みんなの議会

標茶町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月5日

猛暑日における小中学生の安全確保は

2023年9月5日、標茶町議会の一般質問で、松下哲也議員が「猛暑日における小中学生の安全確保は」について質問し、教育長 青木悟、指導室長 富樫慎也、教委管理課長 常陸勝敏が答弁しました。

質問者
松下哲也 議員
答弁者
教育長 青木悟、指導室長 富樫慎也、教委管理課長 常陸勝敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 松下哲也

次の質問に移ります。最初に、ちょっとタイトルの訂正だけお願いいたします。猛暑日における、この印刷物には園児と書いておりますけれども、園児は削除をお願いいたします。同僚議員2人から関連する質問が出されております。その答弁を聞いて、私もこの質問を取り下げようかなとは考えていたのですけれども、新聞報道によりますと、近隣町村で昨日から始まった定例議会で3名の方が同じようなテーマで質問されているということに対して、それに対して全て答弁されているということで、意を大きくいたしまして、私からも質問させていただきます。猛暑日における小中学生の安全確保はと。今年、北海道は、この原稿を書いた時点で41日連続の真夏日を記録いたしました。特に2学期が始まってからも暑い日が続き、本町でも8月25日には観測史上最高の35.1度を記録いたしました。また、道内でも、授業後に児童が熱中症で亡くなるという、起きてはならない大変痛ましい事例がございました。このことを受け道教委から指示があったと思うが、本町はどのような対応策を取ったのか伺います。近年、温暖化により気温の高い日が増加してきていますが、今後も予断を許さない状況が続くと思われます。道東地方、特に根釧地方はエアコンの必要がない地域と長年言われてきておりましたが、近年、一般家庭においてもエアコンの設置が急速に増えてきておりますし、そういう中で、あくまでも児童生徒の安全かつ健康的な学習環境を確保するためにエアコンの設置を検討すべき時期に来ているのではないのかなと考えますが、教育長の所見をお伺いいたします。

答弁 教育長 青木悟

9番、松下議員の猛暑日における小中学生の安全確保はとのお尋ねについてお答えします。1点目の本町ではどのような対応策を取ったのかですが、さきの深見議員、渡邊議員の一般質問答弁と重なるところがございますが、2学期が始まり、道教委から熱中症予防に関する通知が発出され、教育委員会からも町内の学校に周知しております。学校の対応ですが、ふだんから環境省のホームページで暑さ指数を確認し、教職員と情報及び児童生徒への指導を共有しております。特に24日は、釧路・根室地方に熱中症警戒アラートが発令され、標茶町において暑さ指数が32との予測があったことに伴い、外での活動や運動、部活動を中止、学校行事の延期等の対応を行っております。室内では、窓の近くでの学習を避け、扇風機の使用はもちろんのこと、必要に応じて保健室の保冷剤を使用したり、スポーツドリンクを含めた補給用飲料、冷却グッズを持参したりしています。服装も制服ではなく、Tシャツとハーフパンツでの登校を推奨しております。25日は、午前授業や下校時刻の繰上げの対応を行った学校は5校、通常授業を行った学校は3校です。児童生徒の健康管理に注力し、児童生徒の安全を最大限に確保する対応を行っております。次に、2点目のエアコンの設置を検討すべきと考えるが、教育長の所見を伺うとのお尋ねですが、渡邊議員の質問でも答弁したとおりではありますが、エアコンについては設置に要する費用面や設置後のランニングコストの課題も多いこともあり、設置するとした場合の優先すべき教室の選定やエアコン以外における暑さ解消方策も含め、総合的に検討、調査研究を進めることとしておりますので、ご理解願います。

