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士別市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日

地方公務員の定年引上げについて

2022年9月13日、士別市議会の一般質問で、奥山かおり議員が「地方公務員の定年引上げについて」質問し、副市長 法邑和浩が答弁しました。

質問者
奥山かおり 議員
答弁者
副市長 法邑和浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 6番 奥山かおり

次の質問に移ります。地方公務員の定年引上げについてでございます。法改正に伴いまして、年金支給開始年齢が65歳となり、雇用と年金の接続からこれまでは再任用制度により定年退職後の職員はフルタイム、またはパートタイムで希望に応じて働くことができました。2023年度から2年に1歳ずつ段階的に60歳定年が61歳、62歳と引き上げられていきます。定年延長は労働条件の変更になりますし、公務員の任用形態が準拠する職場にとっても波及するという点からも質問のテーマといたしました。地方公務員の定年引上げについて、3点について伺います。まず定年引上げの概要についてお伺いします。次に、定年引上げにより想定される課題について、労働力の確保や優秀な人材の経験や技術を生かせる一方で、職員の健康管理がさらに重要になることは容易に考えられますが、どのようにお考えなのか。また、最後になりますが、定年が引き上げられることによって、新規採用職員への影響についてお伺いし、この質問を終えたいと思います。 (降壇)

答弁 副市長 法邑和浩

ただいまの御質問にお答えします。初めに、定年引上げの概要についてです。地方公務員の定年は令和3年の地方公務員法改正により、国家公務員の定年を基準として段階的に65歳まで引き上げることとなり、各地方公共団体においては、関係条例を改正する必要があります。引上げの方法としては、5年度の退職者から適用させ、13年度まで2年ごとに1歳ずつ定年を段階的に引き上げ、現在の再任用制度は定年退職後から65歳までの暫定再任用制度として13年度まで継続し、定年引上げ完了後は廃止となります。管理職は制度の導入に当たって、組織の新陳代謝を計画的に促し、活力や公務能率を維持・増進するため、管理監督職勤務上限年齢制、いわゆる役職定年制が適用され、原則60歳に達した日の翌日から最初の4月1日までの期間に管理職以外の職に配置することとなり、給料は配置前の給料月額の7割水準とするよう国から示されています。また管理職以外の60歳を超える職員の給与に関する措置については、当分の間、60歳に到達した日後における、最初の4月1日以降に適用される級号俸に応じた額の7割を給料月額とするよう国から示されています。定年が引き上げられる一方で、60歳以降で定年前に自主退職した職員は、本人が希望する場合において、短時間勤務の職で再任用職員となることができる定年前再任用短時間勤務制が新設されるなど、定年引上げに伴い、任用方法や給与など、制度が複雑化します。このため、職員が内容について十分理解した上で働き方を決定できるよう、59歳に達する年度に十分な情報を提供する中で、60歳以後の勤務について意思を確認することとされています。次に、定年引上げにより想定される課題と新規職員採用への影響についてです。引上げにより65歳までフルタイムで勤務することが原則となっていきますが、職員の心身の健康状態、働き方に関する意識、高齢期の生涯設計などはそれぞれの職員で異なり、多様な働き方のニーズを有するため、幅広い選択肢が与えられることとなります。このため60歳以降の定員数の把握が複雑化するとともに、段階的な定年引上げ期間中は2年ごとに定年退職者が発生しなくなることから、職員数の予測が難しくなることが想定されます。このことを踏まえながら質の高い行政サービスを安定的・継続的に提供できるよう、複数年単位で平準化を図るなど、毎年採用予定の新規採用者数を柔軟に検討していく必要があると考えています。定年引上げが豊富な知見を有する職員を生かし、行政のさらなる改善や進化に寄与するものとなるよう、協議を進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)

出典:士別市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月13日 議事録 PDF(32ページ) 間違いを知らせる