標茶町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日
道東ホースタウンプロジェクト
2026年3月6日、標茶町議会の一般質問で、櫻井一隆議員が「道東ホースタウンプロジェクト」について質問し、町長 佐藤□彦、観光商工課長 石川淳、副町長 牛﨑康人が答弁しました。
- 質問者
- 櫻井一隆 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤□彦、観光商工課長 石川淳、副町長 牛﨑康人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 櫻井一隆
2つ目に移りたいと思います。2つ目は、道東ホースタウンプロジェクト、これを見直してはいかがかなと、こういうお話でございます。道東ホースタウンプロジェクトは、平成28年に企画され、今年で9年目になります。以下について質問いたします。預託の農場はいくつ増えましたか、何ぼになりましたかということ。そして、現在、馬は何頭飼育されていますか。もう一つは、令和8年度も合同会社ホースタウンリンクやオフィスホースタウンと、また今年もどのような契約を結ぶ予定なのか、ここをお聞きしたいと思います。非常に財政が悪化しているので、外部委託をやめて町自らこの事業を行ってはどうかなと、前にも私も質問しておりますが、再度、問うところであります。今年もSL冬の湿原号が来ております。駅には町有馬である「トムカント」の出迎えている姿が一向に見えないのです。来ているのは、民間の馬が乗馬の営業をしているだけで、馬を核とした標茶の魅力を発信するために絶好の機会でないかと思うのですが、そこにトムカントが来ていないというのは残念だと思う。なぜ、町有馬を使わないのか、そこらをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 佐藤□彦
2番、櫻井議員のお尋ねにお答えいたします。1点目の預託牧場は増えたのか、預託頭数は何頭になったのかとのお尋ねでありますが、引退馬の預託牧場につきましては、引退乗用馬飼養支援補助金制度を開始した平成29年は1つの牧場でありましたが、令和5年度より2つの牧場で受入れを行っており、先般、新たに1つの牧場で預託受入れ可能となりましたので、現在は3つの牧場で受入れ体制が整っております。引退馬の預託頭数ですが、令和8年2月末現在で9頭となっております。2点目の委託契約のお尋ねですが、合同会社ホースタウンリンクには、「馬と共に暮らせる町…標茶」推進事業業務として、関係人口、地域間交流としての来町者獲得、町内外の関連事業者への道東ホースタウンプロジェクトの紹介、啓発の推進、引退乗用馬飼養支援事業の推進に係る全般業務などを委託し、オフィスホースタウンには、道東ホースタウンポータルサイト運営管理業務として、ポータルサイト、フェイスブックページにおける情報発信内容の企画、検討、更新などの業務を委託しております。これらの業務につきましては、馬に関する知識や、首都圏乗馬クラブなどとのネットワークや信頼関係があって初めて成立する取り組みであると認識しているほか、現在の町の職員体制でこの業務を今と同様の水準で進めることは非常に難しいと判断しており、令和8年度も継続して委託契約を締結し、事業を円滑に進めてまいりたいと考えております。これらの委託業務に関しましては、目的を明記して共感、賛同を得て寄附を受けている、ふるさと納税の寄附金を財源としており、町の一般財源の持ち出しはありません。3点目の町有馬のお尋ねでありますが、町有馬は町の馬でありますので、職員研修やふるさと教育などの公共的な場での活動をメインとしており、SL冬の湿原号運行の際、標茶駅前で町有馬を使うことによって、民間の営業機会を奪うことになることは避けなければならないと考えております。また、民間の馬が標茶駅前で営業することによって、本町が馬に乗れる、馬と触れ合える町であることについての魅力を発信していただいていると認識しております。町有馬については、今後につきましても基本的には公共的な場面で活用していきたいと考えております。町内において民間ベースで乗馬サービスの提供が始まるに至ったのは、道東ホースタウンプロジェクトの取り組みがあったからこそと認識しており、今後におきましても「馬と共に暮らせる町…標茶」を実現し、交流・関係人口の創出など、馬を核とした地域づくりを推進してまいりたいと考えておりますので、ご理解を願います。
質問 2番 櫻井一隆
先ほど聞いた中で、昨年度、ホースタウンリンク、それとオフィスホースタウン、これの委託契約というか、どのぐらいのお金を支払っていますか。まず、そこをお聞きしたい。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。令和7年度になりますけれども、まずホースタウンリンクと契約しております「馬と共に暮らせる町…標茶」の推進事業でございますが、契約額が853万500円になっております。次に、オフィスホースタウンに依頼しておりますポータルサイト等の運営管理業務につきましては、契約額が39万6,000円となっております。
質問 2番 櫻井一隆
