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士別市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日

配食サービスの現状と課題について

2024年9月11日、士別市議会の一般質問で、大西陽議員が「配食サービスの現状と課題について」質問し、健康福祉部長 東川晃宏が答弁しました。

質問者
大西陽 議員
答弁者
健康福祉部長 東川晃宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 12番 大西陽

それでは、一般質問を行います。通告をしている内容は、高齢者や障害者の方と、さらには子育てに対する支援の一環と、また、市民の命と健康を守るための取組、この3点について質問させていただきます。それでは最初に、配食サービスの現状と課題についてであります。食事は、健康を維持、増進し、疾病の予防、治療に必要な栄養素を適切に取り、食習慣や食文化を大切にして心の豊かさや満足感を得ることにあり、人が生きていく上で極めて大事なことであります。特に高齢者の食事内容で、多くの場合は食べ過ぎよりも低栄養が問題になることが多く、そのため、低栄養の予防や栄養状態の改善に向けては毎日栄養バランスのよい食事を取ることが必要であり、食事を通じて健康づくりや介護予防と病気の重症化の予防などになることを改めて認識しなければなりません。本市においても言うまでもなく高齢化世帯が増えており、食事に対する不安を払拭するために、介護保険総合条例の施行規則第58条の6の規定による士別市配食サービス実施要領を定めて、買物や食事の調理が困難で栄養改善や安否確認が必要な方を対象に、昼食または夕食を自宅に配達すること、併せて栄養相談に関することを事業内容として今取り組んでおります。事業内容の概要についてはホームページに記載されておりますが、対象者を高齢者だけで構成されている世帯及び障害者だけで構成されている世帯、さらに、これらに該当しない世帯のうち、身体または精神の障害が、高齢者等により、買物及び調理ができる状態にない者だけで構成される世帯としており、利用料として昼食、夕食各500円としております。この事業を対応する事業者は、配達範囲を朝日、上士別以外としている2事業者、さらに、朝日、上士別を範囲としている1事業者が配食サービスを担っていますが、ここで現時点の利用状況をまずお伺いいたします。次に、本年実際あった事例として紹介したいと思いますが、対象となると思われる独り暮らしをしている高齢者の親族から配食サービスの希望を受け、事業者と市と協議した結果、配達距離が長いとの理由で辞退されて、この方の希望がかなわなかったことがありました。もちろん事業者は、経済活動として費用対効果を考えるのは当然のことであることから、改めて制度の内容を検証して、実態に即した見直しが必要ではないでしょうか。これらのことを含めて、ほかに課題としていることがあればお聞かせいただき、その対応と併せて今後の取組に対する本市の考え方を伺って、この質問は終わります。 (降壇)

答弁 健康福祉部長 東川晃宏

大西議員の御質問にお答えします。初めに、配食サービスの利用状況についてです。直近3か年の7月一月当たりの利用実績で申し上げます。令和4年は利用者71人、提供1,016食、事業費約20万6,000円、5年は利用者70人、提供1,120食、事業費約24万6,000円、6年は利用者65人、提供1,064食、事業費約23万4,000円となっており、年度間で多少の増減はありますが、おおむね同程度のサービス利用となっています。次に、配食サービスの課題についてです。実施事業者から受けた相談では、昨今の労働力不足や高齢化に伴い、遠方への配達など提供区域に関することや、サービスそのものからの撤退などが寄せられておりました。その都度、事業者間の利用調整や新規参入が可能と思われる事業者への相談、依頼を実施したほか、多くの事業者が参入できるよう、公募方式を取り入れるなど対応してきましたが、議員のお話にありましたとおり、調整のため、サービス提供をお待ちいただいたり、お断りした事例もあったところです。今後も、団塊の世代が後期高齢者となり、サービスを希望する方の増加も考えられますので、提供する事業者とその労力の確保が一番の課題と捉えています。次に、今後の事業に対する考え方についてです。配食サービスは、単身高齢者などで見守りを必要とする方に対し、安定した食事の提供を行い、栄養改善を図ることや、手渡しすることで安否確認を行うサービスです。そうしたことから事業者には、緊急時や不在時などの対応が必要であり、今後の需要増や不測の事態により、食事が提供できないときなどを考えると、複数の提供先を維持、確保する必要があります。まずは、より多くの事業者が制度を理解し参加していただけるよう、周知の方法などの工夫に努める考えです。また、利用者に提供する食事は安価な設定としておりますが、近年の食材や物価の高騰を考慮した価格設定とすることや、事業者に見守りや配送の費用として支払う委託料についても、本市が広域であることを踏まえ、現在は定額制としておりますが、より実情に見合う単価設定を行うなど、安定した食事の供給と事業者確保を図るよう、内容の見直しを行う中で、支援の必要な方に必要なサービスが提供可能となるよう、財源確保も含め、継続して事業が実施できるよう検討を進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

質問 12番 大西陽

課題はそれぞれあるのだと思いますけれども、特に先ほど質問の中に触れました、市民の方が希望をした、それを事業者の責任というか、市の対応もいろいろと課題があったのだと思うのですけれども、遠くて配達できない、対応できないと。これは同じ市民なのです。士別市の行政面積は全国的に見ても非常に広いというのは自覚をされているのだと思います。さらに、広域に地域が点在しているということも自覚されているのだと思います。ですから、こういう想定をされていることに対して、今年最後まで対応できなかった、このことについて何か考え方はありますか。

答弁 健康福祉部長 東川晃宏

再質問にお答えいたします。先ほど答弁の中でも触れておりましたけれども、まずこの現状、定額制というものを採用しておりまして、本市は全国で21番目の行政面積ということで大変広いという中で、これまでそういった対応を取ってこなかったところに配慮の至らない点があったと考えております。その上で、次年度に向けては、まず、定額制の委託料については、現状どおり取り扱うことはしつつも、距離によって、事業者については採算割れをするとか配達に見合わないといったようなことがないように、距離によって加算する制度などについても検討してまいりたいと考えております。以上です。

質問 12番 大西陽

今の答弁、次年度から検討するということではなくて、皆さんそうですけれども、食事は毎日のことですから。これは事情があって市にお願いして、何とかしてほしいという切なる思いで相談に来られたのだと思います。こういう事例が起きたのですから、速やかにすぐ対応する、そういう手だては取れないでしょうか。

答弁 健康福祉部長 東川晃宏

食事はやはり命をつなぐということで大切なことですから、予算とも相談しつつ、市長、副市長などとも相談しながら、対応できるものについては検討してまいりたいと思います。

出典:士別市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる