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士別市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日

コンパクトシティの計画と現状について

2024年9月10日、士別市議会の一般質問で、西川剛議員が「コンパクトシティの計画と現状について」質問し、総務部長 大橋雅民が答弁しました。

質問者
西川剛 議員
答弁者
総務部長 大橋雅民

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 7番 西川剛

次に、コンパクトシティに向けた取組について質問します。急激な人口減少社会、少子高齢社会や低密度な市街地形成の進行、インフラ施設の更新による財政面や経済面における持続可能な都市経営の確保が課題となっていること、このことを背景に、都市計画分野では、コンパクト・プラス・ネットワークの考え方に基づく都市づくりが求められています。本市においても、そのような状況を踏まえ、まちづくり総合計画の個別計画として、都市計画区域におけるコンパクトなまちづくりに関する部分については、士別市立地適正化計画を令和元年、2019年8月に策定、また、ネットワークに関する部分では、平成31年、2019年3月に策定した士別市地域公共交通網形成計画における生活交通の利便性向上を目標とした居住誘導区域と都市機能誘導区域を回遊する利便性の高い路線バスの構築、市街地と各地区の交通結節点の創出が構想されたところです。まずは、両計画の進捗を確認したく、立地適正化計画における誘導施策の取組状況と都市像実現に向けた目標値に対する進捗、また、地域公共交通網形成計画においては、生活交通の利便性向上と円滑に乗り継げる公共交通ネットワーク形成に向けた施策の取組状況と評価指標の進捗をお知らせください。また、令和元年度には、立地適正化計画、地域公共交通網形成計画、ただいま取り上げている計画及びまちなか交流プラザ整備事業を連動させ、商業区域、近隣商業区域を中心に、面的に魅力ある商業空間の形成や居心地のよい交流の場の創出を方針とする、まちなか未らい構想が策定されております。道の駅開設以後、多くの来場者によるにぎわいや近隣商店街におけますまちゼミの取組なども、中心市街地のあるべき姿として構想されたものではないかと推察するところでありますが、このまちなか未らい構想関連の取組の現状についてお伺いをいたします。最後に、総合計画との関連についてお伺いをいたします。第2期まちづくり総合計画策定方針においては、2050年地域のありたい姿、25年後の未来を明らかにするとともに、総合的かつ戦略的な市政運営を推進するため、市民にまちづくりの長期的な展望を示すとされています。まちづくり総合計画の計画策定に当たっては、国立社会保障・人口問題研究所、社人研の将来推計人口を踏まえるといった、本格的に人口減少を見据えた計画づくりが進められている状況です。25年後における居住区域の状況、病院、学校などの公共施設の再配置など、都市機能の適切な配置と、それら都市構造を支える交通体系、これに関する個別計画である両計画についての議論は、市民に対するまちづくりの長期的な展望を示すという、現在取組を進めているまちづくり総合計画の策定の趣旨を具現化した取組ではないかと思いますが、まちづくり総合計画策定に当たっての視点である個別計画との整合という点で、今後、ただいま取り上げたこれら両計画の見直しについてどのように進めていくのか、考えをお伺いし、この質問を終わります。(降壇)

答弁 総務部長 大橋雅民

ただいまの御質問にお答えします。初めに、立地適正化計画における誘導施策の取組状況と目標値については、令和7年度が調査年となっていますが、現段階での進捗について御説明いたします。都市機能誘導区域に誘導、整備する施設数について、目標1件に対し、まちなか交流プラザの整備による1件、空き地、空き店舗等の活用件数について、目標1件に対し4件、居住誘導区域内の住宅新築件数の割合は、目標80%に対し90%、市内バス路線の日利用者数は、目標1,200人に対し629人、総人口に対する居住誘導区域内の人口の割合は、2020年の国勢調査に基づき算出しますと、目標60%に対し66%の実績となっています。まちなか交流プラザ付近を周遊、散歩する歩行者数については、現段階での検証作業は行っておりませんので、数値はありません。次に、士別市地域公共交通網形成計画の進捗についてです。市では、市民の生活を支えるバスやタクシー、JRなどの公共交通を確保するとともに、将来にわたって持続可能な交通ネットワークを構築することを目的として、平成31年4月から地域公共交通網形成計画をスタートさせました。計画の期間は令和7年度までの7年間であり、人口減少や少子高齢化が進む本市において、利便性の高い公共交通を維持する総合的な交通指針としての役割を担っています。こうした中、都市間移動や地域内での円滑な乗り継ぎネットワークの形成に向けては、士別軌道が運行する市街地南方面へのわくわく買い物線の路線創設をはじめ、幹線と地域移動を結ぶ交通結節点となるJR士別駅敷地内へのバスの乗り入れ、さらに、一部路線においては、バスの走行位置がスマートフォン等で確認できるアプリを導入するなど、利便性の向上に努めてきたところです。また、上士別、温根別など農村部においては、予約制のデマンド乗り合いを導入する中で、買物や通院などに必要な移動手段を確保しています。加えて、利用促進に向けては、市内の児童や生徒との連携によるPRマグネットの作成、さらにはイラストコンテストなどを実施し、公共交通の啓発に努めてまいりました。こうした取組を進めていますが、路線バス等の利用者数などの評価指標については、新型コロナウイルス感染症による影響もあり、残念ながら未達成が続いている状況ですので、今後も利用者ニーズの把握と利用促進に努めてまいります。一方で、現在の交通ネットワークを維持していくためには、運行方法など大胆な見直しが必要な時期を迎えていることから、交通体系や利用促進などについて、交通事業者とも十分協議を重ねてまいります。次に、まちなか未らい構想の現状についてです。この構想は、お話のとおり、立地適正化計画、公共交通網形成計画、まちなか交流プラザ整備事業、JR士別駅舎、駅前広場の整備など、これらに関連する計画を多角的に連動させ、魅力のある商業空間の形成や交流の場創出などの方針を定め、中心市街地にあるべき将来像を示すものです。しかし、令和4年第4回定例会での谷議員からの御質問でお答えしましたとおり、JR士別駅の改修については白紙、駅前広場の整備については改めて検討が必要であると判断したことから、現段階では進んでいない状況です。こうした駅舎等のハード面での整備は実施できていませんが、まちなかのにぎわい創出に当たっては、道の駅を交流の拠点施設として、商店街と高校生などが連携したソフト面での事業展開などが図られているところです。次に、個別計画の見直しについてです。地域公共交通網形成計画については、令和7年度に計画の最終年を迎えることから、目標の達成状況を確認するための利用実態調査等を行うとともに、第2次士別市まちづくり総合計画における目標や方向性との整合性を図りながら、次期計画の策定準備を進めてまいります。また、策定に当たっては、計画の評価、検証と併せて、本市の交通体系の全体像を俯瞰する中で、将来にわたり持続可能で利便性の高い交通サービスの在り方について検討しながら編成作業を進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