ありがとうございます。この2つの会社に委託契約というか、そういうことで892万円何がしかの金が払われているということでございますが、前にも言ったとおり、馬に関して地域おこし協力隊の方もおられます。そういう方も、東京かどこかに行って、どうか標茶町に馬を預託させてくださいというお話をされていると思うのですが、そういうところにこの地域おこし協力隊を使うということは考えていませんか。ちょっとお聞きしたいのですが。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。今のところ、先ほど町長答弁でもありましたとおり、首都圏乗馬クラブとのネットワークですとか、専門的知識ですとか、そういったものがあって初めて成立しているというふうに認識しておりますので、今のところ、地域おこし協力隊を採用して同じような活動をしてもらうということについては今は考えていないという状況でございます。
質問 2番 櫻井一隆
そうしたら、町としては今後も、これから「馬と共に暮らせる町…標茶」とか、今後、預託馬を維持していくためには、この会社とずっと委託契約を続けていくと、それしか方法はないということでございますか。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。議員ご指摘のとおり、その辺については私も今後の課題になるかなと思っておりまして、今、委託契約を結んでいる方と同程度のスキル、知識なんかがある方に、例えば今、委託業務を受けている方が引退されるときとかに引き続きやっていただけるような方を探していくですとか、人を育てるということについては、今後、必要になってくるかなとは思っております。
質問 2番 櫻井一隆
この事業を継続させていくためには、どうしても後継者が必要になるわけです。この人にずっと頼っているということは、やがてその事業が消え去る、そういう運命にあるのかと思います。早く本町において、そういう人材を育成する、あるいはそういう職務に充てるような人を養成していく必要性があるのではないかと思います。また、今年度、2つの牧場から今度は3つになるということでございますが、この場所については、大体、阿歴内か、そういうところでございますか。ちょっと場所を、支障がなければ教えていただきたいと思います。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。2か所については阿歴内になります。今月3月に新しく預託が可能になったところは虹別になります。
質問 2番 櫻井一隆
恐らく、今、虹別で馬を扱っているところが継続してやるのではないかと思うのですが、そこは何頭ぐらいの馬を扱ってもらえるような話で進んでいますか。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。既存の厩舎の状況ですとか、そういったことを踏まえますと、今のところは4頭程度の受入れは可能だと聞いております。
質問 2番 櫻井一隆
現在、馬は9頭いるということですから、それに4頭プラスされて13頭になると理解してよろしいですか。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。すみません、今の4頭というのは、虹別での受入れ可能頭数の話をさせていただきました。阿歴内地域で、今、預託を受けている2つの牧場についてですが、それぞれ3頭ずつ、まだ追加で受け入れるということができますので、今のところは10頭ほどの枠があるというような状況でございます。
質問 2番 櫻井一隆
だんだん馬が増えていくということは望ましいことです。そういう地方において頑張っているのだけれども、いかんせん標茶の町有馬の出番がないと。先ほどおっしゃっていた、公共の場でもって使いたいということですが、例えばどういうところを考えているのですか。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。令和7年度の町有馬の活用の場面でございますけれども、産業まつりです。それから、新規採用職員の研修、ふるさと教育、アドベンチャースクール、それから去年ですけれども、トムカントの撮影会ということで職員向けと一般町民向けに開催をしているような状況でございます。
質問 2番 櫻井一隆
今、5点、挙げてもらったのですが、これだったら普通の馬を借りてきてもできる話ではないですか。何も町有馬に固執することはないと思うのですが、どうですか。
答弁 観光商工課長 石川淳
お答えいたします。町有馬の関係ですけれども、導入した当初につきましては、「馬と共に暮らせる町…標茶」推進事業を進める上でシンボル的な存在で購入を決めて今まで進めてきたわけでございますけれども、現在、町内には3つの乗馬クラブができまして、いろいろなサービスを提供していただいているので、議員ご指摘のとおり、町有馬が必ずその業務を担わなければならないかというと、そうではないと思っているところもあります。
質問 2番 櫻井一隆
導入時、標茶を売り出すためにそういうシンボル的な馬が必要だった、それがトムカントであるということかと思うのですが、年月も経ちながら、標茶の馬ということをうたうのだったら、もっとこの町有馬をPRするようなことを考えていくべきでないかと思うのです。毎月、餌代はかかっているわけです。費用対効果をよく言うのですが、そういうことも考えて、もう一度、この町有馬の在り方、これを真剣に考えていただきたい、こう思います。いかがでしょうか。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。ご指摘いただいた内容について、十分検討を深めてまいりたいと思います。
質問 2番 櫻井一隆
わかりました。そうしたら、まず1点目に言った町立病院の雨漏り、これを早く直していただきたいということ、それから町有馬であるトムカントについての飼育の在り方も含めて、どのような形で今後、町として使っていくのか、そこらも十分検証し、改善していっていただきたいと思います。以上で、私の質問は終わります。