標茶町議会 令和元年第4回定例会 2019年12月10日
阿歴内西和地区の防災井戸
2019年12月10日、標茶町議会の一般質問で、鴻池智子議員が「阿歴内西和地区の防災井戸」について質問し、町長 佐藤䭾彦、副町長 牛﨑康人が答弁しました。
- 質問者
- 鴻池智子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤䭾彦、副町長 牛﨑康人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鴻池智子
私のほうからは、今回は阿歴内西和地区の防災井戸について伺いたいと思います。現在、阿歴内西和地区の防災井戸が使用できない状況となっており、不測の事態への対応はされているとのことですが、家畜用の対応については現時点ではいまだ十分ではないと不安視をされております。各農家が災害時に迅速に対応できるよう、新たな防災井戸の確保が急務であると思います。このたび、地域の方々とお話しする機会があり、家畜の飲み水も含め、1日当たり6トンの水が必要とのことでした。この言われている方の家では、全頭数が100頭の牛がいるとのことでありました。それらを踏まえて、以下のことについてお伺いしたいと思います。防災井戸が廃止になってから約1年たっておりますが、その間の標茶町としての対応を伺いたいと思います。また、防災井戸を新たに設置するに当たり、それに係る費用及び完成までの日数もできればお伺いしたいと思います。2つ目は、現在この地域の農家戸数または家畜数及び大体1日に係る必要の水量などをもし把握しているのであれば、それも含めてお伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤䭾彦
11番、鴻池議員の阿歴内西和地区の防災井戸についてのお尋ねにお答えいたします。議員ご指摘の阿歴内西和の防災井戸は、廃止から約1年を経過しております。その間の対応としまして、まず飲料水につきましては、公民館の避難者収容人数を150名で計画していることから、1人の飲料量として1日当たり3リットルと試算し、公民館に非常用飲料水450リットルをペットボトルで備蓄しております。また、家畜用といたしましては、消火栓、配水池、茶安別地区防災井戸等からのタンク車での輸送対応を想定しているところであります。防災井戸新設に係る費用のご質問ですが、150メートルの深さまで試削を行うと約1,800万円かかると試算されておりますが、検査の結果、良質となった場合、造成費用としてさらに同程度の費用がかかると試算されています。ただし、阿歴内の他の箇所においては、200メートルから250メートル掘った井戸において水質検査の結果、飲用可能となっているところもあると伺っているところですが、その井戸と同じ程度の深さとなると試削に係る費用もふえることから、場所選定は専門家の意見も踏まえ、慎重に定めなければならないものと考えているところであり、現在まで廃止から1年を経過しましたが、新たな場所の選定には至っていないのが現状であります。工期につきましては、その時々の状況で変化するものと判断されますが、過去の実績からすると、おおむね2カ月程度の見込みであると想定されております。次に、阿歴内地区の農家戸数、家畜頭数及び必要水量についてお答えいたします。農家戸数は乳牛、肉牛合わせて34戸、馬が12戸となっております。家畜頭数につきましては、乳牛につきましては4,283頭、肉牛が650頭、馬が132頭となっております。乳牛と肉牛合わせて1日当たり約267トン、馬で4トンが1日の必要量となっております。阿歴内地区は導水管の末端ということで復旧が最後になるということから、新たな防災井戸のご意見、ご要望をいただいております。町といたしましても、応急的には他の地域からの輸送で対応したいと考えておりますが、阿歴内地域での防災時の給水体制について検討を重ねてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
質問 11番 鴻池智子
現在、町内にも数カ所の防災井戸がありますが、その設置場所を決める場合、今まではどのような方法で決めていたのかもちょっと伺いたいと思います。(何事か言う声あり)
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。防災井戸の場合、深井戸でなければ基本的にはいけないということになっておりまして、阿歴内もそうだったのですけれども、どこでもいいというわけではありません。ある程度、水脈に当たりそうだというところを専門家、業者さんのほうからご意見等を聞きながら、選定をしながら、最終的には上物も、上屋も必要な場合がありますので、町有地等々設置しやすい場所というものを絞り込んでいきまして庁内のほうで検討していくという、そういうプロセスを経てきているものというふうに思っております。
質問 11番 鴻池智子
ちょっと質問を間違えました。済みませんでした。最後になりますけれども、今まであったものがないという地域の方々の不安を取り除くため、また、町内の1次産業を守るということと、それが町の発展にもつながるということで考えますので、地域の方々の納得いくような対応を強く希望いたしまして、質問を終わりたいと思います。
答弁 副町長 牛﨑康人
お答えいたします。阿歴内地区に関しましては、昨年の町政懇談会でもこの課題が指摘をされております。廃止となりました西和の防災井戸については、設置当初からいろいろやりとりをしながらあの場所に決まったという、そういう経過もあるということを地域の方もおっしゃっておりました。それらも踏まえますと、やはり場所の選定はこちらのほうで一方的に決めるのではなく、使う方の声も聞きながら、最終的な検討をしなければいけないというふうに総括をしているところであります。また、防災井戸、基本的には防災計画上については、人に対する生活水を必要最小限確保するということにあるのですけれども、本町においては酪農地帯ということで、特に牛はたくさんの水を必要とする生き物でありますので、それらについても考慮しなければいけないというふうに思っております。防災井戸という機能がいいのか、あるいは家畜用の井戸ということがいいのか、その辺について含めまして、先ほど町長の答弁でも地域における給水体制について検討してまいるという、そういう答弁をさせてもらっておりますけれども、地域とともに検討をしていきたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 11番 鴻池智子
いろいろ伺わせていただきましたので、本当に皆さんの納得いくような対応をお願いいたします。質問を終わります。