士別市議会 令和2年第4回定例会 2020年12月17日
家庭ごみについて
2020年12月17日、士別市議会の一般質問で、谷守議員が「家庭ごみについて」質問し、市民自治部長 法邑和浩が答弁しました。
- 質問者
- 谷守 議員
- 答弁者
- 市民自治部長 法邑和浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 9番 谷守
2点目は、家庭ごみについてお聞きいたします。本市の一般廃棄物の処理体制は、川西地区のバイオマス資源堆肥化施設と学田地区の最終処分場とリサイクルセンター機能を持つ環境センターで実施されており、当初の建設費及びその後の運営維持管理費に多額の経費を要しているものの、市民生活にいずれも欠かすことができないものであります。有料化前の無料収集は、全道35市中3市、戸別収集も35市中3市と同様だった中で、長年の課題であった家庭ごみの有料化が令和元年10月から実施され、約1年間が経過いたしました。そこで、その効果等について当初の目標どおり進んでいるのか、まずは確認したいと思います。有料化開始時点では、ごみの排出抑制、資源化の推進、排出量に応じた公平な費用負担など挙げられておりましたが、それらの検証結果はどうだったのか。さきの予算決算常任委員会でも触れられておりましたが、改めてお聞きするところです。そうした検証結果で有料ごみ袋の手数料は真に過重負担となっていないのか、また、ごみの排出量、埋立量の推移から最終処分場の使用期間は当初約15年間の使用期限との説明もありましたが、現時点でどれくらいと予測しているのか、あわせてお知らせいただきたいと思います。次に、今後の収集体制についてお聞きいたします。来年からは収集体制の見直しについては、先日新聞等で報道されましたが、ここではより詳しくお聞きいたします。まず、それに先立ち10月にアンケート調査を行い、排出状況やごみ袋の形状など聞いておりましたが、その集計結果はどうであったのか、それをどのように分析され、どんな声、要望があったのかもお知らせいただきたいと思います。加えて、それらのアンケート結果の市民周知はどうされるのか、その考えもお知らせいただきたいと思います。有料化に伴い、さきの予算決算常任委員会でも家庭ごみが3割ほど減量になったとの答弁がありました。私の家庭でも以前より排出回数は減っているものと実感しているところです。そこで、次は、さきのアンケート結果を踏まえ、収集体制の見直しの考え方、内容について確認いたします。現在は中央地区と周辺地区で収集回数に違いがあり、生ごみの収集回数を増やす要望があったと思います。いわゆるサービスの平準化が課題であったところですが、今回どのような手法でどう変わったのか説明いただきたいと思います。あわせて、ごみ袋の種類として、もっと小さなサイズをとの声をふだんから聞くところであります。そこで、新たなごみ袋を作成する予定はあるのか、あるのであれば種類ごとに教えていただきたいと思います。総じて、収集体制の見直しやごみ袋の新たな種類の対応など、市民要望に応えることは必要なことであります。しかし、そうすることによって逆に収集経費は増えていかないのでしょうか。今まで市民負担は経費の3割以内と説明してきたところですが、大きな影響はないのでしょうか、お答えいただきたいと思います。最後に、ごみカレンダーのほか、最近は生活情報アプリ、しべつ暮らしナビで収集日がわかるようになっております。しかし、頻繁に収集日が変わると市民は混乱いたします。この点はこれまで以上に十分に精査し、市民周知をしっかりやるべきと考えますが、以上までの点について答弁を求め、私の2点目の質問を終わります。 (降壇)
答弁 市民自治部長 法邑和浩(市民自治部長は2021年3月まで)
ただいまの御質問にお答えします。初めに、有料化後の検証結果についてです。ごみの排出抑制については、有料化導入前の年間の一般ごみ搬入量2,670トンに対し、有料化導入後は1,720トンと36%の削減となりました。同様に、その他プラスチックごみは10%、生ごみは7%、衛生ごみは2%の削減となりました。これら有料化によるごみの削減が見られることから、排出抑制効果はあったものと判断しています。資源化の促進については、リサイクルボックスの衣類が増えたことや紙類が一般ごみから減っている状況から、資源化が進んでいるものと考えています。また、今回の有料化で採用した単純従量制は、排出量の抑制の動機づけにも資するものであるとともに、排出量に応じて費用負担するものであるため、公平に負担いただいているところです。有料化による市民負担については、令和元年度における決算で見ますと、家庭ごみ処理原価の22%を御負担いただいているものであり、目安とした30%を下回っていることから、過重ではないと考えています。次に、最終処分場の使用期間についてです。現在の処分場は、総埋立容量5万6,000トン、稼働年数15年と計画し建設したものです。平成29年度の供用開始から3カ年における埋立量は7,660トンであることから、残容量は4万8,340トンとなっており、過去3年間の埋め立て平均値をもとに計算しますと、残年数は19年と推定されるところです。しかし、人口減少やプラスチック製品を資源ごみとして回収するなど、国の新たなリサイクル動向を考慮すると、現時点では今後20年以上は使用できるものと推測しています。続いて、アンケート結果についてです。今回実施した家庭ごみに関するアンケートについては、世帯数の18%に当たる1,642件の回答を得たところです。初めに排出状況ですが、一般ごみは約8割が週1回以下、生ごみは半数が週2回、衛生ごみは4割が週1回以上、その他プラスチックは半数が週1回の排出実態となっており、居住地域を問わず総体的に排出回数が減少していることがわかりました。指定袋の形状については、生ごみ以外で作成している平袋タイプでよいとする意見が7割を占め、取っ手つきを希望する意見は3割でした。またサイズに関する意見では、既存よりも小さいものを望む意見が生ごみを除いて7割を超えていることから、単身世帯などではあまりためずに排出したいとの希望があるものと感じたところです。その他の意見としては、手数料に関する意見が231件、農村部でも生ごみの収集回数を増やしてほしいなど収集日に関する意見が150件出されたところです。なお、今回のアンケート結果については、広報にも掲載しているほか、ホームページでも市民周知を行ってまいります。次に、収集体制の見直しについてです。アンケートでは、一般ごみ排出が週1回以下が8割を占めたことから、その収集回数を週2回から1回へ減らしても、サービスの著しい低下にならないと判断しました。その上で新たにできる中央地区の収集しない日を活用し、農村地区の収集頻度を向上させることとしました。具体的には、農村地区においても生ごみ、衛生ごみは週2回、一般ごみその他プラスチックごみは週1回、容器は月2回になります。これにより、課題であった住んでいる地域による収集回数の差については、紙類及び剪定枝を除いて統一されることになります。また、小さいサイズの袋を希望する声に対しては、一般ごみ、衛星ごみ、その他プラスチックの3種類について作成を検討し、市民の排出しやすい環境づくりに努めてまいります。今回の収集体制の再編による市民負担増加の懸念については、中央地区の南北2区分を統一することによる稼働車両の減少や中央地区の収集しない日の有効活用、出張所、市街地区と農村地区を統一して収集を行うなど、体制の効率化により収集経費の増加や市民負担への影響はないものと考えています。なお、この再編によって各地区では収集日の変更が生じることから、令和3年1月から広報で周知をするほか、ごみ減量化推進協議会と連携して開催を予定しているごみ減量化懇談会や、ごみカレンダーの配布時を初めとしてホームページ、市民情報アプリなどを用いて幅広く市民周知を行い、混乱を来さぬよう努めて進めてまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)