猿払村議会 令和3年第2回定例会 2021年6月16日
牛乳と肉の館の改修について
2021年6月16日、猿払村議会の一般質問で、野村雅男議員が「牛乳と肉の館の改修について」質問し、村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章が答弁しました。
- 質問者
- 野村雅男 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 野村雅男
次に、2番目の牛乳と肉の館の改修についてです。これは、専決処分で、かなり緊急だったようでございます。ですけれど、緊急だったのは分かりますけれど、建設されてから相当数の年度が経っているということで、それなりに点検をしていた、あるいは改修が必要なところを改修しないで、そのまま放っておいてきた。悪く言えば。10年ちょっと前になると思いますけれども、スーパー公務員の方ですか、石川県羽咋市の方が来て村内で講演されて、あそこも視察をしていただいた。その結果、これと同じような施設で事業を始められて、今は有数の観光地、そして従業員さんも100人ぐらいの企業になっておりますよと。それを私たちも、確か議会で見させていただいたところが、三重県伊賀市のもくもくの里といいまして、木曜日になると事業をやっていると。地域の特産物を売りにして、愛知県あるいはその中京。三重県ですから、後は近畿圏。そして、東北大震災があってからは、原発等のそれで、関東方面からも、そういう安心安全な食材ということで求められることが多いというふうに聞いております。そこが、今と同じような場所であるという形ですけれども、そういう狙いもありまして、今の牛乳と肉の館は、ようやく伊藤村長もかなり力を入れられて事業展開をしてきて、今、ここ何年かで、ようやく黒字になってきたなという段階で、今後の展開も含めて、改修しただけでいいのか。次の事業展開、その辺のところも含めて、ご質問をさせていただきたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。牛乳と肉の館は、平成3年に建設して以降、平成22年に屋根塗装、外壁防水の処理。平成25年には一部内部の壁改修、トイレの洋式化、配管・暖房給湯設備の取り換えなどの改修を行ってまいりました。公共施設等総合管理計画に基づき、令和7年度に屋根の改修を予定しておりましたが、このたび、木下地の腐食により、施設側面の外壁アーチの部分の2か所が壁を支えることができず、その影響により、軒天も下がっている状況であることが分かりましたので、壁の落下の恐れのある危険な状況でした。これは、早急に対処する必要があるものと判断をさせていただいて、専決処分での対応とさせていただきました。私も、アーチの中のほうを見させてもらいましたけれども、もうほとんど、木が腐食をして支えきれないような状況なので、点検はしておりますけれども、やはりアーチの中まで、なかなか見るということが不可能な状況でございましたので、今回、こういう状況になっていたのだなというふうに、改めて反省もしなければなりませんけれども、よくこれで支えてきたなという印象も受けたところでございますけれども、そういう形の状況の中で、今後、令和7年度には、また改めて屋根の改修もさせていただきますし、今回、このような緊急事態の中で、専決処分ということでさせていただきました。ご理解のほど、よろしくお願いしたいというふうに思います。
質問 野村雅男
改修につきましては、今、村長さんが言われたとおり、これは、緊急的なことなので仕方ないと思いますけれど、今後、どのような形で展開をされていくのか。先ほども例を引っ張ったように、やっと今、牛乳と肉の館の事業もふるさと納税という形の中で、いろんな商品を確立して、全体として黒字になってきたというところでございます。ただ、いろいろな形で展開をしていかないと、事業自体がすぐに消滅してしまうと思うのですね。それで、せっかく建物を維持補修して、事業も現状維持のままでいいのかどうか。あるいはまた、平成3年ですから、もう30年、次の投資、次の事業展開をどうしていくのか。そういうところも、村長さんにもお答えを一つしていただきたいなと思います。
答弁 副村長 眞野智章
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいというふうに思います。野村議員さんのおっしゃるとおり、今、牛乳と肉の館の部分については、ふるさと納税の部分も含めて、ようやく黒字になってきたというところでございます。具体的に、今後の展開の部分につきましては、現在、ニュースでも出ましたけれども、イチゴの収穫が始まりましたので、現在、既に商品開発を一部試作するようにしているところでございます。これに合わせて、やはり将来の展望をどうするというところにつきましては、施設的には、まず、ハサップの関係がありますので、その辺をきちんと今年度中に整理をしたいというふうに思っています。その上で、どういうような製造の工程あるいは新商品の開発の部分に当たっていけばいいのかというところになると、その辺、施設をきちんと考えなければいけないというふうなときにきているというふうに思います。また製品の製造あるいは新商品の開発につきましては、現状で、今、いろんなものを考えておりますけれども、ほんとに施設の中で全部を作るのがいいのか。あるいは、材料だけ提供をしながら今後の展開をしていったほうがいいのか。その辺も含めて、今年度中に、きちんと結論を出していきたいなというふうに思っています。野村議員さんがおっしゃるとおり、この牛乳と肉の館、村民の方も実習の事業で楽しみにして使っているというところもありますので、現在、コロナ禍で休止はしておりますけれども、始まったときに、実習の部分についても、利用者にいろんな意見を今後聞いた中で、やはり施設の問題も、当然考えていかなければいけないというふうに思っております。いずれにしても、その辺を整理した中で、今後の展開を考えていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。
質問 野村雅男
3番目のその他の施設、用具等の改修・設置について。見てきた範囲で、まずトイレですね。パークゴルフ場のそばにあるトイレ、男子用トイレは洋式が一つ。それから女子用トイレも洋式が一つ。10年ぐらい前に、当時の産業課長補佐に、そういう旨の要望があったということをお伝えしたら、そこを一か所ずつ洋式に変えていただいたという経緯があります。その後、進展はしていない。たくさん人が集まったときは、女子用トイレは一か所では不足ではないかなと。それを、いつまでも見過ごしていていいのか。何もする考え方もないのか。やっぱり、ちょっと観光として見過ごせない部分ではないのかなと。もう一つ、ログハウスですね。ログハウスも入ってみようかなと思い、ドアに触ったら、鍵が外れました。また元に戻して付けておきました。歩いたら、ぎしっという音が鳴っています。ログハウスも、もうちょっときちんと手入れをしましたら、あのように腐食はしないのではないのかなというように思いますけれど。後、ほかのところをお話ししても何も進展がないので、その2点、どういうふうにお考えになっておられるのかをお聞きします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。さるふつ公園内にあります、既に閉館している農業資料館のほか、今、議員からご指摘のありました老朽化が進むパークゴルフ場側の公衆トイレ。それと、イベント広場内にあるログハウスがありますが、総合計画の実施計画や公共施設等総合管理計画において、まず農業資料館は除却対象とし、公衆トイレにつきましては、現施設の解体後に、パークゴルフ場スタートハウスに併設する計画としております。この計画につきましては、令和5年度を予定しております。またログハウスにつきましては、平成5年に、村内の有志の団体がログハウスの魅力を伝えるため、村の人材育成事業を活用して、建設後に、村へ寄贈をいただいたものであります。当初は、旧イベント広場に設置し、休憩所や観光まつりの控え室等として利用しており、その後は、牛乳と肉の館での製品の販売などに活用するなどをして、数年前に、現在のイベント広場へ移動したところですが、老朽化が著しく、今後の利用等については、当時の寄附者の方にもご相談をさせていただいておりますが、今後も引き続き相談をしながら、今後どうしていくかという部分について検討をしてまいりたいというふうに考えております。以上です。
質問 野村雅男
前段でお話しした子ども遊具の老朽化。牛乳と肉の館の老朽化。トイレも後2年ぐらい。ログハウスも計画がないということで、質問のしようがないですよね。4番目に、今後のさるふつ公園の全体像をどのようにつくり上げていくのかというところに行き着くのですけれど、例えば、トイレにしてもログハウスにしても、必要だから向こうへ移動していったわけですよね。使う目的があって。ですけれども、老朽化老朽化で、何か一斉の問題ですかね。公園全体をどうやっていくのか、さるふつ観光をどうやって築いていくのかという展望が何も見えない中、何も進んでいない。それが、私の実感です。こういうふうに断じましたら、ちょっと申し訳ないのですけれど、いずれにしても、どのような形で、今後、全体像をつくっていき、計画等をどのような形でやっていくのか。村長さんから短い言葉でもいいですから、お話を伺いたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。確かに、議員ご指摘のとおり、あそこの計画という部分については、平成8年度にさるふつ公園整備計画を作成した後、平成12年度に、さるふつ公園総合レクリエーション施設整備事業基本計画の再調査を行って以来、20年経過しております。この間に、老朽化が進み、除却や改修をしなければならない施設も多くありますが、施設の改修や機能向上に向けた整備を優先的に行うこととして、全体像については、観光協会とも協議・連携を図りつつ、村の総合計画ともリンクした形で、早急に進めてまいりたいというふうに考えております。
質問 野村雅男
もう一つ言わせていただければ、猿払村のシンボル、以前は乳牛感謝の碑ということで、いわゆるシンボルがあそこにおいてあったのですけれど、それも老朽化、解体。一方、水産のシンボルはあそこに1つ、貝殻の化石がありますよね。ですけれど、新しくすれば、ホタテの貝のモニュメントみたいなものも、テーマを作りながらやっていくのも1つの手ではないのかなと思いますし、どういう形で、来村される方々に、どのようなアピールをしていくのかというのが、非常に観光には大事な部分であると思いますし、それにつながる施設群が、もうおしなべて老朽化している。ですけれど、全体をどうしていくのかという計画が何もない。計画があれば、少しずつでもそういうふうにしていこうという気持ちがあればできていくと思うのですけれど、伊藤村長さんも、今、8年目ですよ。もう少し、強い気持ちを持ってやっていただきたいなと思います。次のふるさと納税について。ほんとにたくさんの全国の方々から、猿払村もここ数年来、ふるさと納税制度というのができてから、たくさんのご支援をいただいております。ほんとに全国からの皆さん方には、厚くお礼を申し上げるところでございます。ですけれど、特産品がある町村。この特産品のある町村が、うまく自分のところの特産品を全国に売り込んでいる結果であると。それが、ふるさと納税ではないかなと。和歌山県が全国一で何百億円ですが、ちょっといきすぎである。ですけれど、今、北海道内のトップが紋別市、次に根室市、白糠町。そして、稚内市でも昨年度20億円を超えた。枝幸町も、前年5億円か6億円くらい伸びた。しかし、猿払村は逆に1億円ぐらい、一昨年は4億円ですけれど、去年は3億円。1億円を割り込みました。関係者の皆さん方は、大変な努力をされてこられたのだと思いますが、割り込むというのは、そういう原因があって割り込んだのではないのかなと思います。指摘するのも実情が分からないですから、指摘することもできないのですけれど、結果を見れば割り込んでおりますよね。それに対して、今、村はどうして落ち込んだのか。どういうところに原因があったのか。やっぱり、それを1番に分析するべきではないのかなと。今、どのような考え方をされておりますか。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。令和2年度のふるさと納税に関する調査結果が国からまだ公表されていないため、正式な状況を押さえておりませんが、報道によると、議員がお示しになった自治体が、大きく寄附額を伸ばしているようでございます。本村において、寄附受領額が減少した理由は、主に2点あると分析しており、その1つは、通常のふるさと寄附金件数の減少であります。令和元年度と比較しますと、1044件。金額にして、3千万円ほどの減少となっております。返礼品に対するお得感があり、より魅力を感じる自治体へ寄附が流れた可能性もあると考えております。加えて、大口での寄附が減少したことも要因であります。こちらは、担当職員の様々なつながりやネットワークの中から、寄附者の方々が村の取り組みに注目をいただき、令和元年度には、延べ13名の方から、約1億600万円という大口でのご寄附をお寄せいただきましたが、令和2年度における大口扱いの寄附額は、総額で、3600万円にとどまり、この差額と前段で申し上げた通常分の減少が、全体的な寄附額の減少につながったものと分析しております。初期より、高額な寄附を見込みということにはなりませんが、村の取り組みに関心を持っていただけるような取り組みを、今後も継続していく必要があるというふうに考えております。
質問 野村雅男
令和2年度で、1044件。これで3千万円。それから、前年は13名で1億600万円。それが、令和2年度は、大口寄附が3600万円で、7千万円減少。合わせて1億円減少したということですね。もう結果ですから、覆すことはできません。ですけれど、今年、どういう方向でやっていくのか。今年は、どういう方法でやっていくのかということを、ほかに負けない返礼品率。あるいはまた、新たな商品といっても、そんなに簡単に出てくるわけではないですよね。よく、枝幸町さんとかの返礼品の一番多いものは、ホタテの玉冷なのだそうですよ。猿払も、一番はホタテの玉冷なのですけれど、ホタテの玉冷の返礼品でしたら、猿払のほうにもう少し流れてきていいのかなと思うのですけれど、その辺も、いろんなサイト、そういうのは枝幸町さんのほうが上手なのですかね。分かりませんけれど。その辺も含めて、今年度どういう方向性で、去年と違うところをお教えいただきたい。
答弁 村長 伊藤浩一
今の議員さんのご質問にお答えさせていただきます。今年度はどこに力を入れていくのかという部分でしょうと思います。本村では、寄附額の増加に向けた取り組みとして、これまで4つの項目を中心に取り組んでまいりました。まず1点目は、返礼品の充実であります。寄附額を伸ばしているほかの自治体では、返礼品の種類が多いことが傾向として挙げられ、議員さんが例として挙げた自治体では、紋別市が560種類、根室市が1970種類、白糠町が280種類、稚内市が920種類、枝幸町が217種類の返礼品が、ポータルサイトに掲載されております。本村も、開始当初は20種類ほどでしたが、現在は80種類ほどにまで増加させ、充実を図ってきております。2点目は、ポータルサイトの充実であります。平成29年度までは、一つのポータルサイトのみで受け付けをしていましたが、平成30年度には1サイト。令和元年度には6サイト。令和2年度には4サイトをそれぞれ追加して、現在は、合計12サイトでの受け付けを可能としております。3点目は、プロモーションの充実であります。昨年度に、猿払村ふるさと納税特設サイトを開設いたしましたが、先日、猿払村観光大使に就任いただいた世永聖奈さんにもご出演をいただき、返礼品の紹介や寄附が可能なポータルサイトを一目で見て分かるようにするなど、利便性の向上に努めております。また人気ユーチューバーとコラボした動画制作では、合計で200万回を超える再生数となり、ふるさと納税のみならず、猿払村全体の認知度の向上にも大きな効果をもたらしており、更に、今年度は、ふるさと納税特設サイトにおいて、直接寄附を申し込める機能を追加する予定としているほか、タレントを起用したユーチューブ広告など、新たな手法によるプロモーションも計画しております。最後に、4点目は、リピーターの獲得に向けた取り組みであります。既存寄附者との継続的なつながりを持つため、これまでもメールやはがき等を通じて、新たな返礼品など猿払村に関係する情報をお伝えしてまいりましたが、今後は、ふるさと寄附のみならず、猿払のファンになっていただけるような取り組みを企画していきたいと考えております。今年度の重点的な取り組みとしては、これまでの取り組み内容が主になりますが、特に、新たな寄附者の獲得を目指したプロモーションの強化をはじめ、施設園芸事業で収穫したイチゴを使用した新商品など、返礼品の充実、リピーターの確保に向けた既存寄附者とのコミュニケーションの充実などに、取り組んでまいりたいというふうに考えております。
質問 野村雅男
今、村長さんからいろいろと、今年度はこういう点を力点においてやるのだという表明がありました。特設サイトですか、それからユーチューバー、それからユーチューブ広告、リピーターですか。そういう方々に、繰り返し訴えていきたい。それとまた、イチゴを使った特産品の開発ということでございます。これらの仕事は本当に大変ですよね。山々であると思います。ですから、担当する人方も、相当神経を使いながら積極的にやられているのだなと。そういうのは、ほんとに私も敬意を表したいと思います。ですけれど、やはりなかなか同じところで全国と勝負するということは、非常に大変なことですよね。ポータルサイトですか、これも令和2年度には、12サイトに増やしているのですけれども、結果として件数も、それから大口寄附も減ってしまったという結果になったということですから、いろんな手を、今、ガンガンガンガンやっておかないと、ふるさと納税も年末が勝負のようでございますから、観光大使さんの世永聖奈さんですか、そういう方のお力も借りて、やっていきたいということでございますが、当然、猿払産のホタテは天然のホタテということで、ほんとは、日本全国で1番という形では有名であると思いますが、それに劣らないところも、あるいはいろんなPRのやり方で、猿払のホタテよりも、全国的にいえば枝幸町さんでも、数量的にはかなり出しているのではないかなと思いますよ。実際には、私は調査したわけでもありませんので、分かりませんけれども、いずれにしても、このふるさと納税にも、いろんな形で直結することであると思うのですよ。縁があるから、またふるさとサイトを見るという形になると思うのですよ。ですから、いろんなことが重なり合って、猿払村にふるさと感を感じて納税をされると。そして、お得なものが送られてくる。最後は、やっぱりそういうことではないですか。その辺を、ほんとに苦労されていると思いますけれど、一生懸命頑張ってやっていただきたいと思います。