標茶町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日
高齢者の安全運転支援と移動手段の確保
2019年9月10日、標茶町議会の一般質問で、鴻池智子議員が「高齢者の安全運転支援と移動手段の確保」について質問し、町長 佐藤ർ彦、管理課長 村山裕次が答弁しました。
- 質問者
- 鴻池智子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤ർ彦、管理課長 村山裕次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 鴻池智子
高齢者の安全運転支援と移動手段の確保について質問いたします。平成元年に約109万人だった70歳以上の運転免許保有者は、平成30年度には約1,130万人と約10倍にふえています。これに伴い、75歳以上の高齢運転者の死亡事故もふえております。事故原因は運転操作の誤りが全体の30%を占め、アクセルとブレーキの踏み間違いが75歳未満が全体の1.1%に対し、75歳以上は5.4%に達しています。標茶町の現状は、生活の足として車が欠かせない高齢者が多い中、高齢運転者への安全運転支援は待ったなしの課題です。そこで、何点かお伺いいたします。安全運転サポートや後づけのペダル踏み間違い時加速抑制装置の高齢者を対象とした購入支援が必要と考えますが、町としてどのように考えているかを伺いたい。次に、高齢に伴い運転免許を返納される方もふえてくると思われます。昨年度返納した75歳以上の人は全国で29万2,089人と過去最高となりました。標茶町も今後、免許返納者がふえてくると思います。この方々も含め町内の高齢者移動手段確保が必要ですが、今後、町としての考えをお伺いいたします。
答弁 町長 佐藤ർ彦
11番、鴻池議員の高齢者の安全運転支援と移動手段の確保についてお答えいたします。1点目の高齢者を対象とした安全運転装置の購入支援についてのお尋ねですが、専門機関の分析では、75歳以上の高齢ドライバーがブレーキとアクセルのペダル踏み間違いによる事故割合が高いといった分析が出ております。これに対応するため、後づけの急加速抑制装置、いわゆる急発進を抑制する装置の補助や、レーダー等による前方にある障害物を探知し、衝突するおそれがある場合に、自動ブレーキ制御を行う装置などの安全運転サポートカーの購入補助を導入している自治体もあることについては、承知しているところであります。本町では、これまで警察の協力をいただきながら、老人クラブや公民館、また、町内会などで高齢者の運転あるいは歩行など、「交通事故を起こさない、遭わない」をテーマに交通安全教室を開催しております。その中で、ドライバーが自分の運転技術を顧みることの啓蒙活動を継続して実施してきました。やはり大切なのは、自分の運転技術の変化を自分自身で認識することで、交通安全に努めていただくことが肝要であると考えており、議員ご指摘の購入補助については、現段階では考えておりませんので、ご理解願います。2点目の免許返納者を含めた高齢者移動手段確保について今後の町の考え方を伺うとのお尋ねについて、お答えいたします。本町の高齢者等の移動手段の確保対策につきましては、6地域を結ぶ路線バスの運行やスクールバス路線における混乗方式などを確保してまいりました。さらに、平成29年度、30年度には、市街地における高齢者及び障害者等の福祉対策等の側面から、市街地循環バスの試験運行を実施したところであります。今後の考え方についてのお尋ねですが、路線バス等につきましては、地域と市街地を結ぶ重要な移動手段であることから、今後も運行を維持してまいります。また、市街地循環バスにつきましては、昨年度まで実施した中で、利用者からのさまざまな意見をもとに検討した結果、これまでの停留所から停留所までの運行方式を見直し、新たな形で試験運行を実施したいと考えており、こちらにつきましては、本議会で改めてご提案並びにご説明させていただきたいと思っております。路線バス等における免許返納者の対応につきましては、現在、70歳未満の運転免許返納者は補助対象となっておらず、助成対象の拡大について運転免許返納者の返納状況により検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。先日、車の運転をやめた方の要介護度リスクが高くなるとの調査結果が報道されております。免許返納が高齢者の移動手段を奪い、閉じこもりや健康を害することのないよう、安心して暮らせる対策を講じてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 11番 鴻池智子
購入支援については今のところ考えておられないということなのですけれども、購入支援につきましては、例ではありますが、東京都では自動車1台当たり10万円を上限に9割補助をしているというところもございます。また、移動手段に関しましても、町民のほとんどが、先ほども言われましたけれども、ほとんどの高齢者が停留所を設けずに自宅から目的地までを結ぶドア・ツー・ドア方式を望んでおりました。これは買い物したものを停留所から押し車、つえ等をついて帰るというのが非常に困難だということでありました。この移動手段につきましては、茨城県等では電話予約で自宅から指定場所までを送迎するデマンドタクシーを運行しています。標茶町も独自の支援策が必要と考えますが、この点につきましてもお伺いいたします。
答弁 管理課長 村山裕次(管理課長は2021年3月まで)
ただいまのご質問にお答えいたしたいと思います。ただいま、新たな方式で考えていることはないかというようなご質問だったと思いますが、後に補正予算のほうでご審議いただくことになると思いますが、今のところ考えております方式としましては、先ほど議員おっしゃいましたデマンド方式という方式で、これはタクシーではなく、デマンド方式のバスというほうの展開を考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 11番 鴻池智子
先ほども町長のほうから外出の機会が少なくなることで、やっぱりひきこもり、鬱、認知症が進むとも言われておりますので、高齢者が元気でいられるよう、移動に困らないまちづくりを強く希望し、質問を終わります。