みんなの議会

洞爺湖町議会 令和2年9月会議 2020年9月11日

感染症対策を考慮した少人数学級と保育所の統合について

2020年9月11日、洞爺湖町議会の一般質問で、今野幸子議員が「感染症対策を考慮した少人数学級と保育所の統合について」質問し、管理課長 末永弘幸、教育長 皆見亨、住民課長 後藤和郎、町長 真屋敏春、危機管理室長 仙波貴樹が答えました。

聞いた人
今野幸子 議員
答えた人
管理課長 末永弘幸、教育長 皆見亨、住民課長 後藤和郎、町長 真屋敏春、危機管理室長 仙波貴樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 今野幸子

8番、日本共産党の今野幸子です。通告書どおり伺わせていただきます。まず最初に、感染症対策を考慮した少人数学級と保育所の統合について、伺っていきます。コロナウイルス感染症により、子供たちにとっては、一つの成長の区切りともなる学年の締めくくりの時期、そして、新しい学年へのスタートの時期、この大事な時期を含む3か月に及ぶ長期休校となりました。長期休校には、子供たちは大きな影響を与えています。学習の遅れはもちろんのこと、子供たちに与えた様々な要因から来る多くの不安とストレスを抱えています。国立成育医療研究センターが緊急事態宣言発令中に、全国の小中高の子供たちを対象にアンケートを行い、回答をいただいた資料があります。その中に、子供たちの困りごとの中では、「お友達と会えない」、「学校に行けない」、「外で遊べない」、「勉強が心配」、「体を動かして遊べない」、などが挙げられました。また、心の影響については、「コロナのことを考えると嫌だ」、「集中できない」、「いらいらする」、「寝つけない」、「嫌な夢を見る」、「独りぼっちだと感じる」、こういったことが挙げられています。洞爺湖町で学校が再開し、分散登校が始まって、子供たちの元気な通学姿が見られて、私もうれしくなりました。小学校3年生の男の子と女の子、ちょっと声をかけてみました。「学校が始まってうれしい」と聞くと、男の子の口から即座に出た言葉は、「思いっ切り走れるから楽しい」。そのとき、ちょっと走れるということだけで、即座に出たその「楽しい」という言葉に私はびっくりしたのです。「走るのが好きなの」と聞くと、男の子は、「好き。動くのが好き」。きっと親の言うことを聞いて、家でおとなしくしていたのでしょうね。後で、そのことに気づかされました。女の子は、うれしそうに「友達みんなとお話ができて楽しかった」と言いました。この「みんなで」というのをすごく力を入れて言ったのです。きっと、人数の少ない学級で、全員と話せたのかなと感じさせられるところでした。今はもう分散授業ではなく、今までと同じ元の授業に戻っていますが、子供たちのケアをしっかり行うことが、学びを進める上での前提となっていると考えられます。現在、町内の小中学校で、1クラスの人数が20人以上となっているクラスは、何クラスありますか。また、分散授業を行ったクラスは、何クラスありますか。お聞きします。

町の答え 管理課長 末永弘幸(管理課長は2021年6月まで)

ただいまのご質問につきまして、ご答弁させていただきたいと思います。まず、20人以上のクラスは何クラスありますかということでございますけれども、令和2年度の状況について答弁させていただきます。20人以上のクラスにつきましては、虻田小学校につきましては、いずれも通常学級、普通学級になりますけれども、1年生、2年生、4年生、5年生、それと6年生それぞれ1クラスの計5クラスとなってございます。また、虻田中学校につきましては、いずれも通常学級、普通学級になりますけれども、1年生は1クラスと2年生は2クラス、それと3年生は1クラスの計4クラスとなってございます。なお、洞爺湖温泉小学校、それと洞爺小学校、それと洞爺中学校につきましては、1クラス20名以上のクラスはございません。それと、分散登校、分散授業を行ったクラスについてなのですけれども、授業時数にカウントすることとした分散登校につきましては、5月18日から5月29日の間において、全ての学校において行ってございます。また、分散授業につきましては、虻田小学校では2学級に入りまして、6年生のクラスを家庭科と音楽の2グループに分けた分散授業を実施してございます。また、虻田中学校につきましては、体育、音楽、理科、美術の教科におきまして、全ての学年におきまして男女別の2グループに分けた分散授業を実施してございます。以上でございます。

議員の質問 8番 今野幸子

そのように分散の授業が行われていた、そういったクラスがあります。また、行われていないクラス、学習の遅ればかりでなく、気を取られずに今までに経験を積み、今なおコロナ禍を歩んでいる子供たちの気持ちにしっかりと寄り添い、不安を取り除きながら、学校生活が送れることが求められています。実は、文部科学省が少人数学級と少人数指導と少人を実施した学校に行った2005年のこれ調査ですが、「少人数学級で子供の学力が向上したと思うか」のこの問いに、小学校では、「とてもそう思う」、「そう思う」との回答合わせて98.7 %を占めています。また、同じく、「不登校やいじめなどの問題が減少した」との回答も88.9%に上っています。学級編成を変えないで、少数指導を実施した小学校でも、やはり「少人数学級のほうが効果的」との問いに、81.8%が「とてもそう思う」、「そう思う」との回答でした。これは、2005年の調査です。コロナ対策とは関係なく行っているものです。今回は、コロナで休校になり、このコロナ禍での学校が再開されましたが、なぜこの再開に当たり分散登校をしたのか。そして、分散登校の意義と、その結果、どのような効果があったのかをお聞かせください。

町の答え 管理課長 末永弘幸(管理課長は2021年6月まで)

ただいまのご質問の件でございますけれども、分散登校の意義につきましては、このたびの新型コロナウイルス感染症の蔓延に伴います休業期間の長期化によります子供たちの心身の状態や学習の状況の把握を行うものとされてございまして、具体的には、感染症予防の正しい知識の指導、それから子供たちの健康状態の把握、それと家庭学習へのアドバイスとなってございます。結果にどのような効果がありましたかということにつきましては、1点目といたしましては、少人数で授業を行うことで、身体的距離が確保され、感染リスクを低減させることができたこと、2点目といたしましては、学級の児童生徒数を半分程度にしたことで、従前よりより一層、児童生徒一人一人に目が行き届き、授業中に個別指導の時間を多く確保することができたこと、3点目といたしましては、児童生徒数を半分程度にしたことで、児童生徒数の発言をする機会が増えて、積極的に学習に参加しようとする意識が高まったことなどの効果が挙げられますが、その一方で、分散授業につきましては、同じ単元を2回教えることになりますことから、指導時間が増えたことによりまして、先生の負担が生じたと認識をしてございます。以上でございます。

議員の質問 8番 今野幸子

学校の再開では、多くの学校が1クラスを二つのグループに分けるように分散登校、そして今言われたように、生徒の心身、そしてコロナの対策、学習や家庭学習、健康チェック、そして目が行き届く個別指導、そうやって子供たちも発言できた、そういったいろいろな利点が挙げられました。ただ、1人の担任の先生が分散登校することによって、今言われたような2度同じことをしなければならない、そういうこともありました。この分散登校は、緊急宣言終了とともに、今までの体制に戻ってしまいました。でも、これは自治体の責任ではありません。20人程度の授業を続けるには、現在の教員の数が少なく、40人学級体制に戻らざるを得ないのですから。この洞爺湖町では、そんな中でも、学習指導員やスクールサポートスタッフ、非常勤講師を含めいろいろ配置され、子供たちに少しでもきめ細かな指導ができるように配慮されております。それは、とても重要なことで、子供たちにとって幸せなことです。ただ、正規の授業を行う資格があるのは教員だけで、教員を増やし、そして少人数学級の下で、そういった指導員やスクールサポートスタッフの方々が合わせたなら、子供たちにとって最高の環境をつくり出せるのではないでしょうか。また、そういうことこそが、教職員の負担軽減にもなるのではないでしょうか。このような環境を子供たちに与えられたら、とてもすばらしいとは思いませんか。当町は、少人数学級の要請を国に行っていますか。もしまだでしたら、少しでも早く行っていただきたい。この機会に複式学級の解消も、少人数学級と一緒に進めていただきたい。難しいこともあると思いますが、これを行っていただけるようお聞きします。ここで、このすばらしいと思うかどうか、まず1点、これをひとつ聞きたい。そして、国や道に要請しているかどうか、これをお聞きします。

町の答え 教育長 皆見亨(教育長は2022年6月まで)

まず、コロナウイルス感染症の蔓延によりまして、密接、密集を回避することをはじめ、学習の遅れやストレスなど、子供たち一人一人に対するきめ細かな指導体制として、少人数学級の実現を求める声が全国各地で挙がってございます。まず少人数学級のメリットでございますけれども、議員もご承知かというふうに思いますけれども、1点目が児童生徒一人一人の個性や特性に応じた教育活動がしやすく、個々の能力や特性を伸ばしていきやすいこと、2点目がクラス替えがないので互いの関係を深めていく学習づくりをしやすいこと、3点目は教職員相互の連絡調整、連携が取りやすくなることなど、教職員の負担の軽減が図られることなどが主なものとなっているような状況でございます。認識といたしまして、私も少人数学級というのは大変重要かというふうに思っているところでございます。また、国の動向でございますけれども、新型コロナウイルスを踏まえた学習のあり方について検討する政府の教育再生実行会議の初会合が先日行われました。小中学校の少人数学級の指導体制の実現に向けて取り組むことで合意されているところでございます。現在のコロナ禍の状況から、今後の少人数学級の実現は非常に重要であるというふうに考えております。本来、国が責任を持って行う案件でございますことから、洞爺湖町独自としての要望活動は、現時点では行っておりませんけれども、今後、国や道における動向に注視をし、胆振町村会、さらには北海道町村会において要望活動を行うということになれば、近隣市町村と連携を持ち、必要な対応を図ってまいりたいというふうに考えるところでございます。

議員の質問 8番 今野幸子

洞爺湖町が先頭に立ってそういう連携を取り、そして早急に実現に向けて、国や道へどんどん、1度ならず何度も請求、要請していただきたいと思います。そして、実現していただきたい。少人数学級、何としても子供たちが一番喜ぶ、そういった学級を実現していただきたいと思います。次、いきます。現在、虻田小学校の空き教室は何教室ありますか。お聞きします。

町の答え 管理課長 末永弘幸(管理課長は2021年6月まで)

虻田小学校の空き教室についてでございますけれども、まず空き教室につきましては、普通教室、それと特別教室以外の転用できる教室ということになってございまして、学校におきましては、全ての教室を有効に利用することということをされておりますことを、まずご理解をいただきたいと思います。現在の虻田小学校の空き教室の状況なのですけれども、八つございます。先ほど、教室の考え方についてご説明をさせていただきましたけれども、その八つのうち六つの教室につきましては、有効利用の観点から、利用頻度は低いのですけれども、利用している状況でございます。また、残りの二つの教室につきましては、机や椅子などの保管に現在のところ利用していると、そういう状況でございます。以上でございます。

議員の質問 8番 今野幸子

今、六つは利用していると。何らかの形で六つは利用している。空いているのは2教室。私も、どういうふうな空き教室になっているのか見せていただきましたが、空き教室としてこことここ、と2教室、指定されたその教室の中に、一つはシャワー室もありました。また、その中に1年生、2年生、ここの部分が保育所になるといったスペースです、そのスペースには今一、二年生の教室もあり、この教室は上に上がる。そして上の、今使っているのですけれども、そこを何とかこうすればできるという、そのできる可能性を聞いてきました。こういった状況で、何らかでいろいろ使われている、その中に本当に保育所できるのか。前段で言ったように、少人数学級も進めていただきたい。また、こういうコロナの感染、コロナが収束したとしても、また新たな感染症が出てくるかもしれません。そのときに、それがずっと続いたときに、本当に今のままでいいのか。子供たちの数も、今何とか2クラスというか、多いスペースのところでやったりしてはいますが、それが、子供の数が増えて2クラスになる学年が出てきた場合、本当に今のままではできない。その余裕あるクラスを全て保育所に使ってしまう。こういったことが起きるのではないかと思います。そして、先ほど言った空き教室にもなっている支援の必要な子が使用するシャワー室がついている教室、そこももう荷物の置き場になっていました。今、そういう子がいないということで使われていないということでした。今後、そういうところもなくなって、そういった設備の必要な子は今後受け入れないということになりますか。予定の部分を全て保育所としたとき、小学校にゆとりの教室はありますか。残りますか。本当にこの状態で、コロナのような感染症が防ぎきれるでしょうか。このような状況の下、保育所の計画、以前は、計画を立てた時点では、このようにコロナの心配もしていませんでした。感染症の考えが多分なく、そういった状況の下で計画されていたものです。でも、事態が変わりました。今度は、そういうものも考えた上で計画を見直す必要があるのではないでしょうか。お聞きします。

町の答え 管理課長 末永弘幸(管理課長は2021年6月まで)

ただいまのご質問の件でございますけれども、保育所の統合先を虻田小学校とした当時の状況と、議員おっしゃいますコロナ禍の現在の状況では相当違ってきてございます。保育所の統合先を虻田小学校とする計画につきましては、見直しは必要ではないでしょうかということなのですけれども、本町保育所と入江保育所の統合につきましては、虻田小学校現場の理解を得た上で、これまで町民の皆様と協議を重ねてございまして、教育委員会といたしまして、余剰教室を活用することで虻田小学校への統合移転を決定し、その経緯等につきましては、議会におきましてご説明をさせていただいてございまして、虻田小学校への統合、移転の実現に向けて現在取り組んでいるところでございます。保育所の移転改築に向けて、虻田小学校と協議を進めておりますけれども、様々な課題がございます。これらの課題の解決を図りながら、よりよい保育所の移転統合となるよう、学校と連携を図りながら取り組んでまいりたいというふうに現在のところ考えているところでございます。以上でございます。

議員の質問 8番 今野幸子

実際、その保育所の小学校の移行していく、その計画の進捗状況をお聞きします。

町の答え 管理課長 末永弘幸(管理課長は2021年6月まで)

保育所部分の進捗状況についてでございますけれども、今年度の当初予算におきまして、新虻田保育所建設事業に係る基本設計業務委託、これを予算計上してございます。議員より様々な視点から貴重なご意見をいただいているところでございますけれども、現在のコロナ禍によりまして状況は変化していると認識をしてございます。先ほど答弁申し上げましたとおり、現在虻田小学校と協議を進めておりまして、その中で様々な課題もありますことから、本町保育所並びに入江保育所の虻田小学校への移転統合につきましては、今年度に予定しておりました基本設計、これを基本計画としまして、虻田小学校に保育所機能を設ける案につきまして、少なくとも3案程度を考えて、その案の一つの案を来年度以降に基本設計として慎重に進める必要があると現在のところ考えている状況でございます。これからは、少子高齢化が進みまして、子供たちの人数も減少傾向にあるということから、未来ある子供たちにとって何が必要なのか、また子供たちへよりよい学習機会を提供できる施設となるよう考えてございます。このことから、保育所の移転統合につきましては、お時間をいただくことになりますけれども、その点ご理解をいただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。

議員の質問 8番 今野幸子

今の設計の状態から計画を見直していくという、そういったことを言われたと思うのですが、そうやって皆さんの声を聞いて、本当に一番よい、子供たちにとって一番よい学校環境を整えられるように、また保育所にとってよい環境が子供たちに与えられるよう、保育所の統合に当たり考えていく必要があると考えているところです。今後、コロナ感染症が収まっても、新しい感染症が現れることは十分に考えられることです。どうか、計画が遅れたとしても、子供たちにとってよい環境を整えること、何よりも大切なことですので、環境保障を守って計画を進めていってくださいますよう要請いたします。次に移らせていただきます。国保の均等割について伺います。今、国民健康保険加入者の多くが、保険料の高さにより生活が追い詰められています。特に均等割の弊害は、収入のない主婦や生まれたばかりのゼロ歳の子供にも、一人一人に税の負担が課せられる状態にあります。この平等割という世帯割の定額が課せられてもいます。所得や土地など試算、計算して、その保険料納めます。でも、ちょっと待ってくださいよ、国民の皆さんには、平等に1世帯当たりの税を負担していただきますよ、もう一つ均等に、家族一人一人にも税の負担を負ってもらいますよ。この平等割、均等割とは何、とは思いませんか。今回は、この均等割に絞って伺ってまいります。初めに、当町における子供の総人口と、そのうち18歳以下の人数、また国保加入者とその中での18歳以下の子供の人数をお聞きします。

町の答え 住民課長 後藤和郎

18歳以下の子供の人数と、そのうちの国保の加入世帯と子供の人数についてのご質問でございます。直近の把握している数値で申し上げますと、7月末現在、洞爺湖町の総世帯数及び人口は、4,849世帯、8,555人となっています。うち18歳以下の人口は962人でございます。また、国民健康保険の加入世帯及び被保険者数は、1,478世帯、2,284人でございます。18歳以下の被保険者数の数でございますが、212人でございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

ということは、18歳以下の子供に関してだけ見ると962人、この中の212人の子供たちは、収入がなくても国民健康保険の均等割負担が課せられています。そして、残りの750人の子供たちには1円の均等割負担もかけられていないということになりますか。その中には生保の方もいます。いると思いますので、多少数は違ってくるとは思いますが、そういうことでよろしいですか。

町の答え 住民課長 後藤和郎

医療保険の制度の違いはありますが、そういうことになります。

議員の質問 8番 今野幸子

今答弁にありましたように、国民健康保険の均等割額は、ほかの医療制度にはないのです。国保は加入者一人一人に均等にかかるもので、家族が増えると保険料の負担が重くなる仕組みとなっているからです。同じ国民で、同じ町民なのに、世帯主が国保か協会けんぽか、それだけでこんな差がつけられるのです。非常におかしいことです。そのため、同じ収入額でも、協会けんぽと国保では負担額が違ってきます。また、同じ収入、同じ国保であっても、子供たちが1人の家族と家庭と2人、3人の家庭では、負担額が変わってきます。協会けんぽは、子供が1人であろうが5人であろうが、何人であっても負担は変わることはありません。国も自治体も少子高齢化をよく口にします。洞爺湖町においても、人口減と少子高齢化の課題に直面しており、人口減少の抑制に向けては依然として厳しい状況が続いています。と、町政執行方針にも書かれています。当町としても、子育て支援として多くのことに取り組み、行っていることも承知しています。それでも人口減少の抑制は厳しいわけです。高齢者が多いため、亡くなる方が多い。こういった自然現象もあるとは思いますが、それではどうやって人口を増やすのか。移住を、多くの若い人に移住してもらう。この洞爺湖町に住んでもらう。これも一つです。しかし、一番は子供を望む人に赤ちゃんを産んでもらうことです。そのため、子供がほしいと思っている人が、安心して出産できるように、産まれる前、そして産まれるとき、産まれた後のこと、この支援がどれだけあって、経済の負担がどれだけかかるのか。その不安をいかに取り除くかが大事ではないでしょうか。出産に当たり、休職をし、収入減も心配。そして国保なら、今後の保険料も増えてしまう。国も町も子供を産んでほしいのに、産めば産むほど負担が重くなるのです。負担を重くするのです。こんなことは誰が考えてもおかしいとは思いませんか。産めば産むほど負担が軽くなる、そういうのなら理解できます。この矛盾がおかしいとは思いませんか。町長にお聞きします。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

今の国の保険制度、社会保険、共済組合、あるいはいろいろの保険があります。その中で国民皆保険、国民健康保険制度がある。この制度自体は、私は間違っているとは思いません。なおかつ、その制度を維持管理するためには、それぞれの団体がいろいろ検討した結果、保険料を徴収しているという状況でございまして、国民健康保険につきましても、今、北海道が一元化をしようとしておりますが、所得割、均等割、平等割、これらのものに将来はしていきたいという考え方があるようでございますけれども、私どもの町はそこに資産割というのも含めさせていただいておった。これは、私どもの町の状況を考えてこういうふうなことをやってきたわけでございますけれども、これが将来的にはさっき言った三つの枠組みに持っていかれるのではなかろうかと。これはこれで、そのウエートをどこに持っていくか、また検討しなければなりませんけれども、やはりここに住んでいる方々が安心して子供を育てられるような、そういう体系づくりをこれからもいろいろ考えながら組んでいかなければならないというふうに思っております。ただ、今の制度そのものは、これはもう今までいろいろの方々がいろいろの審議会、いろいろの会合の中で、こういうふうな制度をつくり上げ、それがどこか矛盾が来ている、それは確かに都市部と田舎のほうでは差が、だんだん格差が出てきている。それも承知しておりますけれども、この町の今の現状では、一番最高のベストのことをやはり考えていかなければならないというふうに思っております。

議員の質問 8番 今野幸子

制度に間違いはないと思っている。ただ、私は今、制度ではなくて、産んでほしいのに、子供をたくさん産んでほしいのに、産めば産むほど負担を重くしますよというこの矛盾がおかしくありませんか、その事点だけをちょっとお聞きします。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

子供を産んで育てる、これはそこのご家族の判断で子供の人数等々が決まってくるのでしょうけれども、やはり将来の人生設計を立てながら、子供をどうやって産み育てたらいいのか、それは無差別にということではなくて、やはり家庭内でしっかりご協議をなさっていくべき姿なのかなというふうに思っております。ただ、必然的に出てきたお子さんに対して、子供が多くなった等との関係がございましたら、いろいろの、今社会保障制度もございます。そんな中、税金は確かにそれだけのもの、ある一定の収入のある方、そして財産のある方には、一定の保険料を納めていただかなければならないかなというふうには思いますけれども、ある意味、低所得者世帯、そして生活が困窮している世帯等々におきましては、それなりの社会保障制度があるというふうに思いますので、そこら辺はしっかりそういうものも学んでいただいて、応募ができるものであれば応募をしていただきたい。ただ、とにもかくにも、その家庭を守っていくのは、やはり保護者でありますお父さん、お母さん、そこがやはりしっかり人生設計を立てながら子供を育てていく、そういう社会にしていかなければならないだろうというふうに思っております。

議員の質問 8番 今野幸子

今、特にこのコロナのおかげで職を失った方、収入が激減している方、そして国保に加入しているのは、非正規労働者や自営業、無職の人、そういう人たちがこの国民健康保険に加入しています。この加入することで、子供を産む、これを家庭に考えてほしい。これでは、子供を多く産みたくても、もっとほしいと思っても、やはり抑えてしまう。これがあるのです。やはり、皆さん、今町長が言われたように、自分の家庭の設計をし、「ああ、うちは1人でいいわ。これ以上はもう育てられない。うちはもう2人が精いっぱい」、こういうことでは、もっとほしいと思っている人にも産んでもらえない、そういう状況があるということです。この国民健康保険に加入している方々に、人数に応じてかかるこの均等割、これを独自に減免する自治体が全国でも、少なくても25超えるような市町があると分かりました。その中では、高校生世代まで対象に、所得制限なしで第1子から減免するというもの、または、別な自治体では、収入に関係なく全額免除、また2子や3子以降の子の減免、多子世帯の支援のための減免、また、所得制限を設けて、対象を大学世代まで広げる自治体もあります。地方税717条をいかに生かしてこのように住民の命と暮らしを支えるか。その立場で独自に子供の均等割の軽減を実施しているのです。我が国の人口減少に対するため、現在ほとんどの自治体が実施している子供医療費、助成制度、この地方単独事業、本来は国がするべきものです。自治体に責任を負わせる国の無責任な制度です。また、子育て世帯の負担、これを軽減を図るために子供に係る均等割負担税、これを軽減する支援制度、これを創設することが大切ではないでしょうか。全国市長会で提言されています。このようなことが提言されています。本気で少子化対策を考えるのであれば、そして子育て支援を行うのであれば、子供が増えることで負担を重くするようなものをできる限り最小限にするため、その増えることを取り除くのが大事だと思います。その一つが、この均等割です。ほしい人には何人でも産んでもらいたい。思い切って、国保の子供の均等割の減免、行ってみる気持ちはありませんか。少子化対策として何としても行うべきと考えますが、行う気があるかないか、お聞かせください。

町の答え 住民課長 後藤和郎

国民健康保険にある均等割の減免に関してのご質問でございます。現在、北海道では、負担の公平化の観点から、同じ所得世帯構成であれば、道内どこに住んでも保険料水準が同じとなりますよう、令和12年度の標準保険料率の統一に向けて取り組んでいるところでございます。また、減免制度についてでございますが、現在、市町村ごとに取扱いは差異にございますが、令和3年度以降の段階的統一に向けて、北海道国民健康保険市町村連携会議において協議されているところです。保険税の減免につきましては、当該地方公共団体が条例の定めるところにより行うものでございまして、天災などによる被害からの生活再建や、一時的な所得の減少に伴う生活困窮により、税金を支払う能力がないと認められる場合に行うものでございます。したがいまして、経済的な理由に基づくものに関しては、制度設計に組み込まれるべきものと考えております。また、18歳以下の子供の均等割についてでございます。北海道におきまして、軽減措置の導入を自治会と連携して国に要望してきておりまして、国におきましては、国保基盤協議会という場を設けまして、国保の負担のあり方を議論しております。この協議会の今後の審議状況等を洞爺湖町としては注視してまいりたいと考えております。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

洞爺湖町においては、この国保税、国民健康保険、これは相互扶助というような制度であるとお考えですか。お聞きします。

町の答え 住民課長 後藤和郎

国民健康保険については、医療保険の最後の要であるところでありますことから、その運用に関してはそのように考えてございます。

議員の質問 8番 今野幸子

この国民健康保険税が相互扶助制度、そういうふうに考えている以上は負担が増えます。これは、社会保障制度なのです。法律にどこにもこういった相互扶助制度の言葉はありません。この国民健康保険税に関するお知らせ、納期の書いたものです。ここにも、「国民健康保険は相互扶助制度で定められた」というふうな書き方がされています。法律にでも、社会保障制度だと認めているのです。社会保障であるこの制度を、みんなが助け合ってやりましょうという相互扶助制度だというふうになると、どんどんどんどん負担が重くなるのは目に見えています。まずは、その考えを正して、こういった書き方もなくす。社会制度なのだ、社会保障制度なのだ、そういう立場から考えていってほしい。この国民健康保険は、人の命を守り、生活を守るものです。その保険税が、今や高くて生活を圧迫して苦しめている。この高いというのは、もう皆さんが認めているところです。本来の役割を逆行することになります。保険が本来の役割を着実に社会保障として果たせるよう、町長にその力を発揮してもらえることを再度強く訴えます。どうか町長の答弁、もう一度お聞かせください。

町の答え 町長 真屋敏春(町長は2022年3月まで)

本当に国民健康保険というのは、先ほど課長も申しましたけれども、最後の砦の保険なのかなというふうに思っております。私どもも以前から年々いわゆる保険料が、国民健康保険料の保険料が高騰してきているという事実は知っているところでございまして、何とか今現在も北海道町村会、そして全国の町村会において、国費導入をお願いしたいということを訴えているところでございます。それらにつきましては、最終的には、やはり地元自治体にも力に限りがございます。そんなことから、国費導入をぜひお願いしていきたい。それをまた町村会の場の中で訴えていきたいというふうに思っております。

議員の質問 8番 今野幸子

難しいことではあると思いますが、ぜひ社会保障として見直していってほしい。そして、こういう書き方は決してしないように訂正していただきたいと思います。防災対策のほうへ移っていきます。近年、世界的規模の気候変動によって、世界の各国で豪雨や洪水などが大きな被害をもたらしています。日本でも、近年、よく耳にする言葉が「これまでにない大雨」、「経験したことのない台風」やそういった言葉、各地で深刻な災害を引き起こしています。今年も台風20号、各地に災害を引き起こしています。昨年は台風19号、18年は西日本の豪雨、17年は九州北部、50年に1度とも言われるこれまでの経験値とはレベルがまるで違う雨の降り方になっています。日本列島の内部や周辺では、マグニチュード6くらいの地震は毎月のように起こっているとのことです。18年、夏の西日本豪雨は、北海道の記録的な豪雨、そして記録的な猛暑とも言われる異常気象が連鎖したとも言われています。地震と豪雨など重なる複合災害が起こることがあります。北海道胆振東部地震で起こった厚真町の土砂崩れ、これは地震の前に雨が降って、その後に地震が来た。そして、地盤が水を含み緩くなっていたところに地震が来たものですから、ああいった災害が起こりました。もし雨だけだったら、もし地震だけだったら、この土砂崩れで家が流され、多くの人が亡くなることもなかったかもしれません。この土砂崩れした場所、13度の傾斜、13度といったら本当に滑らかなものです。従来、危険区域の設定基準から見て、普通は崩れないという判断になっていると思います。これは、樽前山噴火での火山灰が積もっていたところだということが分かりました。洞爺湖町も13度ほどの傾斜なら危険区域にはなっていないと思います。でも、有珠山の噴火で火山灰が大量に積もっていることも考えられます。このような状況で、いつ、何どきに大きな災害を受けるか分かりません。町民全員が避難することになることも考えられます。その上、今はコロナ感染対策も取らなければなりません。これまでの各避難所に避難していた人数、これは各避難所にコロナ対策を取ることによって、各避難所に避難できる人数は激減することとなりますが、避難できる避難所は確保できていますか。お聞きします。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

ただいまの質問についてお答えいたします。避難所における感染症対策を徹底するために、従来の各避難所の想定収容人数を現在の3分の1程度としなければならないため、町ではこれまでの3倍の避難所を確保しなければならないと考えております。当然、町内の公共施設だけでは不足しますことから、洞爺湖町が防災協定を締結しております洞爺湖町を除く西胆振3市2町及び羊蹄山周辺町村の公共施設のほか、それでもなお不足する場合については、災害の影響を受けていない利用可能なホテル、旅館等の利用も含めて避難所を確保することとしてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

今後の避難は、今までの避難とは違って、コロナ対策をしなければなりません。受入れでは、受付での健康チェックや、また掃除、消毒、発熱ある人への対応など、多くの対応が今までと違って増えてくるものと思います。こういったときに人手が必要になると思いますが、人手はどのように手配を考えていますか。また、感染予防のための防護具、避難所が増えても万全にそういう物が整えられてありますか。この2点をお聞きします。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

町では、避難所における感染症対策を徹底するために、このたび職員向けの洞爺湖町避難所運営マニュアルを修正し、この中で避難者の健康管理、避難所内の衛生管理、また発症時の対応や、夏場ですと熱中症の心配もございますので、熱中症の対策に取り組むこととして、これについては修正して、全職員に通知してあります。どこの避難所も同じようにそのマニュアルに基づいて避難所運営をしていくこととしてございます。また、資器材に係る、足りているのかというようなお話ですが、この後補正予算でも提案させていただきますが、避難所で飛沫感染防止のために、段ボールベッドですとかパーテーションを購入することとしてございます。そのほかにマスクや手指消毒用の消毒液、また受付時に使うガウンといいますか、それをレインコートにちょっと変えてはいるのですが、レインコート、あとフェイスガード、そういった物も受付時に必要な物品になってきますので、用意してございます。また、職員の人数につきましては、地域防災計画の中では、第1から第3非常配備を敷いて防災対策を取り組むこととしておりますが、避難所を開ける際には、第3非常配備といって職員総出で対策に当たることとしておりますので、職員総出で避難所を開設に取り組んだり、また自治会には自主防災組織の設立をお願いしているところでございます。自主防災組織を設立しているところには、自主防災組織による避難所運営もお願いすることとなりますので、そういったような形で取り組むこととしてございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

議員の質問 8番 今野幸子

全員で行うということで、人口的の人手は、人手不足は大丈夫だということですね。地域や何かの人の防災も、そこで行ってもらう。ところが今、地域で行っている人たちも本当に高齢化が多くて、どこまでそれが望めるかというのが、本当に不安の残るところでもあります。そういう点にも、ちょっと考慮してもらいたいと思います。また、発熱時、発熱などの症状がある人に対して、入口や通路も違ってくると思います。そういったゾーンの区別、病院へ行ってもらいますといっても、病院へ行ってもらうまでの間、やはり外でいなさいというわけにはいきませんので、そういうことをしなければなりません。そういった案内など、どのように考えているか。また町外へ移るような避難があった場合、その町外の担当者と避難がある前、前もって避難時のことなど打ち合わせる必要があると思いますが、そういった打合せなどはどのように考えておりますか。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

ただいまのご質問の件ですが、まず発症時、発症時というかそういう疑いがある方が受付に来られた際の対応についてですが、それにつきましても、先ほど申し上げた洞爺湖町避難所運営マニュアルの中で、受付でまず検温をして体調確認をさせていただいて、疑わしき症状がある方については、隔離室を避難所で、空きスペースといいますか、隔離室を設けて、そちらにご案内すると。また、避難所によっては、どうしてもそういった場所を確保することのできない場合も避難所によってはございます。そういった場合につきましては、仮にその方が車で来られたと想定しますと、一時的に車の中で滞在してもらいまして、避難所と災害対策本部で連絡を取りまして、その方の病院に移送するのかどうかということも含めまして、柔軟に対応したいというふうに考えております。また、町外に避難所をお願いするようなことになった場合の対応につきましては、全てお借りする先の自治体に丸投げするわけではなく、また町民の皆様も洞爺湖町の職員がいないと避難所でも不安になりますので、最低でも1人以上はこの洞爺湖町の避難所運営マニュアルにのっとって、すみません、職員を派遣して、マニュアルにのっとった避難所運営をしたいというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

前段のほうで、近年の災害、言わせていただきました。大きくなっている異常気象、こういったことで今までの知識や今までの経験を超えるレベルです。これを今度は防災にいろいろ取り組んでいる、防災に関しては今言われたような対策がいろいろと取り組まれているのは分かっていますが、何度も言うようですが、今までとは違う災害、そのレベルの高い、そういった災害に備えていかなければならない。これに対して多くの人の意見を聞き、あらゆる想定を出し合って、避難対策の充実を要請していきます。よろしくお願いします。次、小学校の体育館へエアコンを設置してほしいということです。夏の気温上昇が年々厳しくなり、北海道でも同じです。最初に挙げましたように、本当に今までにないものがやってきています。こういった災害時に、この小中学校は地域の避難所を兼ねることもあり、エアコンの必要性が指摘されています。この異常気象の中、部活動であったり、体育の授業や、また他の学校の授業などの際に、体育館での熱中症など、命に関わる重大な事故に発生するおそれは多分にあると考えます。今であれば、国の緊急防災減災事業債の制度を活用して行うことは可能ではないでしょうか。充当率100%、元利償還の70%が交付税措置されるので、実質、地方の負担は30%で済みます。この制度は今年いっぱいですので、制度が活用できるうちに決断して、申請してほしいと思います。これに対して意見をお聞きしたいと思います。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

避難所となる小中学校の体育館へのエアコンの必要というご質問ですが、北海道においても、年々夏場の気温が高くなり、エアコンの必要性が高くなってきているところではございますが、災害時には電気が使えないことも想定されることから、非常用発電機、これは可搬式のポータブルの発電機を言っているのですが、この非常用発電機の電源を利用できる扇風機を町では備蓄して、避難所開設時の初動対応を当たることとしてございます。ただし、避難生活が長期化する場合、備蓄してある扇風機では不足することも考えられえることから、事業者数社と災害時におけるレンタル機材の提供に関する協定を締結し、扇風機や、場合によっては移動式のエアコンを調達するというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

停電のときや何かのことを想定して、充電や何かのことでそれを動かすという、エアコンは動かないのですか。エアコンを動かすことはできないのですか。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

備付けのエアコンになりますと、ご家庭用で使われているエアコンとは全然規模が違いますので、既存の設備を利用して、業務用といいますか、ああいう体育館に大きなエアコンを設置することは、エアコンを設置するだけではなくて、それに付随する様々な対策、対策といいますか、電源の確保ですとか、現状の体育館ですと、断熱性がないものですから、エアコンをたいても余り意味のないものになってしまいますので、そういったエアコンを設置するだけにとどまらず、いろいろなことを対策をしなければいけないものですから、防災の立場から申し上げますと、すぐに対応しなければ、先ほども議員おっしゃられましたように、いつ何どき大きな災害が来るかも分かりませんので、防災としては現時点でベストな方法としまして、こういったすぐに対応できる扇風機ですとか、あるいはそれでも足りない場合は、事業者からお借りして対応するということとしております。また、近年の災害では、国によるプッシュ型支援によりまして、早期に被災地の体育館に仮設のエアコンが多数設置されているような状況でもありますことから、そういった国の支援も活用しながら、先ほど答弁いたしました町としては現在、まずは発生直後の初動段階で最低限必要な資器材を整備して当たるということにしてございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

議員の質問 8番 今野幸子

扇風機など、エアコンと一緒に使用するとより一層の効果があるということも聞いていますが、事業やそういった災害だけでなく、子供たちの命を守る上でも、今後、ぜひエアコン設置を考えていただけることを最後に要求します。災害に遭ったとき、女性と男性では受ける影響が違います。その違いに配慮した避難所の運営、支援が必要です。避難所の整備、体制づくりに何人ほどの女性が参画しておりますか。お聞きします。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

先ほど来申し上げておりますように、町では避難所運営マニュアルを平成30年度に策定し、このたび災害、感染症対策を考慮したマニュアルに修正しているところでございます。策定段階に当たっては、当然我々防災担当だけではなく全職員に、防災担当で原案を作成しまして、それを全職員に中身を見ていただいて意見を求め策定してるところですが、当然、職員の中にも多数の女子職員がおられますので、そういった女性の目線からも中身を検討いただいているとともに、今回修正に当たっても、保健師にも内容を確認していただいて、災害から受ける影響ですとか、影響やニーズは、男性と女性では災害時には異なるということですから、策定に当たっては様々な、ちょっと人数はこの場であれなのですが、たくさんの女性の目線から避難所運営マニュアルを策定及び修正しているところでございます。また、避難所における防災備蓄品についてなのですが、女性に配慮した衛生用品の備蓄ですとか、さらにはこの後補正予算で提案させていただくのですが、段ボールベッドやパーテーション、また授乳や更衣用のテントについても、今後購入予定でございますので、避難生活における女性と男性の安心安全を確保するということで取り組んでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

今の、大変、女性の方からも意見を聞いたり、そういった計画を行っているということを聞いて少し安心はしましたが、本当に、もう本当に作成、その避難対策の最初の時点から、ある程度できてからどうですかで出して聞く前の段階、一緒にまずその土台をつくる時点で、女性は参画はしておりますか。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

先ほども申し上げましたとおり、原案については、こちらで防災の担当部署で作らさせていただきます。ただし、その原案を作成するに当たって参考としたのは、内閣府、国からある程度ガイドラインが示されております。その中には、当然女性に配慮したガイドラインの内容となってございますので、最初の原案の作成段階においては、ある程度女性の観点による内容となっているものと思い、その後原案を作ってから、本格的にといいますか、女性職員を含む職員に内容の確認をいただいているところでございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

もしできることであれば、最初の頭から女性が入って作り上げていく。先日もそういった女性の参画についてはお話がありましたように、本当に当初からそういった人が参画して、それに力を尽くしてほしいと、女性の立場からいっても考えております。ぜひ、そういった計画もお願いしたいと思います。町内の配布している防災マップについてですが、町民のほうから何かその記事内に対する疑問など、問合せはありましたか。お聞きします。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

防災マップなどの見方に対する質問等というご質問ですが、一部の地域の方から、分かりにくいというご指摘をいただいてはおります。しかし、それ以外の地域の方からは、そういったご意見は特には寄せられていないところです。また、防災マップを保管する意味で、各自治会の班ごとに避難所を記載した回覧板を毎月利用していただいていることからも、各家庭における避難所、あるいは避難しなくてもよい地域であることなどの理解をいただいているものというふうに考えてございます。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

私のところにも、そういった内容のことが伺っています。噴火での避難、2000年の噴火のとき避難したのに、なぜ今度は避難しなくてもいいのか。避難しなくてもいいという地域もでてきましたよね、今回。次の噴火はどのような噴火になるのか、誰も予測できていない時点で、なぜこの次の噴火は避難をしなくてもいいのか、この防災マップが間違っているのか、そういった心配をしています。避難しなくてもよいという説明が、別の1ページでも、その地区だけでも、そういった説明がほしいものと思います。また、避難経路として国道を通って伊達のほうへ向かう、これは大丈夫なのか。通れる状態なのか。これも噴火が始まる前に避難するから大丈夫。でもそれには、マップには噴火が始まる前に避難するから大丈夫だなんていうことは書いてありません。みんな避難するのには、「噴火が始まった、それ逃げろ」、そういう感覚があるので、国道を通って伊達方面へ向かう、これの説明も必要だと思います。また、6区の津波災害、その書き方には、赤線で6区の地域がこう書かれています。そして、避難所は母と子の館と書かれています。しかし、回覧板には、こう書かれている中の家にも避難区域外となっています。こういったように、避難するのか、避難しなくていいのか、どっちが間違っているのか、こういったことがありますので、もう一度見直す必要があるのではないでしょうか。そして、避難しなくてもいいというものであれば、そういった説明、国道を通る説明、そういうものを加える必要はあるのではないでしょうか。お聞きします。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

ただいまのご意見なのですが、自治会ごとに防災マップを作成して、配布してから現在まで2年半ほど経過してございます。この間にも毎年のようにこのマップについてはお配りさせていただくとともに、これまでマップの見方が分からないというようなご意見が我々のほうにまではちょっと届いていなかったことと、また、このマップを配布する以前から、同様の避難体制でこれまで避難訓練を実施してきたところでございますので、津波や噴火で避難を要する地域と要しない地域についてのある程度理解が進んでいるからそういった問合せが今までなかったのかというふうに私のほうでは感じておりました。そんな中、本年7月に本町6区の寿会で防災の研修会をさせていただきました。その折に、一部の参加の方から、このマップの見方が分からないというようなご指摘をいただいたところでございます。この件につきましては、その場で説明させていただき、ご理解を得たものとこちらのほうでは承知してございますが、本町6区につきましては、噴火と津波それぞれの災害において、自治会内の一部が避難するような、ちょっとほかの自治会とは違う部分がございまして、非常に確かにご指摘のとおり分かりにくい部分もありますので、6区のほかにも同様の自治会が、6区を含めて五つほどございますので、これらの自治会については、マップ自体は間違ってはいないのです。その見方の説明が我々のほうから少し足りてなかったということもありますので、これらの自治会には改めてマップの見方を解説したチラシと、あと防災マップをまた配布させていただきたいと思います。それでもなおマップの見方が分からないというご意見がございましたら、防災のほうでは従来より自治会ですとか団体から要請があれば、出前講座のような形で研修会とか勉強会をさせていただいているところでございます。この枠組みを使って、自治会単位は元より、自治会の枠に捉われず、近所の知人や友人などのごく小さなお集まりの単位でも積極的に説明に伺いたいと考えてございますので、また議員へそのような意見等が寄せられた場合は、私のほうにご案内いただければ幸いに存じます。よろしくお願いいたします。

議員の質問 8番 今野幸子

宮城県の石巻市立大川小学校の津波訴訟、これ、確定しました。そこで言われたのは、公の教育を円滑に運営するために安全確保義務、これを遺漏なく履行するために必要とされる知識、経験、地域住民、これは地域住民の平均的な知識、経験をよりはるかに高いレベルでなければならない、こういう判決でした。また、ハザードマップの浸水想定区域でないということは、その区域の場所の安全を保障するものではないと指摘されています。この指摘によって、ここまでは津波来ないよと思われていたところについても、想定外に備えていく必要があります。ですから、必要がない地域でも、今より少しでも高いところへ避難しましょう、そういった注意喚起は必要ではないかと思います。また、避難区域外のところも、風向きによって方向が変わります。噴火の規模によって、気象条件などによって、危険区域の範囲が変わります、などとも書かれている以上、その区域外の人へのそういった注意喚起が必要かと思います、今後。それに対して、どうでしょうか。もう時間がないので、ちょっと早くお願いします。簡潔にお願いします。

町の答え 危機管理室長 仙波貴樹

町では、これまでそういったことに備えて、年2回、噴火、津波、それぞれの訓練を実施してきているところでございます。その実施に合わせて、訓練の開催をご案内するときにそれぞれのハザードマップと、避難対象となる自治会については、しっかりハザードマップに基づく避難訓練であるというふうにお知らせしているところです。また、平成14年度に現在のハザードマップ、火山のハザードマップについては大幅に、2000年の有珠山等の噴火経験ですとか、様々な調査を経て現在の平成14年に有珠山火山ハザードマップが策定されたところではございますが、噴火につきましては、このハザードマップに基づいて、当時の虻田町の地域防災計画が大幅に改正され、このときに現在の避難体制が形づくられたところでございます。また、この避難区域につきましては、ハザードマップにおける危険区域を避難区域として想定しているところでございます。地域防災計画の大幅な改正からこれまでの間、この避難体制に基づいて避難訓練ですとかマップを作って周知してきたところでございますので、今後も引き続き、しっかり住民周知に取り組んでまいりたいというふうに思います。以上です。

議員の質問 8番 今野幸子

避難外の区域の地区の注意喚起を呼びかけてほしいということを申し上げたのですが、時間がないので終わりにします。

出典:洞爺湖町議会 令和2年9月会議 2020年9月11日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる