標茶町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月6日
やすらぎ園の人材の確保とサービスの向上について
2020年3月6日、標茶町議会の一般質問で、鴻池智子議員が「やすらぎ園の人材の確保とサービスの向上について」質問し、町長 佐藤𠮷彦、やすらぎ園長 中村義人が答弁しました。
- 質問者
- 鴻池智子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦、やすらぎ園長 中村義人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鴻池智子
マスクをしたままの質問とさせていただきます。まず初めに、やすらぎ園の人材の確保とサービスの向上について伺います。やすらぎ園の定員は現在100名ですが、現時点での在園者は80名程度に調整、今年度は当初から新規入園者の受付を中止しています。さらにショートステイについても利用制限が続いているとのことですが、このような状況が在園者とその家族、さらには入園希望者にとって不安や不満になっていると聞いています。こうした事態を打開するためにどう取り組むかを含め、次の点について伺います。まず1つ目に、短期間に介護職員が退職した主な要因について、どのように考えているのか。2番目、介護職員不足が介護サービスの低下につながっていないか。3番目、やすらぎ園は建設されて44年が経過し老朽化が目立ちますが、このことで介護事故を誘発する可能性はないか。4番目、大規模改修により、効率よく介護できる施設と良好な労働環境を確保し、人手不足を解消すべきではないか。5番目、令和3年度の実施を目指し、現在策定中の第8期介護保険事業計画では、現施設の半分を特養として、残りをケアハウスに充てる案があるようですが、実施するとすればそれはいつ頃なのかを伺います。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
11番、鴻池議員のやすらぎ園の人材確保とサービスの向上についてのお尋ねにお答えいたします。議員お尋ねのとおり、やすらぎ園は入園者定員100名、ショートステイ12名で運営してきておりますが、近年の技術職員の不足によりまして、サービスの質維持を目的としまして、現時点では入園者は80名、ショートステイ6名で対応させていただいております。新規入園希望者やショートステイ利用者の受付は継続中であり、在園者や家族からの不安等のお話はいただいておりませんが、入園希望者やご家族には不安な気持ちがあることは、関係者から聞き及んでおります。退園者の補充につきましては、昨年11月より再開しており、緊急的な方については対応できていると考えております。1点目の短期間に介護職員が退職した主な要因について、どのように考えているのかにつきましては、退職に当たり行っている聞き取りからは、その要因は家族、家庭の都合が多数ですが、1年以上勤務されている方の中には、正規職員採用のめどがない、また、1年未満勤務者の方では、考えていた業務内容や業務量に違いがあったなどがありました。介護施設では、利用者の人数により多くの支援内容を熟知しなければならず、生命を預かっておりますので、介護事故を心配されて辞める方もいると推察しております。2点目の介護員不足が介護サービスの低下につながっていないかにつきましては、サービスの質の低下を防ぐ目的もあり、入園者、ショートステイ利用者の数を抑え、介護サービスの維持に努めております。3点目のやすらぎ園は建設されて44年が経過し老朽化が目立ちますが、このことで介護事故を誘発する可能性はないかにつきましては、現在のところ、老朽化が直接的に事故発生の誘発原因とはなっていないと考えております。4点目の大規模改修により、効率よく介護できる施設と良好な労働環境を確保し、人材不足を解消すべきではないかとのお尋ねですが、先ほどお答えしたように、施設老朽化による事故はないものの、施設や設備など改善すべき課題があると考えており、具体的な改修等の検討に着手する時期が来ております。人手不足解消を主眼とするわけではありませんが、検討の中で当然に利用者のサービス向上と併せて労働環境や効率の改善はテーマになるべきものと考えておりますので、ご理解を願います。5点目の令和3年の実施を目指し、現在策定中の第8期介護保険事業計画では、現施設の半分を特養として残りをケアハウスに充てる案があるようですが、実施するとすればいつ頃かにつきましては、第8期介護保険事業計画策定は令和3年度に入り、順次諸手続を開始したいと考えております。ご質問のケアハウスの設置につきましては、まず、やすらぎ園の入所者の削減が必要となるほか、その受皿となる代替施設の整備も必要であります。したがいまして、昨年の厚生文教委員会でもご説明させていただきましたが、現時点では計画の策定前であり、計画が完成する令和2年度末に一定の方向性は示せるものと思いますので、ご理解をお願いいたします。
質問 11番 鴻池智子
ただいまのお答えの中でもありましたけれども、退職をした人の中には、人間関係を原因に挙げる人もいるということの話も聞いております。また、ここ最近、暖房が故障するという話もありました。この件に関しましては迅速に対応されたとのことですが、こういうことがスタッフの精神的や肉体的負担になってはいないかと思います。常に利用者のことを第一に考え対応することにより、スタッフのサービスの向上にもつながると思います。現場に合った対応をし、人材の定着化に力を入れるべきではないかと思いますが、この点についてもお伺いいたします。
答弁 やすらぎ園長 中村義人(やすらぎ園長は2020年3月まで)
お答えしたいと思います。退職に関わるご質問であったと思います。定着化ができず、短期間で辞める方も数多くといいますか、過去3年間で言いますと、6名ほど短期間で辞めておられる方がおります。その中でも理由といたしましては、家庭、家族の関係で退職される方が6名中4名、そのほかの方につきましては、まず仕事と自分とがマッチしていなかったという方が1名、もう一人の方については、それ以外の理由だと思いますけれども1人おりまして、人間関係につきましては、やすらぎ園の中というのは北棟、南棟に分かれていまして、50名ずつの利用者様の介護支援を行っております。そこに配属されて、短期間のうちに50名の体調ですとか、ケアに対する計画等を熟知するには相当な苦労があるということで辞めていく方もいるように感じておりまして、人間関係で言いますと、入園している方の生命を預かっているわけですから、指導中そういったときに強い口調になってしまうこともあるかもしれません。受け手と言い手と両方の考え方に差異が生じて人間関係も少しあると感じる方も、辞める方の中には一つの要因になっていることもあるかと思っております。次に、暖房関係だったと思うのですが、現在、関係する暖房の機械については、老朽化が進んでおりまして、日々故障ですとか調整が必要な部分は多々ありまして、その都度対応している状況でありまして、先ほど町長の答弁の中にもありましたが、できるだけ早い時期に改修等を行いたいと考えているところです。
質問 11番 鴻池智子
分かりました。