みんなの議会

標茶町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月6日

「憩の家かや沼」工事の完了と今後の運営はどうなるか

2022年9月6日、標茶町議会の一般質問で、黒沼俊幸議員が質問し、町長 佐藤𠮷𠮷彦、観光商工課長 三船英之、副町長 牛﨑康人が答弁しました。

質問者
黒沼俊幸 議員
答弁者
町長 佐藤𠮷𠮷彦、観光商工課長 三船英之、副町長 牛﨑康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 黒沼俊幸

私は、通告しております件につきまして、ただいまから質問をいたします。件名は、「憩の家かや沼」工事の完了と今後の運営はどうなるかということであります。「憩の家かや沼」の改修工事が10月末で完了する予定でありますが、関連して3点について質問をいたします。初めに、1点目は、改修後(令和4年~令和9年)の指定管理者の募集で選定された1団体、4法人の集合体を指しておりますが、この集合体の名称は「標茶永寿優企画」と称しております。この企業体は法人として登記がされているかどうかについて伺います。代表者はどなたなのかについてもお伺いします。2点目であります。「憩の家かや沼」の新しい温泉ボーリングが掘削されて温泉は出たが、排水設備に支障があって湧出を止めているようだと伺っております。これは事実でありますか。これについてお答えいただきたい。さらに、過去に使用していた排水パイプは、地権者の協力が得られないため、今後、使用できないということも聞いております。このことは、今後どのような方法で温泉水の排水をするかについてもお伺いしたいと存じます。3点目でありますが、10月末の完了工事で全てが完成するのではないのではないかと思っております。附帯工事も予想されます。設計費から始まって、これまでの改修費の内訳と、今後、開業までに追加される工事の予定についても伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤𠮷𠮷彦

10番、黒沼議員の「憩の家かや沼」工事の完了と今後の運営はどうなるかのお尋ねにお答えいたします。1点目の指定管理者は法人として登記されているのか、代表者は誰なのかのお尋ねですが、現在、経営シミュレーション、アクティビティの開発等について協議を進めているところであり、法人化の手続についても準備を進めていると聞いているところでありますので、ご理解をお願いいたします。2点目の新しい温泉は出たが、排水施設に問題があり、湧出を止めているのは事実か、今後どのような方法で温泉の排水をするのかのお尋ねですが、新たな温泉につきましては、令和4年3月末に掘削が完了しているところですが、自噴しない温泉であり、ポンプによるくみ上げとなるため、現在は稼働させていない状況であることをご理解願います。また、施設から出される浄化槽からの処理水、大浴場のオーバーフローした温泉水につきましては、これまで土地所有者のご理解、ご協力があり、民有地を経由させていただき釧路川へ放流しておりました。土地所有者の方に対しましては、この場をお借りしまして改めて感謝を申し上げるところであります。しかしながら、議員ご指摘のとおり、今後の放流条件につきまして、土地所有者と合意に至らなかったことから、新たな放流方法を検討しているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。3点目のこれまでの改修費の内訳と今後の追加工事の予定についてのお尋ねですが、施設の基本設計と実施設計で4,395万6,000円、建築主体工事・機械設備工事・電気設備工事・改修工事監理費で10億4,834万4,000円、厨房機器購入で748万円、外構調査設計費で891万円、外構工事費で4,400万円、ビジュアル・デザイン開発、館内サイン計画、館内スタイリングといった施設のデザイン設計、ウエブデザイン・動画撮影・スチール撮影、パンフレット撮影で1,084万1,600円、合計で11億6,353万1,600円となっております。施設開業に関連するものとしましては、施設名称サイン工事、外構・外灯工事、駐車場再整備工事、給水給湯施設・温泉設備・機械設備等の試験運転調整費、ホテル調度品の購入、施設周辺のごみの撤去を予定しているところであります。また、施設周辺だけではなく、茅沼地区一帯につきましても、再整備をして磨き上げていきたいと考えているところであり、シラルトロ湖側の無電柱化、蝶の森展望台・散策路の再整備、通景伐採・倒木撤去、シラルトロ湖キャンプ場の再整備、シラルトロ湖への管理道路や階段の補修整備なども検討してまいりたいと考えているところでありますので、ご理解をお願いいたします。

再質問 10番 黒沼俊幸

3つ続けて質問したので、ちょっと整理しながら再質問を行いたいと思います。まず、指定管理者は今のところ法人化に向けて努力しているのではないかというふうに私は受け取ったのですが、それは年内に私はオープンするというふうに当初伺っていたから、当然この時期には指定管理者と、例えば○○株式会社というようなことで、町ともう契約される時期なのかなと思って質問したことであります。これは、どんなふうに展開するようになりますかね。私は、年内に契約ができるかどうかについて、まずお伺いをしたいと思います。

答弁 観光商工課長 三船英之(観光商工課長は2025年6月まで)

お答えをいたします。開業の時期につきましては、当初から令和5年度の春以降ということでお話をさせていただいていましたので、今もその状況で動いているということで、ご理解いただきたいと思います。

再質問 10番 黒沼俊幸

そうしたら、私が思い違いしていたということだな。もう一回お尋ねしますが、春といっても、年度内なのか、連休にまたがるのか、その辺はどうでしょうか。

答弁 観光商工課長 三船英之(観光商工課長は2025年6月まで)

具体的な何月というのはお知らせはしていないところなのですが、大体めどとしては6月前後かなということでは当初からお話をさせていただいていますので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 10番 黒沼俊幸

それでは次の、これ排水問題ですが、私の聞いている話がそうではなかったらいいのですけど、何か町側と地権者とお話し合いが持たれて、地権者は新しいボーリング水が私の地下を通ることは、だめなのだというふうに言われたというふうに私は聞いています。そして、今度、町側は、温泉水は今たまっている状態というか、普通の温泉ならぶんぶん噴き出すのだけど、圧力が低いから、くまないとならないと、先ほど町長がそんなこともおっしゃっていましたから、自力で温泉は噴き出していないので、そういう状態だなと理解しています。それで、その温泉水が、ホテルがオープンしてどんどんかけ流しという場合は、ずっと24時間ずっと出しっ放しになると。それは大量の温泉ですから、それをプールみたいなものにためて地下水を投入して、そこで薄めてシラルトロ湖に排水するのだというお話を私は聞いていますが、そういう計画を今、進めているのかどうか、それについてお伺いしたいと思います。

答弁 観光商工課長 三船英之(観光商工課長は2025年6月まで)

お答えをいたします。排水の方法につきましては、シラルトロ湖に排水するということも一つの方法ではあるかなというふうには考えております。ただ、もう一つ、違う方法でも、今現在、検討しておりますので、まだそれについては結論が出ていないという状況ですので、ご理解いただきたいと思います。

再質問 10番 黒沼俊幸

私の聞いている話がどうも事実なようでして、やはり私も遠いところにいて、それはまずいのではないか、こう直感している理由は、国立公園の自然を最も守らなければならない標茶の財産である2つの湖の1つですし、そして過去に、もう20年以上、千葉町長の時代にラムサール条約を締結した湿原保護の地域でもありますし、あそこを通るたびに、もう少ししたら白鳥が飛来したり、多くのカモや、ヒシクイというヒシの実を食べるガンがいっぱい中継する場所なのですね。そこに、標茶の温泉は平均、磯分内と違って塩辛いですから、どうも成分の違うそういう強い塩分の水を投入することは、私はいかがかなとその話を聞いて思っておりました。私はここで質問ですから、あまり意見を言いたくないのですけど、そういう方法は地域の皆さんが知ったら、いろんなことをおっしゃるのではないかと、こういうふうに思っております。もう一つの方法を考えているというのは、どういうことを考えているのか、ここで私に答えられたらお教え願います。

答弁 副町長 牛﨑康人

お答えいたします。まず、シラルトロ湖への排水について、議員から今ご意見をいただきました。ご承知のとおり、既に温泉分譲地から温泉水が入ってきているということはまず置いておいて、シラルトロ湖の自然環境的な価値観については議員と共有しているというふうに認識しております。その中で、いろいろな可能性を今検討している最中であります。担当課長から、ほかの方法もということでありましたけれども、今現在、作業中でありまして、ちょっとまだお話しできる段階ではありませんので、その点についてはご理解、ご承知をいただきたいというふうに思います。

再質問 10番 黒沼俊幸

公表できないと言うのであれば私もこれ以上言いませんけども、これは先ほど担当課長が、来年の6月かもしれないということをおっしゃったことと連動するのではないですか。6月までに、今、副町長が答弁されたことが、時間的にですよ、これからいろんなことが想像されますけど、私もこれからそっちのことは勉強しようと思っているけども、そういうことがうまくいかなかったら、ちょっとこれはやっぱり国立公園内の大事業ですから、そういうことについての日程的とか可能性について、まず可能性はあるというふうに言うのかなということを期待しながらお答えをいただきたいと思います。

答弁 副町長 牛﨑康人

お答えいたします。開業予定時期のご質問だったというふうに理解しておりますけれども、言うまでもなく、今、担当課長からは、当初の予定が新しい年度になってから春以降、具体的に言うと頭の中では6月前後を考えていましたということでお答えをさせてもらっております。議員からご指摘のように、排水のことがありまして、今現在、検討中だということであります。可能性の話で申し上げますと、これが長時間かかれば当然営業時期についてはずれ込んでくる可能性がある、これは間違いないことだというふうに思います。ただ、私どものほうとしては、当初のスケジュールが大きくずれないように、今、努力をしている最中であるということでご理解いただきたいと思います。

再質問 10番 黒沼俊幸

そういうご回答で、私はここでそういうハプニングみたいなことが起きたのかということで引き下がらざるを得ないのですが、やはりこれで、先ほど数字のこともお示しいただきましたが、これからもし遅れていけば遅れていくほど、建物が完成して電気とかいろいろな附帯されている経費が1か月幾らとかかっていきますよね。そういうことは、これは大きな問題になると思いませんか。開店して収入が得られて、そこで維持費が賄われて、当然冬になったら除雪もしなければならないだろうし、そういうようなことはやっぱりこれからお金は幾らでもかかるというふうに私は思うけれども、どうなのでしょうかね。

答弁 副町長 牛﨑康人

お答えいたします。ご指摘のような当初考えていなかった経費が掛かり増しするようなことが極力ないように、これからも努力してまいりたいというふうに考えております。(「質問を終わります」の声あり)

出典:標茶町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月6日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる