みんなの議会

標茶町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月7日

これからの標茶町の観光をどのように考えているか伺う

2022年6月7日、標茶町議会の一般質問で、後藤勲議員が「これからの標茶町の観光をどのように考えているか伺う」について質問し、町長 佐藤𠮷𠮷彦、企画財政課長 長野大介、観光商工課長 三船英之が答弁しました。

質問者
後藤勲 議員
答弁者
町長 佐藤𠮷𠮷彦、企画財政課長 長野大介、観光商工課長 三船英之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 後藤勲

それでは、通告に従い、お聞きをしたいと思います。私は、これからの標茶町の観光をどのように考えているのかということなのですけれども、長年の課題でもあった憩の家かや沼の改築が、ここには12月と書いてありますけれども、先ほど総務委員長のお話では10月ころまでにできるだろうというふうに考えていますけれども、一応完成するというふうに考えております。私は、多和平の問題について聞きたいと思いますけれども、まず、多和平のトイレも何とか改修されるということになりました。また、長年、多く観光客が来るにもかかわらず、思うように整備がされていないと。この間も私、ちょっと行ってきたのですけれども、やはりあまりいい環境ではないなというふうに思っております。また、コロナの関係で、これが終われば、観光客も大分戻ってくるのではないのかなというふうに考えております。そのためにも展望台の上にある小屋が、売店が昔あったのですけれども、それも今は鍵がかかっているというような状況で、非常に寂しい思いをして帰ってきました。また、キャンプ場の面積が決して広いとは言えないのですけれども、その中で、炊事場がちゃんと完備されているにもかかわらず、傾斜がきついというような苦情も聞いております。確かに、私もいろんなところを見てきますけれども、あれだけの傾斜があると、やはりテントを張るのは大変だなというふうに思っております。そのため、整備が必要ではないかと考えております。また、駐車場には、しべちゃ物産公社のすばらしい食堂もありました。私も行ったからには何か食べようということで食事をしてきましたけれども、焼き肉でも何でもできるというような、結構立派なものがあったなというふうに考えております。また、これをもう少し整備をしていければ、もっともっと観光客が来て金が落ちるのではないかと、正直言うと思っております。そのために、ここに5つ書いてありますけれども、まず1点は、展望台にトイレをつくることができないのかと。下にはトイレができていますけれども、その上、お年寄りの人たちについては、相当な距離があると。ただ、上に売店をつくるということになると、当然トイレも必要なのかなというふうな感じもしております。また、これは展望台の売店とトイレと両方重なる感じになると思いますけれども、これについて、上のところに何かをつくるとすれば、当然必要なのだろうなというふうに思っております。また、やっぱり寒冷地ということで、トイレの管理も非常に難しいなという気持ちもあります、正直なところは。それと、キャンプ場の拡大と整備はできないのかということなのですけれども、私が見る限り、あの駐車場まで行くまでの間に、右側に相当広い平らな広場があるのですけれども、あそこを活用したらいいのかなというふうにも思ってきました。そうすると、オートキャンプ場もできるのかなと。虹別にもありますけれども、あそこにもやはり相当泊まる人がいるというふうに聞いておりますので、この辺をどうするのかということなのです。それと、やっぱり4番目のドッグランは、昔ここでも話ししたことがあるのですけれども、私もいろいろなところのドッグランへ行っていますけれども、一番近いところは、別保に新しくできたという。あそこはすごく、はやっているということで、食事もできる、買い物もできる、すばらしいなと正直思っております。ただ、女満別のほうの大空町ですか。あそこにもよく行きますけれども、やっぱりそこには、行くと買い物するなり食べる物を買うなり、それなりの皆さんが利用しているということは、すばらしいなというふうに思っておりますけれども、やはり昨日も、私、恵庭にいたのですけれども、恵庭で大阪から来た女の人がスマホを見て、「大空町のドッグランはすばらしいですね、あそこへ行ってみたいと思います」というようなことも言っていましたから、やはりそういうものを見て、みんな来るわけですよ。そうすると、何かしら買い物をする、利用するということになっていますので、そういうようなことで、もう少しやはり集客をするということを心がけたらいいのではないのかなというふうに思っております。また、昔あった乗馬の関係なのですけれども、たしか平成19年ころにはハフリンガーという馬がいたのですけれども、これが乗馬をするかしないかということだったのですけれども、結果的にはしなかったということなので、観光客を集めるということを考えると、そういうのも何とかしたらいいのかなというふうに思っていますので、町の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤𠮷𠮷彦

12番、後藤議員のこれからの標茶町の観光をどのように考えているか伺うのお尋ねにお答えします。標茶町の観光振興の基本的な考え方と施策の方向性を定める標茶町観光振興計画を令和3年度に策定しており、基本理念として、目指す将来像を「本物の大自然のなかで自分らしさを取り戻す静かな旅の提供」として、南部地区と北部地区に分けたエリア別の施策を掲げ、その特徴に合わせた観光振興が大切であり、それぞれのエリアの中で期待される役割を考え、その活動の拠点となる場所や設備を明記しているところであります。多和平につきましては、周辺360度の眺望が望める「地平線の見える大牧場」として展望台を設置し、観光物産施設グリーンヒル多和とキャンプ場を整備しており、観光客やキャンパーにご利用いただいているところです。1点目の展望台にトイレをつくることはできないのかのお尋ねですが、議員ご承知のとおり、現在は、グリーンヒル多和内に一般用トイレと多目的トイレを設置しております。また、駐車場に併設して24時間利用可能なトイレを整備しており、今年度において、利用環境向上を目的に改修を計画しております。展望台へのトイレの設置につきましては、利用者の利便性は向上すると思いますが、新規で設置する場合、規模にもよりますが、高額の建設費用が必要となることと、360度パノラマ風景の景観に少なからず影響があることと、施設照明により「間近に星の輝きを感じられる絶景ポイント」として人気を博している星座観察にも影響が出ることが懸念されていることから、現時点では、新たなトイレの設置は考えておりませんので、ご理解をお願いいたします。2点目の展望台に売店は復活することができないのかのお尋ねですが、展望台横の展望監視舎の利用につきましては、防災無線機の設置利用や「初日の出を見る会」を初め、イベントの休憩場所など、主催者の要望にお応えするよう努めて開放してまいりました。売店設置につきましては、標茶町社会福祉協議会の要望を受け、指定就労継続支援B型事業所しべちゃコスモスにおいて作業・製造された木工、手芸、お菓子、石けんなどをみずから販売し、自立した社会生活を営むことができるよう、支援策として場所の提供を行ってまいりました。昨今の新型コロナウイルス感染症により、行動制限により多和平を訪れる方の減少もあり、令和2年度は開設なし、令和3年度は6回であり、開設の頻度が少なくなっているようですが、今年度につきましては、週1回程度の開設が計画されております。今後も変わらぬ支援を行ってまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。3点目のキャンプ場の拡充と整備ができないかのお尋ねですが、キャンプ場のスペースとしては、現状では十分なスペースが確保されていると考えているところであり、以前、展望台の北側には林間キャンプ場を開設しておりましたが、利用者が少なく閉鎖した経過があることから、拡大することは考えておりません。また、傾斜につきましては、平地を求める利用者と自然のままを感じられる傾斜地であることを望んでいる利用者もいることから、今後どのように整備するのがよいのか検討してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。4点目のドッグランをつくることはできないのかのお尋ねですが、平成26年第4回定例町議会の一般質問を受け、防疫上の観点を含め、牧場利用者の声として標茶町育成牧場運営審議委員会に意見を賜り、判断したいとお答えしております。平成26年第2回標茶町育成牧場運営審議委員会及び育成牧場互助会合同会議にてご意見をいただいたところ、「観光面については理解するが、生産性動物を預かってもらっているので、防疫上、牧場内に他の動物が入ることは避けてもらいたい」との意見をいただいた経過がございます。このようなことから、防疫上の観点から、トラブルや衛生に対する管理体制等、考慮が必要と考えており、本来の公共牧場の機能、安全管理を第一優先とさせていただきながら検討させていただきたく、ご理解を賜りたいと存じます。5点目の昔あった乗馬の復活を考えられないのかのお尋ねですが、平成29年度から事業展開しております「馬と共に暮らせる町…標茶」の事業で実施したホーストレッキングツアーや、令和元年度に開催した多和平カントリーフェスタで乗馬体験を実施しております。実際に乗馬を体験された方からはロケーションも相まって非常に評価が高かったことから、平成29年度以降も個人客を中心に毎年数回のホーストレッキングを実施しております。多和平の乗馬の取り組みがさらに定着、拡大するための取り組みを協議するため、今年2月に本事業にかかわっている事業者と育成牧場で、多和平の馬事活用について1回目の協議を行っているところです。今後も、早期実現に向けて、協議を進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 12番 後藤勲

今の話の中で大体のことはわかりました。しかし、確かにキャンプ場というのは、利用者が少なかったからということは、これからの問題であって、整備をすることによって人が来るということを考えると、卵が先なのか鶏が先なのかみたいな感じで、やはりきちんと整備をすることによって、それなりに人が来ると思うのですよ。昨日も札幌で私は標茶のパンフレットを見たのですけれども、やはり多和平のキャンプ場と、ぴしっと載っているのです。やっぱりああいうものを見ると、みんな来るのです。だから、そういうことを考えると、やはり来る来ないは別にして、とりあえず、あそこの段階ではきちっとした平らなキャンプ場、炊事場があるのですから、せめて何とかやっぱり復活することによって、人が寄ってくるのではないかというふうに思っていますけれども。それと、先ほど言いましたオートキャンプ場、これも、やはり入り口の右側のほうに結構広い平らなところがあるのですけれども、そこにつくろうとすればできないこともないのかなというふうに思ってまいりましたけれども、いずれにしろ、総括でもありませんから、あまり強く言いませんけれども、一応そういうようなことを考えながら今後対応をしていただければ、もっともっと人が来るのかなというふうにも考えております。また、ドッグランについては、前にも質問したことはありましたけれども、確かに動物がいるからということなのですけれども、それは、私から言わせると本当に認識不足だと、はっきりいって言いたくなります。というのは、やはり今、どこもドッグランというのはそんなに、200坪か300坪ぐらいのところに大型と小型ということでちゃんと囲って入れて、その中できちっとした管理がされているから、たとえ羊がいようと何がいようと、そんなに問題にすることないのではないかなと。ましてや経費も網だけ張ればいいだけの話なので、これらについても、やはりもう少し見聞を広めていただいて、どんな状態なのか考えていただければなというふうに考えております。あと、乗馬の問題についても、これもそうですけれども、それなりの人が来れば、やはり利用することが多くなるのではないかなというふうに思っていますので、今後そういうようなことに力を入れてやっていただければなというふうに思っていますので、最後にひとつお願いします。

答弁 企画財政課長 長野大介(企画財政課長は2024年3月まで)

お答えしたいと思います。今、後藤議員からあった馬の関係につきまして、先ほど町長が答弁しているのですけれども、もう少し詳細のほうをお答えしたいと思います。まず、先ほど町長のほうでも答弁されたのですけれども、2017年にツアーを実施したというような経過がありまして、その後、トレッキングコースということで、多和平でもやるようなコースを開発しております。その後、令和元年度5回、本州の方を中心にそういった乗馬体験しております。2年度には1回、3年度には3回というような形で、非常に利用者と馬関係者の方からは絶賛の丘陵コースということで、これにまさるようなコースは日本中にはそうそうないというような評価も得ています。さらに、やっぱり安全性も、周りに人だとか建物だとかも少ないということで非常に安全性も高いというようなことで、評価が高い事業となっておりまして、実は今年6月10日から3日間、また同じようにツアーで来られることになっておりまして、3日間常設して、今までは1回乗馬に来たら、馬を馬運車で戻してというような形だったのですけれども、今回初めて3日間係留してやるというようなことで、テストを含めて今後常設のサービスに向けて、今、取り組んでいるというようなところでございますので、ご理解いただければと思います。

答弁 観光商工課長 三船英之(観光商工課長は2025年6月まで)

お答えをさせていただきます。まず、キャンプ場のお話なのですけれども、町長の答弁からもあったのですが、平地を求める方と傾斜がいいのだという方と両方のご意見がありますので、観光審議会の中でお話をさせていただきまして、キャンプ場全体の、オートキャンプ場の話もありましたので、多和平キャンプ場をどのように活用していったらいいのかというところを、今後検討させていただきたいなというふうには考えているところです。それから、ドッグランなのですが、やはり生き物を飼っている育成牧場の中ということで、育成牧場運営審議委員会の意見はとても重たいものだというふうに考えておりますので、これから、需要がどのぐらいあるかとか、どういう施設がいいのか、その辺も含めて勉強しながら検討させていただきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

出典:標茶町議会 令和4年第2回定例会 2022年6月7日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる