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標茶町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月8日

防災、特に水害対策について町はどのように考えているのか

2020年9月8日、標茶町議会の一般質問で、後藤勲議員が「防災、特に水害対策について町はどのように考えているのか」について質問し、町長 佐藤䭾彦、総務課長 齊藤正行が答弁しました。

質問者
後藤勲 議員
答弁者
町長 佐藤䭾彦、総務課長 齊藤正行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 後藤勲

次に、防災(特に水害対策)について町はどのように考えているのかということで、これも何回も私も質問はしていますけれども、近年、特に家屋、道路等に甚大な被害を及ぼしている水害により、その都度町民は避難を余儀なくされ、町職員も大変ご苦労されているのはよく見ます。これからも地球温暖化により、今以上の被害が出ると予想されています。標茶においては、24時間雨量200ミリ以上の降雨が来た場合、大変なことになることは火を見るより明らかであり、これらから町民を守るため、今後どのような策を考えているのか。また、以前に質問した排水機場の話はどうなっているのか、お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤䭾彦

12番、後藤議員の防災、特に水害対策について町はどのように考えているのかとのお尋ねにお答えいたします。平成30年の第1回定例会または平成31年の第1回定例会において、排水機場などの質問、ご提言をいただき、それを契機に新たな視点での内水対策につながっております。本町におきましては、平成28年、平成30年、そして本年3月の3度の経験から、標茶市街地の水害対策はソフトとハード両面の対策が必要であるとの認識の下、対策を進めてきていることは、以前もご答弁申し上げたところであります。ソフト対策としては、市街地町内会の会長さんと防災に関する協議を継続し続けることとし、町民の皆さんが災害が起きる前にどういった準備をし行動するかを定めたマイ・タイムラインの策定を目指しています。現在、災害時の情報伝達の手段として、町内全戸に戸別受信機の設置を進めているところであります。一方、ハード面におきましては、オモチャリ川の河道のしゅんせつ、あるいはスガワラ川の草刈り等を実施しているところであります。また、平成31年3月のご質問の際にもご答弁申し上げておりますが、釧路開発建設部との打合せの中で、オモチャリ川に流れ込む内水の分析を行うことが大切との助言をいただいたところでございます。議員や釧路開発建設部からのご提言等を受け、現在、内水処理計画の策定を目指しております。8月4日に開催されました総務経済委員会でも担当より説明申し上げたところでありますが、平和、麻生、富士、旭、桜にかかるかなりの面積の雨水が、オモチャリ川に流入していることが分かっております。その負荷を軽減できないかなどの検討もしているところであります。もちろん議員からご指摘をいただいております排水機場も有効手段の一つとして認識しているところでありますが、過去の災害をしっかりと分析し、本町にとってどのような内水処理対策の手段がいいのかを計画書として取りまとめていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 12番 後藤勲

町としてもそれなりに考えてはいるといっても、今回、台風の9号、10号ということで九州のほうは非常な災害が起きているわけですけれども、これは何日も前から台風がここに来ますよといって来るわけですから、それなりの対応ができているということで、今、町長がおっしゃったように、28年、30年、31年の融雪時の水害については、これは雨量的には100ミリ以下なのですよ。七十七、八だとか、そのぐらいでもって、降っていても、それは春先ということなので、結局なぜそういう水害が起きるかということは前にも言ったことありますけれども、雪解けのときには、地盤がまだ凍った状態であると。だから、降った雨と雪がそっくりそのまま流れてくるから一気に来てしまうという、この恐ろしさがあるわけですよ。夏であれば台風が来るから何ミリ降りますよということが、ある程度分かって避難はできます。しかしながら、自分の家屋等については避難できないわけですよ。情報の伝達がどうのこうのと言うけれども、情報伝達だけしても、うちや物は動くことができません。結果的には、今回みたいな九州のような災害が起きたときには全滅と、正直言ってそういうふうな形ということが起きるのです。ですから、私が町長もそれなりに排水機場についても開発局と話もしているというやに聞こえますけれども、これはやっぱりいっときを争うということを考えて、できるだけ早く、私も恐らくこの排水機場しかないだろうと思います。ですから、やはり町民の財産と生命を守るということから考えると、それを早急にやっていただければなというふうに考えていますので、いかがですか。

答弁 総務課長 齊藤正行(総務課長は2024年3月まで)

お答え申し上げます。議員から長い経験あるいはそういった部分から過去にもご提言、ご質問いただいていることは、私も議事録で拝見させていただきました。その際にも一刻でも早くということで、ほかの議員さんからもスピーディーな対応をということでご指摘いただいているということを頭に入れて、私ども今、内水処理計画の策定に取りかかっているところでございます。当初は、オモチャリ川の部分ということで考えていたのですけれども、実は今年の3月の融雪時にはポン多和川、いわゆる多和の付近も避難勧告、避難指示を出した経過がありますので、オモチャリ川だけでなくて、その付近のスガワラ川あるいはポン多和川まで広げた一面の内水処理計画をしようということで、現在、インフラ整備等の資料収集、それからどういったことが想定できるかということで、前回8月4日の総務経済委員会でも一端を申し述べさせていただきましたが、今、先ほど町長申し上げました桜、それから、富士、旭等の多くの雨水がオモチャリ川に流入して富士樋門に流れていっているというのが分かっています。そのほかに、桜町の一部が終末処理場の裏を通ってルルラン、踏切の手前から橋を通って横断して釧路川に流入しているというのも分かっております。このオモチャリ川に流れ込む雨水の負荷を軽減できないかということも私ども検討の一つの材料として、そういった考えも持っているところでございます。ただ、実際に、それができるかどうかというのは、管の太さですとか、そういったこともありますので、先ほど町長答弁にもありましたが、過去の被災の状況をしっかりと分析、それは議員もご指摘になりました8月の豪雨の状況と3月の気象条件、積雪量、気温、そういったことをしっかり分析して、計画として取りまとめていきたいと思っております。いずれにしてもスピーディーに対応していきたいというふうに考えておりますので、ぜひご理解いただきたいと思います。

質問 12番 後藤勲

今のルルランに水路を造ってどうのこうのという話なのですけれども、昔はその中間辺りに水門があったのですよね。ただ、あそこは非常に落差がないということなので、この辺のところが今後どういう形になるのか。私の経験からいってみると、やはり落差がないということは、水路を掘ってもそのまま流れて入っていかないという状況で、逆流する可能性があるわけですよね。そうすると、やっぱりそこには排水ポンプだとか排水機場がどうしても必要になってくるというようなことも参考にしておきますので、取りあえずその辺を考えながら、今後対応していただければなというふうに思っていますので、答弁はよろしいです。終わります。

出典:標茶町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月8日 議事録 PDF(57ページ) 間違いを知らせる