みんなの議会

標茶町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日

保育園の入園待機者の解消を迅速に行うとともに、託児等に要している費用を町が負担すべき

2019年9月10日、標茶町議会の一般質問で、類瀨光信議員が「保育園の入園待機者の解消を迅速に行うとともに、託児等に要している費用を町が負担すべき」について質問し、町長 佐藤ർ彦、保健福祉課長 石塚剛、副町長 牛﨑康人が答弁しました。

質問者
類瀨光信 議員
答弁者
町長 佐藤ർ彦、保健福祉課長 石塚剛、副町長 牛﨑康人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 類瀨光信

次の質問に移ります。件名ですが、保育園の入園待機者の解消を迅速に行うとともに、託児等に要している費用を町が負担すべきではないか。質問の内容ですが、保育料無料化から5カ月が経過しましたが、依然、入園待機者は解消されていません。この件について6月定例会において町長は、必要な人員を確保できず待機者の発生を予見していたが、見切り発車せざるを得なかったと説明しています。それを踏まえて、次の3点について質問します。1、入園待機者解消にどのように取り組んできましたか。2、早急に入園待機者を解消する意思はありますか。3、待機者がこうむっている経済的損失は、自己完結すべきものですか。以上3点です。

答弁 町長 佐藤ർ彦

保育園の入園待機者の解消を迅速に行うとともに、託児等に要している費用を町が負担すべきとのお尋ねにお答えします。保育料の無料化につきましては、町議会のご理解のもと、本年4月から国の無料化政策を待たずに、本町独自の事業として実施してきております。6月の定例会において答弁いたしましたとおり、必要な人員の確保が難しい可能性もありながら、まず無料化の実施をとの思いで実施していることは議員ご指摘のとおりであります。議員お尋ねであります1点目の入園待機者解消にどのように取り組んできたかでありますが、ハローワークによる求人募集のほか、毎月の町広報誌による募集の掲載、ホームページへの掲載などに第1種臨時職員の保育士の募集を行ってまいりましたが、1件も応募がないことから、8月からは臨時保育士の募集とあわせて、正職員により保育士の募集も行っているところであります。しかしながら、現在働いている臨時職員以外からの応募はないことから、引き続き保育士の募集について努力してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。2点目の入園待機者解消の時期はいつごろになるかとのお尋ねでありますが、募集をしていても応募がない状況を鑑みますと、少なくとも今年度中の解消は非常に難しいものと推測しております。3点目の待機者がこうむっている経済的損失についてのお尋ねでありますが、待機児童となることにより託児ファミリーサポートや保育ママ、ベビーシッター等の利用といったことが考えられますが、これらの場合は一時的な利用が主であり、保育に欠ける児童にならず、待機児童とはならないことから、町として現時点で経済的な支援は考えておりません。また、待機児童となったことで就業できず、収入に影響が出た場合についても、原則就業先の規定等により対応すべきものと考えております。いずれにしましても、待機児童の解消につきましては、人材の確保など、さまざまな面で困難な点がありますが、保育士の学校等への案内など、引き続き人材確保等に全力を尽くしてまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

質問 2番 類瀨光信

ありがとうございました。6月の定例会においてもこの件について質問させていただきまして、そのときのお答えなどを踏まえて聞かせていただいたのですが、まず1点目の入園待機者解消にどのように取り組んできたかという点について、ハローワーク、それから臨時職員の募集、8月からは正職員の募集もあわせてというふうにお答えになっているわけですが、8月からの正職員の募集というのは、来年の4月1日採用の職員の募集というふうになっておりましたけれども、それはイコール待機者の解消のための努力というか、方策というふうにはなるのでしょうか。まず、それが1点。それから、臨時職員の募集を広報などで繰り返し行っているわけですけれども、なかなかそれに応募がないというのは、そもそも待遇面で問題があるからということ、6月の時点でも多分指摘されていたと思うのですね。ただ、それに関しては、6月までと同じ内容で募集が行われているわけで、今の8月に募集していた分、正職員の分出ていますけれども、それとは別にやっているのだよということがあるのであれば、それはそのように回答いただければいいと思いますが、いずれにしても、6月までの状況と待機者解消に対する取り組みというのが、余り変わっていないように思えるわけです。そこでどうしても考えてしまうのが、6月の時点でおっしゃっていた、2歳児もやがて3歳児になるから、その時点で待機者が解消されるという趣旨のお答えもいただいておりますので、どうしても私はそのことが気になってしまうのですね。結局、早急に解消するという、そういう意思が本当におありなのかどうかということです。町長の公約の目玉として、町長就任時から考えると、もう1年近くこのことについては取り組んでこられているというふうに思うわけです。それで、なおかつ待機者が出ていて、待機されている方には、現状についての説明は何もないということも伺っています。そういったことで、経済的損失に関しても、それは町で見るべきものではないということ。それは、いろんな根拠もちろんありますのでわかりますが、であれば、なおさら1番、2番の待機者の解消、それから早急に解消するという、そこのところの意思を、それから行動を明確にやっぱりするべきではないかなと思いますが、いかがでしょう。

答弁 保健福祉課長 石塚剛(保健福祉課長は2022年3月まで)

お答えいたします。まず、1点目の保育士の募集の件に関してでございますが、多分時期が一緒だったものでちょっと見間違われた部分もあるのかと思いますが、当初、来年度4月1日採用ということで3名の募集をかけております。その後、どうしても待機児童の解消につながらないということで、今年度の中途採用ということで、若干名の募集をかけておりますので、町としてはただ単純に見守っているという状況ではございませんので、その部分についてはご理解願いたいなというふうに思います。2点目の待遇面の部分に関しては、今、社会的というか、全国的にも保育士の不足ということは言われておりまして、より都会、より住みやすいところへというところでの就職を希望されている方が非常に多いということでございまして、なかなか一概に待遇面だけという部分では対応し切れない部分があるのかなというふうに考えてございます。

答弁 副町長 牛﨑康人

ただいま担当課長から職員募集の状況、それから待遇面に対する現況について町の考え方をお伝えしたところであります。繰り返しになりますけれども、正職員としての採用、令和2年度からという予定を前倒しして、そして募集をかけるという一歩踏み込んだところでやっているのは、早急に待機児童を解消すべしという町長の指示があってのことでありますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 2番 類瀨光信

6月の議会でもう一点、退職している保育士さん、有資格者に、例えば声をかける。そういったことについても誠意を持って行っていますかというお話をさせていただいていて、退職者の会にはご挨拶に伺ったというふうに町長から伺っています。その後そういった具体的な、一本釣りのような形にはなりますけれども、有資格者に対して、ご案内をしたりとか要請をしたりとか、そういったことはございますでしょうか。

答弁 保健福祉課長 石塚剛(保健福祉課長は2022年3月まで)

お答えいたします。退職者に関しましては、直近の退職者に関してはその退職時に今こういう状況だということでお願いをしたりはしていますけれども、なかなかご理解をいただけない。6月の定例会後に関しては、特に大きな動きをとっておりませんので、何もしていないといいますか、退職者の募集に関しては特に行動を起こしていないという状況でございます。

質問 2番 類瀨光信

職員の募集に関してはそういったことで前倒しをして、9月の議会の前に正職員の募集というのを待機者解消分もあわせて募集をしましたよということ、それは了解しました。ただ、今、最後にお聞きした有資格者へのアプローチです。それについて全く行っていませんよということ。もちろん広報であるとか、新聞であるとか、いろいろなものを通じて人が足りていません、募集していますよというふうに、そういったことはアピールされても、例えばそういうふうに現実的にできそうなことをされていないことや、2歳の子がやがて3歳になったら解消されるのだという、私もそうですし、待機者、待機されている町民、そういったことをどうしてもやはり感じずにはいられないわけです。そういった全ての手を尽くして今生じている待機者という不公平を一日も早く解消していただくようお願いして、私の質問を終了いたします。

答弁 町長 佐藤ർ彦

お答えをしたいと思います。類瀨議員からは非常に厳しいご指摘がございましたが、私どもも実は退職者については個人的にはお話をしています。その理由が、再任用になって働いた方が一、二年でやめたり実はしているのが現状です。なぜかというと、経験者でありますので、必ず担任を持たなければならないとかという状況になってしまうので、体力的に限界で、それ以上はもう勘弁していただきたいというのが実は大半の方の理由でした。なかなか保育園の現場というのは、非常に労働環境としてもやっぱり厳しいのかなというのは思いながら、お話は個人的にはいろんな方に、元、例えば年齢がかなり高い人とか、70超えている方とか、そういった人との交流の場はありますので、後輩の方でそういう人はいませんかということについてはお話は実はさせていただいています。それは担当レベルでの話はございませんので、私どもはいろんなところで今、保育士に限らず、役場の中の人材不足が非常に大変な状況になるということは、いろんな会合とか、そういった中で、挨拶の中でさせていただいたり、何とか協力してくださいという話は至るところでしてきていますので、ただ、現実問題としては非常に厳しいということはありますので、再度これから対応できる手段がないのかどうか、引き続き担当と一緒に知恵を出していきたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 2番 類瀨光信

次の案件に移ります。

出典:標茶町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる