標茶町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月2日
暑さ対策の整備
2025年9月2日、標茶町議会の一般質問で、鴻池智子議員が「暑さ対策の整備」について質問し、町長 佐藤□彦、教育長 青木悟が答弁しました。
- 質問者
- 鴻池智子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤□彦、教育長 青木悟
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 鴻池智子
それでは、通告に従いまして質問を行います。まず、1つ目は、暑さ対策の整備について。7月22月から25日までの4日間、暑さに対する緊急対応として、うぃずにてクーリングシェルターを設置し、この間の利用者数は37名と聞いております。今後も暑さに対する取り組みは必要であると思い、以下の点について伺います。1つ、徒歩移動困難な町民に対する送迎体制。2つ目、町民に対する周知方法。3つ目、利用施設の拡大について。4つ目は、教育現場での対策について。以上、町民の命を守る対策についての考えをお伺いいたします。
答弁 町長 佐藤□彦
5番、鴻池議員の暑さ対策の整備のお尋ねにお答えいたします。近年の気候変動による猛暑の影響を受け、北海道内でも熱中症のリスクが年々高まっております。ご案内のとおり、クーリングシェルターについては、気候変動適応法第21条の規定により熱中症による健康被害の発生を防止するため、市町村の区域内に存する施設で基準が適合する施設を市町村長が指定することができるものとなっております。令和6年4月1日から運用が始まっており、標茶町では、これまでクーリングシェルターの運用となる熱中症特別警戒アラートの発令実績はなく、要綱等の整備や所管部署、施設の指定等の整備も未整備でしたが、非常に厳しい暑さが続くことが予想される7月22日から25日までの4日間、急遽コンベンションホールうぃずをクーリングシェルターに準じて設置、開放したものです。1点目の徒歩移動困難な町民に対する送迎体制についてのお尋ねですが、クーリングシェルターへの移動は、基本的には自助、共助、公助の3つの力を重ね合わせて機能させていくべきと考えております。各家庭や家族の方、あるいはご近所、町内会、友人、知人などによる送迎、あるいはのりあいハイヤーなども活用いただければと思います。今年度のクーリングシェルターの設置については、冒頭申し上げたとおり要綱の整備、担当部署、施設の設置、指定も未整備の中、熱中症から町民の身を守るために急遽走り出した取り組みであります。町として今後どのような形でクーリングシェルターを行っていくか、送迎体制についても検討が必要な課題であると考えております。2点目の町民に対する周知方法についてのお尋ねですが、今回は、みるめーる、公式LINE、ホームページ、防災無線機で周知しております。今後もクーリングシェルターを開設する場合には、基本的には同様の周知方法で行っていきたいと考えております。3点目の利用施設の拡大についてのお尋ねですが、町で所有する施設で気候変動適応法第21条の規定を満たす施設については、現在はコンベンションホールうぃずのみとなっておりますが、基本的には区域内にある施設であって一定の要件を満たす施設については、協定を締結し指定することができることとなっておりますので、道内の他市町村の事例を参考に民間企業等に広く募って申請いただければ、クーリングシェルター施設として利用拡大できるものと考えております。なお、今回のクーリングシェルター開設期間内においては、麻生町内会では会員向けにコミュニティーハウスを開放していただいた経過もございますので、複数の施設に協力いただけることで移動や利用のハードルも下がるのではないかと考えております。いずれにしましても、クーリングシェルターは暑さによる健康被害を防ぐために誰でも涼むことができる場所として開放される施設ですので、多くの人がご利用しやすいような運営を今後とも研究していきたいと考えておりますのでご理解を願います。
答弁 教育長 青木悟
引き続き、教育委員会に関するご質問にお答えいたします。4点目の教育現場での対策についてのお尋ねですが、教育現場での暑さ対策につきましては、ソフト面とハード面の双方で進めております。ソフト面につきましては、令和6年度から段階的に夏季休業期間を延長して、令和7年度は30日としております。各学校においては、暑さ指数計を活用した活動の実施判断、繰上げ下校等の際には家庭との連絡を密にして、早めに情報共有しております。保健室には塩タブレットを常備し、授業中に水分補給タイムを設けるなどの対策を行っております。さらにTシャツ、ハーフパンツでの登校を認め、水筒、補給飲料、冷却グッズの持込みを可能として、保護者に周知しております。ハード面では、本年度、各校の小規模教室にスポットクーラーを備え、猛暑日にはクーリング教室を設置するなど、工夫して活用しております。今後、幾つもの対策を併用し、児童生徒の熱中症リスクを低減する取り組みに努めてまいりますので、ご理解賜りたいと存じます。
質問 5番 鴻池智子
今、町長の答弁の中でもありましたけれども、送迎については、各町内会にそういう小さいものが少しずつでも出てくると、やはりこの移動に対する負担というのは非常に軽減されるのではないかと思います。要は、今のところはうぃずだけなのですけれども、各町内会にあるそういう施設を、やはりエアコンをちゃんと設置ができるような体制と、それを受け入れる体制も必要ではないかと思っております。あと、周知方法は、戸別受信機は各家庭にありますけれども、外で仕事をしている方とか、職場でも聞ける人はいいのですけれども、それが聞けないでいる人も中にはいて、やはり誰かが言わないとわからなかったということもありましたので、この周知方法についてももう少し検討する余地があるのではないかと思っています。あと、利用施設の拡大については、ちょっと1つ考えていたことは、今まだ改修はされておりませんけれども、図書館も今後改修に合わせてエアコン等が設置できるような状況になりましたら、そこへ橋からこちらの町民は図書館に入っていただいて、ゆっくりと本を読みながら涼んでいただけるというような対応もできるのではないかと考えておりますので、図書館についても、ひとつ検討の項目の中に入れていただきたいと思っております。あと、教育のところなのですけれども、現在は各教室にスポットクーラー等が取り付けられておりますけれども、本当に言葉は悪いかもしれませんけれども、あまり効果が出ていないと聞いております。そして、今、特に教育現場に対しての暑さ対策につきましては、政府も力を入れておりまして、一応、特別交付金というものがあるのですね。空調設備整備臨時特例交付金というものが政府のほうからも出ておりまして、これは対象期間が2024年から2033年まで使えるということで地方の実質的な負担を抑えることができる取り組みというふうに出されておりますので、特に教育現場につきましては、この交付金が出されている期間内にスピード感のある整備を進めていっていただければと思っておりますので、以前、同僚議員の方も発言しておりましたけれども、体育館にエアコンをという、ここはやっぱり避難所にもなり得るということから、この交付金なんかも上手に使って体育館にエアコンが設置できるような状況になればと考えておりますけれども、その点について、教育長、もう一度何かお考えがあればお願いいたします。
答弁 教育長 青木悟
お答えをいたします。先ほど答弁いたしましたとおり、今年度、40平米以下の教室ではありますが、スポットクーラーを設置し、そこで各学校においては様々な検証をしていただいております。この前その報告をしていただいたのですけれども、小学校、狭い学校においては、かなり有効だという声をいただいております。ただ、標茶小学校など大きな学校、30度を超える期間においては、やはりもう少し出力の大きいものが欲しいと。それから、中学校においては、やはり子供たちの体力がついておりますので、今回の暑さも何とかしのげそうだというような回答を得ております。いずれにしましても、今そういったスポットクーラーの効果について検証を行っております。機械、ハードの部分も、かなり日進月歩、やはり機能がよくなっているなという実感はあります。トレセンの2階にもスポットクーラーを設置しておりますが、これも私も体験しておりますが、やはり冷たい空気が出ているなという実感もあります。そういったデータを今後集積して、また来年度取り組んでまいりたいと思いますが、やはり、前回、答弁いたしましたとおり、エアコンについては非常に大きな予算を伴いますので、町全体での流れに沿って進めていくという方向性は出ておりますので、引き続きそういった中での議論を進めてまいりたいと思います。補助金については、体育館についての該当でありますので、これについてもあわせて町全体で議論を進めるという形になろうと思っております。以上です。
質問 5番 鴻池智子
この暑さというのは年々多分増してくるだろうと考えておりますので、やはり町民、子供たちの命を守る対応として、町としてしっかり取り組んでいっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。