再質問 7番 西川剛

再質問をいたします。数字で御紹介いただきました立地適正化計画の進捗の関係でございます。都市計画内の居住誘導区域への人口割合ということで、当初は50%、60%目標で、数字をいただくと62%以上だということで評価をいただいています。この計画、誘導施策というのが具体的にいろいろあるんですけれども、今後の計画の見直し等どうしていくかということだと思うんですが、端的に8,000人、人口で6割だと4,800人ということなので、当然、さらにそこから集中を進めるのか、市街地部以外と同じような近郊で人口減少を迎えていくのかということが今後必要かと思うんですけれども、私はやはり都市機能の維持ということを考えれば、さらにその割合というのを高めていく必要があるのではないかなと思うんですけれども、例えば、今も計画の中で、都市誘導施策の中で、新築助成であるとか住宅リフォーム助成というのがあるんですけれども、その手法として、居住誘導区域とそれ以外の区域において対象要件、補助要件等を変える中、具体的には補助額であるとか補助率を変える中で、もっと大胆な誘導施策を打っていくべきだなとは個人的には思います。当然計画なので議論が必要かと思うんですけれども、こういった部分を含めて、やはり25年後のまちの姿を想像したときの人口であるとか年齢構成によって、やはりもっともっと議論、市民の側としても、市役所がどんなまちを描いてるのかというのも議論のスタートとしては必要かなと思うんですけれども、作業の進捗というか考え方でいくと、7年度に計画づくりだということです。まちづくり総合計画は2か年でやっているんですけれども、この部分、本来であれば同時にまちづくり総合計画のいわゆるインフラ基盤ということなんで、そういった部分を前倒ししてでも作業は必要ではないかと思うんですけれども、こういった部分、個別計画の作業について、まちづくり総合計画が最終年2か年前からスタートしているんだけれども、個別計画が最終年だよ、令和7年だよというところのこういった調整が今後必要かと思うんですけれども、その点どうかということで、1つは誘導施策についてのもっともっと進めるための考え方や、計画策定における2か年作業と1か年作業の調整についての考え方、この2点について再質問をいたします。

答弁 総務部長 大橋雅民

再質問にお答えいたします。まずは、誘導施策についてです。立地適正化計画、令和17年度が最終年度ということで、長期スパンの計画になっています。まずは、この立地適正化計画の趣旨に沿った形でいろいろな誘導施策を進めていくというのがまずは第一だと思います。ただ、総合計画が、今年と来年でつくりますけれども、総合計画の考え方というか趣旨に沿った形で、仮に訂正、修正が必要な場合については、立地適正化計画に限らず、いろいろな計画の一部訂正などが出てくるのではないかなと思っているところです。あと、2か年での策定と1か年での個別計画の策定の整合性についてですけれども、ちょっと答弁が重複する部分がありますが、総合計画、最上位計画ということで2年間かけて策定作業を行います。現段階では、市民のアンケート調査、意識調査ですか、今日が締切りということで、今日の消印までが有効になります。今後は、事務事業の総点検も行いながら施策アセスをやって、まずは検証作業を終わらせてから、25年後に向けて、まずは8年間どのようなことをやるのかとか、25年後にどのようなあるべき姿がいいのかとか、そういうような検討作業に入っていくということです。そういった中で、令和7年度に最終年を迎える個別計画、庁内で10個ほどの計画があるんですけれども、総合計画の策定と連動したような形で個別計画の策定を進めていく。計画期間が合わないものについては、総合計画の策定を踏まえて、修正が必要な計画については修正作業をしていくといったような流れになろうかと思います。以上です。────────────────────────────────────────

出典:士別市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる