みんなの議会

標茶町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日

本町はこの給食費について

2020年3月9日、標茶町議会の一般質問で、松下哲也議員が「本町はこの給食費について」質問し、町長 佐藤𠮷彦、副町長 牛﨑康人が答弁しました。

質問者
松下哲也 議員
答弁者
町長 佐藤𠮷彦、副町長 牛﨑康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 松下哲也

2点目に移ります。へき地保育所へ給食の提供をすべきではないかと、誠にストレートなタイトルなのですけれども、昨年4月から町長の公約の中で、保育料の無償化が実施されました。その中で本町は給食費についても無料としております。これは各自治体でもって給食費に対してはそれぞれの取組がなされてはおりますけれども、本町はこの給食費についても無料にしております。それに伴い、弁当を持参するへき地保育所との間に不平等な点が、それぞれの父母の中から出てきております。全く子育ての観点というところから考えていきますと、子供を育てるに当たって、食べるものに対して片一方からはお金は取らない、片一方は食べるものは自分で持ってきなさいよという、こういう観点からいくと非常にまずいというか、こういう対応はあってはならないと思っております。町内には2か所のへき地保育所がございますけれども、それぞれのへき地保育所に対して給食の提供をするという考えはございませんでしょうか。町長にお聞きしたいと思います。また、全く別な観点から、町の機構図の中にそれぞれの保育所には子供が親しみやすい花の名前であったり、いろんな形での保育所の名前がついております。そういう中で沼幌はそのまま、発足当時は多分、季節へき地保育所、季節までついていたのですけれども、今は季節が外れまして沼幌へき地保育所であります。こういう中では、新しい名前をつけてあげるという考えはないのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤𠮷彦

4番、松下議員のへき地保育所へ給食を提供すべきではないかのお尋ねにお答えいたします。本町のへき地保育所は、議員ご案内のとおり、夏期の繁忙期のみ運営する季節保育所が通年保育所となり、現在のへき地保育所へと変遷してまいりました。この間、保育児童数の減少等によりへき地保育所の統合について地域のご理解をいただきながら、現在は塘路地区のひしのみ保育園と沼幌地区の沼幌へき地保育所の2カ所で、保育所児童数も2月末現在で、ひしのみ9名、沼幌18名となっております。1点目のへき地保育所での給食提供についてですが、昨年6月の定例町議会でも給食提供についての質問があったほか、塘路地区町政懇談会や沼幌へき地保育所父兄有志の会などから、へき地保育所での給食提供についての要望がありました。町としましても、3歳児以上の園児のみですが、外部調理で調理し、保育園に輸送する方法が厚生労働省令により可能となったことから、何とか提供できる方法を構築できないかと検討してまいりました。学校給食共同調理場やさくら保育園の調理室で調理し、給食を配送する方法が実現の可能性が高いとして、より詳しいシミュレーションを進めた結果、へき地保育所の給食開始時間である11時の給食に合わせるためには、輸送や調理等の時間から逆算すると調理開始が朝6時半となることから、何よりも食材について当日搬入・調理が原則であり、搬入が調理開始に合わないことなど、物理的に困難であることが判明いたしました。あわせて、調理員の確保や運搬車の確保など、また、調理施設の改修など課題も多いことから、へき地保育所での給食提供について困難であると判断いたしましたので、ご理解をお願いいたします。2点目の沼幌保育所の名称変更についてですが、へき地保育所につきましては、地域名を保育所名として使用してきた経過はございますが、現時点で沼幌へき地保育所とひしのみ保育園以外に開設中のへき地保育所はないことから、沼幌へき地保育所の改称につきましては、地域の合意を得た上で変更することは特段の問題はないものと考え、今後、通所児童や保護者または地域のご意見等を伺いながら検討していきたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

質問 4番 松下哲也

当初、可能かなというようなお話で、できる体制を取っていくという答弁をもらえるのかなと思っていたのですけれども、非常に残念、物理的にこういうことになれば、やはり難しいのかなと。非常に残念ですけれども、あとはやはりこのへき地保育所に通わせている父母の方々への理解を得るということが、私は非常に大事な役目になるのではないかと思っております。私も沼幌へき地保育所に通わせた親として、やはり弁当を作るということが大変だと感じるのか、あとは親が保育所に通わせている子供の弁当を作るのが楽しみと感じるのか、私はどちらかなと思っているのです。子育てということでは非常に大変なところもあるけれども、やはり少し子育ての喜びを感じる部分もこの弁当作りにはあるのかなというように個人的には思っているのですけれども、やはり今の父母の方々からは、町内の保育所、常設が給食に対して無料であるという中でへき地だけが弁当を持っていくことに対して、公平さということから考えていくと、ちょっと違和感を覚えるのではないのかなというふうに思っております。ただ、あくまでもへき地保育所ということでは、過去には保育料が常設に比べるとはるかに安い中で保育所に通所させていたという現実もございますし、また、父母が働いていなくても保育所には通わせられるというのがへき地保育所であるということも聞いております。そういう中では非常に優遇されている部分もあったということも理解はするのですけれども、やはり今、会話している父母への理解を得るということが私は一番大事なことではないのかなと思っておりますので、そこら辺についての考えをちょっとお聞かせいただきたいなと思っております。

答弁 副町長 牛﨑康人

お答えいたします。今、議員から父母への説明が大事だという、そういう観点でのお尋ねだったというふうに思います。沼幌の父母の有志の会から要望を直接お聞きしたところであります。その中で切実な思いというものを伝えられておりまして、何とか実現できないかということで理事者とも相談し、それから現場にも何度も下ろしながらやり取りをしたのですけれども、最終的には先ほど町長答弁のとおり、見送らざるを得ないという状況であったというところであります。要望の経過を踏まえると、やはり当然にそれは説明責任があるのだろうというふうに思っておりますので、手法等についてはこれから検討してまいりたいというふうに考えていたところでありました。

質問 4番 松下哲也

ぜひとも父母への説明をきちっとしていただきたいということと、今後につきましても、給食が開始できるような可能性を探っていただきたいということを申し上げまして、質問を終わりたいと思います。

出典:標茶町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日 議事録 PDF(78ページ) 間違いを知らせる