標茶町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月7日
墓の維持に不安のない合葬墓の建立を進めるべき
2021年9月7日、標茶町議会の一般質問で、鴻池智子議員が「墓の維持に不安のない合葬墓の建立を進めるべき」について質問し、町長 佐藤彦、住民課長 伊藤順司が答弁しました。
- 質問者
- 鴻池智子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤彦、住民課長 伊藤順司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鴻池智子
では、次の質問に移らせていただきます。2つ目の質問ですけれども、墓の維持に不安のない合葬墓の建立を進めるべき。近年、お墓の維持が困難との話を町民の方から多く聞かれるようになってきています。少子高齢化や子供たちに負担をかけたくないとの理由からです。それにより合葬墓をとの町民の要望が高まっているようです。合葬墓に対しては、同僚議員より同様の質問がありました。身寄りのない人も納骨ができ、墓を引き継ぐ人がいない人も安心して利用できる町民墓のような合葬墓の建立に取り組むときが来ているのではないかと考えるが、町としての考えを伺います。
答弁 町長 佐藤彦
11番、鴻池議員の墓の維持に不安のない合葬墓の建立を進めるべきとのお尋ねにお答えいたします。生活様式や価値観の多様化、少子高齢化などにより、社会環境が変化する現状においても、個人のお墓の継承や管理に行政が直接関わっていくことに疑問を持つ方がいますが、生涯にわたり安心して暮らせるまちづくりの施策の一つとして、また、埋蔵方式の選択肢として合葬墓の必要性は認識しているところであります。平成29年第4回定例会、令和元年第3回定例会及び令和2年第3回定例会におきまして、議員ご指摘のとおり、一般質問の答弁として検討していくと答えているところですが、いまだ材料が少なく、意見を聞く予定としていました関係団体や関係者への接触がコロナ禍である現状において見いださせていない状況であることなどにより、時間を要している状況にあります。一口にお墓の維持が困難といいましても個々の事情は様々であり、その一つ一つを整理しながら都度方向性を見いださなければ支障を来すというのが、今までの検討で感じてきたところであります。一番難しくしていますのが、主に精神的な部分で、祖先とは、墓守とはといったものについては世代や家族に対する意識により大きく違い、これが一様にお墓は誰が守ってもよいという発想になれば、合祀ということはごく自然なことだと思いますし、引取りのない遺骨を行政が対応することについても異論は出ないと思います。しかし、ただ単に子供に負担をかけたくない、お金がかかり過ぎるといった内容で墓守ができないということになると、多くの人に理解を頂けるのか難しさを感じているところであります。このような考えの下、今考えつく合葬墓の設置方法につきましては、焼骨のみを直接納め、行政として一切の供養を実施しないことを基本に進めるものになるのではと考えております。今後におきましても、関係者の意見を聞き、他の自治体の状況も参考にし、事業の方向性を見いだしてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 11番 鴻池智子
今の町長の答弁は理解をいたしました。やはり身寄りがいない人というのは、自分が亡くなった後どうしたらいいのかという不安を持って自分の最期を迎えるというところに何か大きな不安を抱えているというのが、私としても感じました。それで、近隣町村でもそういう合葬墓を設置しているところもありますので、町長が今言いましたように、そういうところの意見とか内容もきちんと掌握していただいて、やはりこれ、精神面ということもありましたけれども、そういうのも含めまして、町としても何か手だてができたらお願いしたいなと思います。
答弁 住民課長 伊藤順司(住民課長は2022年3月まで)
お答えいたします。今、鴻池議員からご意見ありました件につきましては、私どものほうで素案というか、こういった内容をもって各関係機関のほうにお話を持っていったらいいのではないかというような内容を、今、検討しているというところでございますけれども、例えばこの中で一番どういった方が利用されるのか、利用できるのかといった面、それから手数料、管理料、これをどうするのかというところで、なかなか先ほど町長が答弁した内容によっては難しいのかなと思っております。例えば、本町に住民票がある方がいいのか、例えば本籍がある方がいいのか、そういった面も含めて、ただ、やっぱり身寄りのない方、お墓を引き継ぐ当てがない方については何らかの対応が必要であるというふうには認識しているところですけれども、そういった面を整理しながら関係団体者の意見を聞きながら検討してまいりたいと思いますので、ご理解いただきます。(「分かりました」の声あり)
質問 11番 鴻池智子
すみません。では、今後も引き続きこのお墓のことに関しては、前向きに検討していただきたいと思います。質問を終わります。