みんなの議会

鹿追町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月16日

新・学童保育所に児童館、フリースクールの機能を

2020年3月16日、鹿追町議会の一般質問で、山口優子議員が「新・学童保育所に児童館、フリースクールの機能を」について質問し、町長 喜井知己、社会教育課長 浅野悦伸が答弁しました。

質問者
山口優子 議員
答弁者
町長 喜井知己、社会教育課長 浅野悦伸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 2番 山口優子

議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。表題、新・学童保育所に児童館、フリースクールの機能を。令和2年度に、「認定こども園しかおい」の横に新しい学童保育所の建設が予定されています。現在、学童保育所は町民ホールの視聴覚室を一時的に使っているので、今後は落ち着いた環境で保育が提供できると期待されています。そこで、今後の学童保育所についてお伺いします。1、学童保育所は、日々の運営は社会教育課の所管、入退所に関する業務は福祉課の所管となっていますが、今後はどの課が担当することになるのでしょうか。2、学童保育料金について、現状は月額3千円ですが、月の途中の入退所、長期休暇中のみ利用したい。また習い事があるので週に2~3日だけ利用したいというニーズは以前からあります。日割計算に対応していただけないでしょうか。3、他の自治体のように、「登録制の学童」と、「出入り自由の児童館」を同時に運営し学童保育所に児童館の機能を持たせてはどうでしょうか。4、学童は14時ぐらいからの利用なので、それまでの空いている時間帯を、学校に行きづらい小中学生の居場所、教育支援センター(フリースクール)とするのはどうでしょうか。5、保育士の体制について。2016 年6月から「鹿追町学童保育所に学習支援及び多様なプログラムを整備する事業」として保育士2名に加え、「学習支援コーディネーター」1名とボランティアによる運営だったのが、2019 年4月以降は、保育士2名とボランティアで運営しています。今後はどのような体制をお考えですか。

答弁 町長 喜井知己

山口議員からは、「新・学童保育所に児童館、フリースクールの機能を」と題しまして、5点の質問をいただきましたので、順次お答えいたします。現在、鹿追町民ホールの一室で開所している「鹿追町学童保育所」は、平成 28 年から地域住民の参画を得ながら「学習・体験・スポーツ・文化芸術活動」を通して、異世代交流活動等の取組を実施することにより、子供たちの社会性、自主性、創造性等の豊かな人間を涵養するとともに、地域の子供たちと大人の積極的な参画・交流による地域コミュニティの充実を目的に、これまでの保育事業に加えて、学習支援や多様なプログラムを行うカリキュラムで運営を行なっているところであります。そこで、1点目の「学童保育所の所管課の所管」についてでありますけれども、山口議員も御存知のように現在、入退所の手続きや保育料に関することは福祉課で、学童保育所の運営、それから現在これから進めようとする建設については社会教育課で担当しております。現在の体制は、新しい学童保育所ができるまでのものというふうに考えておりまして、建設後、供用開始は令和3年度からになると思いますので、この時点までには入退所担当所管につきましても、学童保育所に通う児童や保護者にとっても、最良で安心して児童を預けられる体制ということで、担当課についてはしっかりと検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。次に、2つ目の「学童保育料金の日割計算について」でありますけれども、これについては平成 28 年の3月の定例会でも同様の御質問をいただき、引き続き検討をさせていただくという回答をしたところであります。管内の状況を見ますと、日割りの対応の町村、あるいは半月での対応、こういう町村もあると聞いております。父母会、保護者会との関わり、月額の今の料金、このことも含めて町村によりその運営方法は異なっております。学童保育所は家庭に代わる毎日の生活の場でもあり、単に預けるということではなく、親と指導者が一緒に子育てをするという性格の施設でありますので、様々なニーズがあることは承知しておりますが、これらも含めて引き続き検討させていただきたいと考えております。次に、3点目の「学童保育所に児童館の機能を持たせては」ということについてでありますけれども、学童保育所につきまして、先ほども御説明させていただきましたとおり、保護者が就労などにより子供の監護ができない児童を対象に支援員が保護者に代わり生活の指導や育成を行う場所で、これには事前に申請をいただき、審査を受けた後に登録され通所することになっています。一方、出入りが自由な児童館につきましては、子供たちに遊びの指導をすると共に安全な放課後の居場所を提供し、スポーツ・文化・情操活動を通して、成長を促すことが目的とされており、新しい学童保育所での利用及び運営ができるのか、今後、調査研究を行なってまいりたいと思っています。次に、4点目の「学童保育所の空き時間の利用した教育支援センター(フリースクール)」についてでありますが、学校に行きづらい小中学生の居場所をつくることは大変重要なことだと考えておりまして、令和2年度において検討を進めることで教育委員会と協議をしているところです。その中で山口議員から提案いただいた新設する学童保育所の空き時間を利用することは、検討を行う上での一案だと考えます。ただし、この方法ではどうしても日中の限られた時間や、さらには夏休みなどの長期休業中も利用できないといった時間的な制約が多くなります。さらには、小学校やこども園に隣接するということもあり、学校に行きづらくなった要因によっては、生徒や児童、さらには保護者にとって利用がしにくいということも考えられます。今後の検討においてはスクールカウンセラーをはじめとした専門家のアドバイスを充分にいただきながら、どのような形態がそういった子供たちの居場所として安心感を与えるのか、利用時間や場所の選定などを多方面から検討して子供たちの居場所づくりを考えて参ります。次に、5点目の「保育士の体制について、今後はどのような体制を考えているか」ということについてでありますが、現在の学童保育所は、社会教育課長が所長を兼務し、社会教育係長がコーディネーターの役割を担い、2人の支援員が専属職員として業務に当たっております。学習の支援といたしまして、現在もなお、これまでと変わらず、学校から出された宿題や学習プリントを行うなど、また、日によってはスポーツ活動やワーキングセンター等での体験活動を行なっており、学習支援の低下を起こさないように業務を行なっておりますので、御理解をいただきますようにお願いをいたします。以上、「新・学童保育所に児童館、フリースクールの機能を」について、お答えさせていただきましたが、いずれにいたしましても、放課後の子供たちの居場所づくり及び子育て環境の充実のために、引き続き取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願い申し上げまして答弁とさせていただきます。ありがとうございました。

質問 2番 山口優子

御答弁ありがとございました。私は 2016 年3月議会において、子供の放課後の居場所づくりと学童保育所の在り方というテーマで一般質問をさせていただきました。その後、町では保護者の方々のニーズの把握のためにアンケートなどをしていただきまして、「17 時 45 分までだった退所時間は 18 時 30 分までに延長」「土曜日は隔週で開所だったのが毎週の開所」「4年生までの預かりということだったのが6年生までの預かり」ということになり、学習支援コーディネーターを導入していただいたり、ボランティアの活用をしていただいたりということで時間、内容ともに充実をしていただきまして大変ありがたいと感謝しております。保護者の方々からも大変喜ばれています。まず、はじめに今回新型コロナウイルスの影響で全国的に一斉休校になり、学童保育所というものがすごく注目をされたんですけれど、鹿追町でも全国一斉休校の中、学童保育所を開所していだいていますが、この状況になっても今回の利用の状況に変化があったかのかどうか、急遽緊急で新規の申し込みなどあったかのかどうかについて、まずお伺いいたします。

答弁 社会教育課長 浅野悦伸(社会教育課長は2021年3月まで)

今の御質問に回答させていただきます。学童保育所については、現在登録者が 36 人います。その内3人が休所しておりまして、通所可能な児童につきましては 33 人おります。通常、新型コロナウイルスに関係ない平日月曜から金曜日まで大体 20 人前後の児童が来所しております。24~25 人のときもあれば、14~15 人のときもあるという感じでございます。土曜日につきましては、大体4人以下という形になっております。今回、新型コロナウイルスの関係で、学校がお休みになった以降の子供たちの来所の関係ですけれど、1年生、2年生、3年生が来所しております。4年生以上につきましては御自宅なのか来所しておりません。多いときで 13 人の子供たちが来ております。平日少ないときでは7名、およそ10 人前後のお子さんが来ていると思っています。土曜日につきましては、14 日の土曜日は0人でした。7日の土曜日は1人ということでございます。以上です。

質問 2番 山口優子

分かりました。では、1番目の令和3年度からの所管課はどこになるのかという質問ですけれども、鹿追町の通例によりますと、鹿追町の場合、建物主義というかそういう形なので子育てスマイル課の所管になるのかなと想像するのですが、私の思うには学校教育課が一番学童の所管として望ましいのではないかと思います。その理由としてまず、最も学童保育所が連携をとっていかないといけない場所というのは、小学校だからです。また、2つ目の理由として、学童保育所に通う子の中には特別な支援を必要とするお子さんがいらっしゃいます。また、国の方針としても学童保育所等を併設するときには、小学校の敷地内等に造ることが望ましい。そうすると補助金増の対象になるという方針ですので、国の方針としても小学校と連携をとって運営していくということが望ましいという方針だと思います。検討中ということですが、そのあたりについてどのようにお考えですか。

答弁 町長 喜井知己

お答えをいたします。スマイル課云々は今のところ、場所があそこだからという理由では考えておりません。当然学童保育所についても、もちろん学校との関係、それからいろんな関係を調整しながら運営していくというのは間違いのないことであります。教育委員会がいいのか、あるいは新年度から子育て世代包括支援センターを福祉課が所管でスタートいたしますので、いろんな角度から考えていきたいと思っています。令和2年度には町の組織機構も全体的に見直す予定もしておりますので、最終的には総体の中でいろんな要素を考えながら検討していきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

質問 2番 山口優子

続いて、2つ目の学童保育料金の日割りの関係ですけれども、御答弁にありましたとおり、ちょうど4年前の3月の一般質問で私、同じことを希望いたしました。そのときの答弁も検討しますと、4年間、4年後の現在の答弁も検討しますというお話だったんですけれど、4年かけて日割りにするかどうかぐらいのことでしたら、すぐ結論が出るのかなあと思っていたんですが、町長おっしゃるように学童保育所は、親と指導者が一緒に子育てをするという性格のことで日割計算に馴染まないというような、以前の町長も同じようなことをおっしゃっていたのですけれども、日割計算にしたから一緒に子育てすることができなくなることはないかと思います。親御さんから根強い希望が上がっていまして、学童保育所に入れたいけども入っていない子の多くはこの日割りになっていないという料金面がネックであります。小学校低学年の子が1人で家に留守番をしている状況にあると。学童児童保育対象である児童が1人で家に留守番をしているこの状況は、防犯上、防災上、子供の健全育成上もあまり望ましい状況ではないと思います。もう1度その4年間でどのような検討がされたのかというところをお答えいただきたいと思います。

答弁 町長 喜井知己

日割計算の関係について、御質問があってから4年間、日割計算について結論が出なかったという現実としてはそうなのでしょうけれども、日割計算が適当かどうかという判断はできなかったということだと思います。日割計算するしないについては現実的にはそう難しい問題ではありませんので、日割計算をすべきかどうかということについて、すべきだという判断に今の段階で至っていないというの正確なことだと思います。また、料金の問題については、これは料金が高い安いは一概に言えない。3千円が高いとか安いとかなかなか申し上げにくい面もありますけれど、先ほど浅野社会教育課長が答弁したとおり、30 数人登録して実際通常利用している方が 20 人くらいとういうことは、念のため申し込みしておいて必要なときに通わせるという考えの方も利用者の中には多数いらっしゃると思っております。確かに小さなお子さんが1人で家に留守番をしなくてはならない、防犯上の問題も確かにあると思いますけれども、それは学童保育所の料金が云々ということだけではないかなと私は思います。しかも学童保育所については働く方のお子さんのためということもあり、そういったいろいろなことがありますのでこの料金、日割計算の在り方についても子育て支援という観点もありますから、他の町の状況も参考にしながらこの料金の設定も含めてしっかり考える必要があるかなと思っております。

質問 2番 山口優子

時間の延長などで学童保育所の体制を充実していただいたことは、とても保護者の方から喜ばれているのですけれど、いつも日割りにしてほしいという声が私のもとにたくさん寄せられていますので検討を今後前向きにしていただければいいかなと希望します。続きまして、5つ目に飛ばさせていただくのですけれども、今、学童保育所に支援員としてお2人の方が勤めていただいています。御答弁の中で学習支援コーディネーターは、現在は社会教育係長が学習支援コーディネーターの役割を担うというお話でしたけれども、今、コーディネーターはどのようなお仕事をされていて実際1週間、何時間くらい学童保育所の部屋で子供たちを見ているのかということをお答えいただきたいと思います。

答弁 社会教育課長 浅野悦伸(社会教育課長は2021年3月まで)

学習支援コーディネーターの業務内容につきましてですけれど、社会教育係長が兼務しているということから、常時教室の方にいるということは事実上できてない状況です。役割といたしましては、外部講師の学習に関する依頼ですとか企画、それから調整などを行なっています。今年度につきましても外部講師においては、理科の実験教室ですとか、バルーンアートの教室、それからレクリエーションでリアル野球盤の大会、習字の講習会、ワーキングセンターでのパン作り、ビーズ工作教室、それから大正琴の体験教室などやっております。それから学習環境の整備ということで、今回新型コロナウイルスの関係で町民ホールの1階と2階を一般の方と学童保育所のお子さんと分けました。その関係の分け方についての協議ですとか実際2階を全部消毒するなど社会教育係長のほうでやっているのが現状でございます。それと学習支援に関して定期的に支援員との意見交換、例えば今週はこういう学習プリントを各学年にやってもらおうですとか、それから月1回保護者通信というのを出しております。学童だよりですけれどその辺も社会教育係長が作成しているのが現状となっております。以上です。

質問 2番 山口優子

詳しくありがとうございます。現在係長がされているお仕事の内容を否定するというものでは決してございません。ただ、係長が担当兼務される以前の学習支援コーディネーターをされていた方々は実際学童保育所の部屋に行って子供を見ていただいていました。なので大人は3名いるという形でした。昨年の4月から学童支援員の方お2人ということになりまして、国の方でも学童保育所の国の定める学童支援員の配置基準が強制力のあるものから強制力のない参考基準というふうに改定をされて今後、学童支援員は自治体の裁量に委ねられるということになります。これは人が足りないということの苦肉の策であるのですけれど今、支援2人の他にボランティアの方が1名、ほぼずっと入っていただいています。そのボランティアの方の勤務の状況を聞き取りますと、昨年の5月は 18 日、6月は 18 日、7月は 20 日、8月は 13 日、9月は 15 日、10 月は 14 日、11 月は 17 日、12 月は 17 日と月平均しますと 17 日から 18日出ていただいているような状況です。ここまで出ていただくとボランティアというような状況ではないのかなと思います。ほぼ毎日のようにお手伝いに入っていただいて、長期休暇中には朝から夕方まで来てもらっているという日も多いそうです。有償ボランティア扱いということで最低賃金であると年間 50 万円から 70 万円ぐらいのお仕事のところ年間5000 円でお手伝いしていただいているという状況です。今、お一人がずっと入って大人3人で見ていただいているわけですけれどやっぱり3人いないと困ると、お手伝いに入っていただいてとても助かっているという、入ってもらわないと困るという状況だそうです。私も少なくとも学童保育所の支援は3人が必要かなと思います。人数そんなに多くはないですけれど、やはり1年生、2年生、3年生の子供たちがほとんどですし、特別な支援を必要とするお子様もいらっしゃいます。1カ所でトラブルがあると1人の支援員さんはそれにかかりっきりになるので2人ですと1人しかいない。またお休みも取りづらいのかなと思います。質問は、どういう体制を今後続けていくかということとボランティアの件を少し考えていただいたほうがいんじゃないかということです。お伺いします。

答弁 社会教育課長 浅野悦伸(社会教育課長は2021年3月まで)

正直、うちの職員が2人でやるのが多分大変だと言っていたみたいです。私の方では聞いていなかった状況だったのですけれども。今、この事業をやるときに大人との交流を考えて行うということで高齢者学級を持っているものですから、元気の良いお年寄りというか高齢者と子供たちが交流してもらおうということで最初3~4人かもうちょっと多いかな。白寿大学生皆さんにも来てもらってやってもらいました。その後、徐々に少なくなって今言われているお一人は私も知っているんですけれども、本当に毎日来ていただいて、子供たちにもすごく馴染んでいて、慕われている方だと思います。助かっている部分はあるのですけれども、最初は交流を目的に行なったものなので、なかなかそれにお金を発生させるというのもちょっと今までなかったものですから、検討させていただければと思っています。

答弁 町長 喜井知己

今、社会教育課長がお答えしたとおりと思うのですけれども、学童保育所、多分過去には2名体制で確かやってきた経過があると思います。現状ボランティアさんの御協力をいただいて3人、これはやはり人員的には多い方が間違いないということだと思いますので、現状を私もしょっちゅう見ているわけではありませんので、いろいろ体制については今後いろいろ研究していきたいと思います。いろんな外部の講師の方に来ていただいていたり、工夫して運営していることもありますので、さらに研究していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

質問 2番 山口優子

よろしくお願いします。続いて3つ目と4つ目、関連があるので続けて、児童館、そして教育支援センター、民間で言うところのフリースクールについて学童保育所の中にそういう機能を入れてはどうかという提案ですけれども、この2つに共通して私申し上げたいことは、学校に行きづらい生徒の支援ということです。鹿追町の中にも学校に行きづらい生徒が若干いらっしゃいます。そういう子の中には短時間であれば登校できる子供、保健室の登校であればできる子供、図書館であれば行ける、フリースクールであれば行ける、児童館であれば行けるみたいないろんなパターンのお子さんがいらっしゃいまして、学校に行きづらくなってしまった子は、友達と一緒に勉強する機会や友達と一緒に遊ぶ機会というのがなくなってしまうのです。そこに出入り自由の児童館があれば、不登校の児童や生徒が児童館で学校の仲良しのお友達と遊ぶことができたり、一緒に勉強したりできる可能性があるかと思います。児童館を学童保育所の中に機能として入れるということですけれども、新得町ですとか足寄町ですとか新得町のなかよし、足寄町の児童館あしょべーるなど実際しています。登録制の学童保育所と出入り自由の0歳から 18 歳までが自由に入ってこられる児童館というのを同じ運営でやっていますのでやれると思います。そういう不登校児童の課題についての対応ということが今後必要になってくると思います。不登校児童の居場所としてそういう活用もできるかと思います。文部科学省から不登校児童生徒の支援の在り方についてという通知が令和元年 10 月 25日に出されています。支援の基本的な考え方が学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて社会的に自立することを目指す必要がある。組織的、計画的な個々の児童生徒に応じたきめ細やかな支援策を策定すること。また本人の希望を尊重した上で教育支援センターやフリースクールやICTを活用した学習支援など社会的自立の支援を行うこととなっています。この通知は、文部科学省は今までは学校に復帰をすることを前提としての支援を行え、という形で指導していたのが、学校復帰前提からその子にとって適正な教育環境を整備するよう求めると変化しました。この通知をもって今まで出していた通知はすべて廃止ということになったので、文部科学省の大きな方向転換かと思います。不登校の支援は学校に復帰することよりも、社会的な自立が目標であるとなっています。そんな中で自治体に求められる役割としては、不登校児童に対する多様な教育機会の確保、早期の支援を図るための体制の確保、教育支援センターの整備充実、活用ということが求められています。教育支援センターは、通所希望者に対する支援だけでなく通所を希望しない者への訪問型支援など不登校生徒の支援の中核となることが期待され、鹿追町のように未設置の地域においては、教育支援センターの設置またはこれに替わる体制整備が望まれるというふうになっています。鹿追町としてのこれらに対する基本的な考えをお伺いします。

答弁 町長 喜井知己

私が言うのがいいのかどうか分からないのですけれど、新得町、足寄町の事例、児童館の事例は、ちょっと研究をしてみたいと思います。そこが学童保育所をやりながらの施設なのか基本的に児童館ということなのかそれによって考え方が異なってくると思いますので、それはしっかり研究していきたいと思います。不登校の関係については、私から言うのが適切かどうかは別にしまして、文部科学省の通知内容は遅きに失したと私は思っています。もともとよく考えれば、本当の目的は学校に来させる、学校に来るのが一番いいのでしょうけど、学校に来られない理由があって不登校になっているわけですが、絶対に学校にというやり方自体がそもそも違ったのかなあと思っています。そういったことで、その子供にとって将来どういう形がいいのかというのに視点をおいて、その居場所づくりを考えるということはもちろん大事で、どこがいいのかということには先ほどもお答えしたとおりいろんな考え方があると思いますので、場合によって地元はちょっと無理だという子もいらっしゃいますし、地元にあればという声もいろいろ聞きますので、その辺いろんな意見がありますので、最初答弁したとおり専門家の考えも聞きながら、利用することになる保護者だとかお子さんの考えもありますからしっかりと聞いて検討していく問題だと思っています。

質問 2番 山口優子

私の提案ですけれど、学童保育所の空いている時間をフリースクールのように教育支援センターとして活用できないかということで、町長の御答弁で日中の限られた時間しか使用できない、長期休みの間などは利用できないというような時間的な制約が多くなるというお話だったのですけれども、例えば芽室町の学校適応指導教室ゆうゆうは、朝の9時から12時までしか開いていないのです。その3時間だけが開いているということです。私はその完全に最初から完璧な受入体制を整えるということでなくて、やっていきながら個々のニーズに合わせながら変えていければいいと思います。鹿追町にはまず今、そういう状態がないということですのでちょっと空いた時間をそういう形で開放してみる。開放してもお子さんが実際来てくれるかどうか分かりませんけれども、全くないということよりは、そういう方法も鹿追町として支援していますと。利用者が多くなってきて、これでは不便だ、時間的制約が多いという意見が多くなってきてから、じゃあその次どうするかを考えていけるといいと思います。もちろん町長がおっしゃっているようにスクールカウンセラーですとか現場の先生の意見をたくさん聞いていただいて、どういう形態がいいのかということを考えていただけるのが一番いいかとは思うのですが、今のところ一番良いのはこの方法かなと思うのですがいかがでしょうか。

答弁 町長 喜井知己

山口議員の御意見も十分参考にしながら、どういった形がいいのかしっかりと研究をしたいと思います。いずれにしてもそういった子供たちの居場所づくりというのは非常に重要だと思っておりますので、これについては早急に対応できるように考えていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

質問 2番 山口優子

前向きにぜひ検討していただけるようによろしくお願いいたします。ありがとうございました。

出典:鹿追町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月16日 議事録 PDF(99ページ) 間違いを知らせる