士別市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月15日
家庭ごみの処分について
2020年9月15日、士別市議会の一般質問で、西川剛議員が「家庭ごみの処分について」質問し、市民自治部長 法邑和浩が答弁しました。
- 質問者
- 西川剛 議員
- 答弁者
- 市民自治部長 法邑和浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 6番 西川剛
次は、家庭ごみ処分に関して伺います。まずは、プラスチック製品を全て資源ごみに分類するという国の新たなリサイクル案についてです。7月、国は文房具や台所用品などのプラスチック製品を資源ごみに分類するリサイクル案をまとめました。2018年度の国内のプラごみのうち、再利用率は23%、新たなリサイクルによって再利用率を高めることを目的に、2022年度以降の実施を目指し、ことし中にも具体的制度を固めるとされています。そこで、この国の制度変更によって、本市におけるプラスチックごみ処分への影響を伺います。一般ごみからその他プラスチックへの移行量、さらにはそれに伴う処分経費への影響をお知らせください。とりわけ本市は昨年10月からの有料化、この手数料算定においては処分経費が大きく影響していることから、これによる手数料への影響についても伺います。次に、本年7月のレジ袋有料化について伺います。廃棄物・資源制約、海洋プラスチックごみ問題などの課題から、プラスチックの過剰な使用を抑制し、賢く利用していく必要があるとし、本年7月1日からプラスチック製買い物袋が有料化となりました。これによりスーパー、コンビニなど、市内小売店においてもプラスチック製買い物袋は1枚当たり3円から5円となり、マイバッグ使用が一層進んでいるものと認識をしています。本市におけるごみの減量化に向けたこれまでの取り組みにおいても、レジ袋の減量化がたびたび課題として議論もされ、レジ袋有料化はこの地域としても望んできたところであります。ただし、現下コロナ禍においては会計後の商品をマイバッグに詰める作業台、サッカー台と言われると思いますけれども、この台があるスーパーはよいとして、コンビニにおいては当然このようなスペースもなく、飛沫防止のビニールを設置、金銭のやりとりについてもトレーで行うなど感染予防に努めているこの一方、レジで荷物を詰める様子を見ると、スタッフへの感染リスクもあるのではないかと感じているところです。減量化に向けてはマイバッグの利用は大切、一方で感染予防では現時点では有料袋の購入もしようがないのではと思っているところでありましたけれども、埼玉県北本市における有料レジ袋にごみ袋を使うという取り組みが紹介されました。具体的には、ごみにならないレジ袋として指定レジ袋を作成、レジ袋として使用した後は燃やせるごみ袋として利用できるとのことです。もちろん燃やせるごみ袋ということで処分方法は本市とは違うなど実施条件はいろいろと違いますが、レジ袋をレジ袋だけでなく、ごみ袋の役割を付加することによって、当然レジ袋の使用量は減りますし、決して安くない本市のごみ袋が買い物ごとにばらで買うことができる。感染予防にも当然メリットがあると考えるところでありますけれども、本市における取り組みについての考えをお聞かせください。最後に、ごみ袋のサイズについて。衛生ごみのごみ袋における新たなサイズ作成を要望いたします。家庭ごみ有料化からおよそ1年、ごみ袋のサイズについての御意見を伺っているところです。衛生ごみのごみ袋は現行10リットル、20リットル、30リットルの3タイプが用意されていますが、最大の30リットル袋にも入り切らない場合がある。あるいは高齢の方を家庭内介護をしていて大量に排出する家庭からもサイズを大きくしてほしいという要望です。においなどから収集日には必ず出したいが入り切らないときは次の収集日までためておくか、あるいは袋は無駄になるが、新たな袋に入れての排出となります。こういった声をお聞きしておりまして、この声は袋のサイズアップということでありますけれども、本市におけるごみ袋の手数料はリットル当たりの設定でありますから、私はサイズアップよりも現行のサイズより小さなサイズの用意が無駄がなくてよいのではないかと考えています。市としても、今年度中に市民の意見聴取機会を設けるとのことですけれども、具体的にどのような方法で意見聴取を行うのか、また、これまでもこういった同様の意見も寄せられているとは思いますけれども、これらの声に対し、今後ごみ袋サイズの見直しなどの対応ができるのか、お考えをお伺いし、この質問を終わります。 (降壇)
答弁 市民自治部長 法邑和浩(市民自治部長は2021年3月まで)
ただいまの質問にお答えします。初めに、新たなプラスチック製品の分別についてです。現在の容器包装プラスチック、市の収集区分でいうその他プラスチックは収集後、手選別作業などの中間処理を行った後、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会を通じて、製鉄所で鉄をつくる際に使用する高炉還元剤や再生プラスチック製品の材料としてリサイクルされています。今回の制度改正案は、これまでのその他プラスチックに加えて、本市では一般ごみで収集しているプラスチック製品を含めて回収、リサイクル処理を行おうとするものです。新たにプラスチック製品として回収されるものは、現在では埋め立て処理を行っていることから、制度改正は埋め立て量の縮減と最終処分場の長寿命化につながるものと考えます。このことによる本市への影響については、平成29年度から実施している組成調査のデータでは、一般ごみの中にプラスチックやゴムなどの合成樹脂類が含まれる割合は約12%となっています。しかし、この合成樹脂類の中に含まれるプラスチックの割合については、今回の制度改正に伴うリサイクルの対象とする範囲が示されていないことからプラスチックごみへ移行される量は推計できかねるものです。また、処分経費への影響についても負担の詳細が国から示されてなく、今後の状況によって費用負担の変動も見込まれることから、現段階においては市の負担に加え、市民負担への影響について算定することは困難です。次に、有料化レジ袋の家庭用ごみ袋としての活用についてです。本年7月からのレジ袋有料化は、かねてからマイバッグ、ノーレジ袋運動を推進する本市としては、プラスチックごみ削減に向けた施策として評価するところです。現在のコロナ禍では、各店舗においても新北海道スタイルに取り組む中で感染防止に努められています。サッカー台がない店舗でのマイバッグに荷物を詰める作業は、スタッフはもとより市民の感染リスクを完全に否定できませんが、マスクの着用や消毒の徹底など感染リスクを減らす取り組みにより、その危険性は低減されているものと思います。例示のありましたごみ袋として使えるレジ袋については、新たな袋の作成経費や消費者ニーズが不明確なこと、会計時に通常レジ袋の要否のほかに指定レジ袋が加わることでの店舗側の煩雑さなど、実施には解決すべき課題があります。レジ袋有料化は無料での配布を禁ずることによって消費者のライフスタイルの変革を促すものであり、マイバッグ持参の習慣化を推進することが有料化の趣旨に沿うものと考えます。次に、新たなサイズの衛生ごみ袋の作成についてです。衛生ごみ袋のサイズについては有料化前の排出実態を調査し、現在の3種類を作成しました。その間、市長への手紙や有料化説明会などの機会で衛生ごみに限らず、現行サイズ以外の作成を望まれる意見もいただきました。このようなことから、ごみ有料化から1年が経過する本年10月に家庭ごみに関するアンケート調査を市広報及びホームページで実施することとしており、ごみを出す頻度のほか、使用しているごみ袋や形、大きさなどの要望をお聞きしますので、その結果を踏まえて見直しの検討を行ってまいります。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)