みんなの議会

標茶町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月8日

狂犬病予防ワクチンはどの程度実施されているのか

2021年6月8日、標茶町議会の一般質問で、後藤勲議員が「狂犬病予防ワクチンはどの程度実施されているのか」について質問し、町長 佐藤彦、住民課長 伊藤順司が答弁しました。

質問者
後藤勲 議員
答弁者
町長 佐藤彦、住民課長 伊藤順司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 12番 後藤勲

2点目の狂犬病予防ワクチンの設置についてということで、犬の所有者は、その犬を取得した場合には生涯に1回の登録を行い、毎年1回、狂犬病の予防注射を受けることが狂犬病予防法で義務づけられています。現在、町において何匹くらいが接種しているのか、また、接種をしていない犬の数を把握しているのであれば教えていただきたいと。また、把握していない犬についても、町としてどのように接種をするように進めているのか聞きたいと思います。それと、近年、野犬の問題についてはあまり騒がれていませんけれども、これらの報告については農家からあるのかどうなのか、お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤彦

12番、後藤議員の狂犬病予防ワクチンはどの程度実施されているのかのお尋ねにお答えいたします。議員ご指摘のとおり、昭和25年に公布されました狂犬病予防法では、犬を取得してから30日以内に犬の所在地を管轄する市町村長に登録を申請しなければならないとされ、市町村長は、申請があったときは、原簿に登録し、その犬の所有者に犬の鑑札を交付しなければならないとされています。また、予防接種につきましては、犬の所有者は、その犬について狂犬病の予防注射を毎年1回受けさせなければならないと規定されています。犬に対してここまで厳しい規制を設けるのは、狂犬病予防法が制定される昭和25年以前、日本国内で多くの犬が狂犬病と診断され、人も狂犬病に感染し死亡したということもあって、犬の登録、予防注射、野犬等の抑留が徹底されるようになり、僅か7年の短期間で狂犬病を撲滅するに至ったと厚生労働省では説明しております。現在、日本では犬などを含めて狂犬病の発生はありませんが、日本の周辺国を含む世界のほとんどの地域で依然として発生しており、昨年も海外で感染した患者が帰国後に発症した事例が確認されており、その対策は重要であると認識しております。1点目の接種頭数及び未接種の頭数、接種をしてもらうための対応をしているのかのご質問ですが、令和2年度末現在の登録頭数は621頭、うち接種済頭数は496頭、接種率は79.87%となっております。未接種頭数は125頭という状況です。接種喚起につきましては、4月下旬に所有者に発送する予防注射済書の裏面に5月及び6月広報に折り込む集合接種の案内チラシにおいて予防接種及び登録の義務づけを周知しておりますが、個別には周知をしておりません。2点目の被害がないと感じているが、農家等から報告はないかのご質問ですが、野犬による家畜や人に対する被害は、近年受けておりません。しかし、牛舎や家の周りを徘回している、飼い犬の餌を食べているなどの連絡は年間数十件受けており、おりを設置するなどの保護に努めております。また、外で放し飼いにしている所有者もおり、どうしてもそのような家に野犬が集まる状況もございますので、今後におきましても適正な管理をしていただけるよう、広報等に努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 12番 後藤勲

狂犬病の予防については本当に、今、町長が言ったように、今の段階では日本では出ていないというふうに思っております。しかしながら、これ、今、登録されているというのは、犬の場合は、当然1年間に飼った人が多くなったり、亡くなった犬があったり、変動が非常に多いと思いますけれども、これらについてどの程度の変動が毎年あるのか、それとどの程度の犬まで注射をしなければならないのかということがよく分からないのですけれども、手のひらに乗るような犬でも注射をしなければならないのか、その辺、また、農家においてつなぎっ放しになっている犬もいると思いますけれども、この辺についてはどのような形で受けているのでしょうか。

答弁 住民課長 伊藤順司(住民課長は2022年3月まで)

お答えいたします。何点かのご質問でございますけれども、答弁漏れがございましたらご指摘いただきたいと思うのですけれども、まず令和元年度の状況でございますが、新たに登録申請があるのが大体50頭くらいです。それから、転入転出が大体10頭前後、死亡で削除されるのが70頭ぐらいというような状況で、この間推移しているところでございます。この程度の年間の上下はございます。それから、どの程度の犬まで予防接種をするのかということなのですけれども、基本的には、生後90日以内の犬については予防接種の義務はございませんが、それ以外の犬については予防接種が必要であるというふうに法律はなっているところでございます。何歳までというお尻のほうは決まっていませんので、生存している限りはその犬に対して打つというようなことで法律上は定められているところでございます。

質問 12番 後藤勲

今、私が聞いているのは、どの程度の犬というか、先ほど言ったように抱いてあれする犬と、うちの中に完全に入っている犬といるわけですけれども、そういう犬も注射をすることは義務づけられていると思うのですけれども、この辺どうなのですか。

答弁 住民課長 伊藤順司(住民課長は2022年3月まで)

犬の大小、それから犬の種類、どの場所で常時飼っているかという状況によってではなくて、あくまでも年齢、90日以上の全ての犬については予防接種が必要であるというふうになっておりますので、家で常時飼っているから必要ないというような判断ではないというところでございます。

質問 12番 後藤勲

ということは、全ての犬にやらなければならんということなのですけれども、今も、この5月になって犬の予防接種については、今2回目をやっていると思いますけれども、やらなければやらないでそのまま通り過ぎていくのかなと正直言って思うのですけれども、私も今回、日にちが間に合わなくてやらなかったのですけれども、犬猫病院へ行って打ってきたのですけれども、結果的には何のおとがめもなしにそのままになってしまうということなのですね。金額的には、犬の場合、登録して新しくあれした場合には一応3,000円の登録料と注射料が3,240円ぐらいかかると思うのですけれども、下にもあるノイヌの関係も含めて、結果的には金がかかるから犬を簡単に飼えないのだよというふうに思わせるのも一つの方法なのかなというふうにも思っていますけれども、今、犬が各家庭に相当いると思いますけれども、その辺の追跡調査をしながら、どうしてもこれはやはり義務ですから受けさせてくれというような努力はしているのか、していないのかということがちょっと聞きたいのですけれども。

答弁 住民課長 伊藤順司(住民課長は2022年3月まで)

お答えいたします。予防接種につきましては、あくまでも飼い主の義務でございますので、犬を飼っている以上は、飼い主の方は予防接種を打たせなければならないというような状況になっていることだと思います。役場としては、特にこの間、個別に周知はしておりませんけれども、何らかの事情でそれが分かった段階では注意をしているという状況でございます。最近、やはり犬による事故が増えているという状況でございますので、その際に、予防接種を受けているかどうかというところについては、かなりシビアに見られているというところでございますので、広報活動はしていくことになるかと思いますけれども、その辺を含めてきちんと予防接種をするようにという形で周知していきたいと思います。また、登録しているかしていないかというところは、個別に家を回って判断している状況ではございませんので、登録については全ての犬を把握できないというようなところでございます。それと、野犬が増えているということについても、しかるべき対応をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 12番 後藤勲

何か知らんけれども、義務づけられている割には随分生ぬるいなと正直言って思います。今のコロナではないですけれども、1匹なり2匹が受けないで、万が一感染したということになったら、結果的には同じことなのですよね。やっぱり今年やらないから、何も言ってこないから、やらなければやらないで金かからんで済むわということになるということが非常に恐ろしいことだなというふうに思っています。この辺について、やはり個々に行って調べろといっても、それはそれなりの個人の事情だと言われればそれまでですけれどもね。ただ、狂犬病予防法ということがきちっとうたわれているのであれば、きちっとした形でもって対応していただければなというふうに思います。これ以上はそれはいいですけれども。次、野犬の問題なのですけれども、1例しか書いていませんけれども、これは何年か前に弟子屈から標茶に入ってきた野犬というのが、山の中で飼っていたという経緯がありまして、非常に被害が多かったということがありました。我々猟友会としても、毎年2か月に1回、振興局のほうからノイヌについては一応60匹というような枠が当たっています。しかしながら、近年そんなにノイヌがいないということもありまして、それほど力も入れていないし、また、犬を飼っている身からすると、なかなかそういうのを撃てないという部分もありますけれども、この間、厚岸のほうで銃で撃たれたことについて愛犬のほうの団体から苦情が出て新聞沙汰になっているということもありますけれども、しかしながら、おりに入れて捕ったからといって、そうしたらどこへ持っていく、保健所に持っていってどうするのだと、そういうことまで考えなければならないような状況にはなっていますけれども、ただ、銃で撃つということは非常に残虐だと言われればそれまでの話だろうし、保健所に持っていったところで薬殺するしかない、ノイヌについては人になれることは絶対ありませんから。そんなようなことで、野犬ということになると、飼った犬が放れて野犬になると。ただ、しかし、ノイヌについては今後増えてこないように、やはり今言ったように登録をきちっとしていれば、そういうこともある程度防げるのかなというふうにも思っていますけれども、一応そんなところで、今、被害があまりないということであれば、我々も農林課と相談しながら、農林課は農林課で振興局と相談しながら、それなりに今後の犬の銃殺については考えていかなければならないだろうというふうに思っていますので、そんなことで一応終わります。

出典:標茶町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月8日 議事録 PDF(22ページ) 間違いを知らせる