みんなの議会

浜中町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月2日

コロナ禍で生じた少人数学級志向で、浜中町の学校運営上の要望事項は何か

2020年12月2日、浜中町議会の一般質問で、加藤弘二議員が「コロナ禍で生じた少人数学級志向で、浜中町の学校運営上の要望事項は何か」について質問し、管理課長 舟橋正誉、指導室長 渥美清孝が答弁しました。

質問者
加藤弘二 議員
答弁者
管理課長 舟橋正誉、指導室長 渥美清孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 加藤弘二

質問通告に従いまして質問したいと思います。1点目は、コロナ禍で生じた少人数学級志向で、浜中町の学校運営上の要望事項は何か。この題で質問することになった経過は、コロナで全国的に大変な状況になったときに学校が一斉休校になりまして、密になることから、40人学級を半分に分けて20人学級でやった結果、小人数学級で都会の子供たちが初めて勉強するようになり、子供たちも先生たちも一人一人の顔が、表情がよく見えると。こんな良い学級はないということから新たに授業が始まったときに少人数学級を求めようと全国でおきました。そして、しばらくはそれでやってきましたけれども、この40人学級を、20人学級で定着させるのはとても難しいことだなと。これはずっと私が現職のときも35人学級にしてくれという要望をずっと出してきました。そういう中で20人学級を全国で運動を起こして小人数学級をつくっていこうじゃないかと新聞報道によれば、各自治体で進んでいる。このことから私たちの住んでいる浜中町の子供たちは、どんなクラスサイズで勉強しているのか知りたく今回は、資料を出してもらいまして、その資料に基づいて質問しようと私は思いました。大変驚いたことにまず児童生徒の一覧を見ますと霧多布小学校、茶内小学校は1年生から6年生までいるのですが、1クラス20人に到達しているクラスは1つもありませんね。それから、中学校においては、令和2年度では、霧多布中も散布中も浜中中も茶内中学校も、すべて複式ではなくて、単式学級で運営がされていることがわかりました。ただ、小学校で言うと散布小学校や浜中小学校では、複式の学級もあるわけです。それで、お聞きしたいのですが、散布小学校の1・2年生は、4人・4人で複式、浜中小学校の1・2年生は5人・4人で、単式学級なのですけれども、これはどんな基準でそうなっていますか。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

お答えいたします。学級編制につきましては、北海道教育委員会の教職員の定数並びに学級編制の基準が定められております。これにより、複式学級となる基準として、小学校では1年生を含む場合は、2年生と合わせて8人以下、1年生を含まない場合は16人以内という基準で複式が設けられてございます。ですので、散布小学校につきましては、1年生が4名、2年生が4名で8名のため複式となります。なお、2年生の1名が特別な教育的支援が必要な児童、俗に言う特別支援学級ということで、1クラス別に設けてございます。その他の3年生・4年生では8名、5・6年生では7名とそれぞれ16名以内ですので、複式となってございます。また同時に、御質問ありました浜中小学校の1・2年生につきましては、先ほどお話しいたしました、小学校1年生を含む場合は、8名以内となってございますので、浜中小学校の場合は1・2年生合わせて9名となりますので、それぞれ単式の学級を組むことになってございます。浜中小学校につきましても、3・4年生では16名、5・6年生では7名で、16人以内で、複式学級となってございます。以上でございます。

質問 5番 加藤弘二

わかりました。例えば散布小学校の場合は2年生・1年生が4人、4人。3年生・4年生で1人、7人。浜中小学校では9人、7人。人数多いですよね。この複式の学級で授業をやる場合には、具体的にどういう授業をやっているか二通りくらいで説明していただきたいと思います。

答弁 指導室長 渥美清孝(指導室長は2021年3月まで)

複式学級における授業の方法について御説明申し上げます。複式授業におきましては、1人の教員が2学年の授業をまとめて指導する方法であり、学年ごとに定められております指導事項をそれぞれの学年で児童・生徒に身につけさせることができるよう工夫をしております。基本的には各学年の生徒が一つの教室で背中合わせに座り、教員がそれぞれを行ったり来たりして行う形式が一般的でございます。このように複式学級においては、基本的にどの教科も複式授業、今言った形態で指導することがほとんどでございますが、他のパターンとしては、体育や音楽の授業で、それぞれの力を付けるに当たって一緒に指導したほうがいい場合は、全体として、一つの指導過程で授業することも実際にはやっております。ただ、それぞれの学年の指導事項が異なる場合においては、きちんと複式の形つまり、それぞれの学年の学習活動がそれぞれ保障されるようなやり方を工夫して授業をしているのが実態でございます。以上でございます。

質問 5番 加藤弘二

複式学級の授業形態は、背中合わせで教科によっては、違う学年であっても同じ教材で勉強するということですね。次にいきますが、中学校では令和2年度は、3学年がすべて単式学級になっています。独立した学級に中学校ではなっていますが、令和3年度になりますと、中学校の1・2年生が複式学級、散布中学校でね。それから浜中中学校では、1・2年生が2人、4人で複式学級なっていると。この基準はどのようなものですか。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

お答えいたします。中学校も道教委の定める教職員定数の配置及び学級編制基準により示されてございます。中学校では、隣り合う2クラスが8名以内でありますと複式になりますので、先ほど言いました散布中の1・2年生で8名、浜中中の1・2年生で6名、8名以内ですので複式になります。以上です。

質問 5番 加藤弘二

次に移りますが、霧多布小学校、茶内小学校は単式学級になっています。中学校の方も霧多布中学校、茶内中学校も単式学級になっています。小学校の場合、児童がどんどん減っていくことから、向こう5年を見た場合に茶内小学校と霧多布小学校において複式になる見通しはあるのですか。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

5年後の霧多布小学校及び茶内小学校につきましては、複式になる可能性はございません。以上です。

質問 5番 加藤弘二

次は学級数と教員の数についてお聞きしたいと思います。霧多布小学校は、校長、教頭を含めて教員数は13人。私の感覚でいうと普通学級が6学級、特別支援学級が3学級、9学級で校長、教頭を抜かすと一般の教員は11人になっています。それから、茶内小学校も、6名、3名で教員が12名でこの教員の数ですが基準はどういうところから来ているのですか。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

ただいま御質問ありました。教職員につきましても、道教委が定める教職員定数の配置で決定してございます。小学校につきましては、6学級で8名の教員人数になります。先ほど言われましたとおり、それには校長教頭も入ってございます。それと、そのほかに特別支援学級が特別な教育的支援が必要な場合ということで、それぞれ肢体不自由それと自閉症、情緒障害、知的障害などその障害の種別によりましてクラスが別々に構成されますので、例えば今言われました霧多布小学校につきましては、3学級の特別支援学級がございます。6学級で9名と3学級の特別支援で3名、3学級4人以上特別支援学級の児童がおりましたら、フリーで1人追加で教職員が配置されますので12名となります。霧多布小学校につきましては、それに外国語加配がついていますので13名となります。同じく、茶内小学校もそういった要件でありまして、6の通常学級と特別支援学級が3、特別支援学級のフリーが1人と昨年まで茶内第一小学校と統合したので、統合加配で1名追加されて、13名の人数になっていると。そのような状況でございます。中学校も3学級でありますと、9名の教職員の配置なりますし、同じく特別支援学級にそれぞれ1名ずつの教員の配置になると同じ9名プラス特別支援学級の先生が付くので、そういった数字になるということです。

質問 5番 加藤弘二

中学校の場合は…

質問 5番 加藤弘二

次の件なのですが、今度は中学校の教員数なのですけれども3学級で9名なのですよね。この9名の意味はあると思うのでどんなことなのでしょうか。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

3学級というのは、1年生、2年生、3年生それぞれが通常単式学級という形になりますので、9名というのは校長先生、教頭先生のほかに、中学校でありますから、主要5教科の先生が付きそれで7名になりますので、それにプラス例えば体育とか音楽やそれぞれの教科の先生たちが付くということになろうかと思います。以上です。

質問 5番 加藤弘二

この9名が、とても大事なことで普通教科が5教科で芸術教科の体育、美術、音楽、技術家庭と、全9教科ですから、どこの教育委員会も霧中や茶中に教師を揃える場合に今の9教科の免許を持った人を何とかはめこむ事に頭を悩ますところだと思います。現在の霧中や茶中で、9教科の教員は揃うものなのですか。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

人数的には議員言われるとおりの形にはなるのですけれども、実際にはやはり教科によっては人事の中で、配置できないケースもございますので主要5教科以外では、やはり担当できない教科も出てくることが実際にあります。それにつきましては、免許外で別な教員が教えている状況でございます。以上です。

質問 5番 加藤弘二

霧中や茶中の場合は、9教科で教科の先生が必ず揃う形で教育委員会でも努力しているのですが、なかなかそうならない場合、免許はなくても無免許でやらざるを得ない。免許を持っている人が揃わないので実態はそうだと思います。そうした場合に複式学級になりますと、散布中学校の場合や、浜中中学校の場合は、9人揃わないですよね。散布中学校の場合は、2学級で7人の教員。校長、教頭も含めて。浜中中学校の場合は6人で複式学級を持つ事になりますが、ここの場合はどんな形で、1人の教員が、いろいろな無免許の教科を2教科も3教科も持たなければならない実態があると思うのですけれどもこういうのはどう回避をしておりますか。

答弁 指導室長 渥美清孝(指導室長は2021年3月まで)

議員今おっしゃられましたとおり、全9教科分それぞれの専門の教員が教えることが、定数上難しいケースが出てきます。その場合は、先ほど申し上げたように、自分の専門教科以外につきまして、その先生の専門性の部分と兼ねて指導できる場合につきましては、例えば、国語と技術家庭ですとか、体育と数学ですとか例えばの話なのですけれども、そのような形で兼務する形で2教科を教えることは実際に調整上行っております。ただ1人の教員に幾つもの教科、時数が大幅に多くなるようなことがないように、全体的なバランスの中で調整し生徒に少しでも不利益を与えないような工夫をして学校経営をする方向性で対応しております。

質問 5番 加藤弘二

教員が足りなくても、何とかみんなで工夫し合いながら、無免許の教科も積極的に受け持っていく学校内の協力体制はできているのかなと私は思います。今回提示された教員の数字で、散布中学校の養護教員と事務職員がいない。ところが、散布中学校は小中学校で、併置校ですから、校長、教頭が校長は兼務、教頭はそれぞれの小中で分かれていて、養護教員と事務職員は兼務しています。ところが、浜中中学校の場合は、養護教員は0、事務職員は0。単独校なのでこの場合はどのように養護や事務の部分をやっているのでしょうか。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

まず、来年度の浜中中学校の養護教諭、または事務職員の関係について御説明いたします。来年度の浜中中学校の学級編制は、1、2年生が複式になるということで、3年生とあわせて2学級となります。生徒数も、12名となる予定でございます。先ほどから申し上げているとおり、道教委の教職員定数の配置基準におきまして養護教諭の配置基準が3学級で、生徒数が11人以上の基準に達しておりませんので、未配置となります。事務職員も同じく配置基準でいきますと3学級で15人以上に達していないので、来年度の浜中中学校の養護教諭及び事務職員につきましては未配置となります。

質問 5番 加藤弘二

養護教諭と事務職員が、浜中中学校の場合は欠員となるのですが、実際にはこれをどうするつもりでおられますか。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

まず、養護教諭につきましては、隣り合う、隣接します浜中小学校には養護教諭がつきますので、学校間で御理解いただきながら、連携しながら、必要な場合には、中学校に出向いてもらうことで考えてございます。また、事務職員につきましては、先生の給与や手当、浜中町教育委員会の配当予算の経理関係、PTA会費とかの私会計の部分など非常に個人的な情報を含むところもございますので、町単費で、事務職員は置きたいと考えてございます。

質問 5番 加藤弘二

事務職員については、町単費で配置したいとの考えはわかりました。ただ養護教諭の場合は中学校は小学校の養護教員と兼務でというお話ですけれども、私は非常に甘い考えではないのかなと思います。学校において何が起きるかわからない。どんな対応をするかという場合に、やはり専門性のある養護教諭がやってくれると素晴らしい判断力で対応してくれる。信頼できる対応をしてくれました。ところが、養護教員がいない場合、普通の教科の免許を持った先生たちが対応しますが大きな間違いを起こして、とんでもない結果になるのが私の勤めた小中併置校の複式校でありました。そういうことからして、私は子供たちの健康状態や、精神的な健康管理も含めて小さな学校ほどいじめだとかそういうものが出てくるので私は、中学校においては精神的な悩みなども相談できる養護教諭を町費で補うとか、あるいは、釧路の教育局に要望出してとか、そういう考えはありませんか。

答弁 管理課長 舟橋正誉(管理課長は2024年3月まで)

議員言われたとおり、養護教諭は本当に大切な職とは思ってございます。現実を言いますと管内、例えば根室、オホーツクにしても養護教諭が非常に足りない現状がございます。学期中に産休または育休をとる場合に養護教諭を町村また教育局も探していますが、なかなかいない現状でございます。そういった中で、町単費の部分でどうかとお話ありましたが、養護教諭の人材がいないことをまずご理解いただきたいと思います。その中で、浜中中学校につきましては、先ほど言いました事務職も現在の女性職員です。その方をそのまま任用して継続していきたいのと、学校事務生も女性の方です。この方も、そのまま異動なしで雇用していきたい。それと、現在人事協議をしてございますが、一般教諭につきましては男性が多いのですが、その中に1人でも女性教諭を配置するように教育局とも協議させていただいておりますので、そういった職員体制の中で女子健康面とかをきちんと確保していきたいと思っておりますので、御理解をお願いいたします。

質問 5番 加藤弘二

今の答弁で、私は当てにしてほしくないのは事務生や事務官が女性だからと置き換えるのはやめてもらいたい。やはり教員の免許を持っていて、養護の免許を持っていればなおさら良いのですけれども、なかったら仕方がないですから、加配で女性の教員に来てもらうのはいいと思います。ただ免許を持っていないから、それをすべて任せるというわけにはいかないので管理職とよく相談して対応してもらいたい。この部分についての質問を終わります。

出典:浜中町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月2日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる