標茶町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月4日
茅沼地区観光宿泊施設改修工事並びに開設準備の進捗状況を明らかにすべき
2022年3月4日、標茶町議会の一般質問で、類瀨光信議員が「茅沼地区観光宿泊施設改修工事並びに開設準備の進捗状況を明らかにすべき」について質問し、町長 佐藤彦、建設課長 冨原稔、農林課長 長野大介、副町長 牛﨑康人が答弁しました。
- 質問者
- 類瀨光信 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤彦、建設課長 冨原稔、農林課長 長野大介、副町長 牛﨑康人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 類瀨光信
それでは、2点目の質問をさせていただきます。茅沼地区観光宿泊施設改修工事並びに開設準備の進捗状況を明らかにすべき。令和4年10月完成、令和5年4月開業予定の茅沼地区観光宿泊施設について、計画が公表された当初から、幾つかの問題点、早急に解決すべき課題を指摘してきました。それぞれについて、現状と解決の見込みはどうなっているのか。また、コロナ禍、ウッドショック、燃料価格高騰などが工期や工事費増加に与える影響が懸念されることから、その見込みについても聞きます。項目ちょっと多いですけれども、まず①工期に変更はあるか。②工事費の増加は無制限か。③工事支給品の引き継ぎ、処理は適切に行われているか。④飲料水は確保できたか。⑤温泉排水の処理に関する地権者との協議は完了したか。⑥排水池地権者との協議が不調に終わった場合の次善策とその費用は。⑦温泉排水と樹木枯死の関連性について結論は得られたか。⑧温泉ボーリング工事で排出される汚水処理は適正に行われているか。⑨指定管理者の法人化について進捗状況は。⑩経営方針について指定管理者との協議は進んでいるか。⑪いまだに完成予想図が示されない理由は何か。以上です。
答弁 町長 佐藤彦
2番、類瀨議員の茅沼地区観光宿泊施設改修工事並びに開設準備の進捗状況を明らかにすべきのお尋ねにお答えいたします。1点目の工期に変更はあるのかのご質問ですが、ウッドショックや原油価格高騰のほか、半導体やICチップなどの電子部品の供給が不足していることにより、電化製品の需要に生産が追いつかず、世界的に納期に影響を及ぼしている状況です。受注者への聞き取りでは、入札後、早い段階で資材等を発注するなど、工期内での完了に向けて努力しているとのことでありますが、今後の先行きは不透明なところもあります。2点目の工事費の増加は無制限かのご質問ですが、本会議に、建築資材工事及び機械設備工事につきましては、当初設計で見込めなかった部分について、設計変更による増額に係る議案を上程させていただいております。また、議員ご案内のとおり、建設資材については価格上昇が続いており、特定の資材価格の急騰により請負金額が不適当となった場合、変更を求めることができるとなっていることから、その場合、適正に対処する必要があり、予算措置があり得ると考えておりますが、無制限に増額するようなことではございません。3点目の工事支給品の引き継ぎ、処理は適切に行われているかとのご質問ですが、外装ルーバー及び家具に使用する町有林の木材につきましては、契約後、受注者と伐採場所の確認を行っており、その後、受注者と下請契約を締結した業者によって伐採し、製材工場へ納品しております。その後、受注者から製材工場への納品書の写しを添付し、支給材料受領書が提出されております。暖房機器につきましても、契約後、受注者と現地において引き継ぎを行っております。4点目の飲料水は確保できたかとのご質問ですが、既存の上水井戸を使用し、水処理設備で処理し、提供いたします。既存井戸水の分析結果では、全体的には比較的冷涼な水でありますが、pH値が基準値を超え、アンモニア性窒素及び色度が検出されております。水処理施設により、塩素注入によるpH値の調整、塩素注入によるアンモニア性窒素対策、活性炭ろ過装置による色度対策処理により飲料水を確保いたしました。5点目の温泉排水の処理に関する地権者との協議は完了したのか、6点目の排水池地権者との協議が不調に終わった場合の次善策とその費用はとのご質問ですが、現在、土地所有者と引き続き既存の排水路を使用させていただけるよう協議を行っているところであります。既存の排水路の土地所有者との協議が最優先と考えておりますので、ご理解をお願いいたします。7点目の温泉排水と樹木枯死の関連性について結論は得られたかのご質問ですが、以前の議会において議員から、周辺の温泉排水との因果関係を早急に調査し、対応すべきではないかとのご指摘をいただいたところですが、憩の家の排水については、地権者の方にも立ち会っていただき、憩の家からの排水が漏れていることはないと確認しております。