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洞爺湖町議会 令和6年6月会議 2024年6月18日

2024年問題、いわゆる働き方改革による影響が顕著と思われる運輸、交通、建設・土木業界の状況について

2024年6月18日、洞爺湖町議会の一般質問で、五十嵐篤雄議員が「2024年問題、いわゆる働き方改革による影響が顕著と思われる運輸、交通、建設・土木業界の状況について」質問し、産業振興課長 仙波貴樹、企画財政課長 藤岡孝弘、経済部次長 篠原哲也が答えました。

聞いた人
五十嵐篤雄 議員
答えた人
産業振興課長 仙波貴樹、企画財政課長 藤岡孝弘、経済部次長 篠原哲也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 五十嵐篤雄

4番、五十嵐でございます。コロナが通常のかぜインフルエンザ、5類扱いとなり多くのことがコロナ前に戻りつつあるという状況になってきています。しかし、この4年間のコロナの蔓延というのは、私たちの社会にとって今まで経験したことのない大きな混乱をもたらしましたし、ほぼ終息しただろうと思われている現在であっても、あらゆる場面で様式の変化への対応が求められる社会へと大きく変わってしまったというふうに実感しているところであります。この4年間で大きく私どもの社会が大きく変わったということについては皆さんも実感されているのかなというふうに思っているところでございます。そこで、まず1番目の質問といたしまして、社会的、経済的要因等により当町の各種産業に様々な影響が出ていると思われるわけでありますが、まず、その状況についてお伺いをしたいと思います。社会的、経済的要因ということで、ちょっと抽象的な言い方ではありますけれども、簡単に言えば、コロナ感染症の蔓延であるとか、エネルギー価格の上昇であるとか、為替変動、また、政情の不安、諸物価の高騰、政府による政策の変更や法律の改正など、様々な変化や変更が我々の日常生活はもとより、産業経済にも大きな影響を及ぼしているのだろうということでございます。こんなところから、当町の各産業にどんな影響が出ているのか、このまず状況を的確に把握することが大切なのだろうというふうに思われます。そこで、主要な産業になりますけれども、順次伺ってまいりたいと思います。まず最初に、2024年問題、いわゆる働き方改革による影響が顕著と思われる運輸、交通、建設・土木業界の状況についてまずお聞きをいたします。運輸については物流ということになるでしょう、交通はバスやタクシーということになるかもしれませんけれども、まずこの状況について最初にお伺いをいたします。

町の答え 産業振興課長 仙波貴樹

ただいまの質問でございます。まず私のほうからは、運輸、物流の関係でお答えしたいと思います。2024年問題につきましては、2019年4月に働き方改革の一環といたしまして労働基準法が改正され、時間外労働の上限が法律に規定されたところでございますが、ご指摘のとおり、運輸、建設、医療分野に対して例外的に認められておりました時間外労働の上限についての適用が5年間の猶予期間を経て、2024年3月に終了することに伴って生じます様々な問題の総称であるというふうに認識してございます。中でも特に影響が大きいとされているのが運送、物流業界でございまして、その影響といたしましては、事業所の利益の減少であるとか、ドライバーの給与の減少、それに伴う離職によりドライバー不足に陥るなどの問題が挙げられているところでございます。また、荷主や我々一般消費者への影響といたしましては、物流コストの増大や輸送に時間がかかるなどの様々な課題もございます。町内の物流事業者に2024年問題への対応状況について確認いたしましたところ、運賃改定やドライバーの給与アップを行うとともに、新たなドライバーを確保することが難しいことから、人員に見合った仕事量をするなどして2024年問題に対応しているというふうに伺ってございます。以上です。

町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘

私のほうからは、交通の関係でご答弁申し上げます。まず交通事業者の2024年問題ですけれども、タクシーそれからバスの交通事業者に共通する課題ですけれども、ドライバーの高齢化、それから運転手不足、これが町内事業者にも聞き取りしたところ、大変深刻な問題であるとのことでございます。あとは、産業課長が申しておりましたけれども、ドライバーの時間外労働の規制というものも加わりまして、運転手が不足しているということでございました。それから、運転手の、バス会社にちょっと聞き取りをしたのですけれども、50代から70代の方がほぼ8割を占めているということでございまして、運転手が30名ほど不足しているとのことでございましたので、報告します。それから、バス、タクシー業界の町内の事業者の将来展望でございますけれども、町内でも高齢化が進行しておりますので、バスですとかタクシーの需要は高齢者の移動手段として必要だというふうに認識しておりますので、あと、その高齢化の進行によりまして、さらに免許の自主返納ですとか、そういったことも今後見込まれてくると思いますので、タクシーの移動手段を使われる高齢者も増えてくるというふうに思っております。それからちょっとタクシーの現状をこの場を借りて申し上げたいのですけれども、現在、タクシー事業者が朝の7時から夜の7時まで運行されておりますけれども、これは町としても、引き続き夜間の営業をお願いしている状況でございますけれども、現在の利用状況をお聞きしたところによりますと、ほぼ観光客の方が使われているということでございましたので、町民の方の利用は、冬は多かったとのことでありましたけれども、最近はあまりちょっと利用はされていないということでございましたので、タクシーの営業時間外となる空白時間に、結構不安や不満を持たれている飲食店の方、それから町民の皆さんが多いことから、今後は洞爺湖町のライドシェアというのも、タクシー事業者と協議しながら、できるだけ早い時期に検討してまいりたいというふうに今考えているところであります。以上です。

町の答え 経済部次長 篠原哲也

建設に関して私のほうからお答えしたいと思います。町発注の建設・土木等の公共工事について、働き方改革を考慮した工事費の算定や工期の設定となっているかという視点でお答えしたいと思います。令和5年4月6日付で北海道建設部より、市町村が実施する工事において、週休2日を反映した工期設定や工事費用の確保に関する市町村への通知がなされてございます。また、令和6年2月27日付で、北海道建設部より、週休2日工事実施要領の改定について参考送付されてございます。町の対応としましては、令和6年度事業予算策定時から週休2日工事実施要領に基づく予算計上を行っており、これまで実施してございます令和6年度工事につきましては、週休2日の工期設定及び工事費の補正を実施してございます。以上でございます。

議員の質問 4番 五十嵐篤雄

それぞれ各業界ごとの状況を答弁していただきました。まず、私も何件かの業者さんに直接お話を聞いたところ、もう既に去年から対応されているということと、割と、この確かに顕著な影響があると言われている業界ではありますが、当町では全て私が当たったわけではありませんが、私がお伺いした、聞いたところの業者さんでは大きな問題にはなっていないということを受けましたので、安心はしているところでありますけれども、建設関係については、今ご説明がありましたので安心したところでございますが、やはり町の発注事業についても、その工期、休日を、週休2日を考慮した工期の設定であるとか、人件費の高騰による単価等の絡みでの考慮がされているということを聞いて、一安心をしたところでございます。それとあと交通の関係で、ライドシェアということの考えですが、今すぐには導入が難しいかもしれませんが、一昨日、胆振振興局で導入会議が開催されたようでございますけれども、これは後でも結構なのですが、当町からも出席されていたのかどうか、その確認をちょっと後でさせていただきたいということで、最終的には、労働力とかの問題のときに総括で町長にお伺いしますので、ライドシェアの考え方についても、もし触れることができたら後で触れていただきたいと思います。次の質問に移ってまいります。

出典:洞爺湖町議会 令和6年6月会議 2024年6月18日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる