標茶町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月5日
特別養護老人ホームやすらぎ園の早期建て替えをするべき
2023年12月5日、標茶町議会の一般質問で、櫻井一隆議員が「特別養護老人ホームやすらぎ園の早期建て替えをするべき」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、やすらぎ園長 穂刈武人が答弁しました。
- 質問者
- 櫻井一隆 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦、やすらぎ園長 穂刈武人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 櫻井一隆
一般質問をいたします。議席番号2番、櫻井一隆、答弁を求める方は町長としました。質問の件名でございます。特別養護老人ホームやすらぎ園の早期建て替えをすべきと、こういう題名でございます。質問の趣旨。特別養護老人ホームやすらぎ園は、本町老人福祉の拠点であり、利用者やその家族にはなくてはならない施設であります。同時に待機者もおり、施設の都合により待機を余儀なくされているか、あるいは他の町村にやむなく入所せざるを得ない状況も続いております。このような特別養護老人ホームやすらぎ園に対する町民の希望と期待について、町長のお考えを聞くものであります。2点目は、特別養護老人ホームやすらぎ園の建設時期は昭和49年で、建設から既に49年経過しております。早期の建て替えが急務と思われますが、どのようなお考えでございましょうか。3点目は、本町は防衛省の防音対策地域となっているが、やすらぎ園も対象と考えております。早期に建設計画を策定して、速やかに申請をすべきと思うが、お考えはどのようでしょうか。以上、3点お伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
2番、櫻井議員の特別養護老人ホームやすらぎ園の早期建て替えをするべきとのお尋ねにお答えいたします。議員ご指摘のとおり、やすらぎ園につきましては、施設の老朽化や介護職員の不足などが喫緊の課題となっており、将来的な施設整備方針及び運営方針を早急に確立しなければならないと認識しております。1点目のやすらぎ園に対する町民の希望と期待について町長の所見を聞くとのお尋ねですが、ご指摘のとおり、12月1日現在の待機者は49名おり、町外の施設に入所されている方がいることも承知しております。多くの町民が、将来的にも住み慣れた地域で安心して暮らし続けられることを望んでいるということは言うまでもありません。それだけに、やすらぎ園に対する期待は大きいと理解しております。施設整備に当たっては、今後の将来人口や高齢者人口の推移を見極め、施設整備計画を含め、施設の在り方を総合的に検討していかなければならないと考えております。2点目のやすらぎ園の建設時期は昭和49年で、建設から49年経過している。早期の建て替えが急務と思われるがどうかとのお尋ねですが、前段申し上げたとおり、施設の老朽化は喫緊の課題となっておりますし、1点目でお答えしたとおり、やすらぎ園に対する町民の期待は大きいと理解しておりますので、早期の施設整備実現に向けて検討を進めてまいります。3点目の本町は防衛省の防音対策地域となっているが、やすらぎ園も対象となると考える。早期に建設計画を策定し、速やかに申請すべきと思うが、考えを聞くとのお尋ねですが、議員ご指摘のとおり、本町では、これまでも学校施設を中心に、補助率の有利な防衛省の防音対策事業により、施設整備を行ってきておりました。やすらぎ園の施設整備につきましても、防音対策事業の採択に向けて北海道防衛局との事前協議を進めていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 2番 櫻井一隆
今、町長から早期の建て替えを考えるというお話がございました。やすらぎ園は、初めは100人規模ということだったのですが、令和元年の12月から80人定員ということになりましたが、現在は62名で3名が入所希望して調整中というふうに聞いております。これで、70人程度が今の限界かということなのですが、町長は、この70人程度ということは、どうなのでしょうね。このぐらいで今後も推移していくというふうにお考えでしょうか。まず、そこら、人数から確認していきたいと思います。
答弁 やすらぎ園長 穂刈武人
お答えしたいと思います。入所の定員の関係でございますけれども、まず、介護職員の状況で入園者がどのような形になっていくかということが言えるかなというふうに思っております。現状、介護職員につきましては、正職が20名、会計年度任用職員のフルタイムが8名、パートが3名ということで、今、運営を行っております。これは以前にも議会の場でもお話しさせていただいておりますけれども、国の基準が入所の場合は3対1、それにショートもございますので100名でカウントしていくと、入園の部分では33名、34名、それにショートが入りますから、基準でいくと、ショートが12名ということでいくと38名という形になっていますけれども、うちとしては以前から100名のときには、いろいろ介護員の身体的負担、事故防止、あと研修、いろいろ勘案しまして42名でやってきております。先ほど言いました現状の介護員の人数でいきますと、70名弱というのが現状ではいっぱいかなと、そのように考えておりますし、今後も人口減少、高齢者人口も減少していくというところが見えておりますので、施設整備、これからありますけれども、100名の定員を維持していくというところはなかなか難しいかなと、そんなふうに担当としては考えております。
