標茶町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月8日
今こそ少人数学級を速やかに実施するよう求めるべきではないかについて
2020年9月8日、標茶町議会の一般質問で、深見迪議員が「今こそ少人数学級を速やかに実施するよう求めるべきではないかについて」質問し、教育長 島田哲男が答弁しました。
- 質問者
- 深見迪 議員
- 答弁者
- 教育長 島田哲男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 深見迪
今こそ安心・安全な少人数学級を速やかに実施するよう国に求めるべきではありませんか。教育長の考えを伺います。文部科学省は、コロナ禍の中、授業の遅れは二、三年かけて取り戻せばいいという指針を出しました。しかし、実態は教育現場、各先生方の努力を認めつつも、長期休業を短くする、行事を削る、家庭学習課題が多いなど、子供の全面的発達に逆行するような内容になっていると考えますが、この点について教育長の所見を伺います。また、児童生徒について心のケアが必要な状況はありませんか。具体的な状況と対応について伺います。
答弁 教育長 島田哲男(教育長は2022年9月まで)
8番、深見議員の今こそ少人数学級を速やかに実施するよう求めるべきではないかとのお尋ねにお答えします。ご承知のように、新型コロナウイルス感染症対策として、学校臨時休業期間に少人数化した分散登校を実施し、6月からの学校再開後は、国の衛生管理マニュアル、学校の新しい生活様式によって、各学校は、3密を避けるための様々な工夫を講じながら通常の教育活動を進めております。1点目のお尋ねですが、議員ご指摘のとおり、少人数学級は3密を避けるために非常に有効な手段であると承知しています。本町では、標茶小学校の第3学年が少人数学級実践研究事業の指定校となり、少人数学級を実現しています。これまで、より質の高い義務教育を推進するため、少人数学級の実現を国や北海道教育委員会に働きかけており、引き続き感染症対策を含めて、少人数学級の実現を求めていく所存でありますので、ご理解を賜りたいと存じます。2点目の授業の遅れへの対応と、それに伴い児童生徒に心のケアが必要な状況はないかとのお尋ねでありますが、議員ご指摘のとおり、授業の遅れへの対応として、全ての児童生徒に学びの保障を行うために、長期休業期間の変更、行事の精選等の措置を講じているところであります。確かに文部科学省は、令和4年までの特例的な教育課程の編成を可能とする通知を出しました。しかしながら、原則として、今年度に計画している学習内容は、本年度中に終えるよう努めることが前提であります。学びの保障を確実に行うことと、子供たちや教職員に過度な負担とならないことのバランスを慎重に考慮し、必要かつ最小限の工夫を学校にお願いしております。学校教育は協働的な学びの中で行われ、学校行事等、学校ならではの学びを大切にしながら教育活動を進めることは、大変重要であると承知しています。従来の形での学校行事は中止としましたが、それに代わる体育的、学芸的な発表の場を各学校が工夫して取り組んでおります。これからも過度な負担とならないよう十分留意しつつ、子供たちの豊かな学びを保障するよう努めてまいります。また、児童生徒についての心のケアが必要な状況はないかとのお尋ねですが、6月の学校再開後、新型コロナウイルス感染症に関連して、特別な心のケアが必要な児童生徒についての報告は受けておりません。しかしながら、臨時休業が長期間にわたり生活リズム等に大きな変化があったこと、そして、社会的な生活様式の変化があったことに伴い、常に子供たちの変化に目配りを続け、継続的かつ組織的に家庭との連携を密にしながら丁寧に対応するよう、学校にお願いしています。全ての子供たちが心身ともに健康で不安なく登校できるよう、学校と連携してきめ細かく適切に対応してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。(「終わります」の声あり)