質問 9番 松下哲也

児童生徒に対する対応ということでは、道教委の指示からで、水分補給のための回数を増やす、水筒の持参、あとクールグッズの持参だとか、そういうことは当然行われているということは、先ほど同僚議員からの質問に対する答弁でも私も聞いて理解いたしました。ただ、やはり教育環境という観点から、あの蒸し暑い、何もなければ三十四、五度の教室の中で、先生も児童生徒もまともな授業ができるのかといったら、私は本当に疑問に思うわけなのですよ。ですから、いわゆる教室内の授業する場所の冷房環境というか、それは私はもうそろそろ検討する時期に来ているのではないのかなというふうに思うわけなのですけれども、あくまでもこれは公共施設全部に設置しろなんていうことは到底ちょっと難しいことですから、やはり昨日の隣町の議会でも答弁がありましたけれども、やはり優先順位というものが必要になってくると思いますので、ぜひともそこら辺は十分な検討をお願いしたいなというふうに思います。あと、ある町民から、学校が短縮授業のとき当然メール等で父母に連絡が行くと思うのですけれども、その中で、迎えに来られる父母、また、スクールバスで帰る児童生徒、ただ、学童保育に真っすぐ行くような子供たちだとか来られないところは、あの炎天下の中どのような状況で帰宅させたのか。これが、そのときの対応はどうだったのかということが、ちょっと疑問に感じたわけなのですよ。それと、あくまでも、重複する質問が多いですから、あまり再質問もしたくないので、もう一点だけ。先ほど管理課長が答弁されてしまったのですけれども、私もちょっと管理課長とこの質問についての意見交換したときに、夏季休暇の日程を変更するのも一つの、今の日本の北海道の気象状況を考えたときには、北海道も府県並みの夏季休暇の変更もそろそろ検討する時期にあるのではないのかな。今、私らが質問しているのは、あくまでも夏休み前のことはほぼないのですよ。今、今年特に夏休み以降、本当はお盆が過ぎたら一気に気温が下がるのですけれども、それがたまたま今年は夏休みが終わって2学期が始まっても最高の気温になってしまったということで、ちょっとこれが今までない現象ですから、今後このことが続くようであれば、そういうことも検討が必要ではないのかな。また、それによって例えば冬休みが、ちょっとこれ、関係ないことになってしまったかな。冬休みが短縮されることによって、その後の進路の手続とかで、そういうところからも関連するので、夏休みの日にちの変更ということもこれから検討することが必要ではないのかなということも併せて再度お伺いします。

答弁 指導室長 富樫慎也

先ほどの学童の件になりますけれども、まず午前授業にして、先ほど説明しましたけれども、保護者には必ず児童を引き渡すということで、炎天下の中、午前授業だからといって歩いて帰るだとか、そういう対応はしておりません。学童につきましては、学童の中でもエアコンを設置している学童もあるということはお聞きしておりますので、そういった対応ということでご理解いただければと思います。

答弁 教委管理課長 常陸勝敏(教委管理課長は2023年12月まで)

2点ほど。エアコンの関係ですが、議員のお尋ねのとおり、エアコンの設置というのは、やはり熱中症の関係等々では、対策としては一番の有効手段だと言われていますし、そう思われます。今年のように窓を開けて扇風機をかけて空気を循環したとしても、外の気温のほうが暑いという状況で熱い空気しか入ってこないという状況も、各学校からも当然そういう話も伺っておりますし、各家庭でもそういう状況だったと思われます。また、湿度も高かったという状況で、25日の暑さ指数というのは、そういうところも関係して高い数字が出てきているという状況もありますので、エアコンというのはやはり湿度の部分でも対応策としては有効な手段になりますので、そういうところで優先すべきな、学校の設置が優先すべきなのかどうかも含めて、そこについては町全体として検討すべきかなというところもございます。先ほど答弁したように、やはり全ての教室、全ての学校となったときに費用面のところ、雑駁に概算で計算すると1つの学校で5,000万円ぐらいの工事費がかかるのではないかというような数字も出ております。学校の施設規模、それから構造によっても当然変わってきますので一概には計算ができないのですが、数億円の費用が見込まれるというところもありますので、エアコンを設置するとしたら、先ほど答えたように、優先すべき教室、あとどの部屋にするか、そこも含めてできるところから対応すべきかなというところで考えております。それから、夏季休業の変更の部分でございますが、先般の校長会の中でもそのお話が出まして、そういうところも今後考えていかなければならないだろうというところで、エアコンの設置も含めて、逆に、そういうところで対応できるのではないかという校長のご意見もありましたので、そこも含めて標茶の今後の夏も考えて、どういうところがいいのか、夏季休業期間の変更というのは、それぞれうちで学校管理規則等も定めておりますので、その中では夏休み期間、冬休みの期間というのは規定しておりますので、そこの変更も当然必要になってきますが、現場とそこは今後相談させていただきながら、やはりやるべきだとなれば、そういうところを検討していきたいなと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 9番 松下哲也

今、答弁いただいて、十分理解いたしました。ただ、学校におけるエアコンの普及率というのは、全国的に見れば90%を超えていると。北海道だけ見れば20%弱ですよね。そういうことでは、今後、道自体でエアコンに関して、各学校にエアコンの寄附とかということで国にいろんな関係で働きかけていって、北海道でも学校にエアコンを設置すべきだというような方向になっていけば、これはまたいい傾向かなと思いますので、そこら辺のことは十分注視して見ていっていただきたいなということを申し上げまして、質問を終わります。

出典:標茶町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月5日 議事録 PDF(51ページ) 間違いを知らせる