士別市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日
マイナンバーカードについて
2019年12月10日、士別市議会の一般質問で、谷守議員が「マイナンバーカードについて」質問し、市民自治部長 法邑和浩が答弁しました。
- 質問者
- 谷守 議員
- 答弁者
- 市民自治部長 法邑和浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 7番 谷守
2点目は、マイナンバーカードに関することについてお聞きいたします。マイナンバーカードは、今さら言うまでもなく、日本に住民票を持つ全ての人に割り当てられる12桁の個人番号を記載したプラスチック製のカードです。顔写真つきで、住所、氏名、性別、生年月日を記し、公的な身分証明としても使え、裏面にあるICチップには電子証明書機能があり、官民のオンライン手続で本人確認の手段としても活用できるところであり、2016年の1月からその交付が始まりました。せっかく便利な枠組みをつくったのにもったいない、これが正直な印象であります。11月1日現在、全国の普及率は14.3%、交付枚数は1,823万枚余りとのことです。なぜ普及は進まないのか。内閣府の世論調査によると、マイナンバーカードを取得しない理由として、必要性が感じられない、身分証になるものはほかにあるとの回答が目につき、個人情報の漏えいを心配する声もありますが、住基カードなどと比べれば安全性は格段に高いものと感じます。本市では、30年の1月時点で交付率9.2%、交付枚数1,772枚と以前お聞きしましたが、直近の交付率、枚数はどうなのでしょうか。これまでの取り組み策とあわせて、なかなか増加しない理由をどのように捉えておられるのか、まずお答えいただきたいと思います。また、あわせて政府では今年度中にまず国・地方公務員とその扶養家族のマイナンバーカード取得を積極的に推進しているようでありますが、本市での職員関係の取得状況はどうなのでしょうか。わかればこれも参考までお知らせいただきたいと思います。さて、この10月から消費税引き上げ対策として、中小・小規模事業者の店舗でクレジットカードや電子マネーなどを使ったキャッシュレス決済に最大で5%ポイント還元が実施されているところですが、これは来年6月で終了いたします。そこで、この対策を引き継ぐ形でマイナンバーカードの普及・促進を図ろうと、キャッシュレス決済へのマイナンバーカードによるポイント、マイナポイントの付与を来年7月以降に実施することが決定しているようであります。あわせて政府は、さきの通常国会で法改正されたことを受けて、再来年には健康保険証の機能も加わり、最終的に23年3月までにほぼ全ての住民が保有することを目指し、普及に向けた工程表も公表しているようです。マイナンバーカードを利用して全国のコンビニなどで住民票の写しなどの各種証明書を取得できるサービスや行政機関で端末のカード機器の導入により同様のサービスなど、皆がカードを持つことで展開できるサービスも各種あるようであります。持っていないと確かに不便、そう思えるアピールが欠かせなく、あわせて交付手続の簡素化も進めるべきと考えます。今こそ行政の本気度が問われているときではないでしょうか。以下、今述べた後半部分を次のような要旨としてまとめましたので、御答弁をお願いいたします。①マイナンバーカード所持者を対象にしたキャッシュレス決済時のポイント付与制度の概要について。②健康保険証としての活用など医療分野での対応と今後の普及に向けたスケジュールと本市での今後の取り組み策等について。③端末のカード機器導入の有無や購入費、これは単費なのか補助があるのかどうか。この点は1点目の質問でもICT技術の活用により今後業務の効率化を図るとありましたので、来年の庁舎完成に向けて、完成にあわせて取り組むべきと考えるところから質問をするものであります。以上、本市の御所見を求め、2点目の質問を終わります。 (降壇)
答弁 市民自治部長 法邑和浩(市民自治部長は2021年3月まで)
