猿払村議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日
人口減少対策について
2023年3月7日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「人口減少対策について」質問し、村長 伊藤浩一が答弁しました。
- 質問者
- 野村雅男 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 野村雅男
次、2番目に人口減少対策について。猿払村の人口減少対策について、人口の推移ですね、平成10年以降、どのようになっているのか。それから産業別の就業者数は、どういうふうになっているのか。小・中学校の生徒は、平成10年度以降、どのように推移してきているのか。先日、浜鬼志別小学校の学校運営協議会に出席をさせていただきました。令和11年度入学ですか。小学生が浜鬼志別小学校は、令和11年度というと本年度に生まれている子どもさんですよね。浜鬼志別小学校1名、それから知来別小学校も1名、鬼志別小学校が3名ですね。失礼いたしました。知来別小学校4人でした。鬼志別小学校3人、知来別小学校に7人、浜鬼志別小学校1人、浅茅野小学校0人、その年15人です。もうびっくりしました。こういうことも踏まえて人口減少というのが、もうなんて言うのですか。もう階段を転げ落ちるようにわれわれに迫ってきている。そういった中で、これからどうやっていけばいいのか。防ぐ手だてはないのか。そういうことを問いたいのですけれど、取りあえず、人口減少の推移がどういうふうになっているのか、お知らせしてください。
答弁 村長 伊藤浩一
1番目のご質問についてお答えをさせていただきたいと思います。議員から平成10年からと質問がきたのですけれど、数字を出すのが困難だったものですから、大変申し訳ないのですけれども国勢調査をもとに、ご答弁をさせていただきたいと思います。それでは、お答えをさせていただきます。人口につきましては、平成12年が2980人、平成17年が2940人、平成22年が2825人、平成27年が2684人、令和2年が2611人となっており、令和2年と平成12年の比較では369人、12.4%の減、同じく平成22年度の比較では214人、7.6%の減少となっております。続きまして、2番目の質問になりますけれども、累型別にお答えをさせていただきます。まず第1次産業就業者数は、平成12年が512人、平成17年が547人、平成22年が544人、平成27年が545人、令和2年が511人で推移しており、令和2年と平成12年との比較では一人の減、同じく平成22年との比較では33人、6.1%の減となっております。次に第2次産業就業者数につきましては、平成12年が414人、平成17年が458人、平成22年が450人、平成27年が391人、令和2年が400人で推移しており、令和2年と平成12年との比較では14人、3.4%の減、同じく平成22年度の比較では50人、11.1%の減少となっております。また第3次産業就業数につきましては、平成12年が696人、平成17年が657人、平成22年が635人、平成27年が631人、令和2年が662人で推移しており、令和2年と平成12年との比較では34人、4.9%の減、同じく平成22年との比較では、27人、5%の増となっております。なお、この間における就業者別割合に大きな変化は見られておりませんが、令和2年において、1次産業が32.5%、第二産業が25.4%、第3次産業が42%となっております。次に小・中学校の生徒数の関係でございますけれども、まず小学校の児童数につきましては、平成10年が276人、平成15年が178人、平成20年が172人、平成25年が185人、平成30年が149人、令和5年は見込みではありますが、144人となっております。平成10年と平成15年の5年間で100人近くが減少し、以降は微減の傾向となっております。また中学校の生徒数につきましては、平成10年が142人、平成15年が105人、平成20年が86人、平成25年が72人、平成30年が89人、令和5年見込みではありますが、74人の推移となっております。こちらにつきましても、減少傾向が続いており、平成10年と令和5年を比較しますと、約半数にまで減少している状況はあります。以上です。
質問 野村雅男
お聞きをいたしましたら、人口は本当に徐々に減少してきている。ただ、猿払村はまだ減少の幅が小さいと感じております。宗谷管内の稚内市でさえ、最盛期の半分ぐらいに減っておりますし、離島、ほかの地域も相当減少幅がもっと大きいと感じております。猿払村は第1次産業の農業にしましても、それから水産業にいたしましても、安定した職場があることが下支えになって、全体の減少を抑えているのではないのかなと感じている一人です。ですけど押し寄せてきている波は、私も商売もやっておりますし、ひしひしと感じている1人でございます。それで村ではこれまでの人口減少対策について、どのような施策を行ってきたのか。いやそれは一生懸命やってきたと思います。私たちも同僚議員も皆さん方からいろいろな提案があったと思います。それぞれ耳を傾けていただいて、伊藤村長さんになってからも一生懸命やっていることは、何も私たちが一生懸命やっていないという認識ではありません。ただ先日、記事を拝見しました。北海道新聞でございます。2月の19日、日曜日、支局長だより、深川支局長の佐藤大吾さんという人が記事を書いていまして、月刊誌「田舎暮らしの本」宝島社、2023年版「住みたい田舎」ベストランキングで空知管内沼田町が「人口1万人未満のまち」この全4部門で初めて全国一を独占した。私も沼田町は何をやっているのだろう、今までは東川町さんですとかあるいは上士幌町さんですとか、あるいはまた白糠町さんですとか、あと札幌近郊の町の中で移住対策をやって人口を伸ばしているという報道をみましたけれど、沼田町には全然そういうイメージがありませんでした。ちなみに、本年度、2022年度は1月末で58人の移住者、2021年度21年度の年間44人、だから、前年度は44人、本年度は58人、この転入者の実に76%が移住組だそうでございます。転入者が転出者を上回る、「社会増」に2年連続でなっているそうでございます。以前はわかりません。急に増えている。今現在は人口2880人。ですけど、留萌線も廃止が目前でございます。町の中心部にはシャッターが閉まった店舗も目立つという、そしたら、2016年から移住定住応援室を5名のチームをつくって、全員が住民生活課と兼務して、住民生活課にいながら、移住定住応援室をつくって、コツコツコツコツとやってきたということです。勉強させてもらうに値するのではないのかなと思います。村長さんは、今までやってきたこと、それから今後またさらに、小学生も深刻な問題だと思いますので、ぜひ、今までやってきたことと、それから今後どうするべきか、村長さんのほうから具体的なお考え方を述べていただければなと。
答弁 村長 伊藤浩一
お答えをさせていただきたいと思います。議員のほうから沼田町のお話がありましたが、私も勉強不足で一応その本を買ってどういう魅力があって、沼田町のほうに移住をしてこられるかということも含めながら、勉強させていただきたいと思います。まず、どのような施策を行ってきたのかという部分につきましては、就任以来、新たな移住者を受け入れるための移住定住施策の推進と人口の自然減、社会減を抑制するための施策、推進という2本柱により、人口減少、少子高齢化対策を進めてきたつもりでおります。まず移住定住施策におきましては、移住体験ツアーやまるごとフェアの開催、移住体験住宅による受け入れ、快適な住まいづくり促進事業による住宅設備費補助、また空き家バンク制度の創設などを行ってまいりました。また人口の自然減、社会減を抑制するための施策としましては、子育て環境、教育環境、高齢者福祉の充実を念頭に子育て関係では、保育士の増員による保育環境の充実をはじめ、保育所の施設改修や児童館の新設、教育関係では学校施設の大規模改修事業や公設塾の開講、高齢者関係では、楽楽心の開設などを行ってまいりました。これらの取り組みが人口減少につながっているかについては、必ずしも判断できませんが、限られた財源の中で、住民の方々にとって住みやすく、幸福度を高めていただけるような施策を展開できているのではないかと考えております。また今後の施策についてどのように考えているのかというご質問でございます。基本的には、これまで行ってきた取り組みを継続してまいりたいと考えております。本村におきましても、若い世代の都市部への流出と出生率の低下などにより、人口減少が続いており、今後も人口減少と高齢化が急速に進めば、村の経済規模が縮小し、所得の低下も懸念されます。このたび2022年の出生数が80万人を下回ったとの発表が厚生労働省よりありました。これは国の推計より11年早く、主な理由としては、出産期に当たる世代の減少に加え、新型コロナウイルスの感染拡大で、結婚や妊娠出産をためらう人が増えたことが要因ではないかとされております。また一部報道機関での若い世代への妊娠出産へのアンケート調査では、教育にお金がかかる、子育てに自信がない、自分の時間がなくなるなどの回答がありました。このような意見があることから、私としては、おじさん感覚での施策ではなくて、Z世代と言われる方々などと結婚や妊娠出産など、子育てについての意見交換の場を今後設けながら、今後の施策に取り組んでまいりたいと考えております。以上です。
質問 野村雅男
私も質問していて非常に難しい。私も何をどうやればいいのかをいつも考えながら、こんな質問しているのかなと。そういう反省も踏まえながら、質問しております。村長さんも一生懸命にやられているのですけれど、なかなか成果が見出せないない。まねをするというのは、言葉は悪いけれど、なかなか本質に突き当たるまでというのは難しいと思うのです。おそらく、沼田町さんも携帯で検索したら、前町長さんが4期やられて、今の町長さんは1期目で、長い間の積み重ね、そういうものが少しずつ、子育てとか、移住する方々にとって魅力的に映る施策が、大きい、何かドンという施策ではなくて、少しずつそういう積み重ねをして、昨年度、それから今年度、ぐっと伸びてきたのではないのかなと推測する段階です。ですけれども、猿払村も過去にホタテが採れなくなって、そこからずっと漁業の人口は減っていって、本当に大変な、暗いというか、住んでいる人はそんなに暗いとは思っていないのですけれど、ただ、ホタテの養殖に取り組む土壌というのができて、そこから皆さん方が努力をしていって、その重ねた結果が今にずっとつながっているのではないのかなと感じている一人です。ですから、今、村長さんもやっている施策を積み重ねていくことが非常に大事だと思います。また、新しい世代の人方の若い人、あるいは結婚する人方の意見を取り入れて、前向きに施策を積んでいくしかないのかなと考えております。ぜひ、村長さん、そういう施策を打ち出していただいて、私たちもそういうものに是々非々は申し上げるかもしれませんけれど、迷わないでひとつ、若い人方の声を聞いてあげていただきたいなと。つい2、3日前ですか、回覧板が来ました。そしたら、第2回目のフリーマーケットをやるそうですけれど、一般の人方から自発的な行動も村の中で起きているそうでございます。その運営の方針が売り上げの一部を寄附して公園遊具を取りそろえていただきたく村に寄附をするという趣旨だそうでございます。それも村長さん、先取りをして今年度もたくさん予算をつけていただいておりますけれど、公園遊具もそうですけれど、まだまだいろいろな要望の中にレパートリーがあるのではないのかなと。そういう面を取り入れながら取り組んでいただきたい。