化、若年層の都市部への流出、そして空き家の増加など多くの地方自治体が共通して抱える課題は深刻さを増しています。新ひだか町においても例外ではなく、今年ついに人口が2万人を下回りました。先日発表された新ひだか町人口ビジョン、第3期創生総合戦略では、令和22年、2040年に人口1万5,000人を確保するという具体的な目標と戦略が挙げられております。このように地域社会の持続可能性が強く問われる中、外部からの新しい人材を受け入れ、地域の力を再生する仕組みが必要不可欠です。世界を変えるのは若者、ばか者、よそ者と政治やビジネスの世界ではよく言われますが、その具体的な手段として注目されるのが地域おこし協力隊制度です。この制度は、都市部の人材を地方に呼び込み、地域課題の解決に共に取り組む仕組みであり、新ひだか町の創生戦略に挙げられた第2の目標、町の魅力発信と町に関わる人づくり、定住人口、交流人口、関係人口の増加とも合致する極めて重要な施策であると考えます。地域外からの新たな視点や知見を有する人材が地元住民と協働しながら地域に新たな価値を創出していくこの制度は、人口減少が進む現代においてまさに地域の未来を照らす希望の光と申し上げても過言ではありません。もはや選択肢の一つの制度という位置づけではなく、地域の持続的な発展のためには必要不可欠な制度としてその重要性を強く認識すべきと考えます。実際令和7年4月発表の総務省データによれば、令和6年度の全国地域おこし協力隊員数は7,910人と過去最多を記録しております。中でも北海道は全国最多の1,307人が活動しており、その人気の高さがうかがえます。日高管内では日高町4人、平取町8人、新冠町1人、浦河町4人、様似町1人、えりも町5人、そして新ひだか町は2人と報告されています。この数値は、現在募集中のポストも含むようです。私自身日高管内はもちろん、管外も含め行政職員と多くの地域おこし協力隊の皆さんと意見交換の機会を重ねてきましたが、受入れ人数の多い自治体ほど地域に活気があるという共通点を強く感じております。例えば北海道で最多の協力隊員を擁する東川町はその数80人、移住先として非常に人気が高く、地域に確かなエネルギーが感じられます。ほかにも別海町は40人、沼田町は34人といずれも地方創生の先進地として知られております。沼田町に関しては、過去に総務文教常任委員会での所管事務調査でも現地を訪れ、活発な活動の様子を確認しております。近隣町では厚真町36人、安平町31人、むかわ町18人といずれの地域も活力を感じさせます。また、協力隊員が持つ意欲、知識、技術、経験などは地域住民や自治体職員など関わる人間にとって大きな刺激となります。そうした協力隊員の刺激や魅力に引かれて新たな人が関わり始め、さらにその人がまた次の人を呼び込む、このような好循環が生まれることで地域全体の活性化へとつながっていくことは疑いようのない事実ですし、先ほど挙げた自治体ではこの好循環が起きていると考えます。さらに、注目すべきは、同じ総務省のデータによると、平成31年4月1日から令和6年3月31日までの過去5年間に任期を終えた協力隊員8,034人のうち5,539人、約68.9%がその地域に定住しているという点です。つまり地域おこし協力隊は単なる一時的な施策ではなく、人口増加に直結する実効性の高い制度であることが数字からも明らかになっております。そこで、本町における地域おこし協力隊制度の活用について次の視点から質問いたします。1、過去の活用事例は。2、現在の募集状況は。3、未来の活用制度は。以上、壇上からの質問です。答弁よろしくお願いいたします。

答弁 企画課長 樋爪旬

橋本議員からの御質問の「地域おこし協力隊制度の活用について」御答弁申し上げます。地域おこし協力隊制度につきましては、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、都市地域等から意欲ある人材を誘致し、地域協力活動に従事させることにより地域力の維持、強化を図るとともに、定住につなげる取組として平成21年度から制度化されたものでございます。そこで、御質問の1点目、過去の活用事例でございますが、当町では平成24年度に初めてこの制度を活用し、令和元年度までの8年間で6名の協力隊を任用しております。活動内容としては、観光事業のPR、イベントの補助を中心とした活動で2名、病院の電子カルテシステムなど医療ICT環境の構築に1名、各種スポーツ教室の企画運営や指導で1名、馬を活用したイベントやPR事業で1名が従事しております。次に、2点目の現在の募集状況の御質問でございますが、現在は募集を行っておりません。直近の募集状況としましては、農業分野において花き栽培技術の習得と農産物の利活用研究などを通じた地域力の活性化を図るための人材を確保すべく、令和6年1月と令和6年6月の2回地域おこし協力隊の募集を行いましたが、いずれも応募がなかったことから、通常の会計年度任用職員の募集により人材を確保したところでございます。最後に、3点目の未来の制度活用についてでございますが、地域おこし協力隊の制度につきましては多くの自治体において様々な分野で運用されておりますが、当初においては過去に協力隊をうまく生かせなかったケースとして協力隊の受入れに当たり隊員に求める役割などが十分に整理できておらず、隊員が赴任の際に思い描いていた状況と現実とのミスマッチにより活動意欲を失ってしまうなど成果が出せなかったことがありました。これらの反省から、制度活用にあっては地域課題の解決や地域資源の活用を目的に明確なビジョンやミッションを設定し、地域、行政、隊員の役割分担、任期後の定住を見据えた就職、起業などについて関係する方々と協議することが重要と考えております。今後の具体的な予定としては、現在観光分野において体験、滞在型観光の推進や観光資源を活用した関係人口の創出に向けた活動を行う協力隊の任用について関係する方々と調整を行っているところでございまして、協議が調い次第募集を行うこととしております。

再質問 14番 橋本靖史

幾つか再質問させていただきます。まずは、1つ目の質問に対してです。過去の活動事例ですが、令和元年度まで8年間の間に6名の協力隊を任用した実績があります。それぞれ隊員の活動に関して検証した結果、この制度のメリットやデメリット、もしくは改善点等明らかになったと思うのですが、それらというものはどのようなものでしたか。

答弁 企画課長 樋爪旬

まず、協力隊員の制度のメリット、デメリット、それから改善点ということでございますけれども、まずメリットというものについては都市部から来た方が新たな視点で地域の魅力、それから課題を掘り起こして、地域の活性化が図られて、そして定住につながっていくということがメリットとして挙げられると思っております。例えば特産品の関係で商品開発、それからブランド力の向上といったもの、それから隊員と住民との交流によって新しい取組が生まれてくるというようなこと、それから任期終了後隊員として経験した中でネットワーク、そういったものを基盤として起業をしていくというようなこと、それから地域のPR役となっていただいて、それが外に発信されて、こちらの町に来ていただけるきっかけになるというようなことが挙げられます。これらの成果があったというようなものにつきましては、馬に関する地域振興として令和2年に一般社団法人umanowaというものを任期終了後立ち上げられているという方がおりまして、隊員時代に子どもたちを中心とした活動を積み重ねて、それから多くの軽種馬関係者ですとか教育関係者、そういったところとのネットワークが構築されて、町の事業としてはうまキッズ探険隊、それからふるさと教育、それからうまカルフェス、こういったものに関わっていただいているということで現在も地域におられて、地域に根づいてきていると考えております。それから、デメリットということなのですけれども、協力隊の制度はうまく運用できれば非常に大きな力になるとは思っているのですが、場合によっては地域、それから隊員にとってちょっと逆効果となるようなこともあると考えております。採用後ミスマッチで活動意欲を失ってしまうということを壇上からもお話しさせていただいたのですけれども、隊員は存在するけれども、ミッションが進まない、そして隊員の評価が下がってしまうというようなこと、それから隊員への指導とかフォローアップ、それから地域との関わりが薄いということで隊員が孤立してしまったりとか、そういったことで途中で辞められてしまうというようなこともございます。これが町ですとか関わった方々、そういった方々への不信感というところにもつながって、それが口コミなどで広がってしまうということで、地域の評価自体もちょっと下がってしまうというようなおそれがあったということで、結果制度自体が生かされないということ、それから定住にもつながらないというようなことになります。このようなことから、改善点といたしましては、壇上からも申し上げましたとおり、ミスマッチが起きないように、そして定住につながるようにというような視点で明確なビジョンとミッションの設定、それから地域、行政、隊員の役割分担、任期後の定住を見据えた就職ですとか起業、こういったことに対して関係する方々と協議することが重要と考えております。

再質問 14番 橋本靖史

それぞれメリット、デメリット、改善点、一長一短なような気はするのですけれども、現実的に実績として1人の方が馬のジャンルにおいて新ひだかの中で町長が推し進める馬の関連の教育であったり、そこに大きな寄与してやられているというのも私自身もそれは本人と話したことあるのですけれども、大きく貢献していただいているという、そこはすばらしい点なのかなと思うのですけれども、引き続き活躍していただきたいのと同時に、デメリット、やっぱりほかの定着しなかった方々に関しては様々な理由があるとは思うのですけれども、そこの改善もしっかりから明らかになっているのであれば、今後に向けてそれを糧にしていければと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 企画課長 樋爪旬

反省を踏まえて取り組んでいきたいと思っております。

再質問 14番 橋本靖史

それでは、次の質問に移ります。現在の募集状況です。現在募集はされていないということなのですけれども、直近の農業分野での募集はなく、採用に至らなかったと。そして、方向性を変えて、採用に至らなかったようですが、2度ほど募集されていたということで、その後方向性……募集なく、採用に至らなかったと。その辺りの原因はどのように考えていますでしょうか。

答弁 農政課長補佐 太田康紀

こちらにつきましては、壇上でも樋爪課長御答弁させていただいたとおり、令和6年の1月と令和6年6月に2回協力隊員を募集してございます。その際、募集内容の活動内容として、業務の内容で地場農産品の利活用など地域おこし活動を行っていただくことということを設けていたほか、応募に当たっては来ていただく方に3大都市圏など都市地域に住所を現に有する方を募集対象としておりまして、やはりそれらの地域の方で、さらに花についてのノウハウを持った方ということではなかなか募集に至って……そういった方々がターゲットになっているものですから、そちらで募集がなかったので、やむを得ず募集を打ち切ったというような状況でございます。

再質問 14番 橋本靖史

結局ターゲットを絞り過ぎた上でいけば、やっぱり分母が少なかったと考えられるということですか。

答弁 農政課長 木村研一

これ先ほどの3大都市圏などの都市地域に住所を有する方ということで地域要件があります。北海道でいいますと、対象となる市町村が179あると思うのですけれども、そのうち21市町村という内訳となっております。市が11で、町は9、村が1となっておりまして、本当に限られた地域になってしまうので、人材としてはちょっと募集する枠が狭まってしまうかなと思います。

再質問 14番 橋本靖史

ストップしたということですが、今後の募集継続の考え、もしくは募集要項がちょっと厳しかったのかもしれないですし、逆に、ちょっとその辺は募集要項も目を通させていただきたいのですけれども、個人としては適当なのかなとは思ったのですが、今後継続の考えであったり、要項の充実、そういったところどのように考えていますでしょうか。

答弁 農政課長 木村研一

協力隊制度になりますと、先ほど言った一番の農産物の利活用の研究だとか、あと地域農村におけるコミュニティーづくり、これに特化したものが付随されるのですけれども、やはり技術職員ということで栽培技術員としての役割を果たしてほしいということもありますし、要件がやっぱり狭まってしまう、小さくなってしまうということで、地域おこし協力隊制度を活用していく予定は今のところございません。

再質問 14番 橋本靖史

分かりました。それでは、次の質問に移りたいと思います。3つ目の未来の制度活用というところなのですけれども、反省点いろいろ出ていると思いますし、それを踏まえた上で現在観光分野にて調整中のことですが、観光分野において現在具体的にどのような人材を考えていますでしょうか。

答弁 まちづくり推進課長 森勝利

こちらの協力隊員につきましては、昨年度も予算を計上させていただいて、ちょっと条件が整わず、募集に至らなかったということで、今年度改めて募集をさせていただきたいと考えているところではございますけれども、壇上から企画課長答弁したとおり、日高山脈襟裳十勝国立公園の開園はこれを契機に体験、滞在型観光というものにやはり着手していかなければならないというところで、可能であればそういったノウハウをお持ちの方をもちろん採用したいですし、そういった3年間の任期満了後もそこにまた引き続き携わっていただけるような人材を求めたいと現時点では考えてございます。

再質問 14番 橋本靖史

昨年度から募集されていたということで、関係団体というか、そこのところとの折り合いがうまくちょっと募集要項の点でついていないのかなと考えられるのですが、いかがでしょうか。

答弁 まちづくり推進課長 森勝利

議員おっしゃるとおりでございまして、今その調整を再度進めているという状況でございます。

再質問 14番 橋本靖史

年内中にはちょっと募集かけていただいて、そういう方が見つかった場合ってなると実際本格的に指導するのは来年とかにはなってくると思います。昨年日高山脈国立公園になりまして、今1年たちます。今本当に一番ホットな時期というか、今やっぱり勝負をかけるときと私自身も思っておりますので、その辺迅速にうまいこと折り合いのほうつけていただいて、募集をかけていただければと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 まちづくり推進課長 森勝利

おっしゃるとおりで、6月、今月で丸1年が経過しようとしておりますので、他の自治体でのメニューづくりの例なども参考にしながら、迅速に対応してまいりたいと考えてございます。

再質問 14番 橋本靖史

今農政課の農業分野、そして観光分野についてちょっとお伺いしましたが、将来的に他の分野での制度活用というものをお聞きしたいと思います。例えば新ひだか町も現在インド人400人、500人ぐらいおりますが、なかなか町としてインド人の方々に対する生活のサポートだったり、通訳であったり、なかなか難しいところがあると思うのです。なので、そこに地域おこし協力隊の制度を利用した適任者がここに対して入ることはできないのかなと考えたりはするのですが、その辺どのように考えますでしょうか。

答弁 企画課長 樋爪旬

インド人の通訳、それから生活のサポートということでございますが、現時点では考えておりません。それで、現在庁内に外国人の方が400人来ていて、大体380ぐらいいるのですけれども、そのうちの大体半数ちょっとがインド人ということで、残り半分は様々な国からの国籍となっているところでございます。それで、生活のサポートにつきましては、多くのインド人の方が牧場に就労されている、雇用されているということで、雇用先のほうでそういったサポートはされていると思っているのですけれども、役場での行政的な手続を踏むときにやっぱり言葉の壁というものがございますので、そういったことについて窓口で、ポケトークといって、翻訳機を設置させていただいたりとか、それから生活する上で例えばごみの出し方について日本語では分かりにくいということで、英語ですとかヒンディー語で表記するといったものも作成しているところでございます。それで、インド人の通訳とか、そういったことのお話もありましたけれども、浦河町のほうで地域おこし協力隊としてインド人、外国人対応の方が活動されておりました。それで、今年の4月に独立して、起業されたと聞いております。浦河については、外国人のうちインド人の占める割合が非常に多くて、かつ家族の方も非常に多かったというようなことで、そういった部分で協力隊制度を使われたと聞いております。今年度起業されたということで、今後日高管内とか、そういった広い地域での活動を視野に入れているというようなこともお聞きしているところです。協力隊を活用するにあっては、1年任期、それでマックス3年という上限があるのですけれども、その後地域に定着していただく、起業したり、就職していただくのですけれども、やはりそこでなりわいというか、生計が立てられるのかということがございますので、ほかの町とちょっとかぶってしまうようなところはやらないという考えでもおりますし、うちの町の現状としては外国人は基本的には単身が多いという状況もございますので、今現時点では取り組む考えはございません。

再質問 14番 橋本靖史

私のほうも、浦河町での地域おこし協力隊のケースというのはどちらかというと成功事例なのかなと思っております。1人の方が家族の例えば出産のサポートで病院行ったりとか、あとは保育所とか幼稚園とかの手続を手伝ったりとか、そういうような形がいいのかなとは思いますけれども、現時点ではないということで承知しました。あと、ほかの分野に対してなのですけれども、新ひだか町は移住に関しては体験移住者の利用日数、あとは体験移住に対する10棟のサポートというか、受入れ態勢持っていると思いますし、それは北海道でもやっぱりトップランクに入ってくると思います。やっぱり体験移住を活用していただいている上で、現在有効な がたしか1名で対応していると。なので、ここに対しても地域おこし協力隊の制度、適任者というか、入れやすい分野なのかなと思いまして、その辺どのように考えますでしょうか。

答弁 まちづくり推進課長 森勝利

移住コンシェルジュへの地域おこし協力隊員の活用はということでございますけれども、現状1名欠員している状況にございます。今後募集を予定しておりますけれども、今のところは町としては会計年度任用職員としての採用を考えてございます。といいますのも、他の自治体におきましては地域おこし協力隊員がコンシェルジュの役割を担っているというところもございます。実際に任期満了後も定住されて、同様な業務に携わっているということもあるのですけれども、やはりそれだけでは生活が成り立っていないという実情もございまして、他の収益事業も兼ねながら生活されていらっしゃるという実情を伺っております。先ほど企画課長からも浦河町さんの事例でやはり生活が成り立たないとという部分、あと過去の反省を踏まえてという部分がございます。今後地域おこし協力隊員を任用するという場合でも任期満了後の部分をやっぱりサポートということも視野に入れて考えなければならないと町として考えているところでございますので、現状としては会計年度任用職員での採用というものを検討してございますけれども、今後また研究させていただきたいと考えてございます。

再質問 14番 橋本靖史

分野なのですけれども、空き家対策に関しての、昨今全国的にも空き家問題が都市圏においても田舎においても増えていっていると思うのですけれども、空き家対策の分野に対し地域おこし協力隊制度というものを空き家対策の人材確保として活用することはできないのかという考えなのですけれども。

答弁 保健福祉部長 柴田隆

空き家対策ということで、私のほうからお答え申し上げます。現状空き家対策の人材として協力隊の募集は考えてはおりません。現状を申しますと、恐らくなかなか空き家の解消が進んでいないという捉えの中で御質問だと思いますので、その点は率直に反省点もあるのですけれども、現在いわゆる空き家バンクへの登録、本日たしか6件ほど今登録になっていると思いますけれども、以前と比べればかなりコンスタントに登録になるようにはなってきましたけれども、まだまだ登録されていない空き家がたくさんございます。今町からいわゆる物件の所有者に対するアプローチ、そこをもう少し小まめにやっていきながら、一方では町内部では移住のセクションですとか、あと町内の産業分野、産業団体等々、例えば物件を欲しいというニーズの把握に努めながら、ある程度の可能性が出てきたものについて、町内に今事業所があるのが6社ぐらい不動産会社があると思いますけれども、そこと連携取りながら形にしていっているような状況です。今そこにさらに力を入れていきながら、成果を上げていきたいなと思っています。今後人手をさらに投入して、さらに強力に推し進めるという選択する場面が出てきたときに協力隊という制度も一つの選択肢にはなるのかなと思いますけれども、正直なところこの地域の地理も地域性も人も歴史、経緯も分からない方がぽっと入ってきたときに、果たしてうまく機能するのかというと、なかなか悩ましいものがあるなと思っていますので、そこは仮に人手を追加して取り組むとしても協力隊については慎重に考えていきたいなと思っております。

再質問 14番 橋本靖史

先ほど不動産屋さんの話が、町内事業者で6件あるとの話なのですけれども、やっぱり不動産屋さんの御協力を得ないと、理解を得ないとなかなかそういう分野というのは進んでいかないとは思うのですけれども、実際三石の場合、三石地域ですと不動産屋さんがなくて、正直家の売買であったりとかというのは個人間取引にはなるのです。ただ、それの場合はそれで成立すればいいのですけれども、一つの不動産屋さんであったりとかがちょっと動いていただけると、やっぱり住宅の情報とかが可視化しやすいのですけれども……

再質問 14番 橋本靖史

はい。そういうところを解決できるのが地域おこし協力隊の隊員なのではないかなと思いまして、その辺どのように考えますでしょうか。

答弁 保健福祉部長 柴田隆

先ほどと重複してしまうのかもしれませんけれども、そういう意味も含めて協力隊という外からの人材が果たして機能するのかというと、突然北海道外から来られた方が急に土地の、建物の売り買いの話に伺うわけですから、そういう面でいうとどうなのかなというのは正直ございます。今確かに町内の不動産業者さんもボランティアでやっているわけではないので、やはり収益の得られる話、実際に売り買いにつながりそうな話であれば、ある程度動きも速くなってくるのですけれども、そこに至る前の間の部分、そこは正直まだ足りない部分なのかなと思っています。そこを今町のほうでどこまでやれるのかというのは、ちょっと難しいものもあるのですけれども、まずは建物所有者の方にもう少し強くアプローチしながら、まずはバンク登録に載せるところまで持っていきたいなとは思っています。なので、協力隊については、今すぐ投入というのは今の話伺ってもちょっと今は考えられないかなと思っております。

再質問 14番 橋本靖史

それでは、最後の質問で、地域おこし協力隊というものを教育分野に入れてはいかがかなと思うのですが。例えばなのですけれども、現在部活動の地域展開、協議会のほうされて、進んでいると思います。その中で、これは行政側が事務局として今動いていると思うのですけれども、一つのキーパーソンとなるような人材として部活動の地域コーディネーターというポジションがあると思うです。そこに活用できるのではないか。実際他の自治体でもそういった事例もありますけれども、そこに関してどう考えますでしょうか。

答弁 教育部長 藤沢克彦

部活動の地域展開での地域おこし協力隊の関係ですが、議員おっしゃるとおり、コーディネーターや指導者、それから運営主体のマネジャーなどが地域おこし協力隊に求めることは考えられると思っております。ただ、町内にも資質、能力をお持ちの方はたくさんいると思っておりますので、まずはここの掘り起こしが必要ではないかと思っています。その中で、町に不足している人材を確保する手段として地域おこし協力隊の活用というのは一つの方法ではあるかなと考えております。部活動の地域移行につきましては、単なる学校部活から民間クラブへの移行という考え方ではなくて、地域と一緒にまちづくりとして行っていくということを目指していこうという考え方がありますので、人材確保について地域おこし協力隊を選択していくということは一つの考え方として今持っている状況でございます。

再質問 14番 橋本靖史

以上で一般質問を終わります。ありがとうございました。◎散会の宣告

出典:新ひだか町議会 令和7年第4回定例会 2025年6月18日 議事録 PDF(50ページ) 間違いを知らせる