枯死している場所が釧路湿原国立公園内であることから、環境省釧路湿原自然保護官事務所へは現状についてお伝えをしているところであり、今後も引き続き枯死が何による影響なのか引き続き情報共有を図りながら協議をしてまいりますので、ご理解をお願いいたします。8点目の温泉ボーリング工事で排出される汚水処理は適正に行われているかのご質問ですが、温泉掘削ボーリングで発生する汚水は、沈砂槽にためて100%バキューム車によりくみ取り、産業廃棄物として処理場で汚泥処理を行っております。掘削完了後、揚水試験を実施する際には汚泥水が発生しますが、沈砂槽にためて土や砂を沈殿させ、上水を分離排水し、沈殿した汚泥はバキューム車によりくみ取り、産業廃棄物として処理場で汚泥処理を行う予定です。9点目の指定管理者の法人化について進捗状況はとのご質問ですが、明確な時期は聞いておりませんが、法人化に向けて準備を進めていると聞いているところです。10点目の経営方針について指定管理者の協議は進んでいるかとのご質問ですが、釧路湿原国立公園内で唯一の温泉宿泊施設として、幅広い層の方に気楽に気持ちよく自然や温泉に触れることができる施設として、また、その立地条件を生かし、隣接する塘路湖周辺やコッタロ湿原、さらには標茶町全体の観光振興を牽引する新たな標茶町の顔となる施設として運営を目指しているところであり、指定管理者ともその考え方を共有しているところであります。現在、環境省釧路自然環境事務所において、釧路湿原国立公園におけるコンテンツ創出と利用のあり方について、茅沼地区、塘路地区を対象に現状の課題や利活用イメージなど、整えるべき機能、サービス、施設の機能分担、連携のあり方等を整理した上で、官民連携のもと、それを実現するための事業やスキーム、環境省において取り組む事項をまとめ、今後の釧路湿原国立公園の利活用の方向性を検討されており、本町としても指定管理者から出されているシラルトロ湖や茅沼地区での事業アイデアを含め、意見を共有させていただいているところであります。茅沼地区観光宿泊施設を核として、温泉、宿泊、食の提供だけではなく、アドベンチャートラベルの要素である自然、文化体験、アクティビティーについても、既存の事業者や関係機関と連携して取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。11点目のいまだ完成予想図が示されていない理由は何かのご質問ですが、広報しべちゃで基本計画及び実施計画の概要について町民の皆さんにお知らせしているところですが、最終的な図面等が整理できた際には、建物外観だけではなく、室内やレストラン、エントランスなどのイメージパースについても広報しべちゃでお知らせさせていただきますので、ご理解をお願いいたします。
質問 2番 類瀨光信
まず、2点目の工事費の増加は無制限かという私の質問に対して、無制限ではないと。ただ、特定の資材価格の急騰により請負金額が不適当となった場合というふうにおっしゃられているのですが、今回補正に上がっている部分というのは、要するに当初見込んでいない建物の不具合というか、そういったものに関しての補正なわけで、それがそういうことで増額されてくるというのは、それは仕方ないのかなと思うのですが、現状でこれだけ燃料の価格が上がっているにもかかわらず、今回その部分に関して冬季の養生とかいろんなことをしているにもかかわらず、それが補正に出てこないというのはどういうことかなとちょっと思うのです。言葉は悪いですけれども、要するに元請業者が下請業者を泣かせている状況なのか、それともタイミングが悪いのか。そういったことを考えたときに、町として今後そういったことが出てきたときに、補正要求とかが出てきたときに、そういった部分、元請の業者さんは実際には結構下を締めているけれども、町に対しては満額要求するよというようなことは考えられるのかな。それが業界として当たり前なのかどうかということはありますけれども、そこら辺について町としてはどういう考えで、工事費の増額というものを監視していくというか、見ていくことをしているかというのをお伺いしなければいけないなと。そのことで、要するに無制限に増額するようなことがあるのかという、そういう質問になっています。それから、3点目の工事支給品の引き継ぎ、処理は適切に行われているか。これは、まずお聞きしなければいけないのが、工事支給品として支給したそれぞれの物の取得価格、取得するときには幾らかかるかということを計算されているかどうか、評価されているかどうか。要は、それによって現地での取り扱いとかなんとかが、その金額に見合うような、そういう処理がされているのかどうかということをお聞きしなければいけないかなと思っています。というのは、支給品の中の外壁に使うナラの木について、現地に行っていただくとわかるのですが、切り倒されかけたままとか、切り倒されたまま放置されているものとかが多数見受けられます。それから、集材したものの、玉切りも行ったものの、現地に置き去りにされているものもあります。それと、支給品のナラの木に関しては、間伐を行ったのだというふうに聞いています。現地には人工植樹した針葉樹がありますから、それに対する間伐というふうに聞いていますが、通常間伐する際に打刻であったり、テーピングであったり、あとペンキで印をつけるとか、この木を切るという、要するに目的が間伐ということははっきりしているわけですから、この木を切るのだという印がついていなければおかしい。一つもついていないです。それどころか、日当たりをよくするためにということでの間伐と聞いていますけれども、その日当たりを確保しなければいけない針葉樹を踏み倒していたり、切り倒していたり、そういう状況になっています。これは、結局のところ、引き継いでいます、要するに伝票なんかで確認していますよと言いながら、まずどの木を切っていいかということを財産を管理している町として決めていなくて、工事業者に預けたと。工事業者から切る業者、それから切る業者から集材する業者にというふうに、契約がいったのだと思うのですけれども、結局、一般的に行われるべき検定というものが行われていないのだろうと、そんなふうに思うわけです。だから、そこのところ現実はどうであったのか、それは確認しなければいけないと思います。それから、飲料水の確保はできたかという問いに対して、できましたということ。従来、既存の水道施設を使って、そこにろ過装置をつけて、色度と、それから添加機をつけてpHを調整するという、そういったことだと思うのですが、これ新生憩の家というか、新しい施設でも、やはり温泉と食というのが売りになっていると思うのですが、この通常よりも何倍も塩素を入れたその水で調理もされるということなのでしょうか。これは、この施設のコンセプトに反するのではないですかね。そういう意味では、飲料水という聞き方を私はしていますから、お客様にお出しする水はそれかもしれないけれども、調理水が違うということはあるかもしれませんが、これ、大事なところだと思うのです。水によって食べる物の味は変わるわけですから、そこのところ調理水も同じものを使うのか。それから5点目、温泉排水の処理に関する地権者との協議は完了したか、それから排水池地権者との協議が不調と終わった場合の次善策はということに対して、これまでどおり、今現在使用させていただいている排水池について、その地権者との協議を進めると。でも、これ、このことを言ってから2年以上たっていますよね。2年半たっている。それでいて、まだ決まっていない。補助金の申請はとっくに済んでいて、この先、次善策は考えないとおっしゃっていますけれども、全員協議会の中で副町長からは、浄化槽を設置して、そこを通したお湯をシラルトロ湖に流すという案もなくはないという、そういった発言を過去にされています。かなり早い段階でされています。私は、それからずっと、もし不調に終わった場合、次善策というのはそういうことだなと思い続けているわけですけれども、ただ、今の協議を続けていって、その協議が破綻した場合のことを考えると、次善策に対しての取り組みを始めないと、間に合わないですよね。もし私が思っているようなやり方だとすると、漁協さんとの協議というのが出てくるわけです。そういった時間も含めて考えたときに、今の相手方との話をとにかく詰めるのだというのは、あまりにも非現実的だと。10月末の工期に非常に赤信号がともる。そんなふうに思うのですが、その点どうお考えかと。それから、温泉排水と樹木枯死の関連性ということで、旧憩の家の温泉排水の影響ではないということは地権者等と確認したということになっていますが、その前の質問と関連してきますけれども、次善策を探っていったときに、どういうルートでかお湯を流した場合に、そのことが樹木が枯れる原因になるかならないかというところを心配してほしいのです。今現在、関係がないというのは、それはいいと思います。でも、ルートが変わってそういう今までと違うところを通ることになったり、違うところに湛水することになったときにどうなるかという、それを考えておかないといけないのではないでしょうか。そういう意味での質問であったわけで、その点については確認したいです。あとは、ボーリング工事、実際には現地を見ましたけれども、現状ではほとんど水排出されないし、タンクにためられているということでしたし、実際に最終的にお湯が出たときに泥水が流出するわけですけれども、それを十分にためられるだけのタンクを設置して、バキュームするということですので、これは問題ないのかなと思います。9点目の指定管理者の法人化についての進捗状況、これ何で今確認しなければいけないかというと、結局、指定管理者の募集に関して疑義がありますよという議論のまま、指定管理者が決定しているわけです。指定管理者を募集する段階でいろんな条件が変更されていて、それに対して町としては影響がないと、1社しか応募しなかったのだから。でも、一般論としてはそうではないだろうという議論のまま、結局、現在の指定管理者が選定されている。そういった状況なのですね。法人化されるということは、別会社になりますから、今は任意団体の状態で、法人化されるということになると、再募集はしないかもしれないですけれども、そういったいろんなことをまた話し合わなければいけない、議論しなければいけない。しかも、そういうあやふやな募集の仕方の中で決まった会社が法人化されていくということになっているわけで、それが早く立ち上がっていただかないと、そういったお話もしにくい。できないですね。ぎりぎりになってもうスタートしますよという時点では、募集の段階からちょっとおかしいですよねという話をするわけにはいかなくなってしまうのです。法人化の話についてもというか、指定管理者の決定から既に1年ですから、時期がはっきりしないというのはいいですけれども、どのような状況かというのが先ほどの答弁では全くわかりませんから、もし知り得ている部分があれば、それはお答えいただきたい。経営方針についても同じように、指定管理者募集のときに問題になった指定管理料を公表している件、それからいろんな議論の中でお話に出てくる使用料をもらうのだ、もらわないのだというお話、そういったこともあるわけですよ。指定管理者の状態というか、どういう指定管理者なのかということがきちんと決まらないと、そういったところの話に移っていけないですよね。何となくうやむやにするような、そういう話ではないのですよ。ですから、どこまで進んでいるのかという状況、そして、なるべくそういったいろいろ相談しなければいけないことがあるということで、もっと急いでいただいていいのではないかなと。ただ、相手の都合もありますから、それにしても、もうあまり時間が残されていないですから、そういったことを急いで進めていただきたい。経営方針ということの中に、温泉、宿泊、食の提供だけでなくて、アドベンチャートラベルもというふうに答弁されておりますから、その中に食がメインでやっぱり入っているわけで、先ほどの調理水の話、そこにかかってくるので、まだまだ考えることありますから、加速していただきたい。それと最後、いまだ完成予想図が示されない理由は何かというのは、昨年の広報に掲載されたパース、それから、せんだって議会だよりに掲載されたパース、同じものなのですけれども、町民の新しい憩の家に関するイメージは、その状態です。それで固まっている。パースはパースだからというのはいいのですけれども、もうどんどん形が出来上がってきているこの時点で、なぜ完成に近いそういった絵面が示されないのかなということで、何か理由があるのかなということでお聞きしています。結局そのパースがもととなって、外壁の材料の形状が、耳つきだとか耳つきでないとか、皮つきだとか皮つきでないとか、そんなふうに要らぬ議論も結局はしていたりするのですね。要するに、私たちが得ている情報というのは、あのパースと、あと現地に行ってみて足場の間からかいま見える状況でしかないのです。町民に至っては、あのパースでしかない。一日も早く、どういったものになるのかということを町民に示していただきたい。◎会議時間の延長
答弁 建設課長 冨原稔(建設課長は2025年3月まで)
質問がたくさんありましたので、答弁漏れしていたらご指摘をお願いいたします。工事費の増加は無制限かの部分の質問だったのですけれども、これについては通常見えなかった部分、設計変更について以外の燃料とかが上がった部分についてということでしたけれども、ここの部分については、燃料費と鋼材については単品スライド条項という条項がございまして、そして特別な要因により主要な工事材料、今言った燃料とか鋼材とかが著しい変動をした場合の措置ということで、ただ金額が、今残っている受注金額の1%よりも大きく変動した場合に対象になり、それについては受注者からの申し出によって設計変更の対象となるものですから、現在のところ受注者からそういう申し出がございませんので、設計変更の対象になっていないということでございます。続きまして、支給材の価格、ルーバー材の価格についてですけれども、実際設計する段階でナラ材を使用するということで、市場の価格を調査させていただいております。しかし、市場ではナラの無垢材の流通が少なく、今回、幅30センチ、厚さ3センチ、長さ2.4メーターの片耳付製材で、数量的には334枚使用することになっておりまして、そのぐらいの数となると、製品をそろえることができないので、見積もりできませんよということを見積もりを依頼した会社から回答いただいておりました。まだその時点で町有林を使えるということが決まっていませんでしたので、市場でのナラ材に代わるものとして、タモ材の見積もりをしております。類似品としてタモ材の見積もりをしたときに、1枚当たり2万8,600円という見積価格をいただいております。今回の町有林のナラを使って製材したときの価格が1枚当たり7,840円ですので、3.3倍ぐらいの開きがあったということで、今回は町有林のナラ材を使用させていただいたということでございます。ナラ材の木の倒れ方についてだったのですけれども、実際ナラ材の印づけなのですけれども、どのナラを伐採するかという指示については、件については行っておりません。設計するルーバー材の幅、長さ、厚さから数量を明示して、それに必要な原木の伐採を指示したという形で、原木には曲がりやひび割れ、節などの状態から1本の原木から複数枚のルーバー材を取れるものと取れないものが混在しておりますので、倒してから状況を判断するということとなり、事前にどの木、どの木というような指示が、指定ができなかった状況であったことをご理解願いたいと思います。また、間伐した材料が既存の針葉樹の上に倒れていたりするということでございますけれども、これにつきましても天然林であったために、機械で作業するものですから、機械幅を確保できないような箇所があった場合は、既存の樹木に与える影響を最小限で作業するように指示しておりました。ただ、その中でもやっぱり機械幅とか、あと倒す木の枝張りや樹木の間隔によって、倒す方向は天然木ですので一定の方向に倒せないものですから、枝張りとかによって倒す方向を決めることにより、一部踏み潰されたような箇所が出てきたところがあったので、その部分については仕方なかったのかなと思っているところもございますけれども、ご理解願いたいと思います。また、余った幹とか材が散乱しているのではないのかということですけれども、私どもも伐採後ではないと余った分の幹等については、その量とかを把握できませんでしたので、伐採後に現地確認しております。発注時点では、その処分については見込んでおりませんでしたが、現地確認した結果として、利用できそうな材も多々ありましたので、その部分については無駄なことにならないように、新たな処分の方法を検討させていただいております。あとは工事に関しては、飲料水の関係ですけれども、調理水に使うのかということですから、ちょっと工事のほうと離れていましたので。工事に関しては以上です。
答弁 農林課長 長野大介(農林課長は2022年3月まで)
町有林の管理の関係でございますけれども、まず間伐で択伐ではないのかというようなご指摘だったのですけれども、今回の伐採の部分については、許可の部分ですけれども、森林経営計画の中に登載している森林でございますので、伐採届というのは手続的には出していなくて、森林経営計画の変更で今回の施業を組み込んでおります。その中で、伐採種というところですが、天然林の間伐というふうにしております。その理由ですが、ここの林齢というのが82年ということで、ここのエリアでの伐期というのは基本90年、ゾーン的に通常の天然林の80年にプラス10年している、ここは90年となっているというようなことがあります。町のほうで森林整備計画を立てて森林整備計画を遵守するというような立場でありますので、そういったところで利用間伐というようなことで、先ほど説明させていただきました天然林の間伐というような形で整理させていただいております。先ほど集材した材を置き去りにしているというようなご指摘がございましたけれども、伐採した後の余った幹なども含めた中で、売り払いできそうな量だったものですから、その辺まとめて集材して売り払いしようかなというふうに考えているところでございます。私からは以上です。
答弁 副町長 牛﨑康人
排水路、それから池の地権者との関係ですけれども、いろいろご心配をいただいておりまして恐縮でありますけれども、経過等々含めまして今現在協議中でありまして、この場で今責任を持った回答ができる部分ではございませんので、ご理解をいただきたいなというふうに思っているところであります。それから、指定管理者の選定で疑義がというお話がありましたけれども、指定管理料、金額を当初明らかにしながらというところ、手続的にはそれはまずいということに気づきまして、指定管理料は金額を削除させてもらったというようなところ、そのことをおっしゃっているかというふうに思いますけれども、その後、指定管理者との協議がどうなっているかというところでありますけれども、今、経営のシミュレーション等を重ねながら、指定管理料等々の話を詰めている最中でございます。こちらについても今この場でお答えできる材料がないというところでご理解いただきたいのですけれども、これは議員ご指摘のとおり、早くしなければいけないというふうに思っております。それから、最後の完成図、パースのお話なのですが、建築物をつくるときに、当初、完成予想図をつくる。いかに町民の関心が高い建物であっても、途中でそのパースをつくり直すというのは今までしていなかったというところで、私は当初お示ししたパース、それに近づける作業を、今、現場でされているというふうに理解しておりますので、ご了解いただきたいというふうに思います。
質問 2番 類瀨光信
まず、関連のあるものを幾つかまとめて。まず、ナラ材の価値というのが、結局は市場に出回っていないので、よくわからないと。類似品ということでタモ材をということになって、それで1枚2万8,600円というふうになっているということから考えても、提供した支給品のルーバーの価値というものは、とても高いですよね。樹齢80年以上のナラ材が、ナラの木が、標茶広しといえども、まとめて切れる場所は恐らくそこ1か所しかなかったわけですから、その希少性とかそういったものを考えたときに、いろいろ理由、お答えしていただきましたけれども、素人から見ると、ああいうずさんに見える、そういった処理で果たしていいのかどうかという。これから使えるものは集めて処理をするということですけれども、それ指摘されなかった場合、本当にそういうふうなことを考えていたのかどうかというぐらい、状況としては、林業関係者の方に言わせると、不適切な状況で間伐がされている。そもそも間伐にする必要がなくて、ある程度のまとまった本数を皆伐なり択伐なりするというようなことでよかったのではないかなと思うのですけれども、結局間伐にしたことで、そこの林内のほかの木も結局無駄になってしまっている。切っているのではないのですね。支障になるものを重機でへし折ったり、踏みつけたりしているのですね。だから、今、担当課長がおっしゃられたような、そういうきれいな話ではないですね。これは現地を見ていただければ、皆さんもわかっていただけると思うのです。残っていた木についても、もう普通に玉切りして使える状態のものだけれども、多分数が足りたから現地に残されたという状況で。私は12月28日に最後見てきていますけれども、結局どなたも、切って伝票をいただいた後、見ていないのではないですか。結局、検定はしていないということですよね。何本切ったのかとか、何本無駄になったのかとか、そういったことをしていないということではないですか、皆さんのお話を総合すると。先日、厚岸のウイスキーを入れるたるの材料として、道有林からミズナラの木が伐採されています。町では立ち会わないですけれども、所有者である道では立ち会います。もちろん樹齢は違いますけれども、でも希少性という点で、今回のナラも相当希少で貴重なものであるという、そういう認識が少し足りないのかな。建物の最大の特徴として、周囲の自然と一体化する町の木であるナラを使うというのが、設計の中でも重要なコンセプトだったと思うわけです。その使い方に関しても、パースで示されたように、ああいうもののままになっている。私たちのイメージがそのままになっているということに関しても、あまり罪悪感がないというか。材料自体はもう2メーター50に切っているわけですから。2メーター50の木を張りつけた壁になるのですよ。どんな感じかと想像つくではないですか。でも、町民に与えられている情報というのは、全く似ても似つかないのです。そこはきちんとやっぱりギャップを埋めておく必要が私はあると思うのです。ではないと、なぜ著名な建築家に設計を依頼したのかということとか、そういうところにも少しもやもやしたものやっぱり残ってしまいますね。あのパースだと、好きか嫌いか別にして、何か奇抜だなとか、違うのだなと思いますけれども、実際には去年の12月の段階で確認したところ、全然そんなものではないということはわかっていますから、そういったものをきちんと知らせるというのが、やっぱり必要ではないかと、それは思います。それと、調理水に関して同じかどうかについてお答えをいただいていませんけれども、食をやっぱり売り物の一つとしていくに当たって、調理水、そのまま塩素たっぷり入ったものを使うことは、まずくないですか。それについても、指定管理者のほうで結局そういった調理人も含めてメニューも含めて決めていくわけですから、困りますよね。指定管理者のほうで困る。それを置き去りにしてはいけないと思うのです。一番問題なのは、やっぱり温泉排水について、いまだにめどが立っていないという、その状況です。これは環境省に対しても非常に失礼な話だと思うのですね。私言いましたよね。補助事業やるに当たって、用地の確定をしていない、そういう状況でスタートすることがいいのかどうかということを聞いていました。ただ、それは後づけでもなればいいのだ、なるのだと、努力するのだということだったけれども、いまだにそれが解決していない。このままもし、もしもの話で恐縮ですけれども、地権者との話し合いが不調に終わって、別ルートあるいは別の方法で排水をするとなった場合、環境省の補助対象にならないですよね。ということは、例えば浄化槽をつける場合だと、3,000万円、4,000万円、工事費はさらに増えるということです。対象になりますか、補助の追加で、最初に上がっていないものが。ならないですよね。