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士別市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月5日

産後ケア事業について

2019年3月5日、士別市議会の大綱質疑で、苔口千笑議員が「産後ケア事業について」質問し、保健福祉部長 田中寿幸が答弁しました。

質問者
苔口千笑 議員
答弁者
保健福祉部長 田中寿幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 苔口千笑

通告に従い大綱質疑をさせていただきます。1つ目は、産後ケア事業についてお伺いいたします。本事業につきましては、平成30年第4回定例会におきましても、本市への導入について取り上げていただいております。早くも平成31年度からの新規事業として開始されますことは、大変喜ばしい限りです。本事業の取り組みは、近年増加傾向にあると言われております産後鬱の予防や適切な育児支援に向け、助産師などの看護職が中心となり、出産直後の心身ともに大変な時期をサポートしてくれるという大変心強い取り組みであろうことから大いに歓迎する事業であり、大変期待を寄せているところでもあります。そこで、改めて調べてみましたところ、市町村ごとの裁量に委ねられている事案が多いようですので、幾つか質問をさせていただきます。初めに、対象となる時期について伺います。厚生労働省によるガイドラインには、出産後の母親の身体的な回復や心理的な安定などを目的とする事業であることから、出産直後から4カ月ごろまでの時期が目安となるが、母子の状況、地域におけるニーズや社会資源などの状況を踏まえ、市区町村において判断するとあります。既に事業を開始されている道内の他市町村を見ますと、生後57日未満という非常に短い対象時期の自治体もあれば、1歳までという長期にわたって対象時期を設定しているところもあり、市町村によって随分と大きな差異が見受けられます。本市は対象時期の期間をどのように設定されているのでしょうか、その理由についてもあわせてお聞かせ願います。次に、事業の種類について伺います。さきにも述べました厚労省のガイドラインでは、事業の種類に関しましては、地域のニーズや社会資源の状況から、宿泊型、訪問型、デイサービス型の3種類の実施方法があるとあります。市町村によって、全てを取り入れているところ、一部の事業種類のみのところと、これもさまざまなようですが、本市の実施方法はどのようになりますでしょうか、その選択に至られた理由もあわせてお聞かせ願います。

答弁 保健福祉部長 田中寿幸

お答えいたします。この産後ケア事業、この事業につきましては、出産後の母親の身体的な回復や心理的な安定を目的にすると、今、議員のほうからもお話がありましたとおり、この事業を実施するに当たりましては、産婦の健康状態また精神状態を早い段階で把握することが重要であるということから、産後ケア事業とともに、産婦健康診査の助成を開始する考えであります。産婦健康診査におきましては、診察や検査に加えまして、エジンバラ産後鬱病質問票、通称EPDSによる評価を行い、産後の母の身体面のみならず、精神面の状態を把握して、医療機関と行政が連携しながら、支援が必要な方に対して産後ケア事業を進めていこうというものでございます。そこで、対象者の考え方についてでありますが、議員のほうからもお話がありましたように、国の産後ケアガイドラインにおきましては、出産直後から4カ月ごろまでの時期を対象の目安と考えているということでございます。本市におきましても、保健師が1カ月以内をめどに行っている新生児訪問でも、母の約2割が母乳や授乳に関する悩みを持ち、約1割が子供の体重増加不良で悩まれているということがわかっております。こうしたことを受けまして、この事業については、4月1日開始を予定しておりますが、対象者につきましては、国のガイドライン及び産婦の実情に鑑みまして、産後ケア事業を利用する時点で生後4カ月未満の乳児とその母親を対象とする考えであります。次に、事業の実施方法についてでございますが、本市におきましては、産後早期からの支援であることから、母親の身体的負担を考え、助産師が対象者の居宅等を訪問して支援を行う訪問型産後ケアを開始する考えであります。事業内容につきましては、助産師が乳房管理のためのケアや助言を行い、そのほかにも心身に関する相談や育児についての相談、助言を行う考えでございます。これについては、実施状況を見ながら、この方法については種類を今後も検討していく予定としております。また、市内及び近隣の2つの助産院で訪問型の実施が可能と伺っておりますので、そちらのほうに事業を委託する予定で考えております。また、里帰りで市外に出ている方につきましても、この事業の恩恵が受けられるよう、今後、事業の内容のほうを詰めてまいりたいと考えております。以上です。

再質問 3番 苔口千笑

再質問をさせていただきます。事業の種類の件でお伺いいたします。訪問型ということでスタートと伺っておりますけれども、訪問型、つまり助産師さんがおうちにおいでになるということですね。実際に家に訪問できる施設ないし助産師というのは限られてきてしまうかと思うんですが、それが多分、この近隣には2つというところにつながるお話だと思います。今回の産後事業に関しましては、鬱対策ということで、非常に産後の鬱対策もあるというところで、非常にメンタルな部分が私は大きいと考えております。そういった意味におきましても、ヒューマン的な要素というところで、選択できる、おいでになる、例えば訪問もそうですし、実際にサポートをしていただく相手先の選択ができるということが非常に重要になってくると思っております。なので、まずはスタートというところで、今訪問が可能な業者が2業者ということの話になると思うんですけれども、ぜひ、それは今後、宿泊型ですとかデイサービスですとか、種類としてはまだありますので、そこも検討していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉部長 田中寿幸

再質問にお答えします。これは先ほども申し上げたとおり、まずは、この訪問型事業を2助産院でスタートをさせていただいて、今後その状況を見ながら種類のほうは検討してまいりたいと考えております。以上です。

再質問 3番 苔口千笑

もう一点確認をさせてください。先ほど、里帰り出産にも対応できるようにということのお話をいただきました。非常にありがたいと思います。今、士別で出産できないということで里帰り、もろもろ含め地方に出られて、士別市内ではなく地方に出られて出産される方も多いので、当然里帰り需要はかなり大きなものになるかと思います。ただ、里帰りということになりますと、訪問型、今の状態では対応できないことは重々承知できる可能性があると思いますので、そこに関してはどのようにお考えになられておりますでしょうか。お願いします。

答弁 保健福祉部長 田中寿幸

里帰り出産については、当然2助産院では対応できないということであります。道内につきましては、北海道と道医師会、道助産師会、国立病院等が契約を行っておりまして、市はそこに乗っかるような形になって契約をして、実施するという形をとらせていただくことを今考えております。また道外につきましては、そういった契約は個別に結ばなければならないという状況もあろうかと思いますので、これはこれから詳細を詰めてまいりますけれども、一つには、一度自己負担でお支払いしていただいて、その後、領収証を提出いただいて償還払いを行うとかということで対応してまいりたいと、現段階ではそのように考えております。以上です。

出典:士別市議会 平成31年第1回定例会 2019年3月5日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる