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標茶町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日

学校の臨時教員を正規教員にするよう知事に要請してはどうか

2026年3月6日、標茶町議会の一般質問で、深見迪議員が「学校の臨時教員を正規教員にするよう知事に要請してはどうか」について質問し、教育長 青木悟が答弁しました。

質問者
深見迪 議員
答弁者
教育長 青木悟

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 深見迪

では、次の質問に入ります。学校の臨時教員を正規教員にするよう知事に要請してはどうかという表題であります。これはもう既に教育委員会のほうでもわかっていると思うのですが、「臨時教員1,600人正規化 茨城県が段階的に実施へ」、1,600人ですからね。これは臨時職員の9割以上に当たるこの人たちを計画的に正規職員にしていくという方針を、昔、橋本龍太郎のお兄さんの高知県の知事でしたか、彼がこんな臨時教員ばかり置いたら駄目だと、正規職員にしなければ駄目だということで随分動いた記憶が、これは大分、昔の話ですけれども、今回初めてこういうのが出たのですね。それで、この記事から以下の質問をしたいと思います。初めに言っておきますけれども、この質問はお金のかからない質問ですから、そのことを伝えて質問に入ります。慢性的な教員不足による教職員の進まない働き方改革について、多くの教育現場では相当の苦労をしていると思われます。教育委員会でも、教職員の時間外労働の大変な実態について、既に掌握していると思いますが、現在どのような状況になっていますか。これは全国的な課題で、全国の多くの教育現場で教職員不足により、実効性のない「働き方改革」で苦労していると考えますが、教育長のご所見を伺います。そのような中で、茨城県の大井川知事が記者会見を行いました。この会見で「臨時的に都合よく代替職員を探すというやり方を切り替え、しっかりと正規の教職員を採用する方向に大きくかじを切る決断をした」と話しています。同課の担当者は、「試験制度の見直しとあわせ、働き方改革などが進んでいる点などを発信して教員志望者の確保に努めていきたい」としています。さらに、今後およそ5年間、臨時教員を正規の教員にする特別選考を実施し、1,600人を正規教員にしていく教育改革を断行することを発表しました。既に教育長もこの記者会見の内容を知っていると思いますが、感想や所見を伺いたいと思います。茨城県のような教育改革こそ、実効ある「働き方改革」、さらには、教育実践上、現状では最も最良の方法であると考えますが、このことに関しての教育長の意見を伺いたいと思います。教育委員会として、このような大胆な教育改革を実施するよう北海道知事に要請すべきと考えますが、いかがですか。以上です。

答弁 教育長 青木悟

1番、深見議員の学校の臨時教員を正規教員にするよう知事に要請してはどうかとのお尋ねにお答えいたします。1点目の教育委員会でも教職員の時間外労働の大変な実態について既に把握していると思うが、現在どのような状況かとのお尋ねにお答えいたします。本町では、勤怠管理システムを活用して、全教職員の時間外労働の実態を把握しております。令和5年度においては、小学校の教職員は月平均で23時間08分の時間外在校時間を記録しており、令和6年度は21時間17分に減少しています。一方、中学校の教職員については、令和5年度に25時間42分の時間外在校時間があり、令和6年度は20時間32分に減少しています。なお、1か月45時間以上の在校時間を超える教員の状況ですが、令和6年度は小学校で全体の3.1%、中学校は7.1%です。延べ人数で令和5年度と比較すると、約60%減少しております。本町における働き方改革は着実に成果が現れていると認識しておりますが、引き続き、時間外労働縮減に向けた取り組みを継続してまいります。2点目のこれは全国的な課題で、全国の多くの教育現場で教職員不足により実効性のない働き方改革となっており、苦労していると考えるが、教育長の所見はどうかとのお尋ねですが、全国的な課題として教員不足が教育現場に影響を及ぼしている点については、議員、ご指摘のとおりであると認識しています。全国的な教員不足の背景には、大量退職や新規採用の不足、産休・育休の増加、激務による教員離れ等があると分析されています。教員の数を増やすことは確かに重要な施策であると考えますが、大切なことは質の高い教員を確保することです。そのため、さらなる働き方改革の加速化、指導・運営体制の充実、教員の処遇改善などの環境整備が必要であると考えております。3点目の茨城県の大井川知事が記者会見を行い、教育長も内容を知っていると思うが、感想や所見を聞きたいとのお尋ねですが、茨城県の大井川知事が記者会見で発表した計画的に臨時教員を正規教員に転換するという方針は、教員不足の解消に向けた決断であり、全国的にも珍しいケースと考えます。特別選考を設ける等の試験制度見直しについては、北海道においても期限付教員特別選考を実施しております。1年間、臨時教員としての勤務実績がある場合、1次試験の全てと2次試験の実技試験を免除することとしており、希望する臨時教員にとっては、かなり優位な措置がされております。ほかにも、社会人特別選考、セカンドキャリア特別選考などを実施しており、教員志望者の確保に向けた様々な施策を行っていると認識しています。4点目の茨城県の教育改革こそ実効性のある「働き方改革」であり、さらには教育実践上現状では最良の方法であると考えるが、教育長の意見を聞きたいとのお尋ねですが、茨城県が発表した臨時教員の9割以上に当たる約1,600人を5年間で段階的に正規教員にするという方針は、代替職員に頼る体制から正規採用重視へ、かじを切る施策であると受け止めております。ただ、北海道においては、北海道で教員を志望する数そのものが不足しており、臨時教員も充分でない実態があります。臨時教員は、妊娠、出産、病気などの突発的な事由により必要となる職員の働き方にとって重要な職種でもあります。2点目で述べたとおり、質の高い教員の確保に向けた環境整備を進めるべきと考えます。5点目の教育委員会として、このような大胆な教育改革を実施するよう北海道知事に要請すべきと考えるがどうかとのお尋ねですが、これまで要望事項については、北海道町村教育委員会連合会を通じて毎年北海道へ要請しております。令和8年度においては、北海道独自の加配措置の設置や教職員定数改善の国への要望等、75件の要望事項について要請したところです。議員、ご指摘の要請事項につきましては、北海道の実情を踏まえ、今後の茨城県の実施状況を注視してまいりたいと考えております。幸い釧路管内においては年度当初から未配置となる実態はありませんが、引き続き教育現場の改善に向けて努力をしてまいります。

質問 1番 深見迪

私、この記者会見、大手のほとんど全部の新聞社が一堂に会して、めずらしい発表ですから、たくさん質問するのです。質問に答えているのをずっと見ると、なるほどというようなことが幾つかありまして、1つは、これは学校現場の問題だけでないと。外から人が入ってくると、他県を含めて。これも医者とか、あるいは県外から誘致された企業の人とかのようなスタイルでなくて、先生方というのは家族ぐるみで入ってくるのだというようなことを知事が一生懸命、質問に答えて説明していました。ただ、それだけでは駄目なのであって、茨城県の教育、この教育環境が魅力的でなければいけないのだというようなことも言っています。全国的な課題なわけですから、そういう点では学ぶべき、大企業の誘致だけでなくて、ものすごく効率がいいというようなことを一生懸命、言っていました。タイムリーと言ったら語弊があるのですけれども、皆さん、今日の新聞を見たと思いますけれども、教員不足、2021年に第1回の調査をやって、2025年に第2回の調査をやって、それが発表されたのです。まだ2回の調査しかしていないのですが、2021年と2025年を比べたら、約2倍教員不足が増えているという記事がほとんどの新聞に載っていました。なぜ不足なのだという、なぜ先生の成り手がいないのだということは、もうこの議場で大分、議論しましたから、それはこれ以上言いませんけれども、やっぱり教員の働き方改革がその理由のトップに来ているのではないかなと。同時に、私がすごく魅力を感じるのは、教員が来ると子供がついてくる、家族がついてくるという、多くはそうなのです。今、通ってくる教員も、結構、増えてはいますけれども、そういう点に非常に魅力を感じています。それで、ぜひ、北海道知事を動かすような動きを教育長にしていただきたいなと思います。これは私が言うまでもなくて、多くの市町村の教育委員会が抱えている問題だと思いますので、そのことを改めて、私も鳥取県の知事の教育改革を注視していきたいと思いますけれども、ちょっと違ううわさもあったりもしてなんなのですけれども、注視していきたいと思います。教育長の努力をお願いしたいと思います。

出典:標茶町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月6日 議事録 PDF(61ページ) 間違いを知らせる