蘭越町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月12日
給食費の無料化について
2025年3月12日、蘭越町議会の一般質問で、淀谷融議員が「給食費の無料化について」質問し、町長 金秀行が答弁しました。
- 質問者
- 淀谷融 議員
- 答弁者
- 町長 金秀行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 淀谷融
それでは、2問目であります。給食費の無料化について。町政執行方針6ページで、子ども子育て基金を活用し、学校、保育所等の給食費助成事業を実施し、子育て世帯の経済的支援を図るとありますが、本町の給食費については、平成29年度から、小中学校の保護者の負担軽減を図るため、半額助成を実施し、本年度で8年が経過いたしました。この間、新型コロナウイルスの流行やロシアによるウクライナ侵略により、経済社会活動に大きな変化が生じました。その影響により、電気、ガソリン等の料金が高騰し、現在にいたっては、野菜やお米などの食料品の価格も高騰が続いており、日常生活に大きな影響を及ぼしております。物価高騰による家計負担増加は、子育て世帯にとってはとても深刻であります。国において、今国会で給食費の無償化について議論がなされ、2026年度から小学生の給食費を無料化し、中学生については速やかに実施すると決定されました。管内の一部の町村では既に独自に給食費を無償化しているところもあります。本町の給食費の半額助成を先駆けて実施されたことは、当時町長の英断であったと強く感じております。そこで、保護者の経済的負担軽減と子育て支援を図るべく、給食費の全額無償化を先行され実施すべきと考えますが、町長はいかがお考えか所信をお伺いいたします。
答弁 町長 金秀行
淀谷議員の町政執行方針6ページ、給食費の無償化についての御質問にお答えをします。給食費の無償化については、地域の子どもは社会全体で守り育てるという観点から、子育て支援策の一つとして、保護者の経済的負担の軽減を図ることを目的として、平成29年度から小・中学校、令和3年10月からは保育所の給食費の半額助成を実施をしております。さらに、物価高騰の影響により、本来であれば給食費の値上げをしなければならないところ、令和5年度からは、子ども子育て基金を活用し、給食費を値上げすることなく安定した給食の提供を図っているところでございます。これら給食費の助成については、子育て世帯の経済的負担の軽減に対する支援策としては非常に有効であると考えているところでございます。給食費の全額無償化の実施については、以前にも一般質問で実現化に向けて実施すべきとの御意見もいただいたところでございます。財政運営の見通し、受益と負担の観点、国の動向や社会的理解を見極めた上で、他の子育て支援策とのバランスを勘案しながら、実施について検討してまいりたいと答弁をさせていただいたところでございます。本年4月からの計画となる第3期子ども子育て支援計画を策定するに当たり、小学生以下のお子さんがいらっしゃる保護者の方にアンケートを実施させていただきましたが、その中の自由意見の中に、給食費や保育料の無償化を望む意見もありましたが、一方では何でも無料にすると、町の持続力がなくなる、ちゃんとお金を取ってほしいなどという意見もございました。また、室内で遊べる場所が欲しい、蘭越から昆布間を子どもだけで移動できる交通手段の確保、保育時間を延長してほしいなど、保護者のニーズは多種多様であり、給食費の無償化以外のニーズに対しての支援策も検討し、子育て環境を整えていくことも重要であると考えているところでございます。今年度は、給食費の助成、新たに園児の午睡用ベッド整備と読書思い出帳導入事業を、基金を活用して実施をしてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、他の子育て支援もしっかりと取り組み、国の動向も注視しながら、より安心して子育てができる、住んでみたい、住んでよかったと思えるまちを目指してまいりたいと考えておりますので御理解を願いたいと思います。以上です。
議員の質問 3番 淀谷融
ありがとうございます。給食費の無料化については、同僚議員が、町長の答弁にありましたように、何度か質問させていただいております。町長の答弁の中で、給食費の無償化ばかりではなくて、他の子どもの部分についてもバランスを考えてということの答弁でございました。それで、今回、国が先行してやるということで、来年度からやるということで、国のほうでは、基本的には子育て支援強化の部分ということで実施されるということで伺っているところであります。それで、この給食費がどのくらい保護者の負担になっているかということで、ちょっと担当のほうにちょっと伺ったところですね、年額の小学生で5万115円、中学生で6万2,282円であるそうです。この部分について半額、町で助成をされているということであります。先ほどの520名のうち200日給食をしているということで、さっきの一般質問の中の答弁ございました。それで、一月当たりどのぐらいになるのかということで、先ほどと金額を教えてもらったので計算してみました。それで、夏休みとか冬休み1か月分を除いた11か月で割りますと、小学生で年額2万5,075円。一月にすると2,280円と、中学生にすると3万1,141円。そして一月2,831円という計算という、計算してなりました。それで、この金額でありますけれども、月々の負担にするとさほどでもないのかなと思いますけれども、年額にするとかなりの金額かなというふうに思っております。それで、特に子どもの多い家庭にとっては、非常に負担が大幅に増えるのかなというふうに思っております。それで、昨今の社会情勢も変わってですね、今、非常に物価が高騰していると。先ほども言いましたように。その中で、昨日の補正の中の、町民税の中で給与所得が5.8%、農業所得で30%ほど増えているというような御説明がありました。確かに、その部分で所得が増えているのかもしれませんけれども、それ以上にですね、物価が高騰しているというのが現状ではないかというふうに思っております。それで農家の方に30%ということの御説明ありましたけども、物価、その原材料とか資材、かなりの高騰しているということで、大変、家計的には負担が大きいのではないかなというふうに思っております。それで、これまで給食、町として、給食の物価の高騰の部分に対して、子ども資金、子ども子育て基金をその部分の材料費に対して充当されてきているということもあります。それはその分の給食を上げないっていうことで政策だと思うんですけども、基本的に物価高騰しているということで保護者の負担、方にとってはですね、何て言うのかな。世帯の可処分所得を増やしていただきたいという、そういうことが一番大きいのではないかなと思っております。その所得が増えることによって、その分、給食費無償化すればその分増えますので、その分で今ある高騰されているもの等に何かに使えるんじゃないのかなというふうに考えているわけであります。それで、先ほど子育て基金、3期の計画の中で、そのアンケートの中で、そういう何でもかんでも無料にするんじゃなくて、とってはいいのかなということのアンケートもあったかと思います。でもですね、その中そういう方も確かにおられると思います。でもですね、実際にその中で本当に大変な家庭もあるかなというふうに思います。やはり、そうそういう意見もあるんですけれども、やはりそういう本当に困っているというか、何とかそれだけ、今のこういう社会情勢の中で物価が高騰している中で、何とかその給食費だけでも無償化になってくれないかと思ってる方もおられると思うんです。それが国もそれを認めて来年度からやるということで、この子育て支援の部分を強化すると、その部分で、先ほども言いましたように、確かにバランスもあるのかもしれないんだけど、国がやると、先にやる。町長も8年前は英断をして、半額の助成としてこられました。それで、今回3期目ということでその部分で英断をしてですね、やはり給食費の部分について、国が来年からやるんですけども、それを前倒しして町としてやっていただけないかなという、これがお願いなんであります。その部分で、我々は、町長、執行部側は予算を提案する権利がありますけれども、我々にはそうしてあげたいけどない。我々それの部分に予算が上げてくれれば、何て言うか、可決するとかそういう手段しかないんですけども、そういう部分で何とか今、確かにいろいろあるかもしれませんけど、財政的にも大変なのかもしれませんけども、その部分で前倒しして、この無償化についてですね、再度検討いただけないかと思いますけども、御答弁いただきたいと思います。
答弁 町長 金秀行
淀谷議員の御質問にお答えします。議員おっしゃってるとおり、確かに無償化っていうことは、私もできればそういう部分の中を検討したいという部分はありますが、無償化にしたからそれが全て解決できるっていう部分ではないということも御理解願いたいというふうに思ってます。物価高騰に伴ってですね、実際には今、学校給食費の高騰対策ということで380万くらい、その部分を上げて、町から支援をしてるんです。それは、給食費を本来からいけば、上げなければならない部分を、それを抑えた部分の中で、家庭的、そういう不安の部分をですね、抑制するっていう部分も含めてやってるっていうことは、御理解願いたいなというふうに思ってます。それと併せて、今、いろんな部分で、あの子ども子育てに対する要請が来てます。子ども子育て基金の目的、使途ということは、三つの活用方針を定めてっていうのは、これは前からその部分お話をしてると思います。経済的支援、教育保育事業の充実、学校教育の推進、この3点を定めてですね、それぞれの分野において支援をしていくということで、これまでやってきております。議員がおっしゃってるように、無償化、それも一つの施策だっていうことは、私も十分認識をしておりますが、そうすると、今でいくと小・中学校の学校給食費助成、保育所これだけでも750万くらいかかって、それが倍となると1,500万っていうものを出していかないとならない。その財源というものを一度やったらそれはですね、ずっと進めていかなきゃなんないっていう部分もあると思います。施策としてこれをやる、途中でやっぱりよほどのことがない限り、それを続けていかなければならない。そういう財源をきちっと安定的に確保した部分の中で、私は進めていかなきゃならないんではないかなというふうに思ってます。議員のおっしゃってる部分は、十分私も理解してるし、できれば国に先駆けてという考え方もなくはないんですが、私は安定的な財源っていうのを見つける。それは何かと言うと、やはり子ども子育て基金に財源を入れる部分の中の、やはり一般財源の確保、これをやっぱり施策としてやっていって、そしてその中でこの子ども子育てっていうのを重点的にやっていくっていう方法が必要だと。その一つが、今はふるさと納税です。そのふるさと納税を今、昨年からですね、かなり納税寄附者が増えてきてます。その納税寄附者の中では、子どもたちの育成を支援する事業ということで寄附をしてくれてます。これがある程度、安定的にそういう寄附をしてって、町の財源確保という部分を含めてですね、そういうふうができていけば、私は今、議員おっしゃってるとおり、いろんな部分で子ども子育てのためにですね、さらに拡充していけるんではないかなというふうに考えてます。議員がおっしゃってる部分については、十分理解しつつも、安定的な財源確保というのが必要、その財源確保を図るためにですね、いろんな部分の事業を含めて財源を確保して、さらにはふるさと納税という、そういう寄附のそういう部分の中から、財源が安定的に確保できれば、学校給食を含めたいろんな子ども子育て対策、そういうものに私は重点して事業実施できればというふうに現時点では考えておりますので、御理解を願いたいと思います。
議員の質問 3番 淀谷融
はい。財源わかります。それで、先般のときにも剰余金が出た場合、基金に積んでいただきたいということでお願いしているところではございます。それで、他の町村も進んでやっているということで、今、町長が説明ありましたふるさと納税、ここに充ててる町村、または国の交付金を充ててそれを実施しているというふうに伺っております。それで、今の財源についてなんですけども、ちょっと自分なりに考えててちょっとしたいと思います。まず、確かに今700万、700万、今言ったように750万が一部助成をしていると、これがやって大体2倍になるから、1,500万ぐらいの財源、一般財源が必要だということの御説明でありました。それで、7年度予算の部分で、これも予算計上しておりますから750万ということで、これ確保されていると。それが昨日の説明の中で繰越金の中で5,000万計上しているということで、それが充当されているか、または基金から充当されるかちょっとわかりませんけれども、750万は確実に、もう確定、7年度は確定されていると。そうすると、後の半額、今、保護者が負担している750万円の一般財源を確保するということになろうかなと、この1年間に。思うんです。それで、僕思うのは、それで5,000万の繰越剰余金あって、これがこれよりも1,000万でも6,000万でもなれば1,000万剰余金が出るわけです。そうすると、この1,000万の部分に対して、今回の750万の部分については充当ができると。今年度1年はそれで前倒ししてもできていくのかなという考え方です。自分の考えを申し上げると。そうすると、来年度のこと言うのおかしいんですが、来年度になると、その分が国の小学生の分は全部無償になるということになるわけで、予算はかからず、その分、余力が出るということであります。そうすると、その余力の部分からあると、中学生の今までの一部負担と、保護者の一部負担と町が補助してる2分の1で全額でどのぐらいかわかんないんですが、これらも今のその小学生に対して、金額で、2分の1でやってる金額で全部賄えるような計算になるかなと思っております。そうすると、やはり確かに恒久的な財源ということで、今まで続いてきてたこの部分は確保されてきてたんですから、この今年だけちょっと剰余金が出て750万ぐらいの一般財源を確保すれば、あとは来年から国がそういうことをしていけば、全てが確保されていくと思ってます。そして、来年は小学生ですけども、その次の年に中学生になるかもしれないと。そうするとそんな負担かかっていかないと。そうすると、今年度だけ何とかそこの負担されてる半額分の保護者が負担しているこれをですね、確保できれば、何とかこれは乗り切っていけるんじゃないのかなと自分の計算した部分で、ちょっと計算してみたらそんなことでできるのかなというふうに思っております。それが、あと国が徐々にやっていきますので、その一般財源で消えていくと。それで、今年か来年分で何とかその部分確保すれば、この給食無償化というのは可能じゃないのかなというふうに思っております。そういう部分で、何とかほかにもいろいろ事業、確かに並べてやってあると思います。その部分で言ってる部分、子育て基金を充当していくとか、そういうこともあろうかなと思います。それで何とかですね、この小学生の無償化について、前倒しをしていただきたいと。先ほど言った町長の答弁もあるんですけども、自分としてはそのような予算計上を考えてみたら、それだけでやれば何とか持ちこたえられるんじゃないかなというふうに計算してみたんですけども、町長のお考えをお伺いいたします
答弁 町長 金秀行
淀谷議員の御質問にお答えします。議員おっしゃられるとおり、子どもの給食費だけを考えたらそれは可能かもしれません。ただ、一般財源の繰越金が5,000万で750万を確保すれば、それはできる。それは計算上の部分です。ただ、施策をやってく部分からいくと、繰越金が出たら、繰越金の部分の中でいろんな令和7年度にやる、いろんな追加で出てくる事業、そういうものもやらなきゃならない部分なんです。だから議員がおっしゃってる、その翌年度、中学生の部分が国でやって、その財源が小学校のほうに、小学校がやって、そしてその財源を中学校のほうに回せないかと、そういうようなかたちは内部で私は検討できるっていうふうには思いますが、今、その繰越金が出たから、そこを給食費のほうに回して前倒しでできないかという部分については、これはですね、やはり判断というものも必要ですし、今年、その部分はこの子育て基金活用しながら違う、保育所の午睡用ベッドとかいろんな部分の子育て、さらに食材も高騰してる部分も補填するというかたちで、内部でも協議しながらやっていこうと、何とかその部分の中でやっていこうということで予算を策定した経過にあります。ですから、議員がおっしゃった、その補正でもいいから小学生の部分をできないのかということについては、やはり決算っていう部分からいくと、その部分をすぐにですね、4月からしたらそうやってやって、臨時会を開いてその分前倒しでできるかって、それはきっとできないと思います。ですから、各年度、年度の施策に当たっては、十分検討しながらやってるということを、まず御理解願いたいのと、議員がおっしゃってる小学校がやって、さらに国が進めていくわけですから、そういう部分を中学生のほうに振り分けてね、そして何とか子育て世代の経済的負担を軽減してくれないか、これは一つの議員がおっしゃってる部分は、私も理解する部分があるので、これは内部で検討を、今後ですね、それは来年、再来年の話っていうか、そういうふうになってきますのでね、来年度すぐ、今、子ども子育てを、小学校の部分をその部分で前倒しでやれという部分の中ではですね、今おっしゃった、私が答弁した、その部分の中で是非、進めさせていただいて、今後の部分については、そういう財源、そういうものも含めながら検討をしてまいりたいというふうに今は考えておりますので、御理解願いたいと思います。
議員の質問 3番 淀谷融
はい。本当に子育て事業でたくさんあって、これを使っていかなきゃならないという部分、十分承知しております。その中で、前も言ったように、何度もうるさいですけども、子育て基金に財源余裕が出たら積んで、そこに充当していけばということでお願いしているところであります。今回、特に、その特化した部分と給食費の部分だけの部分で、今回質問させていただいて、それで自分なりに、財政的な部分どうなるんだろうということが、いっつも議題になりますので、自分の考えた中で、このようにすれば財源を出てくるんじゃない、使えるんじゃないかなということで提案申し上げたわけでございます。その部分でいろいろと内部でもまた検討されてですね、子育ての部分について、その保護者の負担軽減などに努めて経済施策としてやっていただければなと思います。
答弁 町長 金秀行
御質問にお答えします。議員おっしゃっていただいたということは、非常に子育て支援を充実させるべきだということは十分私も認識をしております。その中で、今いただいた意見を参考としながら、これからいろんな子育て支援の充実を図りたい、そういう部分は十分私も感じているところであります。それが少しでも給食費とか、いろんな子ども子育てにかかる部分での経済的負担が少しでも和らぐ、それは是非、やっていきたいというふうに考えておりますので、もう少し全体的な部分も見ながら調整させていただきますので、御理解願いたいと思います。