みんなの議会

猿払村議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日

豊かな暮らしを支える環境について

2023年9月12日、猿払村議会の一般質問で、庄崎裕史議員が「豊かな暮らしを支える環境について」質問し、村長 伊藤浩一、産業課長 阿部真人が答弁しました。

質問者
庄崎裕史 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、産業課長 阿部真人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 庄崎裕史

続きまして、豊かな暮らしを支える環境について。先ほど、同僚議員のほうから、いくつか重複しているということで、お話がありましたけれども、令和4年度のシカやクマ、アライグマなどの駆除実績などを有害鳥獣の駆除について、村長のお考えをお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

シカ、クマ、アライグマ等の駆除実績と有害駆除についてお答えをさせていただきたいと思います。令和4年度における有害鳥獣駆除の実績につきましては、シカが400頭、アライグマが160頭、カラスが280羽、キツネが221頭、ヒグマが2頭のほか、中山間事業において、シカ400頭となっております。今後におきましても、増加傾向にあるシカ等の駆除につきましては、対応を強化する必要があると考えますが、猟友会とも協議した上で、有効な駆除を進めてまいりたい。猟友会としても、年間どのくらいの駆除が果たして、できるかどうかということも検討・協議させていただきながら進めてまいりたいと思います。

質問 庄崎裕史

私は猿払村に来てから、もう20数年たつのですけれども、その間にシカと3回ほど衝突事故を起こしております。莫大な修理費がかかってきて、非常に痛い出費だったなと思っています。そればかりでなく、高齢者がせっかく生きがいとして植えた花の苗だとか花だとか、それから、作物だとかが荒らされて食べられて、がっかりしているのです。そういう姿を何人も見て、本当にいたたまれない気持ちでいっぱいなのです。ぜひ、シカの頭数を減らしてほしいなと。朝、通勤するのに玄関を出たらシカと目が合う。それも1頭だけでなくて2頭も3頭も鬼志別南町の中にいるわけです。これは異常な事態かなと思います。これは新聞のデータですけれども、2022年推定のシカの頭数が72万頭、宗谷は北部というところに入っていて、空知、上川、留萌、宗谷で19万頭をいるそうです。19万頭のうち、宗谷万頭いるかわかりませんけれども、そのうちの800頭の駆除、猟友会の方と話をしてしますと、あそこの沢から次から次とシカが飛び出してくるという場所もあると聞いています。そういうところに箱わなをしかけたら、たくさん入るのではないかと、稚内では囲いわななどであちこち移動して歩いて、一遍に50頭とったとかというような話もありますけれども、そういうことが可能かどうか、もしあるとしたら、できるのではないかなという。猟友会の方に聞くと、獣道がわかっているわけですので、そういう対策ができるのではないかなと思いますが、いかがでしょう。おうかがいします。

答弁 村長 伊藤浩一

私も街中に出没するシカの数を明らかに増加しているなと、私も玄関を出ると、シカ2、3頭と目が合うときもありますけれども、ただ街中で鉄砲を使用するという部分ではなかなか難しい、できないという形になっておりますので、その手法として議員さんがおっしゃった、箱わな的なものについては検討したことはありませんので、猟友会のほうとも改めて検討させていただきたいと思いますし、あと、方法としては吹き矢ですとか、麻酔銃とか、そういう方法もありますけれども、他の地域の事例をお聞きしますと、高額な費用の割には、さほど効果がないというようなお話もおうかがいしておりますので、猟友会とも今後、話をしながら、猟友会として駆除できる頭数を村として補助をしながらやっていくのと、議員からご提案あったシカの通り道というところについての、囲いわなというところも猟友会とできるかどうか含めながら、検討していきたいと思います。

質問 庄崎裕史

駆除したシカの有効活用は先ほど野村議員からもご指摘あったとおり、有効活用ができないものかなというふうに思います。というのは、無尽蔵に湧いてくるような感じがするわけですので、無料の資源を有効活用したほうがいいのかなと。鹿肉は好き嫌いありますので、ジビエばかりでなく、稚内あたりでは、ドッグフードにしたりしていると思います。その有効活用というのは、いかがでしょう。考えられないでしょうか、お聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

先ほど野村議員の答弁とも重複するとこありますけれども、有効利用するために処理加工施設というのが地元になければ、胴腹打って血が回ってしまうと肉の再利用というところにつながらないという形の中で、処理施設がなくて、2時間以内に施設まで運んでくるとなると、その運搬だとか、いろいろなところについては、猟友会とも協議しなければとなりませんけれども、現状としては、打って、その場で不法投棄にならないという形になっていますので、その場で埋設をしてもらうという状況ですけれども、僕わかりませんけれど、胴腹打って血が回った中でも、ドッグフード等の再利用が果たしてできるのかどうかというのは検討してみて、猟友会の方でわかっている方もおられるかなと思いますので聞いてみて、その情報を収集しながらやっていきたいな。ただ、本村のほうで加工施設というとこは無理かなと考えておりますし、先ほど答弁しましたけれども、減容化施設というところのこれは建てるのは農水省の補助ありますけれども、そこを維持運営していくという部分についてはこれ行政で難しいと考えておりますので、われわれとしては、できれば猟友会のほうに委託管理をしながらやっていただきたいという思いもあって協議を進めているという状況でございます。

質問 庄崎裕史

ハンターが捕獲した後、一番苦労しているのは、自分で食べたい肉を採った後の残渣処理です。その場で埋めるということがルールになっているようですけれども、今年の春に、2頭ほど残渣処理した死体が、河川敷に捨てられていたというのが、イトウの会の報告でありました。ハンターが仕留めたのだけれども、そのあとの処理が一番大変だと思うのです私も。山中とか林の中で捕ったものを、公道までは運搬するのも、大変なことなのだろうなと思うのです。冬の間は、その公道まで出すようなサービスができないのか、お金を取って、モービルにそりを付けて引っ張ってくるとか、あるいはクローラーダンプで引っ張ってくるとか、1頭につきいくらというふうな、そういうサービスができないかということが1つと、残渣処理ですけれども、枝幸町でやっているようなバイオで骨だけにするというではなくて、ユンボで埋めるだけでもいいのかなと思うのです。鳥インフルエンザのように鳥を埋設処理しているように、ある場所を決めておいてそこで、残渣が出たら、そこに入れて埋めていくというようなこともあっていいのかなと思いますけれども、冬の間、酪農家も草がないので、暇になっています。酪農家の皆さんに、そういうサービスをお願いしたらどうかなと思いますけれども、いかがでしょう。

答弁 産業課長 阿部真人(産業課長は2024年9月まで)

ただいまの質問についてお答えをさせていただきます。私も今年の2月に浜頓別町の減容化施設のほうに見学に行きまして、担当者と中身をお聞きした経過があります。浜頓別町は猟友会が打って、それを猟友会が処理場に持っていくのではなくて、民間の会社のほうが持っていく。処理についても、民間の会社が残渣処理施設でエスパス菌という菌を入れて、2、3日を1日何回かペイローダーで拡散させて、そして骨にするという処理システムをやっているそうなのですが、それについても民間の業者がやっていると。年間委託費について700万円くらいかかっているということで、浜頓別町は300頭ぐらい、有害鳥獣のシカを処理しているのですが、うちのほうとしても猟友会の会長を含めて協議しながら、その民間会社がそういう運ぶ業者がいないということもありますので、猟友会で全て、やることができないかということも含めて、協議している最中でございます。それともう1つ、閑散期に農家の方、スノーモービルで引っ張ってきてという、その辺も含めて検討させていただきたいと思います。以上です。

質問 庄崎裕史

ぜひ、協議を進めていただいて、民間でできることであれば、非常に300頭で700万円ですから、もうちょっとかかるかもしれないですけれども、ハンターにも負担が少なくなるのかなと思いますし、頭数も増えるのではないかなと思います。次に市街地にシカではなくて、クマの出没が結構見られます。そのクマの出没で話題になったのが、札幌市に南区で出没しているようですけれども、そのときに北海道大学の先生だったか、酪農学園大学の先生だとか、要は、道路わきの草や下草を刈って見通しをよくすると、クマも警戒して出てこなくなるよという、まずそれやったらという話をしていました。道道猿払鬼志別線の両側の鉄道保安林、特に、うっそうとしていて、私は倒れている木の数、数えていくのですけれども、100本以上あるのです。手つかずになっていると。そういう風倒木ですとか、あるいは下枝を刈ったりとか、それから下草をとったりとかというふうにして、また間伐をして見通しをよくすることが、クマ対策になるのではないかと思います。その風倒木は、そのままにしておくとただ単に腐っていくわけですから。ただ二酸化炭素は排出するだけで、有効活用でできていないのです。ところが風倒木を熱源にすると、熱というエネルギーが、生まれますので、その辺り、例えば、チップ用に売却するとか、あるいは村民にまきとして配るとかというようなことをできないかなと思いますが、いかがでしょう。

答弁 村長 伊藤浩一

議員おっしゃるとおり、道道猿払鬼志別線の両側にある、旧鉄道保安林、約3.2キロメートル、ありますけれども、旧JR天北線の廃止後にJRから敷地の払い下げを受けて、村の普通財産として管理しておりますが、維持管理については村の普通財産ということで、下刈り等もいろいろなことも含めて、村の全部負担になるという形の中で、なかなか財政的なことも考えて、今の現状になってしまったというところについては、反省せざるを得ないなと思っています。この部分につきまして保安林として指定は受けておりませんけれども、長期的な視点から考えると、北海道から指定された場合については、道の経費で下刈りだとか、それから除伐、倒木等の処理について道の負担でやっていただくということも可能なので、長期的な目で見て、道の方に保安林指定をしていただけないかと即、取り組んでお願いをしてまいりたいと思います。あと短期的な部分については、議員からご提案ありました木を切って必要としている人方に、有効に活用していただいたらどうかという部分については、これから雪が降ってしまいますから、来年度に向けて内部で検討させていただきたいと思います。

質問 庄崎裕史

ぜひ保安林指定を受けて、道の予算で。ただ一遍に全部やるといきませんので、何年か計画を立てて、10メートル、100メートルという短いけれども、10年たったら全部なくなっていたとかいうようなそういう計画性を持って、ぜひ進めていただきたいなと思います。特に鬼志別側のほうは、林の奥に住宅街があります。そこは全然見えていない状況ですので、それならシカもクマも来るなと思います。そういう状況がないように、ぜひお願いします。次回の議会では、文化と環境問題についてまたお聞きたいと思います。これで私の質問を終わります。

出典:猿払村議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日 議事録 PDF(21ページ) 間違いを知らせる