ただいまの御質問にお答えします。初めに、交付率等の状況についてです。本市の交付率は、11月末現在11.9%、交付枚数は2,206枚となっています。カード普及促進の取り組みとしては、これまでに広報やホームページでの情報発信、ポスター掲示を行ったほか、平成27年10月には市民向け説明会を行い、制度についての周知を図りました。29年11月からは、本庁のほか朝日支所、各出張所へも写真撮影とパソコンでの申請手続を市がかわりに行う補助も行ってきています。カードの普及には、生活に必要なものと認識されることが重要であり、その用途が少ない現状では利便性を享受するには至らず、結果として普及が進まない大きな要因と考えます。また、本市職員のカード取得状況は、6月末時点で職員のみの交付枚数が43枚、交付率は9.1%、職員とその家族を含めると交付は74枚、交付率は8.3%となっています。次に、カード所有者に対するキャッシュレス決済のポイント付与についてです。国は、東京オリンピック・パラリンピック後の景気対策やキャッシュレス化の推進、マイナンバーカード普及率向上のため、令和2年9月から3年3月までの7カ月間に2,500億円規模の新たなポイント還元制度を予定しています。その仕組みとしては、カードを取得し、ポイントを管理する口座に当たるマイキーIDを設定の上、民間のICカードに一定額を前払いした方に対して国がマイナポイントを付与するものとなっています。この仕組みを利用した場合の還元率と上限は、最大2万円のキャッシュレス利用に対して、25%です。上限額は5,000円とされています。次に、健康保険証としての利用などについてです。国は3年3月末から健康保険証利用の本格運用を開始し、医療機関等のシステム導入を4年3月末までに9割程度、5年3月末までにはほとんどの住民がカードを保有し、おおむね全ての医療機関等でのシステム導入を目指しています。本市の今後の取り組みについては、制度設計が国によって行われ、内容やスケジュールが変化していることから、こうした動向を注視するとともに、他自治体の取り組みを含めて情報収集に努め、広報、ホームページでの周知や申請補助等についても引き続き行う中、円滑な受託事務の推進と普及促進を図ってまいります。最後に、ICT技術活用に係る窓口証明発効端末機の導入については、1台2,000万円程度要することに加え、費用対効果が低いことや単費であることから、現時点では導入する予定はありません。なお、来年4月から本庁証明発行窓口での電子マネーを利用したキャッシュレス決済を導入することを検討しており、市民の利便性向上に役立つものと考えています。以上申し上げ、答弁といたします。 (降壇)
質問 7番 谷守
1点だけ確認したいと思います。交付率のほうですけれども、本市の交付率、11月末で全体で11.9%の2,206枚、そしてそれに対して本庁職員の交付率ですけれども、43枚の9.1%、家族も含めた中で74枚、8.3%ということで、これは市民全体よりも低い数字ということになるわけでありますけれども、最終的にどういうふうに、個々人の捉え方ということになるんですけれども、現状で本市の平均交付率よりも低い現状、国でもまずは国・地方公務員を優先的にやろうという推進の中で、なかなか進まない点というのは、先ほどの理由の中ではちょっと触れられていなかったんですけれども、その点、もしわかれば、なぜ低いのかというところを感想でもいいですからちょっと確認したいと思います。
答弁 市民自治部長 法邑和浩(市民自治部長は2021年3月まで)
お答えいたします。職員の交付率、確かに低い状況になっています。それで、総務省から市町村共済組合を通じまして、市の職員に対しては、その加入、家族含めて多く取得してくださいよという協力の通知も来て、要請も来ているところであります。議員がおっしゃいますように、これはあくまでも協力要請ということでありまして、そのマイナンバーカードの取得については強要するものではありません。ですから、これまで市としましても、職員に対しては、このマイナンバーカード制度自体がこういうものですという周知でありますとか、これから国が向かっていく方向、考え方などについては理解するように努めているところでありますけれども、現実には交付率がそんなに伸びていないという状況もあります。この部分については、あくまでもその自主的な取得に向けて、今後もそういった取得できるような環境は整えていきたいなと思っておりますし、総務部局とも連携しながらということになっていくかと思います。それで、先ほどお答えしたのは6月末時点の数字ということでありますので、現在の時点でいくと、ちょっと正確にはまだ調査というか把握していないんですけれども、恐らくその市の平均の取得率よりは、同じか上回っているのではないかなとは予測しているところであります。以上です。