猿払村議会 令和2年第1回定例会 2020年3月10日
公共施設の個別施設計画について
2020年3月10日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「公共施設の個別施設計画について」質問し、村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠、副村長 眞野智章、企画政策課長 阿部真人が答弁しました。
- 質問者
- 小山内浩一 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、総務課長 中山誠、副村長 眞野智章、企画政策課長 阿部真人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 小山内浩一
一般質問通告書に基づき、2項目5点について質問をさせていただきます。この議会の中でも、年に4回の定例会の中、非常に公共施設に関しての質問が多々あります。12月にも、同僚議員が生活改善センターについて。また過去何年間からは村営プールについて。またその前には、今、郷土資料館になった旧浜猿払小学校とあるのですが、その中で、また私も公共施設ということですが、今回に関しては、全体的なもの。また除却の計画について、重点的に質問をさせていただきたいと思います。まず1番目。猿払村では、平成28年12月に、猿払村公共施設等総合管理計画が策定されました。目的としては、公共施設のうち40%が既に建築や整備後30数年を経過し、老朽化が進行しております。インフラ施設、上水道や橋梁、道路などもの耐用年数を超えるものが多々あります。また維持管理が至急必要なものが多くなり、これからの人口減少の進行も考えられることから、現状での課題や問題点を整理し、長期的な視点に基づいて、除却や更新、統廃合などで財政負担の軽減、平準化を目指しながら、猿払村において適正な配置を実現するとあります。またその後、平成31年2月に個別施設計画が示され「施設保有量の適正化」「管理運営の効率化」「安全性の確保と長寿命化」という3つの柱を推進し、各部署や担当者しか把握できない状況から、施設情報を一元化し、共有して横断的にセクションを超えた施策を全庁的に推進することが必要とあります。この総合管理計画から約3年、また個別施設計画から1年が過ぎました。この計画の進捗状況、また変更点、結果についてお聞きします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまの小山内議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。まず1点目の計画の進捗状況でありますが、議員もおっしゃったとおり、公共施設等の管理適正のための3つの柱に基づき、説明をさせていただきたいというふうに思います。まず1つ目の「施設保有量の適正化」に関しましては、施設の縮小や統合などを推進するため、計画期間の10年間で、現状の施設保有量の8.9%程度の削減という目標数値を掲げており、計画期間の3年目に当たる、本年度までにおいては、施設総量に対し2.1%の削減となっております。2つ目の「管理運営の効率化」においては、平成30年度に延べ39の施設で実施した照明設備のLED化により、ランニングコストの縮減に努めているところであります。また3つ目の「安全性の確保と長寿命化」につきましては、教育委員会所管施設や公営住宅で個別に定めている長寿命化計画に基づき、既存ストックの超寿命化に努めているほか、職員住宅に関する個別管理計画についても、策定の準備を進めているところであります。本計画の推進体制につきましては、本部長に副村長、各課長職を本部員とする、猿払村公共施設等総合管理計画推進本部を設置し、計画の進捗管理を行うこととしておりますが、十分に開催できていない状況にあることから、施設カルテを基に、現状の課題や今後の運営方針に関する議論を深め、横断的な推進を図る必要があると考えております。策定時から計画内容の変更はなく、今後においても、これらの3つの柱を基本に、総合計画後期実施計画との整合性や財政負担の平準化を念頭に置き、公共施設の適正な管理に努めてまいりたいというふうに考えております。以上です。
質問 小山内浩一
今、村長から説明があった、副村長をトップとする推進本部が、各部署を超えた横断的なセクションを超えた施策を全庁的に推進することがある会議、というふうに理解しましたが、村長からも会議がなかなか開けないということもありました。実際、具体的に年に何回くらい開かれているのか。その回数及び中身、また個別の計画には、毎年計画を見直しております。2月に去年策定されたものですから、今、3月。今年、令和2年度に向けて、計画が見直されたと思っております。その計画の見直し等があれば、お教えいただければと思います。
答弁 総務課長 中山誠
お答えさせていただきたいと思います。村長の答弁でもありましたけれども、十分な開催できていないというところで、本年度については、開催が今のところ、できていない状況となっております。平成30年度は1回の開催ということでございまして、あと管理計画策定時の年度については、3回程度開催しているということでございます。
質問 小山内浩一
今、総務課長の答弁で、平成30年度1回、平成31年度が0回ということで、遅々として進まない現状が現れていると思います。村長、副村長、理事者とも公共施設の除却や適正な配置を軽く見ていると思いませんが、この場でも何度も議論になっている公共施設配置計画がそのくらいの回数が非常に少ない。これからの進むというふうが私たちには見えてこない。今年度、令和2年度に関しては、先ほど村長の執行方針の中でも、予算化にはされてませんが、共生型住宅の建設に向けて計画をしていきたい。年少者、児童や学童に向けての屋内型の遊具場施設も造っていきたい。また今回予算化されている施設園芸実験施設、それも公共施設になります。また院長公宅と。今年度、予算になっていないものなっているものも含めて、4件から5件の公共施設がこれから増えていく。増えていくのに対しては、計画がどんどんなっていくが、除却や縮小この適正配置というものについては、非常に遅れている印象が否めません。令和2年度に関しては、新設の計画もそうですが、この配置計画を随時、定期的に開催していただくシステムをつくって、年に何回ではなくて、2カ月に1回は開催する。3カ月に1回期毎に開催するというような計画を持って、セクションを超えた推進本部の開催を期待するところですが、その件に関して答弁願います。
答弁 副村長 眞野智章
ただいまのご質問に答弁をさせていただきます。まず最初に、本計画の推進について迅速に進められなかったことに対しましては、私としては、反省をしなければならないことというふうに考えております。改めて個別施設カルテの管理方針を基にして、事業年度、財源を検討した上で実施について平準化を基準として、各課横断的に作業を進めたいというふうに考えております。この件については、やはり行財政改革も含めて一体化として考えていきたいと思いますので、定例的な開催をしていきたいというふうにします。この部分について、公共施設については、何回も答弁をしておりますけども、平準化が必要だというふうに考えておりますので、改めて、財源も含めて、平準化をどう図るかというところを、資料を作成して、協議をしてまいりたいというふうに思いますので、もう少し時間をいただきたくお願い申し上げます。
質問 小山内浩一
副村長の答弁にあったように定期的な開催を望みます。また個別計画の中に、村民のニーズも盛り込んでという文言が入っています。村民のニーズも聞いたということがあるのかないのか。私の今までの話の中で、村民のニーズを聞いたという話は、聞いたことはございません。また私たち議会も取り巻きながら、その推進本部のサブの会議みたいなものもあってよろしいんじゃないかなと。庁内だけではなく、村民や議員、みんななるべく横断的な形で、この会議を推進していくということが必要だと考えます。次、2番目の質問に移ります。個別施設計画の中で除却方針とされている生活改善センター。これについては、同僚議員が12月の質問した件ですが、その後、また旧鬼志別中学校体育館、旧猿払小学校校舎・体育館、それと、さるふつ公園の農業資料館、鬼志別東町の旧重機車庫の除却の計画についてお聞きいたします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。本計画におきましては、除却施設として選定を行った施設は、老朽化が著しく維持修繕が困難である施設、あるいは既に用途廃止がされている施設であり、対象施設の除却予定年度につきましては、生活改善センターが令和9年度、旧鬼志別中学校体育館が令和7年度、旧猿払小学校が令和9年度、農業資料館が令和2年度、旧重機車庫が令和10年度となっております。まず、生活改善センターにつきましては、付近の村営住宅の除却を進めておりますが、近接する村営プールの除却を含めた、一体的な跡地利用計画の策定を目指し、令和3年度から始まる総合計画の後期実施計画の期間内において、具体的な方向を定めていきたいというふうに考えております。また令和2年度の除却となっている、さるふつ公園内の農業資料館につきましては、施設内部の展示物の多くを旧浜猿払小学校に移設しており、施設利用としては、既にその役割を終えておりますが、さるふつ公園のシンボリックである風雪の塔と併せ、観光客の撮影スポットとなっていることもあり、当面は、最低限の修繕をしながら維持を行うこととし、屋根の飛散など危険が生じる状況となった場合には、除却をせざるを得ないものと考えております。その他の施設につきましては、既に用途廃止となっており、必ずしも緊急度の高いものではありませんが、防犯面や防災面から危険建物の除却を進める必要があることから、計画どおり進めてまいりたいというふうに現在は考えております。
質問 小山内浩一
令和2年度解体予定の農業資料館。令和2年度、年が明ければ今年度ということですけれど、シンボリックな形で風車とともにということであると、屋根を直したなら、今年度は、観光シーズンを終えてからの解体ということでいいのかが1点。それと、令和9年度。いつも、この場でも話題になる生活改善センターですが、ただ除却の計画ということを村長が申しましたが、その他除却した後の計画等もまちづくりには、多大な影響を及ぼす施設だと考えております。その2点についてお答え願います。
答弁 企画政策課長 阿部真人