質問 2番 櫻井一隆
私も何度かやすらぎのほうを訪問いたしました。中で本当に感心したというか、ありがたいなと思いました。それは、デイサービスや何かの方々も受け入れたり、それからちょうど11月はお相撲があったので、そういう相撲の番付表を見ながら、誰が優勝するだろうかとか、誰が今日は勝つのだろうかという投票もやっていると。それはなぜやっているのだと聞いたのですよ。そうしたら、お年寄りは、やっぱりそういう娯楽、相撲なんか特に好きだから、そういうものを皆さんにいろんな情報提供しながら生活の話題として楽しく興味のある生活を送ってもらいたいのだということで、その一つの方策として大相撲なんかの番付表を取って優勝者を当てるという、そういうことも継続的にやっていると。こういうことで、いかに気持ちよく園内の生活を送ってもらえるようにするかということに努力しているわけですね。それに本当に私は敬服してきたわけです。僕もやがてそこにお世話になるかと思うのですが、そんなときに、こういう温かい形で介護していただければ本当にいいなと、こういうふうに思いました。それで、町長、ちょっと急ぐのですが、この施設がもう今年で50年ですね。49年と書きましたが、50年になるわけですよ。もう傷んできました。北棟は昭和49年の6月、南棟においては昭和52年の4月というような開設時期になっておりますが、これをそういう今の人たちが元気なうちに新しいところに入れてあげたいと私は感じておるわけですよ。どうですか。町長、これ、いつ頃までに建て替えということをスタートさせていただけますか。お聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
今、櫻井議員から、やすらぎ園の取扱い、中の対応について本当心温まるものがあるということを今ご紹介いただきまして、本当にありがとうございます。本当に少ない職員の中で本当に一生懸命頑張っていることをまずご理解いただいたことに感謝申し上げたいと思いますが、ただ、今、施設については、今、議員からあったように、昭和49年に50床が最初開設して、非常に人気があるということでさらに、昭和52年だと思うのですけれども、50床がまたオープンして、100床でということで現在になってきています。老朽化をしていることは十分承知ですが、大規模改修を行いながら、現在も施設を最大限延命させるための作業をしながら、議員から風呂の改修とかいろんなこと、それから入浴機器とか、そういったものについても常に更新しながら、利用者が安心して暮らせる部分についてはやれることを今やってきております。では、いつから新しい施設という部分につきましては、今一番私どもで考えているのは、いかにして有利な財源を確保しながら、標茶町の全体的な財政運営も考えながらやっていくということを一番に考えていまして、議員からもご質問がありましたように、やはり防衛省の補助事業が一番だろうなと、そんなふうに思っています。厚労省の補助金事業もあるのですけれども、やはりユニット型といって個別の部屋をたくさん造らなければならない。それを造ることによって、また利用者の負担も増える。そういったことも含めて考えると、防衛省の補助事業を有効活用するのが一番だろうかと思っています。ただ、防衛省の補助事業についても、これまで防衛省とのやり取りの中では、今、学校関係、ご存じのように標茶中学校が一定程度終わりまして、次、残っていましたみどり保育園に、今、着手しているということを最優先でやっています。もちろん高齢者も大事なのですけれども、ゼロ歳児を預かる保育園の改修も喫緊の課題だというふうにやっていますので、そこのめどをつけて、次、やすらぎ園という形で考えていますし、最終的にはそれが終われば、役場庁舎についても防衛省の補助事業の対象になるということで、これについては北海道防衛局の幹部に会うたびに私のほうから、次はみどり保育園、次、やすらぎ園、次、役場庁舎ありますのでということで、常に話をしていっています。ただ、これは相手のある話ではございますので、それと環境整備含めて、それに補助事業に応えるための条件、いろんな整備、どういう規模のどういうものを造るかということをしっかり組み立てながらやっていかなければなりませんので、今すぐいつできるのだということについてはちょっとこの場では私どものほうから明言することできませんけれども、最大限努力しているということだけご報告させていただきたい、そんなふうに思いますので、今後とも応援していただきたいと思います。よろしくお願いします。
質問 2番 櫻井一隆
今、この建設問題について、みどり保育園が来年度から設計に入るのか、完成は2年ぐらい後ですか、3年、令和8年ぐらいになりますか。となりますと、防衛予算を求めるのであれば、早めに申請するというか、頭出しをさせると。それはどういうことかといいますと、町長もご承知のとおり、防衛省の予算を取るということは、現地の確認が必要になるわけですね。そうしたら、その確認は何だといったら、音を取るということなのですね。今回、りゅう弾砲のほかにハイマースなんかも実射されたようです。非常に大きな音、そして皆さんも見たかと思うのですが、そのミサイルを空輸するために飛行機も飛んだと。非常に低い高度で飛んで写真も撮られた方もいるようですが、ないほうが本当はいいのですけれども、そういう有事があるということで、いろいろ組んで、もうだんだん段階的にエスカレートしていると。そうしたら、町長おっしゃったように、皆さんがご承知のとおり、標茶は着弾地なのですね。着弾地に向かって近いのです。ですから、音が物すごく大きくなる。こうすると、早めに申請して、そして音を取ってもらう。1回、2回とやっても駄目なときは3回と、こういうふうになるわけですが、いつでもかつでも取れるわけではないですから、そうすると2年、3年かかると思うのですよ、うまく取れるまでには。そうしたら、今みどり保育園がこれから建設に向かっていくのですが、それと並行しながら、そういう申請手順を踏みながら、早めに着手される、申請の準備をされる、こういうことが急ぐのではないかと思うのです。今、待機されている方も既に29名、急を要するという人も29名いるわけです。そういう人もフォーカスするためにも、間髪を入れず、併走しながらでもいいですから、調査、設計のほうに入っていただきたいと、こういうふうに思います。急いでいただきたいなと思うのですが、どうでしょうか。
答弁 やすらぎ園長 穂刈武人
お答えしたいと思います。まず、議員からご指摘いただきました頭出しということでございますけれども、本町はこれまでも防衛事業で施設整備をやってきた際には、まずはその頭出しをしながら計画的に準備を進めてきたという経過がございます。やすらぎ園、特養につきましても、今年度に入って、防衛局のほうには、まずはこの防音事業で対象となる施設かどうかということを確認したところ、対象の施設にはなっておりますと。ただ、補助の採択を受けるに当たりましては、採択基準、一定の要件を満たさなければならない。そこには、今、議員ご指摘ありました音量測定、それと防音事業の基本は、現有施設の改造でございます。改造で防音仕様にならないとみなされたときに関して改築ということで進んでいきます。まずは耐力度調査、既存の施設の構造がどうか耐力度調査を行いまして、そこで出た基準でもって、改築であれば改築の音響の測定、改造であれば改造の音響の測定のレベルをクリアしていかなければなりません。そこで、あと今度は工事の種別が決まってきます。その工事の種別によって、補助の割合も変わってくる。その一連の流れがありまして、そこで最終的な実施計画を提出して、補助の採択という形になりますので、かなり事務的には若干年数が必要になりますけれども、いずれにしても頭出しというところは並行して進めていかなければならないかなというふうに考えておりますので、その辺は計画的に迅速に進めていきたいなと、そのように考えております。
質問 2番 櫻井一隆
今、頭出しという説明もありました。本当にその頭出しをして、認定になるまで何回も何年もかかるということは、今までみどり保育園とか学校とか、そういうことで標茶はもう既に何か所もやっておりますので経験済みですから、その経験を生かして、いつ頃までに建てたいからその前、何年かかるのであろうという予測もつくはずです。したがって、その計画を何年に建てたいということを大まかな目標を持って早く始めていただきたい、こう思います。町長、どうでしょうか。やってくれますか。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
今、担当からスケジュールについては詳しく説明したのでお分かりだと思いますが、それについてあと最終的にどの辺を目指すかについては、町全体の財政運営、これからどういったものが必要になるのか、例えば今、緊急的な対応としてエアコンの設置が必要だとか、そういったものも含めてどういう影響があるかによってそういったものの着地点も変わってくるのかな、そんなふうにも考えていますので、慎重に時期については検討してまいります。ただ、時期についてはできるだけ早くというふうには、優先度は高いというふうに理解はしていますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 2番 櫻井一隆
今、町長は優先度も高いということで、大体これで私の思いも町長の思いも同じ方向にあるなというふうに確認いたしました。あとは、運営者である町がどのようなスタンスで、どのような規模でもって臨もうとするのか、また、そういう詳細が出たら議会にもお話があると思うので、そのときにまた詳しい話は聞いていきたいと、こう思います。