しかも、場合によっては、例えば利害関係の生じる漁協さんとかとの協議も必要になるのですよ。時間がないではないですか。そこのところ、ただ、いや、今行っている協議をとにかくという、その根拠がないではないですか。今までやって駄目なのですから、次善策を考えるべきではありませんか。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。まず、最初にいただいた町有林ナラ材の希少性を考えたときに、ずさんな伐採だったのではないかというご指摘でありますけれども、私どもの捉え方としては、先ほど担当のほうからあったとおり、与えられた条件の中で手続を踏んでやっているというところでありますが、いろいろな方の目線から見たときに、ご指摘を受けるような部分があるようですから、これについては改めて検証してみたいというふうに考えているところであります。それから、外観のルーバーがナラ材の伐採に関連して変わってしまうのではないかと。新たなパースを示すべきではないのかということでありましたけれども、これについては以前議論させてもらったことなのかなというふうに理解いたしますけれども、パースでは1枚の長い木が縦に外壁に固定されているような図でありますけれども、実際はそういった長い材については、ほとんど入手できないというところで、そばに寄って見ると、2.5メートル長のものがつなぎ合わせて縦につながっていると。ただ、建物のイメージパースとしては、やはり現在のパースと近いものを、今、施工しているというふうに押さえておりますので、ご理解いただきたいと思います。それから、水の関係なのですけれども、今現在使っている井戸水が時折数値が変動して基準を超えるというところに対処するために、浄水器をつけるということでありますけれども、その超える数値が今のところはそう大きくはないというところで言うと、議員ご指摘のような何倍もの塩素になるとか、そういう状況ではないのかなというふうにも思います。ただ、調理水のことでありますので、調理の部分等々に影響がないかどうかについては確認をしていきたいなというふうに思っておりますけれども、現状そう大きな影響があるという認識ではおりませんでした。それから、排水路の関係につきましては、次善の策をということでご心配いただいております。これについては繰り返しになりますけれども、そういったことも含めて、今、相手があって協議をしているところでありますので、この場での明言については控えさせていただきたいというふうに思います。それから、排水経路が変わっても、浄化槽を新たに新設するということについては考えておりません。今、新たに設置する浄化槽のその先をどこにつなげるかという話でございますので、浄化槽新設で新たに工事費が増額になるということについては、今のところ想定しておりませんので、ご理解いただきたいと思います。
質問 2番 類瀨光信
大体はわかりました。ただ、指定管理者のほうの準備も進んでいない。でも、指定管理者と打ち合わせしなければいけないこともたくさんある。調理水に関しても、では、なぜ憩の家営業時に調理水を標茶から運んでいたのかとか、そういったことをきちんと検証しなければいけないし、指定管理者にもそういったことを伝えて、打ち合わせをしていかなければいけない。それから、浄化槽については、もう設置が済んでいるわけですから、新たにでは設置しないということであるとしても、ルートは変わるわけですよね。放水のルートは変わっていくかもしれない。何が一番時間がかかるかというと、もし湖側のほうにそういったものが流れるのであれば、漁協さんとの協議というものは絶対欠かせないわけです。それにも時間がかかるわけですから、だから一日も早く排水のことを確定させなければいけないということで、この計画が発表された当初から指摘させていただいています。それがいまだに進んでいないから、こういう指摘をさせていただいているし、そのことというのは、最終的にこの工事が期限内に完了するかしないかということにもなりかねないわけですよ。もうちょっとそこら辺の改修終了までのスケジュールと、それから指定管理になっていただく方々の準備期間とあわせて考えて、本当に相手方にも、もちろんこれまで以上に誠意を見せていただいて、きちんとお話をしていただかないと、今までどおり同じ話を繰り返していても、きっと変わらないのではないかなと思うのですね、2年間変わっていないわけですから。だから、そこら辺の町の姿勢というのを、もう一度よく考えいただいて、憩の家の改修、それから開設の準備を進めていただきたい。その中で指定管理者の法人化とか、そういったことが完了した段階で、またその指定管理に関するさまざまな問題点、それは話し合っていかなければ、議論していかなければならないと思っていますので、まずは最低限の工事が終わるか終わらないかというところのクリアを急いでいただきたいと思います。私の質問は以上です。この件に関しては以上です。◎延会の宣告