標茶町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月8日
働き方改革
2019年3月8日、標茶町議会の一般質問で、櫻井一隆議員が「働き方改革」について質問し、町長 佐藤𠮷彦、総務課長 牛﨑康人が答弁しました。
- 質問者
- 櫻井一隆 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤𠮷彦、総務課長 牛﨑康人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 櫻井一隆
1番、櫻井であります。3点ほどお伺いしたいと思っておりますので、1つずつまずやっていきたいと思います。まず、1番目としまして、働き方改革について伺いたいという命題でございます。質問の内容は、本町職員の年間残業数は、他の町村に比べて多いと言われている。職員の健康管理と労働効率を考えると、余りよいこととは言えない。「めり張り」のある労働環境をつくるべきではないのかと思う次第であります。私も近隣町村を調査してまいりますと、「タイムカード」もしくは「ICカード」の導入により確実に労働時間を把握していると。本町も積極的にこのような先進地の考え方を導入すべく、そういう体制をとるべきではないかという趣旨の話であります。町長の所見をお伺いしたい。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
1番、櫻井議員の働き方改革についてのお尋ねにお答えします。「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」が昨年7月に公布され、当該法律の施行に伴う厚生労働省令等が定められました。これに伴い、国家公務員の勤務時間、休日及び休暇に関する人事院規則の一部を改正する人事院規則が公布されるとともに「職員の勤務時間、休日及び休暇の運用について」が発出され、平成31年4月1日より施行されることとなっており、時間外勤務に一定の制限がかけられることとなっております。本町におきましては、長時間の時間外勤務が継続することは、職員の心身の健康及び福祉に害を及ぼすおそれがあり、また、仕事と生活の調和、若手職員の士気の確保等の観点からも時間外勤務の縮減は喫緊の課題として捉え、各所属長へは業務のあり方や処理方法等について見直しを行い、事務の簡素化、業務処理方法の改善、計画的な業務執行に努めるよう通知をするとともに、職員に対して1年につき100時間を超えて時間外勤務をさせないよう指示しているところであります。ただし、業務遂行上、特別な事由があり、やむを得ず時間外勤務命令をする必要がある例外として取り扱う業務がある場合については、毎年度、年度当初において特認事項として事前承認を受けることとしております。しかしながら、ご指摘にあるように、釧路管内で見ても本町の時間外勤務が多いのは事実であり、これは、めり張りある労働環境という一面的な要因ではなく、業務と人員、社会的要請など多面的な要因があるものと推察しております。労働時間管理に必要な勤怠管理には、本町は現在使っている出勤簿やタイムカード、ICカード、さらに最近では指紋認証など、さまざまなシステムが存在します。これまでは庁舎の建てかえのタイミングなどを考慮して見送られてきましたが、勤怠管理と時間外勤務の縮減効果などについて研究してまいりたいと考えますので、ご理解を賜りたいと存じます。
質問 1番 櫻井一隆
かなり時間外労働が、私の調べたところ、本町においては一課において集中して特段に多いと、そういう話があるので、外的要因とかいろんなことを今、町長はおっしゃったけれども、どのような内容があって時間外が他町村から比べて多いのか、そこをちょっと一言お伺いしたい。
答弁 総務課長 牛﨑康人(総務課長は2019年6月まで)
ちょっと内容が個別の部分になりますので、私のほうからご説明をさせていただきます。時間外勤務の多くなる要因という部分のお尋ねだと思いますけれども、先ほど町長からの答弁にあったとおり、一律的にまず年間100時間の中でおさめるようにと、そういう日常的な業務をしなさいという指示が出されております。それに対して、特認という形で突発的業務等々の対応があった場合について時間がふえている状況であります。例えば、災害が発生した。これは平成29年度、それから平成23年度、総体の時間外勤務数が多くなっているのですけれども、これについては先ほど来、話になっている災害対応でふえたというふうに考えております。それから、各年度それぞれの課で突発的な行事等が発生して、そこで時間外が必要になってくる、そういうケースがございます。そういうことで、通常の事務分掌上ある通常各担当が考えている業務のほかに突発的なものが発生したときに特にふえる傾向にある、それから専門的な業種のところで、要は、かわって周りの人間がなかなかヘルプできないような状況、技術職等の部分につきまして周りの事務職が手助けをできない、そういうケースで一人にかかってしまってふえてしまっている、そういうケースも散見されているところであります。
質問 1番 櫻井一隆
何かそれは労働してもらっているというか、職員さんの中の物覚えが悪いから、どうしてもサポートして教えてやらないとならない、そんなように聞こえるのですが、そういうことなのですか。
答弁 総務課長 牛﨑康人(総務課長は2019年6月まで)
私の説明の仕方が拙かったのか誤解を与えてしまったかと思いますけれども、そういうことではございません。一人に一時的に過重に労働量がふえてしまって、周りがそのときに、専門職ですので誰でもそれがかわりができない、そういう状況で、その部署に過重がかかってしまうということであります。
質問 1番 櫻井一隆
専門職に過重がかかるということならば、その専門職というのは資格を持っている人間という意味なのですか。そこはどうなのでしょう。
答弁 総務課長 牛﨑康人(総務課長は2019年6月まで)
そのとおりでございます。
質問 1番 櫻井一隆
ならば、その専門職を取得するように職員教育あるいはそういう資格を取らすような、そういう奨励みたいなことを積極的にやっているのですか。そこらはどうなのですか。
答弁 総務課長 牛﨑康人(総務課長は2019年6月まで)
お答えいたします。人材の確保の部分では、常々そういう人材の確保についてアンテナを張っているところであります。それから、私が申し上げたいのは一時的な業務量の増大ということでありまして、そのときに専門職を雇用した場合、逆に一時的な仕事がなくなったときにバランスが崩れてしまうということでありまして、その一時的増大のときにどういうふうに乗り切るか、そういうところで苦労しているという、そういう現状でありますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 1番 櫻井一隆
私が聞いているのは、そういうことではないのですよ。職員がそれぞれの資格、例えば建築法に伴う、そういう建築に関する資格を取ってきなさいよと、あるいは土木なら土木の資格を取ってきなさいよと、そういうことを積極的にやっておられるのかということをさっきお聞きしたのですよ。町みずから職員に資格を取るようにと、いろんな助言だとか金銭的助成も含めてそういうことをやっておられるのか、一人の人間に過重な労働を与えないための、そういう施策を現実としてとっておるのかということをお聞きしているわけです。
答弁 総務課長 牛﨑康人(総務課長は2019年6月まで)
お答えいたします。私のほうからは、現状の部分についてお答えさせていただきたいと思いますけれども、専門的な技術力につきましては、まず業務量に応じて人員を確保している、そういう状況にあります。そして、議員ご指摘のように、業務量がふえたときに、例えば周りにいる一般事務職に、建築士であるとか土木関係の資格であるとか、そういうものを取るように促さないのかというお話でありましたけれども、それについて今までそういう取り組みはしたことはございません。また、そのような一般職につきましても、時間を費やして、なかなかそういった簡単に取れる資格ではないという、そういう認識でおりますので、現実的には難しい問題なのかなというふうに理解しております。そこの人材が不足して恒常的に足りないという、そういう想定が起きたときにはその専門職の雇用というものを考える、そういう形で今までは人材を充当してまいりましたので、ご理解いただきたいと思います。
質問 1番 櫻井一隆
理解せ理解せと言われたって、なかなか私は理解できないので。本町の登庁あるいは退庁、出てくる、帰るという中で、いろいろこうやってペーパーで本町はやっているわけですね、これは本町のやつなのですが。それで、この中を見ると、出てきましたと、有給休暇をとりますとか、何か時間外を途中からとりましたとか、なかなか難しいと。これで見たって、ちょっとわからないのです。他町村を見ると、例えばA市、町村名を言ってはまずいでしょうから、A市においては、皆さんもお持ちのこういうカードの中にICチップが入っているわけですね。そのICチップを通用口というか、職員が出入りするところに感知する機械がございまして、そこでこうやれば必ず何か言うのです、朝来たら「おはようございます」と、これで感知しましたという合図なのですね。お帰りになられるときは、また同じようにかざす。そうしたら、感知したら「お疲れさまでした」と、こういうメッセージが来ると。それで自分は朝来たことを確認されているのだな、あるいは帰りは帰りで、今、確認されたのだなと、こういうことをちゃんとコンピューターがやっていると。そして、それは、この市は約3,000人の職員がおるということで、そのICカードの中に全て超勤についても一元管理できるようになっている、そういうこともありました。それから、ある村を調べたところ、これまたおもしろいのが、こういうネームカードのほかにICチップ用の専門のカードがもう一枚この中に入るわけです。そして、それを持ってきて通用口に入ってきてかざすと。そして初めてそこから仕事が始まるのですけれども、これが出張したり、長期出張したり、そういうときにICカードをなくしたりなんかすると大変なことになりますから、そういうときは取り外していくと。そして、帰ってきてからそのICカードをまた入れて仕事に臨むというときに、そのカードがないと、それぞれのデスクにあるパソコンが開かないと、仕事にならんと、そういうふうになっているのです。そこまで徹底して管理しているのですよ。これは、小さなところですから結構細かなところまでできていて、その目的、なぜ導入したのだという目的を聞いたときに、この村は、まずセキュリティーの強化が必要だよと、それから個人情報の流出と不正アクセス、こういうものをきちっと管理しなければならないのだと、そして誰が見たのかというのが一目瞭然わかる、これはここもそうだと思うのですが、そして特定の人間しかそこにアクセスできないと、こんなような徹底した管理をなさっていると。また、保育園とかそういうところは、そこはペーパーでのこういうもので出勤簿と、こういうペーパーを使ってやっておられる。時間外については、そういう遠いところは、時間外勤務命令書というようなもとで本町と同じようにやっておられるということなのですよ。また、違う町は、これ簡単な方法でタイムカード、タイムレコーダーというのですか、来たときはガシャンと入れて何時何分出ましたと、帰るときはガシャンとまた入れて何時何分帰りましたという、こういうことをやっている町もあります。ですから、本町は、建てかえというものを一つ目指してそこまで我慢しようかなんて思っているのかもしれないけれども、他町村を見ながら、早い時期にこういう先進的なものを導入しているところもあるわけですから、それを参考事例としてやっていくべきではないかと、そういうふうに思います。時期的には、可及的速やかにという言葉を使いたいのですが、町長のお考えはいつごろになりそうですか。
答弁 町長 佐藤𠮷彦
櫻井議員から今いろんな町村の事例も含めてご紹介ありましたので、それについては、本来であれば、今、時間外削減が一番うちにとっては喫緊の課題でありますので、それらとあわせて、有効なアイテムとして本当に活用できるのか、あと先ほども答弁しましたけれども、庁舎改修という部分もございますので、二重投資にならないような形で研究を進めさせていただきたいと思います。(「わかりました」の声あり)
質問 1番 櫻井一隆
それでは、2つ目のお話をさせていただきたいと思います。