ただいまの質問についてお答えをさせていただきます。農業資料館については、昭和59年に建設されて、35年経っているということで、先ほど村長も答弁いたしましたが、風雪の塔の横にあるということで、シンボリックな写真スポットになっているということなんですが、今のところは、その間の状態を維持したまま、現状のまま置いておきたいと思っております。除却については、来年度ではなく、ちょっと様子を見ながら検討させていただきたいと思います。以上です。
答弁 副村長 眞野智章
私の方から生活改善センターの関係について、ご答弁させていただきたいと思います。生活改善センターところの部分については、やはり鬼志別地区でもあそこのところについては、プールもありますし、中心的な公共施設という位置づけがされているというふうに思います。その中で、今回の個別カルテの中で、きちんと財源も除却するにしても、今現在の財源も含めて、協議をしてまいらなければいけないというふうに思いますし、あそこに何が本当に村民のためにいいのか。施設あるいは複合的なものも含めて、検討していかなければいけないと思いますので、その辺、今の施設の個別計画を全部洗い出す形の中で、その中に総合計画の後期計画の中に入れ込みながら、検討してまいりたいというふうに思いますし、また議会の皆様にも、その辺の部分について、考えがあるのであれば、お示しをいただければありがたいなというふうに思います。以上です。
質問 小山内浩一
それでは、阿部企画政策課長から、今説明のあった農業資料館については、今年度除却予定ではあるけれど、様子を見ながらどのような形にするかということで、ただ、さるふつ公園の景観を考えると、不要な施設が長くあるというのは、非常に観光地としての美観を損ねるものと考えますので、先ほど村長が言ったように、屋根とかの飛散、維持管理だとか最低限のことはお金をかけなければならない。壊すものとしても、観光地ということを考えると、随時、課で管理していただき、除却方向に向かう施設ではありますが、維持管理を徹底していただきたいと思います。次、3番目の質問に移ります。2番までは除却方針の建物でしたが、今回は計画の中で、建て替え検討となっている施設でございます。今、個別施設計画の中で建て替え検討となっているのが火葬場。この場でもいろいろ議論が行われている村営プール、給食センターの計画の進捗状況について、お聞きしたいと思います。また特に給食センターについては、もう築40年を経過しており、他の施設と比べても、特異な施設だと考えられます。今現在の学校給食センターが、学校給食衛生管理基準を満たしていない建物と考えられます。猿払の子どもたちに安心安全な給食を提供する施設としては、非常に不安の大きい施設だと考えます。他の指摘も重要ではありますが、この給食センターに関しては、早急な対応・対処が必要と考えますが村長の考えをお聞きいたします。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。まず、火葬場につきましては、築40年経過しており、この間火葬炉や霊台車などの改修や修繕などを行いながら使用してまいりましたが、建物の老朽化が著しく、さらには遺族控室の設置の要望が多数呼び寄せられておりますことから、令和3年度から始まる第7次総合計画の後期実施計画期間内での改築を検討していきたいというふうに考えております。次に、村営プールと学校給食センターにつきましては、本年度策定した教育委員会所管施設に係る、個別施設計画の位置づけとなる、学校施設等長寿命化計画に今後の方向性を示しておりますが、村営プールは築48年が経過しており、築年数や老朽度合いが改修しての延命を難しいものとして、改築を基本として現在考えているところでございます。また議員ご指摘のとおり昭和54年建設の学校給食センターは、築40年が経過した施設であります。給食センターでは、衛生管理に十分な配慮を行い給食の調理を実施しているところでありますが、衛生管理基準を厳格に遵守するためには、大規模な改修でも難しいことから、こちらについても改築を基本として考えております。この計画においては、いずれの施設につきましても、令和5年度に建設工事の実施を予定しているところでありますが、他の大規模な事業と重ならないよう費用の平準化を念頭に考え、総合計画の後期実施計画の策定協議において、十分に議論してまいりたいというふうに考えております。以上です。
質問 小山内浩一
1項目で公共施設について質問させていただきました。計画や変更点、会議の内容。また除却の件、建て替えの件。今、聞いただけでも、非常に財政負担が大きいものばかり、ここ5年、10年の間にこの猿払村で施設を建設しなければならないというのが、昔からですが分かりました。また村長の言うとおり財政、予算の平準化をするためにも、やはり計画は非常に大事だと思います。計画しても見直しがされない計画、チェックされない、行われないという計画では、ここ何年間において、財政を非常に圧迫する。総合計画の中で、猿払村の公共施設も村民一人あたりの延べ床面積は、全国平均のたしか12倍ぐらいです。また都市部と比べて、こういう集落が点在していて、村民も少ないということで、面積が伸びてしまうのはしょうがないのですが、たしか小規模自治体と比べても、4倍から5倍の施設を持っている自治体だと思っています。何とか縮小や縮減をして、適正な配置を目指すことをお願いします。